時間は存在しない。自然科学は何処へ向かうのだろうか?

我々は時間という観念に縛られています。これまでの考察により時間は存在しないことが分かっています。 あえて定義すれば

  • 時間とは、過ぎ行く運動の記憶である。

私たちが肉体に備わった五感で分かるのは運動だけです。 にもかかわらず自然科学者たちは、時間は存在すると信じて疑いません。 既に200年ほども経ってしまいました。自然科学はこれから何処へ向かうのでしょうか?

 

いつも引用するある科学者の言葉を列挙します。以下、青字強調は管理人によります。

我々は君の国の多くの一流科学者の精神を調べてみたんだ。大抵の場合、我々は科学者たちの精神が既成概念という鋳型で固められていることを知った。彼らは遠くまで進みすぎている。その結果、遠い道のりを後戻りしなければならない。 -略- 科学知識を求める人間は木に登るアリのようなものだ。自分では上方へ動いていることがわかっていても、その視野は狭すぎて幹全体を見通せない。そのために幹を離れていることに気付かないで下方の枝の方へ移動するかも知れない。一時は万事うまくゆく。自分ではまだ上方へ登れるし、進歩という果実を少し摘み取ることもできる。だがその枝が急に無数の小枝に分かれていろいろな方向に葉が散らばっているために本人はまごつき始める。 -略- 基本的法則がいまや分かれはじめて、反対方向に散らばり始めていることに気付く。すると科学者は心によって受け入れられる知識の限界に近づいていることや、あらゆる物理的な法則は究極的には全く統計的なものになるという結論に達する。これは地下鉄の列車に乗っていくようなものだ。たぶん最後には目的地に着くだろうが、どこへ行くのかが分からないために、同じ場所へ着くのにもっと短くて容易な方法があることを確かめられない。

 

基本的な法則が反対方向に散らばる」というのは、

五感でわかるスケール

表1

相対性理論と量子力学のことを意味していると考えられます。上表の左右はうまく統合できていません。 「心によって受け入れられる知識の限界」とは、数学を用いて抽象的な表現により研究を進めている状態をいうようです。 また、「物理的な法則は究極的には全く統計的なもの」というのも、そのとおりです。

正しくながめれば基本的な真理はかんたんで理解が容易なのだ。だから幹の上からながめれば枝は”枝”としてかんたんな理解の容易なものになるのだ。てっとり早く言えば、君らの科学が進歩し続けようとするために必要なのは、君たちがとまっている枝から幹との分岐点まで降りて、ふたたび登り始めることだ。

ある科学者は、基本的な法則は簡単であり理解は容易だと述べています。運動あるいは距離を時間に置き換えるということを、既に200年以上続けてきました。本当に遠くへ行きすぎていると感じます。これからどうするのでしょう? 「たぶん最後は目的地に着くだろうが」と否定的に述べています。 そして、次のように述べています。

物質科学の進歩を止めることなどできやしない。それは進んだりもどったりはするにしても。もどるとすると、それを支えている要素は退化のプログラムによってまず弱くなってきてそして崩壊することになる。  基礎的には地球の物質科学に悪いところはないんだ。もし、人々がそれを支えることができるような基礎を用意しないとそれは夢想だにしなかったほど水平に広がって進歩してしまう。「もし、基礎がなかったら?」 -略- 「君たちの文明は終わるさ」

退化のプログラムという考え方は、1950年代には存在しなかったと思われます。アポトーシスは、wikiによれば2000年代に入ってからのことです。

理解が容易な物理法則を我々が基礎として用意できなければ、文明は終わると警告しています。 「夢想だにしないほど水平に広がって進歩」とは言い得て妙です。

bigbang264

こちらから拝借

ビッグバン理論や

Calnateこちらから拝借

超弦理論など、水平に広がっていることは理解できます。 このまま行きますと、退化のプログラムによって弱くなり、やがて崩壊するようです。 そのとき基礎となる物質科学を用意できれば、再び進歩が可能だということです。

 

これまで、3次元物理空間での様々な現象を、

Ka8501 こちらから拝借

万華鏡に例えてきました。3枚の鏡を組み合わせたものです。

77942020_o1

こちらから拝借

内1枚を幅の小さなものに変えますと、模様の繰り返し数が多くなります
.

動画1

のように、模様の繰り返し数とともに、画面の「端」にも模様の繰り返しが続きます。 一方で、二等辺三角形の一辺、幅の短い部分を黒い紙に置き換えますと、画面の「端」には模様の繰り返しはなくなり



動画2

の様になります。周辺が黒くなります。

宇宙における現象を万華鏡に例えるならば、動画1の様なものがより近いです。対称性の内に「端」を見れば模様は続きますが、次第にはっきりしない模様になっていきます。模様は続くだろうけれど、はっきりしません。自然科学者は何を目指しているのでしょうか。

ちなみに、管理人所有の万華鏡は、

CIMG2289

の様なものです。二等辺三角形の3枚とも鏡ですので、動画1のように「端」にも模様の繰り返しが続くものです。とても綺麗です。

 

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弧理論に於ける「正の起電力」の意味

前回の記事の最後に、E-M軸平面での「投影」を万華鏡の「反射」に例えました。 この弧理論の考え方を電磁気現象に適用したのが、超効率インバーター「デゴイチ」の「第3起電力仮説」を扱った「第3起電力のエネルギー源について(第2版)」(考察)です。  要点は以下です。

物質(結果)に実体(原因)図1

我々の存在する3次元物理空間(M軸)に直交するE軸上の実体は、「積分を伴って回転投影」されます。 これにより、物体が質量と位置を得ます。質量は実体が持つ真のエネルギー値に等しいです。

20140421運動の状態図2

ある観測者に対して、物体が運動しているとき、実体が持つ真のエネルギー値は(E2-E’)だけ変化します。減少分が運動となります。 物体を加速しようとすると実体は、E-M軸平面上を時計方向に傾き投影角θは浅くなります。 θが浅くなるほど加速しにくくなり、投影角をゼロまで加速することは不可能です

電磁気現象は、電磁交換を特徴としています。必ず直交して現れます。電磁気現象をE軸上の実体の変化(E-M軸平面での位相の回転)として表したのが表題の考察でした。

回路に電流を流すということによって、E軸上の実体とM軸上の物体(この場合は電子)は

20160413積分7回図3

のように投影を繰り返します。 質量を持って現れる投影を①としますと、コイルに電流を流すことにより、E軸上の実体は影響②を受けて、再びM軸上にとして投影されます。以後、電流の変化は奇数回あるいはとして現れます。 このときのE-M軸平面での位相の変化は

20160413積分7回による位相図4

の様になります。 E-M軸平面での位相は、反時計方向に③、⑤、⑦の様になります。③がM軸上において、逆起電力として現れます。そして、⑤がEMAモーターで現れたという「コイルの吸熱現象」の原因のようです。そして、がコイルに与えた「急峻なパルス」により現れるもので、これが「正の起電力」にあたります。 このときのM軸上における⑦の形状が

clip_img166図5

右に示した発散トーラスです。 図3と図4のM軸上に現れた⑦の実体は、質量を観測できません。何故なら図1において、実体はM軸に直交していたものがM軸上では平行だからです。M軸に⑦の状態にある実体が持つ真のエネルギー値はゼロです。全て運動になっています。その意味でE=mc^2(の解釈)は正しいのでしょう。

M軸上に現れた実体は、これまた質量を観測できない状態にある電子を正の方向に引っ張りながら無限遠に消失します。これが正の起電力⑦の正体ですし、形状が発散トーラス(図5の右)だということです。 無限遠に消失した実体は、E軸上に戻るとともに、電子も静止状態①に戻ります。  図2と図4を見比べると分かりますが、加速しようと(E-M軸平面で時計方向に位相を変化させ)ても投影角θをゼロにすることはできません。パルスを与えることにより、E-M軸平面での位相を反時計方向に回転させることができます。そして、⑦の状態から①の状態へは、反時計方向に戻るということになります。都合、位相は1回転することになります。 ただし、ある科学者が述べた「エネルギー軸を中心に全質量を回転させる」ということの意味は、上記とまったく異なります。

無限遠に消失した実体(複数種)の持つ構造が

アワと回転する物体図6

bubble図7

の様なものです。

E軸上の実体は、M軸上では位置を特定できません。「位置を特定でない実体は、物体への斥力がもとで大規模な構造を作る、と同時に原子の構造を左右する力として至近距離に現れる」これが「距離の7乗に逆比例する力」だと考えられます。 直感的には、カシミール効果と何か関係ありそうに思うのですけれど。

前回の繰り返しになりますが、自然が対称性を持つことと離散値をとること、それとデゴイチに正の起電力があり得ることも全て繋がっています。   まだよく分からない部分も・えいやっ・で記述してます事をご了解ください。

 

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映画「パーティクル・フィーバー」 と 弧理論

録画しておいた映画「パーティクル・フィーバー」(日本語字幕)を観ました。この映画は、物理学者たちが「ヒッグス粒子」を発見するまでを追ったドキュメンタリーです。

 .

動画1 Particle Fever Official Trailer 1 (2014) – Documentary HD

素粒子群は、

clip_img170写真1

スイス/ジュネーブ郊外にフランスとの国境をまたいで建設されたLHC(大型ハドロン衝突加速器)で作り出されます。  素粒子物理学の標準理論では何百とある素粒子群を

quark図1

のように17種類に分けています。 NHKのBSで放送された動画1(日本語字幕)において示された標準理論の模型は

17particles写真2

の様なものでした。これが興味深いです。 中央のHがヒッグス粒子、青色がゲージ粒子4種類(相互作用を媒介する粒子=力を伝える粒子)、最外周の上段にクオーク6種類(赤)、下段にはレプトン6種類(緑)です。これらが物質粒子です。 同心円状に1+4+12の計17種類が配置されています。 これまでの(図1)より分かり易いです。

このうち、クオーク6種類(赤い部分)は、直接観測はされません。クオークの閉じ込めと呼ばれています。 クオークは陽子・中性子に閉じ込められており、これまで観測されません。疑問なのが直接観測されたことがないのにもかかわらず、存在するというのは奇妙です。  興味を惹いた写真1と弧理論の考え方による模型を比較していきます。

 

弧理論の考え方による基本形は

物質(結果)に実体(原因)図2

のようです。  E軸上の実体が、「積分を伴う回転投影」によって、M軸(3次元物理空間)上に質量を伴って位置が決まる、というものでした。このとき実体が持つ真のエネルギー値が、投影によって物体の質量となります。  図2は、ある観測者から見て「静止している」場合をいいます。

次にある観測者に対して物体が運動しているときは

20140421運動の状態図3

のように、投影角θは90度以外の角度になり投影されたベクトルが運動となります。実体の持つ真のエネルギー値E2が減少した分、つまり(E2-E’)が物体の運動になります。

これまでの考察の結果、時間は存在しません。(時間とは何かを参照ください。) E=mc^2と定義されるエネルギーは、次元を解析すると[ML^2T^(-2)]です。 ですからエネルギーは、運動を時間で表したものになります。弧理論の考え方に示すE軸上の実体が持つエネルギーのことを区別して(時間を含まない)真のエネルギーと呼んでいます。

弧理論の考え方では、E軸上の実体は全部で6種類在り

20140716弧理論基本形図4

の様です。実体である単極A、B、Cは真のエネルギー値E2を持ち、単極G、H、Iは真のエネルギー値E1を持つと仮定します。  ここで我々が存在するM軸(3次元物理空間)にE軸は直交していると定義しています。 ですから全部で4次元です。時間は存在しません。 4次元は

回転軸はE軸に重なる

図5

4つの3次元空間に分けられますので、M軸から見て、E軸上の実体は、位置を特定できません。従って図4の単極A、B、C、G、H、Iの6種類は、便宜上位置を持つように書き込んであることをご承知ください。

弧理論において、物質としての基本粒子は、図4に示す単極D、E、Fの3種類だけです。 単極Dが陽子、単極Eが中性子、単極Fが電子です。それぞれの基本粒子は、実体である6種類と図4のような関係にあり、陽子と中性子と電子は内部構造を持ちません

基本粒子は投影角θが90度である=ある観測者に対して静止=安定粒子であるということになります。 言い換えますと、投影角θが90度以外の全ての粒子は、不安定であることを意味します。

そして、「投影」という仮説は大事な意味を持ちます。投影は必ず「整数回」であることです。投影が2.32回の実数ということはあり得ません。M軸上の現象が離散的であることの理由がここにあります。 投影角θが90度以外の全ての粒子群は

多数の素粒子

図6

投影角が鋭角であるθを持つ離散的な運動を持つ素粒子群となります。 (注:図6のE1とE2が上下逆さまです。また単極ABCGHIが位置を持つように示していますが、位置を持たないと解釈願います。さらに図の注釈文も少し古いです。説明の「粘性(ラグ)」もまだ分かりません。)

投影角θと質量並びに運動の関係は、

実体の回転

図7

になります。観測者の視点は、M軸上(ここでは2次元平面)にあります。実体のE軸との隔たり、つまり真のエネルギー値は、観測者にとって「質量」になります。投影角θが90度以外であれば、実体の持つ真のエネルギー値は、運動として観測者にわかります。次第にθが浅くなり(運動が増し)、遂にはθがゼロの時、観測者には質量は見えなくなります。(質量は不定となる。) このときのE軸上の実体が持つ真のエネルギー値は、全て運動となっています。M軸上に位置する実体は投影角θが直交から平行へ移り、実体は観測できません。

追記2017/2/25

投影角θがゼロのとき、観測者には、質量不定であるとともに、「波」として観測されると結論づけています。電磁気力は「光子」が媒介するとされますけれど、弧理論の考え方においては、電子が光速度(投影角θがゼロ)のとき、「波」と観測されるということです。つまり、光子は電子の異なる側面だということです。光子について関連記事があります。

 

ここまでが前提です。 写真2によれば、物質粒子は12種類に分けられますが、今後更に巨大な加速器により新たな素粒子が発見されうるでしょう。  図6を参酌して考えますと、より浅い投影角θを持つ素粒子は幾つでも存在しうるからです。 それでも、結局は6種類に分類されるでしょうけれど、どのような巨大な加速器を用いてもクオークは観測できないと気付きます。 陽子中性子は内部構造を持たないからです。

例え話です。 ここに

byoubuC0E8写真3

屏風があります。これは加速器とします。 屏風の左右両端から2個の陽子が屏風へ向かって来ます。2個の陽子は屏風に隠れて見えなくなります。その結果、屏風の向こうでは2個の陽子が衝突し、屏風の外へ様々な素粒子が飛び出してきます。ただ誰も陽子が「崩壊」した場面を見ていません。1+1=2であるように、陽子+陽子→素粒子群であることから、屏風の向こうで何が起きたのかを推測したに過ぎません。その結果がクオーク6種類であるわけです。

陽子+陽子 → 崩壊 → 素粒子群 と考えた訳です。

弧理論の考え方では、陽子2個は、衝突して「陽子の消滅」→「素粒子群の生成」だと考えられます。崩壊と消滅の違いです。 誰も陽子が崩壊(内部構造を持つ)したところを確認していません。

将来、写真2の外周に示されたクオーク+レプトンの12種類は、新たな素粒子が発見されて24種類に分類する理論が出てくるかも知れません。図6を見ますと、投影角θが浅い素粒子が多く存在し得るように思えます。大変な困難でしょうけれど。際限がないことも理解できます。  面白いことに弧理論による実体6種類とクオーク6種類は、同じ数ですし、実体が直接観測できなさそうなのも似ています。

こんなニュースもあります。

【宇宙の謎】ヒッグス粒子は発見されていなかった? ノーベル賞実験に早くも疑惑が浮上!

本当に、対称性に拘っても際限がなさそうです。

.

動画2

万華鏡の「反射」を弧理論の「投影」に置き換えれば、投影によって物性の基本である「離散的でかつ対称性がある」という性質が説明・理解できます。 現状の物理学では、「離散的」と「対称性」の関係が説明できないと思います。  また、M軸が整数(離散的)であると理解できれば、素数との関係も見えてきます。  離散的な運動 θ 真のエネルギー値 質量 素数 全部関係しています。管理人には図2、図3がゼータ関数そのものに見えてます。

 

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為替と株は「時間」と同じ

気付いたことがりますのでメモします。

時間とは、過去の(運動)の記憶に過ぎません。時間を現在未来に適用できるとは限りません。「運動/時間」の比率を決定したことがないからです。  ある走者をストップウォッチで「計時」したとします。走者の運動を時計で計ったと考えますが、それは間違いです。 実際には、走者の運動とストップウォッチにある「テンプ」あるいは「水晶」の運動とを比較しているに過ぎないからです。そこに時間は在りません

大事なのは、運動が時間に比例して起きるかどうかです。通常(五感で分かる範囲)は大丈夫なのですが

五感でわかるスケール

表の両端では、どうも怪しいようです。

さて、気付いたのは、為替と株も同じだということです。「あのとき売って(買って)おけばよかった」というものです。現在と未来に適用できないのです。  投資自体は主導権を持つ者が圧倒的に有利です。

CIMG2281

2回目の安倍内閣の前、2012年12月衆議院議員総選挙で自民党が圧勝する前、11月頃から為替がじりじり円安になったのを記憶しています。  普通は、「民主党がダメだから自民党に変わる。すると円安になる。」と考えるのですけれど、管理人はこのとき、「原因と結果が逆ではないか」と考えました。 つまり、何らかの理由で「円安に持っていく」ことが先に決まっているかもということです。

何故なら、為替と株は、基本的に「(上げても下げても)変動により(タネ銭が少ない)貧乏人が振り落とされるシステム」だからです。

binbou7175249こちらから拝借

主導権を持つ者は、「上げようと下げようとどうでもよい」のであって、上げ下げさせる時期が問題なのです。「どうすれば貧乏人を(効率よく)振り落とせるか」にしか関心がないのです。

人間の活動で最も周期が長いものが経済活動です。しかもフラクタルです。お金と時間はどこかでつながっていると直観します。

ミヒャエル・エンデがお金を時間に替えて

2382150

「モモ」を書きました。 管理人は、まだ「お金と時間の関係」にすっきりしないものがあります。

人は運動が時間に比例すると信じ込んでいますけれど、単なる数字でしかないお金も伸び縮みします。時間もお金も「観念」あるいは「概念」に過ぎません。実在しない点では同じです。

存在しないものを存在すると信じ込まされている。だから時間とお金を組み合わせれば、有利に事を運べる。 のだろうか。

お金(通貨・貨幣)は現代の偶像です。もしかしたら、時間も偶像かも知れません。時計という。

想念とチャンネル

タマ+シヰ=魂の シヰを煽る偶像かも知れません。 時間に追いつき追い越すことで、シヰを満たせるというのか? 「時(時間)は金(カネ)なり」というではありませんか。 それなら納得できます。

上表のG偶像の欄に「時計」を加えてよさそうです。

 

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LED用定電流ドライバモジュールによるLD点灯試験

発注していたウンカン レーザー彫刻機 交換用レーザーヘッド500mw用が届きました。

CIMG2280写真1

中央上。 同じく、ストロベリーリナックスからもLED用定電流ドライバモジュール(70mA~350mA可変)<降圧型>が届きました。左の基板。 下に並べたのは、DVD-ROMドライブから外したLDです。内生きているのは1個だけです。

CIMG2270写真2

のように、うすぼんやり点くただのLEDになったり、完全にお亡くなりになったりしました。LDはとにかく弱い。 レーザーは可視光でない場合(目での感度が低い)がありますので、注意が必要です。写真2は、目で様子が分からなかったので写真に撮りました。直接のぞき込んでは絶対ダメです。

写真1の定電流ドライバモジュールに繋げてあるのは、同じくDVD-ROMドライブから取った赤色LDを有名な秋月電子の500円 赤色レーザー発光モジュール(円筒型) LM-101-A2(のコリメートレンズ+筐体)に入れたものです。

今回買い求めた500mw用レーザーモジュールをいきなり試験する訳にいきませんので、壊れたLED電球を分解して取り出したLED基板を定電流電源モジュールで光らせてみました。

CIMG2276写真3

下の黒いのはヒートシンクです。 5個直列です。LED用定電流ドライバモジュールのボリュームを最低にして、安定化電源の設定電圧と電流を次第に上げながら様子を見ます。

CIMG2275写真4

LED用定電流ドライバモジュールの取説によればモジュールは、LEDの順方向電圧に加えて3V以上の入力電圧が必要とのこと。LED電球の仕様がわからないので何ですが、1個3Vとして3×5個=15Vに順方向3Vを加えて18V以上あれば点灯するか? 実際は15V以上で点灯を始め、モジュール定格最大の24Vまで、ほぼ一定の明るさになりました。 15V~24Vの間であれば、定電流モジュールのボリュームで明るさが決められるということになります。 このときの電流値は安定化電源での値で10mAでした。ものすごく消費電力は小さいことが分かります。また明るさは手で遮っていないとまぶしいです。 LEDの点灯によく用いられるLM317による定電流回路は、発熱が問題になりますでしょうから却下です。

500円レーザー(改)モジュール

CIMG2277写真5

は、2.5Vから3Vの使用電圧でしょうから、安定化電源の設定で5~6V付近にして、Max電流値と電圧をいろいろ変化させてみました。 ヒートシンクがないのとLDに流れている電流値が不明ですから、いつ壊れるかも分かりません。適当です。  LED電球は、発熱は小さいながらもとても大きなヒートシンクが付いています。ウンカンレーザー彫刻機の500mWモジュールもヒートシンクを付けてからということになります。 それと電流値を直接計らねばなりません。定格がわかりませんので手探りになります。 自作CNCに取り付けてプリント基板作成ができるのはいつになりますやら。そもそもこのLDモジュールで塗装皮膜を焼くことが出来るかどうかわかりません。

本記事にかかる内容により損害が生じても関知しません。すべて自己責任でお願いします。

 

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宇宙には、回転体にのみ「方向」が生じる

前回の続きです。 弧理論の考え方の基本形は

物質(結果)に実体(原因)図1

の左の様になります。E-M軸平面上に在る実体は、M軸に投影されることによって質量と位置を持つ物体(原子)になります。  ある観測者から見て物体が静止するときは、投影角は90度です。

20140421運動の状態図2

運動を持つ場合は投影角θは浅くなります。 E-M軸平面、つまり4次元は

20140516直交するE軸図3

4つの3次元空間に分けられます。 M軸内にある物体のE軸の方向は、x、y、z軸のいずれの方向にも直交するのですから、M軸から見てE軸上の実体は、方向も位置も特定することはできません

唯一の例外は

回転軸はE軸に重なる図4

左図に示すように、x-y平面内で回転する物体の回転軸にE軸が重なることです。図1並びに図2の定義からすると理解できます。 具体的には

アワと回転する物体図5

の様になります。 回転する物体(原子)あるいは惑星・恒星・銀河系などは、回転軸であるz軸方向にE軸上の実体が位置します。(原子からすると、事実上の無限遠を意味します。)  ただしE軸上の実体がM軸に「投影」された訳ではありませんので、実体が「物体」と同様に観測されるとは考えられません。これが暗黒物質、暗黒エネルギーだと考えられます。  回転体の回転軸方向に「概ね」の位置が分かるということです。  この2種類の実体からの斥力により、宇宙の大規模構造ができます。これがアワ(泡)の構造です。

 

G・アダムスキーにより撮影された

hamaki写真1

巨大な母船の構造は、バシル・バン・デン・バーグのメモによれば、

Gadamb4780写真2 こちらより拝借

断面に回転するような構造が見受けられます。写真1の長軸方向にE軸が重なっていると考えてよさそうです。

いつも引用するある科学者の言葉です。

我々の先祖は元この地球から来たんだ。 -略-  数世紀たってから彼らの科学は今地球に存在する科学水準を凌駕してしまった。わずかばかりの原子エネルギーを解放するだけではあきたらず----これは今地球の科学者がやっていることなんだがね。----彼らはエネルギー軸を中心に全質量を回転させることを知った。こうした状況下では二つの大陸が結局互いに破壊し合うことは当然だ。今日の地球の二大国がやろうとしているようにだ。

青字強調は管理人によります。  ある科学者の先祖は、地球にかつて存在した文明の生き残りであると自己紹介しています。かつて存在した二大陸は、互いに争い、その結果互いを破壊し尽くしたということです。そして、その兵器は、原爆のみならず「エネルギー軸を中心に全質量を回転させる」ことによって得られる「何か」をもって兵器としたということを述べています。

これまでの考察により、ある科学者のいうエネルギーとはエネルギー[ML^2T^(-2)]のことを示していないことは明白です。([ML^2T^(-2)]は、運動の一表現に過ぎません。)  この場合のエネルギーとは、E軸上の実体が持つ真のエネルギー値のことです。 この回転は、回すではなくて回るであることが重要です。 宇宙にあまねく存在する唯一のエネルギー源がアワ(泡)の構造に現れています。 この構造が回転体のz軸方向に重なるという考察は、非常に重要だと考えます。

図や説明は、稚拙であり妄想がかっていることは十分理解しています。 数学者岡潔のいう「(自然科学者は)原始人的無知だ」という言葉を深刻に受け止めるべきだと感じます。

 

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二層型の浮沈子の動画を掲載 & 原子と宇宙の構造を模型で説明

先日、製作した「二層型の浮沈子」について、動画サイトに掲載しました。

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動画1 二層型の浮沈子を作ってみた

二層型の浮沈子を作ってみたでの記事について、補足で説明をします。

浮沈子の作成の目的は、弧理論の考え方による原子模型の説明です。原子模型の略図は、G・アダムスキーが残した

図32ネガ図1

の様なものでした。 弧理論の考え方によれば、横軸がM軸で縦軸がE軸です。 ただし、E-M軸平面のE軸は「エネルギー軸」を意味しますが、物理学でいうところのエネルギー[ML^2T^(-2)]ではありません。 何故なら時間[T]は存在しないからです。(右リンク先の1.時間とは何かを参照ください。)  従って弧理論では、縦軸を「真のエネルギー値」としています。ただ現在の所、真のエネルギー値をどのような物理量として扱えばよいのか定義できていません。 余談ながら弧理論の考え方によるE-M軸平面は、ゼータ関数にとても似ています。

二層型の浮沈子は、図1を模しています。水面を境として上半分が灯油、下半分が色を付けたです。 水と灯油の境界線が図1のM軸に当たります。 浮沈子は、水と灯油に挟まれていますから、図1のM軸上に在る「物質(原子)」に相当します。  紡錘図形の「円弧」を成す円の中心が「E軸上の実体」にあたります。  灯油、水、浮沈子の比重は、

水>浮沈子>灯油

の順ですから、浮沈子は水と灯油の間に浮かぶ事になります。 ですから、浮沈子は水と灯油から弾かれている、阻害されている。 あるいは、浮沈子は水と灯油から斥力を受けていると表現できます。 図1に戻すと、物質はE軸上、2種類の実体から斥力を受けているといえます。

これが、縄文哲学に出てくる

E軸での全回転とアウワ

図2

大宇宙の構造であるアウワに似ています。

ss372320d図3

bubble図4

の様な、つまりアワ(泡)の構造です。

 

突然ですが、ここで垂直軸型の風車を

fuusya1_03b写真1 こちらより拝借

想起します。 この風車は、360度 どの方向から吹く風(の運動)も一定方向の回転に変えます。

今、動画1にある水と灯油の間に浮かぶ浮沈子が写真1のような縦型の風車だと考えます。 そして

対抗する2つの風にある縦軸図5

の様に水と灯油が互いに反対方向に流れを作っているとします。ただし、2つの対抗する流れは互いに干渉しないものとします。 模型にするならば水と灯油の境界に風車を入れる穴を開けたアクリル板を入れればよいと考えます。 灯油・水の互いからの斥力(浮力)の方向と流れの方向が直交しているのは、目をつぶってください。 図1でのE軸上の実体からの物質(原子)への斥力は垂直ですけれど、模型にするには仕方ありません。

互いの流れ(斥力)が反対方向で、かつ互いに干渉しないとしても、垂直型の風車は一定方向に回転します。風車の構造上当然のことです。 この風車の構造こそが図1に示す紡錘図形のことです。ですから紡錘図形、即ち原子が回転する構造を持っていることが説明できます。(紡錘図形の回転の仕組みは、まだよくわかりません。)

更に、この回転の構造はE軸方向に凹凸の構造を持ちます。以前、動画サイトに掲載したように

.

動画2

この原子模型は、境界面(M軸)において引力とともに斥力も持つことになります、原子の回転構造を制御できれば、系の真のエネルギー値を任意の値にできるし、斥力も生み出すことが可能だということを意味します。

現代の文明において、本質的に「回る」現象を利用した機器は皆無です。「回す」のではなくて「回る」現象に注目すべきである理由がここにあります。  ある科学者の言葉をここに置きます。

地球の技術者が貨物または乗客の輸送用の乗物を作る場合、彼らは推力として乗物自体の中にエネルギー発生装置を備える必要があると考えている。しかし地球人の祖先は数千年間船に乗って地球のあらゆる場所へ旅行した。この船というやつは内部にエネルギー源をもたないので、全く大気の運動エネルギーによって動かされるんだ。これは頼りになるエネルギー源ではないのだが、結構うまくいったものだから、自然界では多くのタイプのエネルギー源がいつも利用できるのだということを地球人に気付かせたはずだ。だから望ましい結果を生み出すためにエネルギーの流出を見るような方法を講じさえすればよいのだ。

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動画3

思い出すに、故清家新一先生は、3回対称に配置した球形コンデンサーにて電場を回転させようと考えられました。本質的に回転する運動ではなかったのです。回そうとされました。円形加速器に投入されるエネルギーのほぼ全てが無駄になっています。

 

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どうもフリーエネルギーのカギは「ディファレンシャル・アキュムレーター」にあるようだ

E-M軸平面において、E軸にアクセスするにはどうしたらよいか、ずっと考えてきました。 定義上E軸はM軸に直交していますから、

20140516直交するE軸

4つの3次元空間に分けられます。  E軸上の実体は、M軸から見ると位置を特定できません。 方向を特定することも出来ません。

3dmen1

ただし、xy平面上で回転する物体に対しては、その回転軸であるz軸にE軸が重なることが分かります。

物質(結果)に実体(原因)図1

M軸上の物体は、E軸上の実体の投影であり、ある観測者から見て静止する物体の投影角度は90°であり、運動の状態にあれば

20140421運動の状態図2

投影角度は90°以外となります。つまり、xy平面内で回転する物体が持つ真のエネルギー値はz軸方向に重なるとえいます。

恐らく、それら物体の回転運動において重要なのは「回す」ではなくて、「回る」ということです。宇宙に「回る」現象は原子の構造から惑星・恒星・銀河系までの構造に現れています。 (注:弧理論においては、図1と図2の構造において、投影という操作は必ず整数回であることによって極小の世界での現象が離散値をとることを説明できます。)

本質的に回転運動をする現象としては、ファラデーの単極誘導があげられます。ファラデーの単極誘導モーターは、実験の結果から磁石を構成する原子核と周囲を放射状に移動する電子との相互作用ではないかと考えています。 すると単極誘導は、巨視的な単原子と似た働きをすると考えられます。問題は、回転運動の回転軸方向(z軸)に重なるE軸にどうすればアクセスできるかということです。

詳しくは説明できませんけれど、例えばかつて行った同軸三重反転型の単極誘導モーターで回転に強弱の差を付ければE軸上の実体にアクセスできるだろうと考えました。 この回転に差を付ける「差動」という言葉を思い浮かべることにより気付いたのが、ある科学者が宇宙船の動作原理を説明する部分の会話でした。 ある科学者は次のように述べています。

君は円盤の各部とそのメカニズムを見ているんだ。それを君の心がつかむことができるんだよ。 中央の隔壁の真上にある大きなドラム状の物はディファレンシャル・アキュムレーターだ。これは基本的には蓄電池で、利用し得る多くの自然エネルギー・ディファレンシャルのどれからもチャージできるんだ。”チャージできる”というのは、電位差はアキュムレーターの二つのポール間で生じる。両ポールの材質は君の想像以上に多量の自由電子を帯びている。制御機構がこれらの電子を船体の上部と下部に見える二個のフォース・リングを通じて流れ出させる。動く電子が磁場を作ることは電気力学に精通している君にはわかるだろう。

注:青色強調は管理人による。 船体の見取り図は

W_S_Incident_cargo_carrier_diagram図3  こちらより拝借

になります。 また上記引用文の原文は以下の通り。

“You are seeing the parts of the ship and its mechanism which your mind is capable of grasping. The large drum like structure just above the central bulkhead is the differential accumulator. It is essentially a storage battery which is capable of being charged from any of a number of natural energy differentials which may be available. By the word `charged,’ I merely mean that a potential difference is created between two poles of the accumulator. The material of the poles has available free electrons in quantities beyond anything of which you could conceive. The control mechanism allows these electrons to flow through the two force rings which you see at the top and bottom of the craft. You are familiar enough with electrodynamics to know that a moving electron creates a magnetic field. The tremendous surge of electrons through the force rings produces a very strong magnetic field.

原文はこちらより引用

これまで、この文章の意味にはあまり注意してきませんでした。 ディファレンシャル・アキュムレーターの「ディファレンシャル」とは、差異や差別あるいは格差、数学では微分を意味します。また「アキュムレーター」とは、蓄積者、蓄電池、コンピュータでは累算器を意味します。

ディファレンシャル・アキュムレーターをかみ砕いて言えば、差動により「何かを」蓄積する装置というこになります。 これまで、この文が何を意味しているのか皆目分かりませんでしたけれど、それなりに理解できそうに思います。

ただ、ある科学者は、我々が知らないことを我々がわかる言葉に置き換えて話すことがありますから、電子をそのまま電子と受け取らない方がよいように思います。これまでの考察から、この手の宇宙船が「電子」の挙動だけで働いていると考えるのはナイーブなことです。

これまでの考察結果、ある科学者が述べた宇宙船を建造する科学技術は、現代の科学の「延長線上にない」ことは確実です。 現代科学において最も基礎的な物理量であると考えられてきた「時間」が実に曖昧なものであることが分かっています。 それですから、現代科学の伸び代は余りないと考えた方がよさそうです。

 

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電子工作の工夫(ハンダ作業台・抵抗の整理・露光装置)

これまで、ハンダ付け作業には

HdaiST-92

こういうのを使ってきました。虫眼鏡はありません。代わりに

armlight076193ain

ルーペ付きのアームライトを作業台近くに延ばしてました。

どなたもハンダ付け作業に工夫をされてます。 管理人もご多分に漏れず、いろいろ工夫してきました。

プリント基板に部品を差し込んで、部品面を3Mのメンディングテープで押さえて裏返し、部品のリード1カ所にハンダ付けします。テープを取り除き、各部品の高さを決めます。高ければハンダを溶かしながら部品を押さえます。後は残りのリード線をハンダ付けします。  表を向けたり裏を見たりで作業台に着けたり外したりを繰り返してきました。 基板を見るためルーペ付きのアームライトに視線をやったり、ハンダゴテや糸ハンダ・ニッパーを取るのに視線をはずしたりと、とても眼が疲れます。 ユニバーサル基板に配線する場合だとやむを得ませんけれど、キットの組立などはハンダ付けだけを一気に済ませたいところです。

最近、見かけて良いなと思った作業台「ハンダ付けサポーターの作成」がありましたので、一つ作ってみました。

土台となるのはリンク先記事と同じダイソーの料理用ターンテーブルですが、バイスは木板の端材とボルトナットで自作しました。   リンク先記事と同じでは意味がありませんので一工夫します。

前から使ってきたポータブルカーナビを買い換える時期に来ておりまして検討しています。 そこでダッシュボードに取り付ける際に用いるユニバーサルマウントをダイソーのターンテーブルに取り付け、その上に木製のバイスを取り付けました。

CIMG2261

CIMG2263

これでプリント基板のハンダ面について、回転と傾斜が自由にできます。使って便利かどうかはこれからです。

プリント基板を作る場合に感光基板を用いることが多いです。 これまで露光装置は

CIMG2259

写真のような自作の装置を用いてきました。 露光には、サンハヤトのポジ感光基板の焼き付け用PK-CLAMPを用いていました。  実験用に購入した永久磁石は段ボールの箱に入って送られてきます。この段ボール箱の中に、KP-CLAMPにぴったりのものがありました。 紫外線ランプはサンハヤトのUV蛍光管FL-UV6BLを2本取り付けています。 このランプをAC100Vで点灯するには、100円ショップにあった白熱電球型蛍光灯インバーター回路をそのまま用いました。 段ボール箱に駆動回路が入りませんので、白熱電球の口がね部分を箱の上に乗せていますw。

で、蛍光灯部分は

CIMG2260

キッチン用のアルミシートを両面テープで貼り付けています。 ついでながらアルミシートは放物面になっています。 放物線をCADで作成し発泡スチロールブロックに貼り付けてスチロールカッターで切り出したものを箱の上面内部に貼り付けてあります。 タイマーはありませんけれど、割安でできて重宝してます。  今でも100円ショップに白熱電球型蛍光灯はあるのでしょうか?

抵抗器は種類が多いですけれど、管理人は4分の1w型をもちいることが多いです。(チップ型はつらいです。)  抵抗器の整理には一般的に

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このようなプラスティックケースが用いられることが多いようです。 場所をとりますね。そこで管理人は、

CIMG2264

100円ショップで買った事務用のリングとビニル袋に小分けして入れています。ビニル袋にはジッパーが付いてますので、底の部分にパンチで穴を開けてリングで束ねています。 リング毎に数値順に仕分けていますので、取り出しやすいです。かつ場所をとりません。これは、かつてネット上で見かけたもので多くの人がやっています。 欠点としては、在庫切れが一目で分からないことです。

 

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自作CNCの調整とプリント基板試作(暖房ヒーター用タイマー)

昨年作った端材MDF製CNCを調整してました。小さいプリント基板なら切削できそうです。

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あちこち調整し、これまでに3回面だしを行いました。その結果テーブル(140ミリ×100ミリ)の内の端を除いて4分の3くらいの範囲は基板切削に問題なく使えそうです。

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写真の基板は、30ミリ×15ミリくらいです。下の部分や縦に入った線は、他の試行切削の時のものです。Vカッターの送りは30ミリ/分です。 送りを45ミリ、60ミリと変えて試してみたところ、切削断面がささくれ立ちました。速く送るのですからドリルの回転数も上げています。 よく観察してみると、どうもVカッターの軸がぶれているようで、回転数を初期のまま送りを60ミリにした方が問題なく切削できました。 切削にかかる時間が半分に出来るのはありがたいです。

後、ハードについて

  1. CNC自体の強度と耐久性
  2. ルーターの芯ぶれ

の問題になりました。1.は解決のしようがありません。2.は今のところ原因がわかりません。ルーターを加工して使用していますので、それが原因か、ルーターの精度かそれともVカッターの個体差かわかりません。あるいは複合しているのか?

CNC による切削に至るまでに使用しているソフトは、

  1. CNCの制御は、Grbl Controller3.6.1
  2. 回路設計がBSch3V
  3. PCBの作図がPCBE (ガーバーデータ作成)
  4. ガーバーデータからG-code作成がGynostemma-PCBです。

ソフトの問題としては、PCBEによりドリルデーターを出力して、そのまま回路の切削と同時に穴開けまでを行いたいのですが、現状ではできません。 PCBEによりホール出力したデーターを加工してGynostemmaが吐き出したG-codeとマージして切削へ持っていきたいのですけれど、PCBEの使い方が悪いのか? PCBEからのホール出力によるデーターは絶対座標になっています。設定で変更できるのか?またホールデーターをエディタで見ると小数点がない形式になってます。 この辺は、もう少し慣れが必要です。

慣れといえば、プリント基板へのVカッターの位置決めです。 Z軸の位置決めは、今のところ

CIMG2254

テスターを使っています。「Vカッターを仮締めして、基板面に当たる位置で本締め」という手順が使えません。 Vカッターの芯ぶれがなければ、写真の方法は必要ないのですが。

 

以前、試験切削した

CIMG2110

こんな基板。 酷いできですけれど、せっかくなので

CIMG2245

組み立てて、

CIMG2246

ケースを加工して

CIMG2252

タイマーにしました。  浴室脱衣場の暖房ヒーターに接続するタイマーです。 「Arduinoで遊ぶ」さんの7セグメントLEDを使ったタイマー製作の連載記事を使わせていただきました。 リンク先のタイマーソフトは見通しがよくソフトの変更が楽でした。助かりました。

使用したのは、ATmega168Pと4桁7seg LEDです。 Arduino IDE+AVRISP mkII によりICSP経由で書き込み動作テストしました。

動作は、設定時間 「初期5分→10分→15分→5分に戻る」  とし「入り」で赤いLEDを点灯するとともに、AC出力をONにします。 電力制御は秋月電子のソリッド・ステート・リレー(SSR)キット35Aタイプを用いています。 「停止」により出力はOFFにしています。「切り」はリセットです。 SSRキットは1200W使用時には、放熱板がかなり熱くなりますが実際に使用する赤外線ヒーターの消費電力は900Wです。アルミケースに貼り付けた状態で通電してもほんのり暖かくなる程度でした。

これまで浴室脱衣場のヒーター・タイマーは、PICマイコンを使って12VリレーをON/OFFするものでした。 初心者の悲しさで、設定時間より早く切れてしまう誤動作をするのですけれど、しばらく原因がわからずパスコン追加したり、フェライトクランプ入れたりしたのですが、改善しませんでした。 試行錯誤した後に、マイコン回路と電力制御系とを電気的に切り離すことが必要だとわかりました。 最初からSSR使えば誤動作しなかったのですけれど、少し勉強になりました。

それとPICマイコンでの時間制御は本当に大変です。命令サイクルを数えればよいのですが、面倒でできませんし、ソフト開発がCCSCコンパイラを用いていましたので、このコンパイラでの時間制御が出来ませんでした。(管理人個人の能力の問題です。)  それに対してAVR ATmegaシリーズのマイコンは、リセットからの絶対時間を内部に時計として持っています。Arduinoは、これをC言語でサポートしています。(millis())凄く便利です。

 

これまで、プリント基板の作成には、感光基板を使ってきました。感光基板ならDIPのピン間に通せましたけれど、CNCではできません。 調べてみたら中国製激安レーザー加工機でプリント基板作成という記事がありました。生基板に塗装を施した後、CNCによるレーザーで基板上の塗料を焼いて剥離させるというものです。 OHPフィルムに印刷→感光→現像という工程が不要になります。 塗装→レーザーで焼き付けの後、エッチングとなります。 エッチングはこれまでどおりです。利点は消費期限のある感光基板をストックする必要がないことです。

早速、

uAtL._SL1200_

こんなのを注文しました。 2本の線がでていますので、単純に定電流制御のようです。定電流電源をArduinoからPWM制御すればよいように思います。 使えるかどうかまだわかりません。

 

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