二重反転型単極誘導モーターの構造を実現できないかネットで「ターンテーブル」を検索したところ、オーディオ用の「二重反転ターンテーブル」というのがありましたのでメモします。
写真1 KRONOS 社より
Vic’s Weblogさんのブログに二重反転ターンテーブル! という記事にありました。
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VIDEO
動画1
他にもMusic To Go!さんのサイトにも日本人の製作による
写真2 Music To Go! より
二重反転のターンテーブルがありました。製作者によると二重反転にしたのは「振動を打ち消してしまう効果を期待」したとのことです。
写真1のターンテーブルは、KRONOS PRO の説明から分かるように筐体 に取り付けたモーターにより、ベルトにて二重反転を実現しています 。写真2も同じ構造であることが分かります。 この二重反転のターンテーブルは、回転トルクを打ち消す構造をしています。 もしかしたら、二重反転ターンテーブルは、筐体の捻れを防ぐ目的も含まれているかも知れません。
これらの二重反転ターンテーブルは一見したところ、管理人による同軸二重、あるいは三重反転型の単極誘導モーターと同じだと考えられますが、本質的に異なる点があります。 二重反転ターンテーブルの上テーブル(LPレコードが乗る方)はベルトを介して筐体に取り付けられたモーターにより「回され 」ます。上テーブルの反作用は筐体が受けている ということです。 そして、下テーブルもまたベルトを介して筐体に取り付けられたモーターにより「回され 」ています。ですから下テーブルの反作用も筐体が受けている ことになります。そして2つのターンテーブルの反作用は筐体において合成 されています。
一方、過去記事、同軸反転型単極誘導モーターによる「反作用のない回転運動」実現の可能性について(動画) に示した様に、同軸二重反転型の単極誘導モーター
図1
並びに三重反転型の単極誘導モーター
図2
は、いずれも電流を流すことにより「回る 」のであって、「回す 」機構がありません。そして、内側のリングにかかる反作用は、外側のリングが受けます。外側のリングの反作用は筐体に固定された外側電極が受けます。つまり、内側のリングにかかる反作用は外側のリングにかかる反作用と相殺 され、筐体には差分だけが伝わることになります。
まとめると
地球上のいかなる電気電子機械及び装置も「回す」である。ただし、単極誘導モーターを除く。
二重反転であっても、その反作用は筐体が受けている。
単極誘導モーターは、回転させる機構を持たない。電流を流すことにより「回る」。
同軸反転型の単極誘導モーターは、その反作用を各リングにて相殺する。(筐体を介さない。)
相殺した反作用の差分のみを筐体に取り付けた外側電極が受ける。
ということになります。
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VIDEO
動画2
ある科学者が地球の科学者を「木の枝の先を登るアリ」に例えています。曰く「地球人が木を登り続けるには、幹の分岐点まで戻る必要がある」と述べました。 研究を始めたころは、電磁気学の成立したころまで戻るのかと考えてきましたけれど、単極誘導モーターの研究でニュートン力学にまで遡らねばならなくなると思いました。 それどころか縄文哲学を知ってからは、人の精神の根幹にまで戻らねばならないことに気(キ)付いたのは衝撃でした。
それにしてもオーディオに熱心なマニアの方はいろいろなことを考えますね。とても興味深いです。
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