火花放電の謎  単極誘導にこそ問題の本質があるのではないか?

昨年は、ヲシテ文献を通しての縄文哲学と弧理論の考え方による宇宙の仕組みが同じであるということを中心に思想哲学に思考が傾いていました。 最近は、再び単極誘導モーターについて考えています。

今までに行った実験から得たことの概略を箇条書きにします。過去にもまとめたことがありますけれど、もう少し詳しくなっています。

単極誘導モーターに生じる力は、

  1. 磁束線(磁力線)に直交し
  2. 接点に生じ、かつ
  3. 剪断方向に生じる。(また、回路・導体に生じていないのではないか?)
  4. ただし、放電を用いた単極誘導モーターにおいては、放電経路を通じて電極間に力はつたわる。水銀や電解質溶液を用いた場合も同じである。
  5. 液体の場合は、仕切り板に反作用が生じる。仕切り板が筐体に固定されていれば、筐体が反作用を受ける。
  6. 本質的に磁束回りに起きる回転運動である。
  7. 接点に火花放電が起きないときに生じる力は強い
  8. 生じる力に対して、原因である磁石は力学的に孤立している。
  9. ドーナツ型磁石を用いることにより同軸二重反転、三重反転型の単極誘導モーターが作れる。
  10. 互いに同軸反転として生じる力に対して、反作用を相殺するらしい。(現段階では仮説、たぶん実現可能)

 

一つずつ説明が必要なのですが、とりあえず記事に関する要点を説明します。  4.について、

続きを読む

ブログランキングの応援と広告のクリックをお願いします。 にほんブログ村 科学ブログへ  学問・科学ランキング  
カテゴリー: 解説 | タグ: , , , , , | コメントする

Nマシンを開発したデパルマ(Bruce DePalma)と逆を辿っていたのか?

パワーリストボールについて、偶然目にしてから後、いろいろ調べた結果を2016年6月13日にパワーリストボールの回転はなぜ加速するのかの記事にまとめました。 その後、先月3月1日には、電磁気現象ととジャイロ効果は、どこかでつながる?と記しました。 この記事は、管理人が推し進める「※弧理論の考え方」に基づくフリーエネルギーのアイディアの一つです。(※不完全ながらも、フリーエネルギーを許容する開放系理論です。)

 

2013年5月には単極誘導の現象に着目し、少しずつ実験を行っていました。その頃までには、電脳工作室にある電脳実験室の単極誘導に関する幾つかの記事を読んでいました。その中で単極誘導とNマシンの不思議、その1読んでいたはずです。

ところが先日、ネットを徘徊している内に、Nマシンを開発したデパルマ(Bruce DePalma)の開発に至る経緯を読み落としてることに気付きました。その1デパルマのひらめきより一部引用します。

 ファラデーが発見したこの単極誘導現象は、その後あまり注目されてきませんでした。というもの誘起される電圧が小さい上に、直流であるがために利用しづらいからです。

 ところが近年になって、歳差運動をするジャイロスコープの研究をしていた米国のデパルマ(Bruce DePalma)が、ジャイロスコープが磁化されて回転軸の向きに磁力線ができると、奇妙な電気現象が起きるということに気がついたのです(余談ですが、ジャイロスコープには反重力作用もあると言われています)。磁化された回転体の軸と縁の間に直流電圧が発生するというもので、これは正にファラデーが発見した単極誘導現象にほかなりません。

デパルマは磁石を電磁石に置き換え、右図のような単極誘導発電機(これを“Nマシン”という)を考えました。
このときデパルマの頭に閃いたことは、ここから電気エネルギーを取り出した場合に、それが回転軸に“バックトルク”という相応の負荷としてかかるだろうか(つまり単極誘導にもローレンツ力が働くか)、ということです。もしバックトルクがかからないのであれば、回転体を駆動するエネルギー(入力)以上のエネルギーがここから取り出せる可能性があることになります。

デパルマは、歳差運動をするジャイロスコープの研究からNマシンの開発につなげたようです。気付かなかったとはいえ、驚きました。 3月の記事は、Nマシンの特徴である「”バックトルク”がかからないか、もしくはかからない」という理由をうまく説明できるかも知れません。 偶然にも管理人の発想の経過は、デパルマの逆を辿っていたようです。 やはりジャイロ効果、あるいは回転体の歳差運動と単極誘導の現象は、どこかでつながっているように感じます。

追記 中途半端なお部屋にある現代科学へのいちゃもんの記事は、実に興味深いです。

 

ブログランキングの応援と広告のクリックをお願いします。 にほんブログ村 科学ブログへ  学問・科学ランキング  
カテゴリー: 解説 | タグ: , , , , , , | コメントする

単極誘導モーターの非対称性について

2013年頃より単極誘導モーター並びに単極誘導による起電流を調べる実験を断続的に行ってきました。 起電流については余りにも微弱であり、ノイズも凄くて定性的かつ定量の条件を満たす実験が十分できませんでした。 数学ができませんので方程式をにらみつつ実験を行ってきました。 少しずつ理解と経験を積んできた中で、単極誘導モーターについて気になることをメモします。

(1) 単極誘導モーターでのブラシの当て方について

写真1

のモーターは、時計方向に回転します。このとき外側のブラシをいろいろな角度で当てて、最もスムースに回る当て方を試してみた結果、Aの方向から当てています。 最初の頃は、それほど気にしていませんでした。

(2) 放電型単極誘導モーターの回転方向による違い

homopolar motor

写真2 続きを読む

ブログランキングの応援と広告のクリックをお願いします。 にほんブログ村 科学ブログへ  学問・科学ランキング  
カテゴリー: 解説 | タグ: , , , , , , , | コメントする

なぜ、ジェット気流とオーロラの発生圏が近いのか?

これまで、地球の自転とジェット気流(偏西風)の方向が同じであることの理由について、何度か記事にしました。

一定の条件が整えば、地球は同軸反転型の単極誘導モーターとして働き、その結果自転は西から東へ、同じくジェット気流も西から東へ吹くことに矛盾はないと考えています。

ここでは、さらにジェット気流とオーロラの発生圏がかなり近いことに注目します。理由ははっきりしませんが、何か関連しているように感じます。

 

(1) ジェット気流は、wikiによれば、

 極を中心に特に上空8 – 13km付近で風速が最大となる。主要なものとして北緯40度付近の寒帯ジェット気流と北緯30度付近の亜熱帯ジェット気流がある。長さ数千km、厚さ数km、幅100km程度で、特に冬季には寒帯前線ジェット気流と亜熱帯ジェット気流が合流する日本付近とアメリカ大陸東部では風速は30m/sぐらいで中には100m/s近くに達することもあるが、夏期はその半分程度の風速に弱まる。

とあります。発生する地域は

ジェット気流は地球の自転方向に吹く

図1 出典:ジェット気流 続きを読む

ブログランキングの応援と広告のクリックをお願いします。 にほんブログ村 科学ブログへ  学問・科学ランキング  
カテゴリー: 解説 | タグ: , , | コメントする

人の時間感覚と五感でわかる範囲は重なる。それ以外はどうも怪しい。

これまでの考察により、人の感覚器官による五感でわかる範囲は、

表1

の赤い括弧で括った範囲だとわかっています。 では人が持つ時間感覚はどうかというと、「運動する物体の質量に依存している」ようです。 わかりにくい点もあるでしょうけれど、掘り下げてみます。

考察した結果を表1を元に図表にしたのが

表2

です。以下、箇条書きにします。 続きを読む

ブログランキングの応援と広告のクリックをお願いします。 にほんブログ村 科学ブログへ  学問・科学ランキング  
カテゴリー: 解説 | タグ: , , , , , | 1件のコメント

真の支配者は、何処の誰なのか?

随分昔から、アメリカ大統領が米国のトップではないと感じてきました。 何故なら管理人がほぼ子どもの頃より大統領側近であった

写真1

ヘンリー・キッシンジャーや

写真2

ズビグネフ・ブレジンスキーは、ずっと変わらずに隠然とした力を持っているからです。 ですから、管理人は長い間どこの誰が本当のトップなのかを気にしていました。 一時期は、支配の構造として、過去記事に示した様に「闘牛士と牛」のような二項対立の構図を考えたりしましたけれど、どうもそれだけではないようです。 このへんで本当の支配者は誰なのかを判断したいと思います。 続きを読む

ブログランキングの応援と広告のクリックをお願いします。 にほんブログ村 科学ブログへ  学問・科学ランキング  
カテゴリー: 雑感 | タグ: , , , , , , , | 1件のコメント

日本は「 トコヨクニ 」を再興するべき

世界の現状が行き詰まっていることは、誰の目にも明らかです。2010年より研究を始めて、その目的や手段を含めて曲折がありつつも、漸く各々の部品(電磁気学や岡潔の思想あるいは トコヨクニ などに関する要素)が出揃ってきました。これまでの研究を少し振り返って箇条書きにします。

  1. 「お金」の仕組みと働き・・・・通貨発行権は、何もないところから相手に負債を負わせることが来出る仕組み。お金の本質は10進法による単なる数字に過ぎないこと。
  2. 井出治氏のトランスについて、紡錘図形から見た解析・・・・弧理論の考え方に到達したことと発散トーラスの発見。弧の力場の提唱。
  3. 単極誘導モーターの実験・・・・単極誘導は、磁石を構成する原子核と周囲の電子との相互作用ではないかとの考え。(仮説)
  4. 自然科学の問題点1。・・・・特に時間は存在しないこと。時間とは「過ぎ行く運動の記憶を観念化したもの」。 時間はNICTによりつくられる。(某TV番組によれば各国にある原子時計の時刻を持ち寄って、標準時を作成するに約1ヶ月かかるとのこと。標準を決定し、補正を繰り返す。)
  5. 自然科学の問題点2。・・・・恐らく、空間の性質は、距離[L](10進法)より角度(12の倍数)が重要。
  6. 「お金」と「距離」は10進法。角度は12の倍数。この食い違いが最大の問題である
  7. 自然科学者は、「五感でわかる」と思っている。五感でわからないものは無いとしか思えない。・・・・基本粒子である原子(陽子中性子電子)により構成されている人の「五感」は、基本粒子の大きさの2分の1より小さな粒子あるいは波を捉えることができない。五感には明らかに限界がある。物理現象である要件。  極大(宇宙)及び極小(素粒子)の世界に物理現象は消失している。五感で捉えられない。 物理学者マックス・テグマークによれば、”Shut up and calculate「黙って計算しろ」”である。要は考えるなということ。行き着く先は統合失調。 ※五感で捉えられない「何か」があり、「何か」を媒介するのが「想念」だろう。
  8. 電磁気学において、単極誘導は放置あるいは放棄されている。・・・・何かがある。同軸反転型単極誘導モーターの作成と実験。 結果、回転運動において、反作用を相殺する仕組みを考案。まだ何かがあるようだ。
  9. 日本には漢字伝来以前に、固有の文字があった。・・・・ヲシテ文献を通して「カミ」とは宇宙の仕組みのことであると判明。 紡錘図形並びに足跡に等しい。ミクサタカラ(タマ、カガミ、ツルギ)は、3つの科学(精神科学、社会科学、物質科学)を象徴している。
  10. 日本は、ヒノモト、ヤマト、トコヨクニに遡り、クニトコタチさんが「トノヲシテ」「ロノヲシテ」を理念として建国した。高い精神性を持つカミノヨであった。※高い精神性を支えるのが想念だろう。五感で捉えられない「何か」とはヲシテのこと。トノヲシテ、ロノヲシテは、想念の働きによる
  11. 何時の頃か、渡来した人たちが持ち込んだであろうシャーマニズム(神頼み)が浸透するとともに、人皇初代タケヒト(神武)から、ヒトノヨに移った。・・・・神頼みは、現代でも続いており、「お金」「時間」という存在しないものへの自覚のない信仰となっている。

※部分を追記 2017年3月24日

続きを読む

ブログランキングの応援と広告のクリックをお願いします。 にほんブログ村 科学ブログへ  学問・科学ランキング  
カテゴリー: 解説, 雑感 | 21件のコメント

オーディオ用二重反転ターンテーブルと同軸反転型単極誘導モーターの比較

二重反転型単極誘導モーターの構造を実現できないかネットで「ターンテーブル」を検索したところ、オーディオ用の「二重反転ターンテーブル」というのがありましたのでメモします。

写真1 KRONOS社より

Vic’s Weblogさんのブログに二重反転ターンテーブル!という記事にありました。

.

動画1

他にもMusic To Go!さんのサイトにも日本人の製作による

写真2 Music To Go!より

二重反転のターンテーブルがありました。製作者によると二重反転にしたのは「振動を打ち消してしまう効果を期待」したとのことです。

写真1のターンテーブルは、KRONOS PROの説明から分かるように筐体に取り付けたモーターにより、ベルトにて二重反転を実現しています。写真2も同じ構造であることが分かります。  この二重反転のターンテーブルは、回転トルクを打ち消す構造をしています。 もしかしたら、二重反転ターンテーブルは、筐体の捻れを防ぐ目的も含まれているかも知れません。

 

これらの二重反転ターンテーブルは一見したところ、管理人による同軸二重、あるいは三重反転型の単極誘導モーターと同じだと考えられますが、本質的に異なる点があります。  二重反転ターンテーブルの上テーブル(LPレコードが乗る方)はベルトを介して筐体に取り付けられたモーターにより「回され」ます。上テーブルの反作用は筐体が受けているということです。 そして、下テーブルもまたベルトを介して筐体に取り付けられたモーターにより「回され」ています。ですから下テーブルの反作用も筐体が受けていることになります。そして2つのターンテーブルの反作用は筐体において合成されています。

 

一方、過去記事、同軸反転型単極誘導モーターによる「反作用のない回転運動」実現の可能性について(動画) に示した様に、同軸二重反転型の単極誘導モーター

図1

並びに三重反転型の単極誘導モーター

図2

は、いずれも電流を流すことにより「回る」のであって、「回す」機構がありません。そして、内側のリングにかかる反作用は、外側のリングが受けます。外側のリングの反作用は筐体に固定された外側電極が受けます。つまり、内側のリングにかかる反作用は外側のリングにかかる反作用と相殺され、筐体には差分だけが伝わることになります。

 

まとめると

  1. 地球上のいかなる電気電子機械及び装置も「回す」である。ただし、単極誘導モーターを除く。
  2. 二重反転であっても、その反作用は筐体が受けている。
  3. 単極誘導モーターは、回転させる機構を持たない。電流を流すことにより「回る」。
  4. 同軸反転型の単極誘導モーターは、その反作用を各リングにて相殺する。(筐体を介さない。)
  5. 相殺した反作用の差分のみを筐体に取り付けた外側電極が受ける。

ということになります。

.

動画2

ある科学者が地球の科学者を「木の枝の先を登るアリ」に例えています。曰く「地球人が木を登り続けるには、幹の分岐点まで戻る必要がある」と述べました。 研究を始めたころは、電磁気学の成立したころまで戻るのかと考えてきましたけれど、単極誘導モーターの研究でニュートン力学にまで遡らねばならなくなると思いました。 それどころか縄文哲学を知ってからは、人の精神の根幹にまで戻らねばならないことに気(キ)付いたのは衝撃でした。

それにしてもオーディオに熱心なマニアの方はいろいろなことを考えますね。とても興味深いです。

 

ブログランキングの応援と広告のクリックをお願いします。 にほんブログ村 科学ブログへ  学問・科学ランキング  
カテゴリー: 未分類, 解説 | タグ: , , , , | 10件のコメント

拝金主義の原因は1%の超富裕層にあるが、彼らは自らの行いを止められない。

昨日、近所の書店で見かけた本

写真1

現代洗脳のカラクリ ~洗脳社会からの覚醒と新洗脳技術の応用 苫米地 英人 (著)を手に取り中を見ると「世界中に拝金主義が蔓延している原因は1{c4de8a001cbcae7c382f1dd801287804055307794e3d216dc125c16c479c4f5b}の超富裕層にある」と書かれていました。 確か、報道されるところによれば「世界で最も裕福な85人が人類の貧しい半分の35億人と同量の資産を握っていることが判明」したとのことです。 彼によると、拝金主義が広がり、貧富の格差を助長している原因は、大多数を占める人たちではなくて、たった1%にしか過ぎない超富裕層がより「お金」を欲しがる結果だと述べています。
本の主題が「洗脳のカラクリ」ですから、1%の超富裕層がただの数字に過ぎない「お金」をより欲しがるのを「止めさせる」方法は書かれていませんでした。 続きを読む

ブログランキングの応援と広告のクリックをお願いします。 にほんブログ村 科学ブログへ  学問・科学ランキング  
カテゴリー: 未分類, 雑感 | タグ: , | 3件のコメント

電磁気現象とジャイロ効果は、どこかでつながる?

電気と磁気の現象は例えば

図1 フレミングの法則 電気の資格とお勉強より出典

の様に互いに直交して現れます。必ず90度です。

写真1 美しい鉱物標本のまとめより出典

鉱物などは、90度以外の角度を持って現れます。 90度というのは何か特別な感じを受けます。

図2

ジャイロ効果や、それに伴う 続きを読む

ブログランキングの応援と広告のクリックをお願いします。 にほんブログ村 科学ブログへ  学問・科学ランキング  
カテゴリー: 解説 | タグ: , , , , , , | 16件のコメント