ファラデーが発見した単極モーターに生じる力の作用と反作用について調べた実験の結果、「接するとは何か」について、深く考えるようになりました。以来、かなりの数の記事を書きました。次いで、最近は 熱 について考えています。
接するとは何か
- 2014年11月28日 「接する」ということ
- 2015年6月15日 接触 : 「接する」とは何か?接点で何が起きているのか?
- 2019年2月12日 遠隔作用と 近接作用 接するとは?
- 2019年10月7日 映像における「 接する 」ということ
- 2022年1月28日 ” 接する ”状態がイメージできないことは、何を意味するのか? 心の仕組みと働きについて
結果、自然が映像ならば、近接作用はあり得なくて、遠隔作用で説明するしかないという結論に達しました。自然(M軸)での物と事(運動P)のすべての原因は、別の次元軸(基軸)にあるということです。
考えてみれば、ある科学者は多くのヒントを残しています。
熱が伝わるとは?
そして、最近考えるのは、熱はどのように伝わるのだろうか、あるいは熱とは何かという疑問です。「接するとは何か。熱が伝わるとは何か。」について、疑問に思う人はいません。何故なら現代において、熱の問題は熱力学として、解決済みだとされているからです。学生の頃を思い出して、探したリンク。
図1 出展:熱力学第一法則
どうもにつながらない
ところが、小さな領域での現象を考える量子力学の世界とは、どうもつながりが悪いようで、マクロとミクロの領域を扱うそれぞれの分野が頭の中でつながらないのです。その原因が幾つかあると考えます。
- 自然をそのまま記述すること
- 知識全体を物と事に区別なく(混同して)記述すること
科学者Aの考える自然を科学した成果と科学者Bの考える自然を科学した成果を寄せ集めたのが自然科学です。【1】このままでは人類は滅びるより。
今は間違った思想の洪水です。世界は間違った思想の洪水です。これから逃れなければ人類は滅びてしまう。
で、その為に思想の間違いの根本はどこにあるか、それを調べましょう。
一番怪しいと思えるのは自然科学です。それで自然科学から調べます。大体、自然科学というものは、自然とはどういうものかということを言わないで、自然というのはわかり切っていると一人決めにしている。そして、これについて科学した結果を集めたものです。
だから、かようなものは学問とはいえません。これは単なる思想です。
不思議なことがあります。ある科学者はこう言います。
たとえば地球の科学者は電子が粒子で、波動性の二重性をもつものと定義せざるを得ない状態にある。彼らは電子は確率波をもつ粒子だということによってこれを正当化させようとしている。これは心で描くことのできない状態であって、そのために進歩の唯一の方法として抽象的な数学に頼らねばならなくなる。
科学者は、ミクロの物性として「物は粒子であり、確率的に現れる波でもある」としました。なのに挙動は、近接作用として記述されています。同時に重力を波として観測しています。(重力波とその観測の歴史)さらに、ミクロの物性にマクロの考え方を持ってきています。(プランクの長さ、プランクの時間、プランクの質量) 続きを読む
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