自作CNC+1000mW青色LDで「Ark Theory」を焼いてみた

1000mwLDの制御部分ができて、組み上がりましたので、合板の切れ端に「Ark Theory」と焼きを入れてみました。

CIMG2347

CIMG2355

こんな感じです。 焦点とレーザースピードの兼ね合いがうまくないです。LD の仕様から、もう少し出力を上げられそうですけれど、もっとしっかりしたヒートシンクでないとLDが焼死する気がします。

制御部分は

CIMG2345

LED用定電流ドライブモジュール+空冷ファン用に24V→12V変換LT317基板とメインスイッチをタカチのプラケースに納めました。目的のLDドライブ定電流値はAC-DCアダプター並びにArduino uno の出力(High)電圧の兼ね合いですので、仮組時の分圧抵抗ではぴたり合いませんでした。 やむなく現物合わせの上、半固定抵抗にて電流値を調整しました。 逆に出力を可変できます。

Arduino-CNC-Shield-V3-LayoutArduino uno からのスピンドル信号(PWM)は、CNC SHIELD for Arduino 基板のEND STOPSにあるZ-から出ています。(grbl interpreter はv0_9jのhexファイルをそのまま使っています。) ミニルーター制御用SSR(ソリッドステートリレー)へ2分岐しました。同時に使うことはありません。ポートに流れる電流は合わせて20mA未満だと思われます。

ケースは

CIMG2357本体左横に両面テープにて固定しました。

G-codeの作成は、描画ソフト「Inkscape」と同ソフト用のプラグイン「Inkscape Laser Tool Plug-in」を使いました。Inkscape とプラグインは無料で使えるようです。使い方は、レーザーカッターのためのInkscapeこちらを参考にしました。感謝です。

 

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半導体レーザー(500mw&1000mw)について

LDの特性について、試した限りについてメモしておきます。以下の内容が正しいかどうかわかりません。予めご了解ください。半導体レーザーの出力(500mwとか)は、光出力のことで、こちらには、

LDでは、電気エネルギーが光に変換される。LDの消費電力とレーザー出力が同じ W であるため、LDの発光効率(発振効率)は、これらの比で容易に求めることができる。

Efficiency({c4de8a001cbcae7c382f1dd801287804055307794e3d216dc125c16c479c4f5b}) = Optical output power / ( Operating Voltage x Operating current )、

とあります。 同時に変換効率は~60%のようです。(資料失念)

500mw用LDで

CIMG2303

測定したところ、LDにかかる電圧と電流は

1.8V×400mA=0.72W でしたから×60%として0.432W、約430mw(推測)となります。放熱の状況や木を焼く様子を他の500mwの動画と比較しながら決めた値です。

そして、1000mwLDで

CIMG2343測定したところ、LDにかかる電圧と電流は

4.41V×400mA=1.76W でした。同じく×60%を採用すると、1.058W、約1000mw(推測)となります。LED用定電流電源モジュールの取説にある「電源側PWM入力」の電圧は実測値で0.482Vでした。1000mA流すに1.25V必要ですから、0.842Vですと、1000÷1.25×0.482=385.6mAということになります。アナログ電流計で目分量400mAに設定したので、だいたい合っています。 それと黒いヒートシンク底面から60㎜の位置が焦点でした。アクリル板でゲージを作っておけば便利です。 まあ半分くらいが熱になるという認識でいいのでしょうか。あちこち探してみるとLDの使用温度は、20℃~50℃?くらいまでとのことですから、ばかでかいヒートシンクが必要ということです。

このときの安定化電源の設定は、23.3Vで80mA(1.864W)でした。1.76÷1.86=0.946となります。ということでLED用定電流電源モジュールの変換効率は非常に高いことがわかります。これなら定電流モジュールにヒートシンクは不要のようです。  自作CNCのステッピングモーター用電源としてAC-DCアダプター24Vを用いていて、そこからLD電源を取る予定です。その実測値が23.3Vということです。

今回の1000mwLDの資料をメモ。 ちょっと意味わかりません。

波長:445nm(青)  順電圧降下:最大4V以上  1Aで1W出力として使用されていたものですが、ダイオード自体は1.6A1.5Wほどまで動作することができます。

500mw用LDヘッドの資料

CIMG2280

  • 電圧:4.5V-5V
  • カラー:ブルーパープル
  • レーザー出力:300mw/500mw選択可

電圧なんか書かれても大凡の目安にしかなりません。W数(光出力)と変換効率が知りたいですね。

あと、LDには閾値があるようで、徐々に電流を上げていくとLEDのようにぼんやり光だし、更に増やすとあるところから間歇的にレーザー光を出し始めます。と同時急激に電流が増加し始めますので、電流電圧を監視しながら徐々に使える領域を見極めました。  また、青の補色はオレンジですし、青紫の補色は黄色のようです。 プリント基板の銅箔に塗装するならオレンジがよさそうです。

 

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自作CNCに1000mW LDモジュールを

先日、自作CNCに500mw用レーザーモジュールを取り付ける計画を記しました。(LED用定電流モジュールでLD点灯試験) 目的は、プリント基板の製作です。生基板の銅面に塗装を施し、塗装をレーザー光で焼き切れば、塗装を剥離できそうです。 剥離したところをエッチングにより溶かせば、回路ができます。

で、中華製500mw青紫LDモジュールに中華製ど派手金ぴかヒートシンクを

CIMG2297

付けました。

CIMG2303

ストロベリーリナックスのLED用定電流ドライバモジュール(70mA~350mA)用でいろいろ試して

CIMG2308

自作CNCに取り付けました。 一応強制空冷です。写真の黒いプロペラは、おもちゃの3chラジコンヘリのテールローター部分です。1.5v程度で十分冷やせます。

ただ、

CIMG2306焼け具合は、はっきり言ってショボイです。  そこで、急遽計画変更。某所より入手した青色1000mwLD(Max1.6w)

CIMG2320

CIMG2321

を、ついでに入手しておいた中華製真鍮ケース+アルミヒートシンクに入れたのが

CIMG2323

これになります。

CIMG2322ミニルーターを固定しているU字ボルトの締め付けナット2個を外し、上写真のようにレーザーモジュールを載せて3ミリボルト2本で固定します。 因みに中華製ヒートシンクに付いていたコリメーターは焦点が合わなくて、500mw用モジュールに付いていたものを転用しています。

定電流ドライバモジュールは、電流容量が不足しますので

CIMG2325

写真(上) 【放熱器付】LED用定電流ドライバモジュール Ver.2(~1000mA可変)<降圧型>に変更の予定です。  組み上げた1000mwLDモジュールは、安定化電源からの供給でとりあえず点灯することを確かめました。これからVer.2でテストの予定です。 ここで問題があります。取説によればVer.2の外部からのオンオフは、500hz以下で使用する必要があるようです。中間的な出力をPWMで制御できないようです。確かArduino unoからのスピンドル信号(PWM)は10数khzあったと記憶しています。  ついでながら、LDを静電気破壊から守るために、静電気防止リストバンドを用いました。研究せずに、こんなことして遊んでいてよいのだろうか。

追記

1000mw青色LDなら

CIMG2337

CIMG2338

CIMG2341

白いコピー用紙も焼いて切り抜けます。500mw青紫LDでは焼けませんでした。  保護めがねがありませんので、濃いサングラスした上で直接は見ないようにしています。 相手が白だともの凄くまぶしくて、ちょっと危ないです。 強さ寿命放熱はトレードオフの関係にあるようです。設定をどれくらいにするべきか検討が必要です。

追記

LED用定電流ドライバモジュール Ver.2 はLED用です。LD に用いることでLD の寿命に影響を与えるかも知れません。

 

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自作CNCによるプリント基板製作(ちょっと大きめ)

これまで調整してきた自作CNC(MDF端材+Arduino Uno+grbl+プロクソンミニルーター)で

CIMG2181

ちょっと大きめの生基板を切削したくて、ukcnc.netに紹介されているUSB-Parallel Interfaceを作ってみました。

大きさは、

USB-PAR1Ooverlay600DPI

75ミリ×75ミリとちょっと大きめです。うまく削れるには、テーブルの平面が正しく出ている必要があります。

CIMG2282

grbl-controller へ持っていくまで苦労しています。pcbe で作成後、ガーバー出力、ホール出力します。コメを噛めさんのGynostemmaを使い、G-codeを出します。このときエンドミルが0.5ミリだと穴開けのG-codeがうまく出力されません。 一括で切削するG-Codeがうまくできなくて、今回は、回路切削とともに穴のポンチ位置決めと外形を一周削ることにしました。 使用したのは中国製0.5ミリのエンドミルです。

CIMG2283

穴の位置に浅く小さい円を描きます。

CIMG2284

それから、回路部分を削って、外形を削って

CIMG2285

できあがりです。 この後、ハンドドリルで穴開け、外形を切り出してフラックスを塗ってできあがり。

CIMG2290

ハンダ付け途中です。↑の拡大写真は、マイコンのセラロックとUSB端子部分です。ポンチが打ってあるので穴開けが楽です。

CIMG2291

ハンダ付けの様子。

CIMG2292

PIC18F4550のファームウエアは、PICkit 2にて書き込みました。 動作は、ukcnc.netに紹介されている

cncdudezusb15

CNCDuDeZ Gcode USB Test BetaV1.7を使いました。 Jog Controlsのボタンを押すとパラレル25ピンから所定の信号が出ることを確認しました。

今更、パラレルインターフェイスは必要と感じないのですが、大きめの基板を掘ってみたくてやってみました。 一回に全部切削できれば魅力です。 穴開けと外形切り出しまですべてできればいいのですが、今のところダメです。 皆さん結構苦労されているようです。

 

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時間は存在しない。自然科学は何処へ向かうのだろうか?

我々は時間という観念に縛られています。これまでの考察により時間は存在しないことが分かっています。 あえて定義すれば

  • 時間とは、過ぎ行く運動の記憶である。

私たちが肉体に備わった五感で分かるのは運動だけです。 にもかかわらず自然科学者たちは、時間は存在すると信じて疑いません。 既に200年ほども経ってしまいました。自然科学はこれから何処へ向かうのでしょうか?

 

いつも引用するある科学者の言葉を列挙します。以下、青字強調は管理人によります。

我々は君の国の多くの一流科学者の精神を調べてみたんだ。大抵の場合、我々は科学者たちの精神が既成概念という鋳型で固められていることを知った。彼らは遠くまで進みすぎている。その結果、遠い道のりを後戻りしなければならない。 -略- 科学知識を求める人間は木に登るアリのようなものだ。自分では上方へ動いていることがわかっていても、その視野は狭すぎて幹全体を見通せない。そのために幹を離れていることに気付かないで下方の枝の方へ移動するかも知れない。一時は万事うまくゆく。自分ではまだ上方へ登れるし、進歩という果実を少し摘み取ることもできる。だがその枝が急に無数の小枝に分かれていろいろな方向に葉が散らばっているために本人はまごつき始める。 -略- 基本的法則がいまや分かれはじめて、反対方向に散らばり始めていることに気付く。すると科学者は心によって受け入れられる知識の限界に近づいていることや、あらゆる物理的な法則は究極的には全く統計的なものになるという結論に達する。これは地下鉄の列車に乗っていくようなものだ。たぶん最後には目的地に着くだろうが、どこへ行くのかが分からないために、同じ場所へ着くのにもっと短くて容易な方法があることを確かめられない。

 

基本的な法則が反対方向に散らばる」というのは、

五感でわかるスケール

表1

相対性理論と量子力学のことを意味していると考えられます。上表の左右はうまく統合できていません。 「心によって受け入れられる知識の限界」とは、数学を用いて抽象的な表現により研究を進めている状態をいうようです。 また、「物理的な法則は究極的には全く統計的なもの」というのも、そのとおりです。

正しくながめれば基本的な真理はかんたんで理解が容易なのだ。だから幹の上からながめれば枝は”枝”としてかんたんな理解の容易なものになるのだ。てっとり早く言えば、君らの科学が進歩し続けようとするために必要なのは、君たちがとまっている枝から幹との分岐点まで降りて、ふたたび登り始めることだ。

ある科学者は、基本的な法則は簡単であり理解は容易だと述べています。運動あるいは距離を時間に置き換えるということを、既に200年以上続けてきました。本当に遠くへ行きすぎていると感じます。これからどうするのでしょう? 「たぶん最後は目的地に着くだろうが」と否定的に述べています。 そして、次のように述べています。

物質科学の進歩を止めることなどできやしない。それは進んだりもどったりはするにしても。もどるとすると、それを支えている要素は退化のプログラムによってまず弱くなってきてそして崩壊することになる。  基礎的には地球の物質科学に悪いところはないんだ。もし、人々がそれを支えることができるような基礎を用意しないとそれは夢想だにしなかったほど水平に広がって進歩してしまう。「もし、基礎がなかったら?」 -略- 「君たちの文明は終わるさ」

退化のプログラムという考え方は、1950年代には存在しなかったと思われます。アポトーシスは、wikiによれば2000年代に入ってからのことです。

理解が容易な物理法則を我々が基礎として用意できなければ、文明は終わると警告しています。 「夢想だにしないほど水平に広がって進歩」とは言い得て妙です。

bigbang264

こちらから拝借

ビッグバン理論や

Calnateこちらから拝借

超弦理論など、水平に広がっていることは理解できます。 このまま行きますと、退化のプログラムによって弱くなり、やがて崩壊するようです。 そのとき基礎となる物質科学を用意できれば、再び進歩が可能だということです。

 

これまで、3次元物理空間での様々な現象を、

Ka8501 こちらから拝借

万華鏡に例えてきました。3枚の鏡を組み合わせたものです。

77942020_o1

こちらから拝借

内1枚を幅の小さなものに変えますと、模様の繰り返し数が多くなります
.

動画1

のように、模様の繰り返し数とともに、画面の「端」にも模様の繰り返しが続きます。 一方で、二等辺三角形の一辺、幅の短い部分を黒い紙に置き換えますと、画面の「端」には模様の繰り返しはなくなり



動画2

の様になります。周辺が黒くなります。

宇宙における現象を万華鏡に例えるならば、動画1の様なものがより近いです。対称性の内に「端」を見れば模様は続きますが、次第にはっきりしない模様になっていきます。模様は続くだろうけれど、はっきりしません。自然科学者は何を目指しているのでしょうか。

ちなみに、管理人所有の万華鏡は、

CIMG2289

の様なものです。二等辺三角形の3枚とも鏡ですので、動画1のように「端」にも模様の繰り返しが続くものです。とても綺麗です。

 

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弧理論に於ける「正の起電力」の意味

前回の記事の最後に、E-M軸平面での「投影」を万華鏡の「反射」に例えました。 この弧理論の考え方を電磁気現象に適用したのが、超効率インバーター「デゴイチ」の「第3起電力仮説」を扱った「第3起電力のエネルギー源について(第2版)」(考察)です。  要点は以下です。

物質(結果)に実体(原因)図1

我々の存在する3次元物理空間(M軸)に直交するE軸上の実体は、「積分を伴って回転投影」されます。 これにより、物体が質量と位置を得ます。質量は実体が持つ真のエネルギー値に等しいです。

20140421運動の状態図2

ある観測者に対して、物体が運動しているとき、実体が持つ真のエネルギー値は(E2-E’)だけ変化します。減少分が運動となります。 物体を加速しようとすると実体は、E-M軸平面上を時計方向に傾き投影角θは浅くなります。 θが浅くなるほど加速しにくくなり、投影角をゼロまで加速することは不可能です

電磁気現象は、電磁交換を特徴としています。必ず直交して現れます。電磁気現象をE軸上の実体の変化(E-M軸平面での位相の回転)として表したのが表題の考察でした。

回路に電流を流すということによって、E軸上の実体とM軸上の物体(この場合は電子)は

20160413積分7回図3

のように投影を繰り返します。 質量を持って現れる投影を①としますと、コイルに電流を流すことにより、E軸上の実体は影響②を受けて、再びM軸上にとして投影されます。以後、電流の変化は奇数回あるいはとして現れます。 このときのE-M軸平面での位相の変化は

20160413積分7回による位相図4

の様になります。 E-M軸平面での位相は、反時計方向に③、⑤、⑦の様になります。③がM軸上において、逆起電力として現れます。そして、⑤がEMAモーターで現れたという「コイルの吸熱現象」の原因のようです。そして、がコイルに与えた「急峻なパルス」により現れるもので、これが「正の起電力」にあたります。 このときのM軸上における⑦の形状が

clip_img166図5

右に示した発散トーラスです。 図3と図4のM軸上に現れた⑦の実体は、質量を観測できません。何故なら図1において、実体はM軸に直交していたものがM軸上では平行だからです。M軸に⑦の状態にある実体が持つ真のエネルギー値はゼロです。全て運動になっています。その意味でE=mc^2(の解釈)は正しいのでしょう。

M軸上に現れた実体は、これまた質量を観測できない状態にある電子を正の方向に引っ張りながら無限遠に消失します。これが正の起電力⑦の正体ですし、形状が発散トーラス(図5の右)だということです。 無限遠に消失した実体は、E軸上に戻るとともに、電子も静止状態①に戻ります。  図2と図4を見比べると分かりますが、加速しようと(E-M軸平面で時計方向に位相を変化させ)ても投影角θをゼロにすることはできません。パルスを与えることにより、E-M軸平面での位相を反時計方向に回転させることができます。そして、⑦の状態から①の状態へは、反時計方向に戻るということになります。都合、位相は1回転することになります。 ただし、ある科学者が述べた「エネルギー軸を中心に全質量を回転させる」ということの意味は、上記とまったく異なります。

無限遠に消失した実体(複数種)の持つ構造が

アワと回転する物体図6

bubble図7

の様なものです。

E軸上の実体は、M軸上では位置を特定できません。「位置を特定でない実体は、物体への斥力がもとで大規模な構造を作る、と同時に原子の構造を左右する力として至近距離に現れる」これが「距離の7乗に逆比例する力」だと考えられます。 直感的には、カシミール効果と何か関係ありそうに思うのですけれど。

前回の繰り返しになりますが、自然が対称性を持つことと離散値をとること、それとデゴイチに正の起電力があり得ることも全て繋がっています。   まだよく分からない部分も・えいやっ・で記述してます事をご了解ください。

 

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映画「パーティクル・フィーバー」 と 弧理論

録画しておいた映画「パーティクル・フィーバー」(日本語字幕)を観ました。この映画は、物理学者たちが「ヒッグス粒子」を発見するまでを追ったドキュメンタリーです。

 .

動画1 Particle Fever Official Trailer 1 (2014) – Documentary HD

素粒子群は、

clip_img170写真1

スイス/ジュネーブ郊外にフランスとの国境をまたいで建設されたLHC(大型ハドロン衝突加速器)で作り出されます。  素粒子物理学の標準理論では何百とある素粒子群を

quark図1

のように17種類に分けています。 NHKのBSで放送された動画1(日本語字幕)において示された標準理論の模型は

17particles写真2

の様なものでした。これが興味深いです。 中央のHがヒッグス粒子、青色がゲージ粒子4種類(相互作用を媒介する粒子=力を伝える粒子)、最外周の上段にクオーク6種類(赤)、下段にはレプトン6種類(緑)です。これらが物質粒子です。 同心円状に1+4+12の計17種類が配置されています。 これまでの(図1)より分かり易いです。

このうち、クオーク6種類(赤い部分)は、直接観測はされません。クオークの閉じ込めと呼ばれています。 クオークは陽子・中性子に閉じ込められており、これまで観測されません。疑問なのが直接観測されたことがないのにもかかわらず、存在するというのは奇妙です。  興味を惹いた写真1と弧理論の考え方による模型を比較していきます。

 

弧理論の考え方による基本形は

物質(結果)に実体(原因)図2

のようです。  E軸上の実体が、「積分を伴う回転投影」によって、M軸(3次元物理空間)上に質量を伴って位置が決まる、というものでした。このとき実体が持つ真のエネルギー値が、投影によって物体の質量となります。  図2は、ある観測者から見て「静止している」場合をいいます。

次にある観測者に対して物体が運動しているときは

20140421運動の状態図3

のように、投影角θは90度以外の角度になり投影されたベクトルが運動となります。実体の持つ真のエネルギー値E2が減少した分、つまり(E2-E’)が物体の運動になります。

これまでの考察の結果、時間は存在しません。(時間とは何かを参照ください。) E=mc^2と定義されるエネルギーは、次元を解析すると[ML^2T^(-2)]です。 ですからエネルギーは、運動を時間で表したものになります。弧理論の考え方に示すE軸上の実体が持つエネルギーのことを区別して(時間を含まない)真のエネルギーと呼んでいます。

弧理論の考え方では、E軸上の実体は全部で6種類在り

20140716弧理論基本形図4

の様です。実体である単極A、B、Cは真のエネルギー値E2を持ち、単極G、H、Iは真のエネルギー値E1を持つと仮定します。  ここで我々が存在するM軸(3次元物理空間)にE軸は直交していると定義しています。 ですから全部で4次元です。時間は存在しません。 4次元は

回転軸はE軸に重なる

図5

4つの3次元空間に分けられますので、M軸から見て、E軸上の実体は、位置を特定できません。従って図4の単極A、B、C、G、H、Iの6種類は、便宜上位置を持つように書き込んであることをご承知ください。

弧理論において、物質としての基本粒子は、図4に示す単極D、E、Fの3種類だけです。 単極Dが陽子、単極Eが中性子、単極Fが電子です。それぞれの基本粒子は、実体である6種類と図4のような関係にあり、陽子と中性子と電子は内部構造を持ちません

基本粒子は投影角θが90度である=ある観測者に対して静止=安定粒子であるということになります。 言い換えますと、投影角θが90度以外の全ての粒子は、不安定であることを意味します。

そして、「投影」という仮説は大事な意味を持ちます。投影は必ず「整数回」であることです。投影が2.32回の実数ということはあり得ません。M軸上の現象が離散的であることの理由がここにあります。 投影角θが90度以外の全ての粒子群は

多数の素粒子

図6

投影角が鋭角であるθを持つ離散的な運動を持つ素粒子群となります。 (注:図6のE1とE2が上下逆さまです。また単極ABCGHIが位置を持つように示していますが、位置を持たないと解釈願います。さらに図の注釈文も少し古いです。説明の「粘性(ラグ)」もまだ分かりません。)

投影角θと質量並びに運動の関係は、

実体の回転

図7

になります。観測者の視点は、M軸上(ここでは2次元平面)にあります。実体のE軸との隔たり、つまり真のエネルギー値は、観測者にとって「質量」になります。投影角θが90度以外であれば、実体の持つ真のエネルギー値は、運動として観測者にわかります。次第にθが浅くなり(運動が増し)、遂にはθがゼロの時、観測者には質量は見えなくなります。(質量は不定となる。) このときのE軸上の実体が持つ真のエネルギー値は、全て運動となっています。M軸上に位置する実体は投影角θが直交から平行へ移り、実体は観測できません。

追記2017/2/25

投影角θがゼロのとき、観測者には、質量不定であるとともに、「波」として観測されると結論づけています。電磁気力は「光子」が媒介するとされますけれど、弧理論の考え方においては、電子が光速度(投影角θがゼロ)のとき、「波」と観測されるということです。つまり、光子は電子の異なる側面だということです。光子について関連記事があります。

 

ここまでが前提です。 写真2によれば、物質粒子は12種類に分けられますが、今後更に巨大な加速器により新たな素粒子が発見されうるでしょう。  図6を参酌して考えますと、より浅い投影角θを持つ素粒子は幾つでも存在しうるからです。 それでも、結局は6種類に分類されるでしょうけれど、どのような巨大な加速器を用いてもクオークは観測できないと気付きます。 陽子中性子は内部構造を持たないからです。

例え話です。 ここに

byoubuC0E8写真3

屏風があります。これは加速器とします。 屏風の左右両端から2個の陽子が屏風へ向かって来ます。2個の陽子は屏風に隠れて見えなくなります。その結果、屏風の向こうでは2個の陽子が衝突し、屏風の外へ様々な素粒子が飛び出してきます。ただ誰も陽子が「崩壊」した場面を見ていません。1+1=2であるように、陽子+陽子→素粒子群であることから、屏風の向こうで何が起きたのかを推測したに過ぎません。その結果がクオーク6種類であるわけです。

陽子+陽子 → 崩壊 → 素粒子群 と考えた訳です。

弧理論の考え方では、陽子2個は、衝突して「陽子の消滅」→「素粒子群の生成」だと考えられます。崩壊と消滅の違いです。 誰も陽子が崩壊(内部構造を持つ)したところを確認していません。

将来、写真2の外周に示されたクオーク+レプトンの12種類は、新たな素粒子が発見されて24種類に分類する理論が出てくるかも知れません。図6を見ますと、投影角θが浅い素粒子が多く存在し得るように思えます。大変な困難でしょうけれど。際限がないことも理解できます。  面白いことに弧理論による実体6種類とクオーク6種類は、同じ数ですし、実体が直接観測できなさそうなのも似ています。

こんなニュースもあります。

【宇宙の謎】ヒッグス粒子は発見されていなかった? ノーベル賞実験に早くも疑惑が浮上!

本当に、対称性に拘っても際限がなさそうです。

.

動画2

万華鏡の「反射」を弧理論の「投影」に置き換えれば、投影によって物性の基本である「離散的でかつ対称性がある」という性質が説明・理解できます。 現状の物理学では、「離散的」と「対称性」の関係が説明できないと思います。  また、M軸が整数(離散的)であると理解できれば、素数との関係も見えてきます。  離散的な運動 θ 真のエネルギー値 質量 素数 全部関係しています。管理人には図2、図3がゼータ関数そのものに見えてます。

 

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為替と株は「時間」と同じ

気付いたことがりますのでメモします。

時間とは、過去の(運動)の記憶に過ぎません。時間を現在未来に適用できるとは限りません。「運動/時間」の比率を決定したことがないからです。  ある走者をストップウォッチで「計時」したとします。走者の運動を時計で計ったと考えますが、それは間違いです。 実際には、走者の運動とストップウォッチにある「テンプ」あるいは「水晶」の運動とを比較しているに過ぎないからです。そこに時間は在りません

大事なのは、運動が時間に比例して起きるかどうかです。通常(五感で分かる範囲)は大丈夫なのですが

五感でわかるスケール

表の両端では、どうも怪しいようです。

さて、気付いたのは、為替と株も同じだということです。「あのとき売って(買って)おけばよかった」というものです。現在と未来に適用できないのです。  投資自体は主導権を持つ者が圧倒的に有利です。

CIMG2281

2回目の安倍内閣の前、2012年12月衆議院議員総選挙で自民党が圧勝する前、11月頃から為替がじりじり円安になったのを記憶しています。  普通は、「民主党がダメだから自民党に変わる。すると円安になる。」と考えるのですけれど、管理人はこのとき、「原因と結果が逆ではないか」と考えました。 つまり、何らかの理由で「円安に持っていく」ことが先に決まっているかもということです。

何故なら、為替と株は、基本的に「(上げても下げても)変動により(タネ銭が少ない)貧乏人が振り落とされるシステム」だからです。

binbou7175249こちらから拝借

主導権を持つ者は、「上げようと下げようとどうでもよい」のであって、上げ下げさせる時期が問題なのです。「どうすれば貧乏人を(効率よく)振り落とせるか」にしか関心がないのです。

人間の活動で最も周期が長いものが経済活動です。しかもフラクタルです。お金と時間はどこかでつながっていると直観します。

ミヒャエル・エンデがお金を時間に替えて

2382150

「モモ」を書きました。 管理人は、まだ「お金と時間の関係」にすっきりしないものがあります。

人は運動が時間に比例すると信じ込んでいますけれど、単なる数字でしかないお金も伸び縮みします。時間もお金も「観念」あるいは「概念」に過ぎません。実在しない点では同じです。

存在しないものを存在すると信じ込まされている。だから時間とお金を組み合わせれば、有利に事を運べる。 のだろうか。

お金(通貨・貨幣)は現代の偶像です。もしかしたら、時間も偶像かも知れません。時計という。

想念とチャンネル

タマ+シヰ=魂の シヰを煽る偶像かも知れません。 時間に追いつき追い越すことで、シヰを満たせるというのか? 「時(時間)は金(カネ)なり」というではありませんか。 それなら納得できます。

上表のG偶像の欄に「時計」を加えてよさそうです。

 

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LED用定電流ドライバモジュールによるLD点灯試験

発注していたウンカン レーザー彫刻機 交換用レーザーヘッド500mw用が届きました。

CIMG2280写真1

中央上。 同じく、ストロベリーリナックスからもLED用定電流ドライバモジュール(70mA~350mA可変)<降圧型>が届きました。左の基板。 下に並べたのは、DVD-ROMドライブから外したLDです。内生きているのは1個だけです。

CIMG2270写真2

のように、うすぼんやり点くただのLEDになったり、完全にお亡くなりになったりしました。LDはとにかく弱い。 レーザーは可視光でない場合(目での感度が低い)がありますので、注意が必要です。写真2は、目で様子が分からなかったので写真に撮りました。直接のぞき込んでは絶対ダメです。

写真1の定電流ドライバモジュールに繋げてあるのは、同じくDVD-ROMドライブから取った赤色LDを有名な秋月電子の500円 赤色レーザー発光モジュール(円筒型) LM-101-A2(のコリメートレンズ+筐体)に入れたものです。

今回買い求めた500mw用レーザーモジュールをいきなり試験する訳にいきませんので、壊れたLED電球を分解して取り出したLED基板を定電流電源モジュールで光らせてみました。

CIMG2276写真3

下の黒いのはヒートシンクです。 5個直列です。LED用定電流ドライバモジュールのボリュームを最低にして、安定化電源の設定電圧と電流を次第に上げながら様子を見ます。

CIMG2275写真4

LED用定電流ドライバモジュールの取説によればモジュールは、LEDの順方向電圧に加えて3V以上の入力電圧が必要とのこと。LED電球の仕様がわからないので何ですが、1個3Vとして3×5個=15Vに順方向3Vを加えて18V以上あれば点灯するか? 実際は15V以上で点灯を始め、モジュール定格最大の24Vまで、ほぼ一定の明るさになりました。 15V~24Vの間であれば、定電流モジュールのボリュームで明るさが決められるということになります。 このときの電流値は安定化電源での値で10mAでした。ものすごく消費電力は小さいことが分かります。また明るさは手で遮っていないとまぶしいです。 LEDの点灯によく用いられるLM317による定電流回路は、発熱が問題になりますでしょうから却下です。

500円レーザー(改)モジュール

CIMG2277写真5

は、2.5Vから3Vの使用電圧でしょうから、安定化電源の設定で5~6V付近にして、Max電流値と電圧をいろいろ変化させてみました。 ヒートシンクがないのとLDに流れている電流値が不明ですから、いつ壊れるかも分かりません。適当です。  LED電球は、発熱は小さいながらもとても大きなヒートシンクが付いています。ウンカンレーザー彫刻機の500mWモジュールもヒートシンクを付けてからということになります。 それと電流値を直接計らねばなりません。定格がわかりませんので手探りになります。 自作CNCに取り付けてプリント基板作成ができるのはいつになりますやら。そもそもこのLDモジュールで塗装皮膜を焼くことが出来るかどうかわかりません。

本記事にかかる内容により損害が生じても関知しません。すべて自己責任でお願いします。

 

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宇宙には、回転体にのみ「方向」が生じる

前回の続きです。 弧理論の考え方の基本形は

物質(結果)に実体(原因)図1

の左の様になります。E-M軸平面上に在る実体は、M軸に投影されることによって質量と位置を持つ物体(原子)になります。  ある観測者から見て物体が静止するときは、投影角は90度です。

20140421運動の状態図2

運動を持つ場合は投影角θは浅くなります。 E-M軸平面、つまり4次元は

20140516直交するE軸図3

4つの3次元空間に分けられます。 M軸内にある物体のE軸の方向は、x、y、z軸のいずれの方向にも直交するのですから、M軸から見てE軸上の実体は、方向も位置も特定することはできません

唯一の例外は

回転軸はE軸に重なる図4

左図に示すように、x-y平面内で回転する物体の回転軸にE軸が重なることです。図1並びに図2の定義からすると理解できます。 具体的には

アワと回転する物体図5

の様になります。 回転する物体(原子)あるいは惑星・恒星・銀河系などは、回転軸であるz軸方向にE軸上の実体が位置します。(原子からすると、事実上の無限遠を意味します。)  ただしE軸上の実体がM軸に「投影」された訳ではありませんので、実体が「物体」と同様に観測されるとは考えられません。これが暗黒物質、暗黒エネルギーだと考えられます。  回転体の回転軸方向に「概ね」の位置が分かるということです。  この2種類の実体からの斥力により、宇宙の大規模構造ができます。これがアワ(泡)の構造です。

 

G・アダムスキーにより撮影された

hamaki写真1

巨大な母船の構造は、バシル・バン・デン・バーグのメモによれば、

Gadamb4780写真2 こちらより拝借

断面に回転するような構造が見受けられます。写真1の長軸方向にE軸が重なっていると考えてよさそうです。

いつも引用するある科学者の言葉です。

我々の先祖は元この地球から来たんだ。 -略-  数世紀たってから彼らの科学は今地球に存在する科学水準を凌駕してしまった。わずかばかりの原子エネルギーを解放するだけではあきたらず----これは今地球の科学者がやっていることなんだがね。----彼らはエネルギー軸を中心に全質量を回転させることを知った。こうした状況下では二つの大陸が結局互いに破壊し合うことは当然だ。今日の地球の二大国がやろうとしているようにだ。

青字強調は管理人によります。  ある科学者の先祖は、地球にかつて存在した文明の生き残りであると自己紹介しています。かつて存在した二大陸は、互いに争い、その結果互いを破壊し尽くしたということです。そして、その兵器は、原爆のみならず「エネルギー軸を中心に全質量を回転させる」ことによって得られる「何か」をもって兵器としたということを述べています。

これまでの考察により、ある科学者のいうエネルギーとはエネルギー[ML^2T^(-2)]のことを示していないことは明白です。([ML^2T^(-2)]は、運動の一表現に過ぎません。)  この場合のエネルギーとは、E軸上の実体が持つ真のエネルギー値のことです。 この回転は、回すではなくて回るであることが重要です。 宇宙にあまねく存在する唯一のエネルギー源がアワ(泡)の構造に現れています。 この構造が回転体のz軸方向に重なるという考察は、非常に重要だと考えます。

図や説明は、稚拙であり妄想がかっていることは十分理解しています。 数学者岡潔のいう「(自然科学者は)原始人的無知だ」という言葉を深刻に受け止めるべきだと感じます。

 

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