自然科学 に代わる新しい科学の最低要件 ”物を量り事を質す”

自然科学に代わる新しい文明の基礎となり得る科学の最低要件を示します。(長くて申し訳ないです。)

その前に管理人が自然科学の問題点を追求する切っ掛けとなったある科学者の言葉を列挙します。

科学知識を求める人間は木に登るアリのようなものだ。自分では上方へ動いていることがわかっていても、その視野は狭すぎて幹全体を見通せない。そのために幹を離れていることに気づかないで下方の枝の方へ移動するかもしれない。いっときは万事がうまゆく。自分ではまだ上方へ登れるし、進歩という果実を少し摘み取ることもできる。だがその枝が急に無数の小枝に分かれていろいろな方向に葉が散らばっているために本人はまごつき始める

そして基本的法則は今や分かれ始めて反対の方向に散らばり始めていることに気づく。すると科学者は心によって受け入れられる 知識の限界 に近づいていることや、あらゆる物理的な法則は究極的には全く統計的なものになるという結論に達する。

自然科学は木の枝に例えられ、その発達は”確率”に行き着いたわけです。

図1

君たちの科学は一本の低い枝を知識という全体の樹木に変えていて、そのために科学がひどく複雑になっているんだ。そこでこの科学が実用面で応用されると、できあがった装置は手が出ないほどに複雑になるんだ。

君たちにとって最も必要なのは、自然の基本法則または事実がまったくかんたんだということを発見することだ。

研究の結果わかってきたのは次です。 続きを読む

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力は合成できる  物理学の問題点

学校で習ったとおり、は合成できます。速度も合成できます。これが運動の相対性です。加速度も合成できます。それで、前回の記事の通り、重力と遠心力は合成できます。重力の加速度と遠心力の加速度も合成(差し引き)できます。

 

図1 出展:力・速度の合成と分解(ベクトル合成と分解)

 

例えば、ロケットの打ち上げに際して、ロケットは重力の加速度(9.8m/m)に抗して、それ以上の加速度で上昇します。

図2 出展:人工衛星を打ち上げるためのロケットは、1段目、2段目、…と分かれている。なぜだろうか?

地球の自転方向へ向きを変えつつ、軌道に乗ります。すべて力、速度、加速度が合成できるからです。

しかし、合成できるからといって、重力は遠心力ですか?いいえ違います。何かが変です。変な言い方ですけれど、ロケットの打ち上げで言えば、ロケットを地球の周囲を回しています。「回る」ではなくて、必ず回す必要があります

どうも、遠心力は「回す」であり、地球の重力は「回る」に対応するのではないかと考えます。同じ加速度で区別はつきませんが、種類が違うのではないかと。

 

回る回すは違う現象ではないかと考えた切っ掛けは、電磁誘導と単極誘導の力学的な実験からでした。2013年2014年頃に電磁誘導の実験と主に水銀を使った単極誘導モーターの実験を行い、電磁気現象による作用と反作用は何処と何処に働くかを調べました。(参考:実験等の動画一覧

gif1 電磁誘導は、往復運動→交番電流だから、回転運動に変換した方が利用しやすい

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映画 インターステラー について

SF映画 インターステラー (吹替版)を観ての感想です。

動画1

この映画の解説は、「【ネタバレ解説】映画『インターステラー』に隠されたテーマとラストの意味」にあります。

この映画には当サイトでよく使う言葉が出てきます。

  • 重力 相対性理論 量子力学 時間 空間 4次元 5次元  ワームホール ブラックホール

この映画では相対性理論と量子力学を統一できなかったという話が出てきます。そして、一度だけ”自身を呼び出す”「再帰」という言葉が出てきました。面白いことに物語の流れで、時間を超えてループ(循環)が出てきます。このようなループを持つ映画はいくつか見られます。

そして、この映画の構想段階から理論物理学者のキップ・ソーンが関わっていたと言います。

面白いのは、再帰やループというのは、今に始まったことではありません古代インドの宇宙観や量ではない時間をパラーメータとして自然科学全体がループになっているのです。 続きを読む

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唯物主義 と 共産主義 はつながるか

数学者の岡潔は、唯物主義について次にように述べました。【3】西洋の唯物主義より。

西洋人は五感でわからないものは無いとしか思えない。これが唯物主義です。

もう一つ自然科学の大事な考え方として還元主義があります。

  • ”わかる”の語源はわけるわけることによりわかるとするのが還元主義

わける相手は常にブラックボックスです。どこまでもブラックボックスです。

図1 わけることによりわかるとするのが還元主義

これまでに調べたところでは、言葉の要素である音素自体が、それ自身意味を持たないブラックボックスです。ですから、音素に意味を持たせるためには、音素を組み合わせるしかありません。

言葉は音素を組み合わせることによって、互いに規定し合って成り立つようにした循環でありネットワークであり、外のない内です。よく説明に使う”匙とスプーン”の図をあげておきます。

図2 辞書を調べても、際限なく堂々巡り(循環・ネットワーク、かつ外のない内)

 

還元主義の限界は見えました。もう一つの唯物主義について考えます。参考の過去記事。

唯物主義について調べると時折、共産主義という言葉が出てきます。これがわからない。なぜ、唯物主義と 共産主義 はつながるのか意味がわかりませんでした。

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外のない内  岡潔 はなぜ”無意識”という言葉を使わなかったのか?

岡潔 は、人に心が2つあることを説明する際におおよそ次のように述べました。

  1. 第1の心・・・・理解、物の理。還元主義と唯物主義による。わかり方=意識を通し言葉で言える。
  2. 第2の心・・・・情の働きにより、直にその趣がわかる。わかり方=意識を通さず言葉で言えない。

ただし、還元主義について。わかるの語源はわけるわけることによりわかるとする考え方です。また、唯物主義について。人の肉体に備わった五感わからないものはないとしか思えないという考え方です。

で、大方の人が””と思う部分は「意識を通す、通さない」という言葉でしょう。意識のない状態は無意識ですから、「通さない」というのは”無意識を指しているのだろう”と軽く考えるかと思います。しかし、 岡潔 は次のように述べていて、唯物主義と関係があります。【1】2つの心より抜粋です。

人には、ここから何時も言わなきゃ仕方ない、心が2つある。心理学が対象としている心を第1の心ということにします

  ー略ー

この心はわたくしというものを入れなければ金輪際動かん心です。その代り、一旦、私というものを入れたら、「私は悲しい、私は嬉しい、私は愛する、私は憎む、私は意欲する」と、丸で笑いカワセミのようにうるさい。

それから、この心のわかり方は意識を通さなければ決してわからない。それから、ここまで来ればもう心理学は知らないんだけど、この心は物質的自然界の全部を覆うている。しかし、それより外へは決して出てない。物質的自然界というのは、自然科学者が研究の対象としている自然です。

下線は管理人による。第1の心は、物質的自然の全部を覆っているが、それより外へは決して出ていないと言います。一見、文意に自己矛盾があるように感じますが違います。

唯物主義は、”五感でわからないものはないとしか思えない”というものでした。また、物質的自然については、次にあります。【3】五感でわかるものより。 続きを読む

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自然科学 に”わかった感”がないのはなぜか?

かなり以前から、自然科学はどこか胡散臭いと感じてきました。いろいろ調べた結果、近頃では「自然科学にわかった感がない」と思うようになりました。その理由についてメモします。サイト内の記事を”胡散臭い”という語句を使った記事をみると18件ありました。その内のいくつかです。

これまでの調査で、現代へつながる物理学の直接の分岐点は、電磁気学成立過程の頃に遡ることがわかっています。

図1 今日、教科書に採用される電磁気学はルードヴィッヒ・ローレンツによる

大学の教科書は、マクスウェルの原方程式群を2回改編されたものです。その間にファラデーが発見した単極誘導の現象が限りなく小さく表現されています。

遡って調べていく過程で、岡潔ヲシテ文献にたどり着き、そこから自然科学に問題があること、そして、自然科学に基礎となる部分が抜け落ちていることがわかりました。抜け落ちた部分について、再掲はしませんが、自然科学は何かバラバラで何処か胡散臭かったです。肝心な部分だけ書きます。

  1. 人の「わかる」には、2つあり、人は言葉でわかっているのではありません。2021年12月6日 場の量子論 は行き止まりである
  2.  言葉は、互いに規定し合って成り立つ循環・ネットワークであり、外のない内です。2021年12月13日 言葉 の本質 物理学での側面

自然科学は還元主義と唯物主義で成り立っています。

  • 還元主義 わかるの語源はわける。わけることによりわかると思っている。
  • 唯物主義 五感でわからないものはないとしか思えない

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自然科学 の理論体系は発散する

自然科学 の問題点について、多くを考えてきました。その結果、時間・空間というモデルにいろいろな問題があることがわかってきました。そして、 自然科学 の理論体系は破綻ではなくて、発散するらしいことがわかりました。

その例が、先日の記事、2021年12月6日「場の量子論 は行き止まりである」に示した「その領域の専門家にしかわからない理論であるひも理論の26次元とか10次元」です。参考『理論で「ひも」解く宇宙』 つまり、理論の行き着く先は破綻ではなくて、その先にあるのは理論の発散だと言うことです。

参考記事

前回の記事で示したように、AとBの関係がA’とB’という似たような関係に置き換わって、少しも問題の解決につながることなく、さらに複雑さを増していき、ついには理論探求を諦めざるを得ない状況に追い込まれると考えられます。つまりは、 自然科学 の全体を把握する人は居らず、理論の全部が抽象へ向かうということです。

理論物理学者たちが数学を含む言葉の本質を知らないからであって、引き返すべきことに気づくことができないのかと思います。まずもって、人には心が2つあることを知るべきです。

 

ところで、ひも理論(超弦理論)と弧理論は、どういう訳か字面が似てます。また、E軸上にある実体の数(6または12種考えられます。)はクオークの数に等しいです。

弦と弧・・・・似てますw でも英語ではstring と Ark で似てないです。

 

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言葉 の本質 物理学での側面

ずっと心とは何かについて、岡潔の言葉から探る内に、 言葉 の本質について考えるようになりました。岡潔の言う2つの心わかり方についてです。

  1. 第1の心・・・・物の理ことわり、理解、わかるの語源はわける(還元主義)相手は常にブラックボックス わかり方:意識を通し言葉で言える
  2. 第2の心・・・・何となくその趣おもむきが直じかにわかる わかり方:意識を通さず言葉で言えない

自然科学の内、物理学者は還元主義である第1の心しか知りません。彼らは、すべてが数学を含む言葉で言えると思っています。

ところが、人は言葉でわかっているのではありません。言葉は互いに規定し合って成り立つ循環でありネットワーク、かつ外のない内です。研究の対象(宇宙や素なる粒子等)は、どこまで行ってもブラックボックスです。 次は幾度も引き合いに出す図です。

図1 物理学者による「物とは何か」がどこまでも続く

物理学者たちが200年以上かかって、行き着いたのが場の量子論です。場と量子は、互いに規定し合って成り立つ循環でしかありません。それは匙とスプーンの関係に同等です。注:第1の心の特性です。この特性は決して変わりません。

 

ところで、過去記事に次があります。

元の記事は、筑波大学による2017年9月6日の記事「ファインマンも解けなかった問題を解明 ~ファラデーの電磁誘導の法則とローレンツ力はなぜ同じ起電力を与えるのか~」にあります。その概要は、国立大学法人筑波大学 計算科学研究センター小泉裕康准教授についてのpdf「ファインマンも解けなかった問題を解明 ~ファラデーの電磁誘導の法則とローレンツ力はなぜ同じ起電力を与えるのか~」にあります。

当該pdfが指摘する電磁気学に関する根本的な疑問点は次です。

  • 磁場を横切る導線に生じる誘導起電力が「ファラデーの電磁誘導の法則」と「ローレンツ力」という2つの本質的に異なる方法で求めることができるのはなぜか。

例えば、「ある時点で起電力が○○ボルトあったとすると、その○○ボルトの内、どれだけが電磁誘導によるのか、それともローレンツ力によるものかの判別ができない」ということです。このような例は、他に見られないとしています。

小泉准教授は、電子の運動を量子力学的な波動関数で記述すると同時に、電磁場をゲージ場とし、電場、磁場の代わりにゲージポテンシャルを用いることにより、この問題を解いたとします。小泉氏は「電子の運動→波動関数」に、電磁場→ゲージ場(ゲージポテンシャル)」に置き換える手法を用いたようです。

で、論文の成果、要点を抜き出しますと、2点に絞られます。

  1. 位相因子が、1つの見方では電子の導線に沿った方向のローレンツ力による並進運動を表す。
  2. もう1つの見方では電場を生む時間依存したゲージポテンシャルと見なせる

2つの見方は「電子の量子状態を表す波動関数の位相因子の2重性により繋がっていた」と結論づけています。

管理人は、ゲージ場がどのようなものかわかっていません。しかし、問題はゲージ場にあるのではなく、電磁気学での「2つの本質的に異なる方法で結果が一致する」という問題点が上記の「2つの見方に置き換わる」という点です。

冒頭に戻って鑑みるに、匙とスプーンの関係が場と量子の関係に置き換えても本質は変わっていなかったのと同様に、電磁気学での疑問が量子力学ゲージ場に置き換わっただけであって、本質的な解決になっていないように見えます。きっちりスッキリ納得した感がありません。

このような疑問を冒頭の2017年9月9日および2018年1月8日の記事の時点で書きました。その頃はまだ、言葉という道具の本質に明確に気づいていませんでしたが、それでも電磁気学での疑問を量子力学とゲージ場に置き換えたところで、電磁気学が持つ2つの関係が「2つの見方に置き換わる」という様子を変えただけで2つの関係のままだと感じていました。実のところ何も解決していません。

科学者たちが言葉の本質に気づくまで、自然科学の手法を如何に深めようとも解決に至らないと感じます。「このような関係がいつまでも続く」という例は他にもありそうです。

参考に弧理論での考え方を過去記事からあげます。

 

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”支援を受けている”というのは” 他力 ”ではないか?

仏教の 他力 については、何度か記事を書きました。ところで、2010年より研究を始めてから、どこの誰だかわからないものの、「支援を受けている」と感じてきました。このお話は家族にのみ話していました。ここへ来て、この支援他力 ではないかと思うようになりました。

というのは、数学者岡潔が言った言葉から、自身の経験と 他力 は同じだろうと思ったからです。【7】創造のメカニズムより。

行為だけに付いて云いましたが、内面的なものについても同じ事です。例えば私本を書いている。本を書こうと思って原稿を書きます。その時、大体こんな事を書こうと思って書き始める。そうすると文章になって現われる。それを良く読んでみて、そしてその時始めて、自分は、こう云う事を書いたのかと分る。

俳優の台詞のように、始めから用意していって、その通り人の話しを、台詞を用意して行ってするのではなく、人が本を書くのは書く前から分っているのではなく、書いて了ってから読み合わしてみて分る。

で、これも何処まで自分がしているのか、何処までして貰っているのか、どこからしているのかはっきり区別はつかない。はっきり自分がしているんだと云えることは、この、一旦、文章になったのを読み直してみる、この時は意識を通して読みます。

そしてこれで良いんだと思ったり、ここは直さなければいけないと思ったりする。その辺まで来ればもうはっきり自分がしてるんですが、何もないものが文章に現われていくところは、一体どこまで自分がしているのか、どこまでを造化がして呉れているのか丸で境目がない

下線は管理人による。岡潔の言葉は個人的な経験です。管理人の経験について、かねてより他人に話すようなものではないと考えてきました。しかし、岡潔の話を読んで、創造の過程は個人的であっても記事にすべきと思えたのです。

創造の過程は次の通りです。 続きを読む

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科学 の発達には、しっかりした”言葉”が必要

現代文明の基礎は自然 科学 です。これまでの考察によって、自然 科学 の問題点がわかってきました。自然科学は西洋に起源をもちます。対応する言葉は(一応)英語です。英語の元となるアルファベットの起源はエジプトの文字にあるとの説があります。(アルファベットの起源について) また、アルファベットの「A」について言えば、ギリシャ文字、ローマ字のアルファであり、元は「牛」から来ているとのことです。

図1 出展:英語のアルファベット、その“深すぎる”ルーツ 語源で驚く英語の世界

これまでに指摘した通り自然科学の最大の問題点は、の区別が明確でないという点です。

 

岡潔は「自然数の1は決してわからない」と言いましたけれど、””とは何かを次のように言いました。解説は省略。サイト内を「自然数」で検索ください。

  • 数は(物の)量のかげ・・・・岡潔
  • 数は事の質のかげ  ・・・・管理人

上の岡潔が言った”数”について、括弧にて補足しました。2行目については、岡潔が言いもらした”数”です。人の感覚でわかるのはです。物の数のほかに、事による”数”があります。それが「数は事の質のかげ」です。

都合、人の感覚でわかる物や事を言葉にするには、二種類の数を明確にわけて用いるべきだということになります。勿論、言葉には数学を含みます。 その上で、科学の基礎とすべきだということです。ところが、自然科学では物と事にかかる”数”の扱いは全部一緒です。

動画1

物の重さ大きさにかかる”量を示す数”と時間や速度、あるいは加速度などにかかる”質を示す数”は明確にわけて考えるべきです。統計力学、熱力学を考えればわかるように熱や圧力も”質を示す数”です。周波数なども”事”です。

このような自然科学に問題があるから、熱力学的エントロピーと情報エントロピーの数式が同じであるということが、偶然なのか同じなのかの判断がつかないのです。(参考:情報エントロピー


動画2

 

最近、管理人は上記のことを鑑みるに、物理学の基本となる「物質」あるいは「質量」といった和製漢語に違和感を覚えるようになりました。先人たちが西洋の文化を取り入れる際に四苦八苦して翻訳したのはわかりますが、”matter”や”mass”をの”量と質”を混ぜこぜにしたのはどうにも変です。

弧理論においては、自然は別の次元軸(E軸)からの投影による映像(M軸)であるとい前提があります。

  • 物と事は一つの実体の異なる面
  • 物のと事である運動は、一つの実体の異なる面に過ぎない

情報にかかる”数”は、事の質である運動にかかる同じ”事”です。情報理論について考える際に、どなたもほぼ抜け落ちているのが「情報を蓄えるには(必ず)エネルギー[ML2T-2]が必要」ということです。そろばんだって、USBメモリーだって、人の脳であっても同じです。

 

追記12/10 ここで言いたいのは、日本語の元であるヨソヤコヱが母音と子音をして、母音が(物)で、子音が(事)として振り分けられているという合理性を言っています。

図2

日本語話者の思考そのもの(第1の心)が、物と事の理解に最適化されています。非常に合理的です。

 

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