ポップアップ式 キャンピングシェル の製作とガススプリングの取り付け メモ

2019年、いるかさんによる「DIYをめぐる冒険」チャンネルを見ていたところ、軽トラに乗せるキャンピングシェルを製作されていました。

動画1 10万円台で自作軽トラキャンピングカー①独自新工法!スタイロサンドイッチ工法で軽量化

面白そうなので、スチレンボードを買ってきて模型を作ろうと準備したところで、”そうだ、3Dプリンターのデータ作成に使っているフリーのCADで設計するのも面白い。”と方針を変更しました。

目的は、CADによる設計の通りに製作できるか?です。いるかさんと同じ木の枠組みにスタイロフォームをはめて、ベニヤ板でサンドイッチする工法で設計しました。CADだとミリ単位で設計ができて、組み合わせる際の不具合も事前に確認できます。

保管場所の高さ制限などの条件を考慮して、ポップアップ方式を採用しました。軽トラに乗せた際の様子です。走行時は天井を下げています。

図1 軽トラ キャンピングシェル走行時

次が車庫に保管する際の状態です。

図2 軽トラ キャンピングシェル保管時

建築用の単管パイプ脚にネジ状のジャッキベースを取り付けます。その下にパンクレスタイヤのキャスター?を取り付けます。これで、上げ下げとある程度の移動ができます。 続きを読む

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素領域理論 「空間とは?」の疑問を「素領域」に置き換えただけ

保江邦夫氏が 素領域理論 について、アイディアが出た時の話を語る動画がありました。

動画1 反重力で空中歩行!?宇宙の外側の秘密とは?天才物理学者 保江邦夫という男<独特な視点の客が集まるBARシーズン2#8>

保江邦夫氏による15:00~の話は、岡潔の講演録に出てきます。【10】数学上の発見より。

創造についても同じですが、創造、クリエーション。発明っていうことと結びついて、非常に創造と結びつく訳なんです。私、数学の研究をやりました。それで数学上の発見は1つの創造です。で、それについて申しますが、これは同じことですから。1912年に死んだフランスの大数学者にアンリー・ポアンカレーという人があります。この人がいろいろ本を書いてますが、そして訳されて岩波文庫に載ってますが、そのうちに「科学と方法」という本がある。

 その1章に数学上の発見というのがある。ポアンカレーはここで自分の数学上の発見を数々述べて、そうしてそのあとでこういってる。「数学上の発見は特徴、3つある。1つは一時にパッとわかってしまう、瞬間にわかってしまう。第2は理性的活動なしに起こったことは何時もない。しかし、その時期は随分ずれる。それも1年とか1年半とか経ってからのことが多い。

 第3は結果が理性の予想の範疇の中にあったことはない、理性の予想通りであったことはほとんどない、大抵は予想とは違う。この3つの特徴を備えているが、これは如何なる知力の働きによるのか、誠に不思議である」と、そう書いている。

 それで、この問題はヨーロッパの文化の核心に触れた問題ですから、それでフランス心理学会が早速これを取り上げて問題にして、当時の世界の大数学者に、「あなたはどんな風にして数学上の発見をしておられますか」と問い合わせた。その返辞の大部分はポアンカレーがいった通りだった。

発見と創造仕組み実践については、過去に度々取り上げましたので割愛します。発見は、特殊な才能などではありません。 サイト内を「弛緩と関心」で検索ください。

 

本題です。保江邦夫氏の方程式は、素領域理論に付いてとのことです。ネット辞典によれば、次のように書かれています。 続きを読む

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論理の限界 (外のない内)

恐らく、ほとんどの人々は、 論理的思考に無条件で意味価値を認めているように思います。そんな論理には限界がある。 論理の限界 についてのお話です。この限界を”外のない内”と言います。この記事は、これまでの考察のまとめです。

 

物理学者が目指す宇宙論の幾つかは、彼らの頭脳にあるのであって、宇宙そのものではありません。

相対性理論

これまでに示したとおり、相対性理論は循環理論です。

図1 古代インドの宇宙観に相対性理論の循環を重ねた図

岡潔が言った通り、時間・空間は、簡単な模型であって、自然そのものではありません

  • 運動→時間→光速度(不変)→時間・空間

光速度がわかるためには、その前に時間がわかっていなければなりません。時間は運動から作ります。運動は空間という入れ物(模型)の中にあります。

すると理論の全体は循環であることがわかります。この循環を光速度不変として断ち切り、一定の結論を得たのが相対性理論でした。 続きを読む

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この ブログの目的

2010年に研究を初めて、2011年11月より考察の過程と結果をブログに書き始めました。

当初は、弧電磁気論としていましたので、kodenjiki.comというドメイン名でした。研究が進むにつれて、研究対象が電磁気現象より遙かに大きいことに気づいて、現在のarktheory.comに変えました。以来、かなり研究は進んで、進捗率は80%を超えたように思います。

あまり感想を書かないようにしてきましたけれど、 今回は、 ブログの目的 について思うところを書きます。間違いや勘違いがあれば、ご指摘ください。

 

現在の文明は、西洋に発します。その根幹に経済(経世済民)があります。この経済が発展する、人々が豊かになるというのが至上命題なのだろうと思っています。そのために金融があるとの認識です。しかし、実際は滅茶苦茶に極端な格差がある訳です。

動画1 伊藤貫×吉野敏明対談 米国トップ1%に集中する富 日本が目指すべき中立主義とは

 

管理人が素晴らしいと感じる伊藤貫氏、三橋貴明氏や、中野剛志氏、藤原直哉氏のいずれも、人々が豊かになるという目的のたにめあるはずの「金融システム、経済の仕組みが適切ではない。最適ではない。」との認識はされていないようです。

これまでに書いてきたように、この文明には幾つもの欠陥があって、自滅は避けられません。そこで気づいたのは、「問題点を洗い出した上で、修正し、新たな目的と方法(科学)を提示できないか、そして、自滅を何とか避けられないか。」と考えるようになってきたことです。現在は、これが ブログの目的 となっています。

一部の評論家や経済アナリストの方たちは、文明の行き詰まり(底劣化)を指摘しています。しかし、それは現状の指摘に過ぎません。その原因が何なのかを話すに至っていません続きを読む

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物質科学 アイディアメモ(フリーエネルギー)

これまでに、ミクサタカラ(タマ・カガミ・ツルギ)のうち、タマ:精神科学とカガミ:弧理論による社会科学の概要はわかっています。タマとカガミへの理解が深まってきたようで、ツルギ: 物質科学 の基本的な点について、アイディアが出てくるようになりましたので、メモします。

  1. 運動は6種類ある。
  2. スウィングバイ

自然が映像ならば、基本粒子(陽子・中性子・電子)は、6つの実体の投影による映像だと考えられます。

図1 基軸上(旧E軸)にある実体は6種類

これまでに、単極モーターの実験を通じて、「区別は付かない加速度には種類がある」と考えてきました。物理学において、という表現は正しくは「加速度がある」と言います。

例えば、鉄片を引きつける磁石を考えます。これは、磁力です。

gif1

鉄片には重力が働いています。磁力Aを持つ磁石は、重力Bに逆らって、鉄片を引きつけています。つまり、力は合成できるということです。合成できるためには、AとBが同じ性質を持っている必要があります。つまり、A=Bです。すると磁力=重力ということになります。これはです。 続きを読む

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抽象化 の果て →底劣化、意味不明、混乱、錯乱、倒錯、自滅

先般、人類は過度な 抽象化 によって滅びると書きました。

このような考えに至った切っ掛けはある科学者の言葉からでした。

たとえば地球の科学者は電子が粒子で、波動性の二重性をもつものと定義せざるを得ない状態にある。彼らは電子は確率波をもつ粒子だということによってこれを正当化させようとしている。これは心で描くことのできない状態であって、そのために進歩の唯一の方法として抽象的な数学に頼らねばならなくなる。

正しく眺めれば、基本的な真理は常に簡単で理解が容易なのだ。

この言葉は、量子力学の問題点を指摘したのですが、同時に次のような意味を含んでいると感じました。

  • 自然科学するに、数学は必要だが、過度に抽象化するのは問題だ。何故ならば、心に描けないのは、致命的だからだ。

 

ある科学者は、自然科学は複雑になりすぎていて、全体を見渡すことができないと指摘しています。正しく眺めれば、そんな複雑な数学に頼らなくても、多くの人が理解できると解いているとわかりました。

 

それで、調べてみたら、優秀な数学者の幾人かは精神を病んだことがわかりました。それで、次の記事を書きました。

この頃、彼ら数学者が心を病む理由が明確にはわかりませんでした。どうも、統合失調になるようだとはわかりました。その後、2つある心乖離するのが原因だと気づきました。

では、なぜ乖離するのかが問題です。それで気づいたのが言葉の性質(本質)です。 続きを読む

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資本主義 が機能しなくなってきた理由

今や、世界の人口の1%、あるいは0.1%の人たちが、世界の富のおよそ半分を独占している状態にあります。その格差は天文学的となっており、その結果、 資本主義 は段々と機能しなくなってきました

写真1 世界の超富裕層1%、資産の37%独占 コロナで格差拡大

注)本記事は、自然科学の問題点について考察してきた結果の延長上にあります。自然科学の問題点について、過去記事は100件ほどあります。2つだけ挙げます。

 

このままでは、人類は滅びます。問題の一つは、人々があらゆる出来事の抽象化に何の問題意識も持っていないことです。優秀とされる人ほど、物事を抽象化して考えるに戸惑いがありません

この過度な抽象化を屁理屈(理論)と言います。 続きを読む

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お金中毒 と屁理屈(抽象とは おさらい)

弧理論による社会科学は、3つの科学の内の一つです。

図1 3つの科学

弧理論による社会科学の仕組みはごく簡単なのですが、説明は難しいです。従前は、次のような図で説明してきました。

図2 物と事の関係

社会にあるありとあらゆる物事を横軸に当てはめると、具体と抽象に分けられます。事の複雑さに限りはありません。これには数学等を含みます。社会は教育から科学、金融などを含めて、すべてが抽象化しつつあり、これを絶対的な”善”としています。これが間違いであると説明してきましたが、なかなかご理解頂けないで苦心してきました。

 

そもそも、物と事の関係は次図によります。

図3 弧理論による物と事(運動)の関係

  • 物と事は一つの実体の異なる面に過ぎない。
  • 物と事は互いに規定し合う繰り返しであり、循環である。

わかるには、順序があります。これは、ヒトが持つ心の働きです。 続きを読む

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カミ の仕組みと働き(おさらい)

2016年頃にヲシテ文献にある「 カミ 」を知りました。以来、 カミ の仕組みについて考察してきました。カミの仕組みについての過去記事は67件あります。

注意:漢字で「人、人間、魂、神」などと書くとまったく意味が通じません。ここで言うヲシテ文献にあるカミと漢字の一神教的な神しんGOD(超自然的で超越的な、人格を持った存在)とまったく異なります。

 

  •  カミ =「つながり、もたらし生じさせる」という仕組みと働き
  • このカミにフトマニ図の中央にあるを組み合わせる。
  • カミ=「アつながりもたらし、ウよりヒト生じさせる。」
  • ただし、ヒトノモノ

 

ここで、”働き“があります。それは”もたらし“と”生じさせる“という働きです。それで、よりヒトが生じさせられます。「ヒトハノモノ」だからヒトに”働き”が備わる訳です。つまり、すべての起源はにあります

ここから、ヒトとは何かです。 続きを読む

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無敵の人 「グルグル思考」からの飛躍

興味深い動画がありましたのでメモします。

動画1 【秋葉原通り魔、池田小事件、京アニ放火】 無敵の人 にどうやって接すればいいの?精神科医の芳賀先生が教えてくれた

この動画で、 無敵の人 について語っています。

精神科医の芳賀先生は、「人って自分だけで考えていると思考ってグルグル思考というのになってくる。同じことをグルグル考える」と言います。「同じことをグルグル考えていると、どっかで飛躍する」とのこと。そして、何度か飛躍することによって、凶悪事件を起こすことがあると言います。

  • グルグル思考 →飛躍 →グルグル思考 →飛躍

この飛躍を天恵と捉える人がいるのとことです。そして、現代において、無敵の人ができてくる原因は、核家族化から始まっていると言います。地域コミュニティの崩壊を経て社会が崩れた結果であるようです。

 

これまでに、言葉は(物と事の)繰り返しであり循環だと強調してきました。過去記事に”繰り返し”を含む記事は198件、”循環”を含む記事は261件あります。幾つか挙げます。

まとめると、人は物事を言葉でわかっているのではないのです。

  • 岡潔「情的にわかるというのがなければ、一切は存在しない。

最初に「情的にわかる」というのがあって、その上に「言葉でわかる」と「意識してわかる」が載っているのです。だから、病的にグルグル思考があるのです。 続きを読む

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