「シル:知る」は「streaming」だけではない「zip」形式があるようだ

これまでの考察の流れを次に示します。

1.ホツマツタエにある「ヰクラムワタヲ ネコヱワケ」の「ネコヱワケ」は音声である「コヱ:声」を要素に分けること(48音「ヨソヤコヱ」)であるとともに、心の内の「思考」そのものも示している。つまり、ネコヱは「想念」も示しているのではないか。 ほつまつたえ きつのなとほむしさるあや【東西の名と蝕虫去る文】

2.想念は伝わる。弧理論の考え方では、想念は物理現象の一旦を担っている可能性がある。

3.古より天皇の役割は、「天の恵み(宇宙からの叡智)を受け、民を導く」ことにあった。 その手法がネコヱに依ったのではないか。でなければ文明の発祥時の過程が成り立たない。 いつまでも「タミクサノ アナニスマエハ ヒトナラス」を抜け出せない。 これを抜け出したのがクニトコトチだったのではないか。

4.時代が漢字文化に至ってからは、ネコヱワケの意味は忘れ去られ、シラス・ウシハクのシラスと解釈されるようになった。 天皇は、国並びに民草を「シル:領る」であると。 だから尊敬語の「シラス」になった。

5.しかし、「シラス」の本当の意味は、「シル:知る」ことにより民を導くことにある。

6.歴代アマカミの「シル:知る」をまとめたものが、アウワやアモトあるいは、タマ+シヰの構造であった。

というものです。まとめますと

シル:知る」は、想念をしてヒトとヒトとのコミュニケーションをとり、あるいは宇宙の叡智を知ることができるのであって、天皇のみならず民草(万人)が行えることです。 これが人に本来的に備わる能力です。 そして、人の肉体に備わる五感による「分けることにより分かる」の限界を越えることができるのです。

この万人に備わった能力は、G・アダムスキーによればテレパシー(精神感応)だということになります。 ついでながら、G・アダムスキーによるsoul mind と sense mind がタマとシヰに相当します。

一般に「シル:知る」は、個別のイメージを「streaming」するように考えられているようです。  個人的なことながら管理人の「シル:知る」のほとんどは、zip file の様な圧縮形式になっています。そういうのもありだと思っています。

 

ブログランキングの応援と広告のクリックをお願いします。 にほんブログ村 科学ブログへ  学問・科学ランキング  
カテゴリー: 解説 | コメントする

LD用定電流電源の回路について

以前、自作CNCに取り付けた青色LD

CIMG2359p1

駆動用に定電流電源を

CIMG2444p2

作りました。ネットからの

ttl-diode-driver(1)を参考に

レーザードライバ回路(2)を書いて

TTL_LD_driver_sc(3)と決定して、作ったのがp2でした。ところが電流が不安定で使い物になりませんでした。調べてみたらねがてぃぶろぐさんのサイトに「EJ No.3にちょこっと写真が載りました」という記事に解説により意味が分かりました。 OPアンプの入力を固定にしてはダメということです。(2)のR11の分圧抵抗からOPアンプの入力を取るのが正解です。(1)は、そうなっています。

なひたふ新聞様の

teidderyuu

定電流回路の解説にも示されています。勉強になりました。  レーザーダイオードに興味が薄れつつありますので、回路を修正して作り直すかどうか分かりません。

 

ブログランキングの応援と広告のクリックをお願いします。 にほんブログ村 科学ブログへ  学問・科学ランキング  
カテゴリー: 未分類 | コメントする

「まず精神科学と社会科学が出てくる。二つの基礎がなければ物質科学の発達はありえない」・・・・なぜ素粒子物理学ではなくて、「物質科学」なのか?

当サイトにおいて、これまでの考察により出尽くしたことながら、改めて記します。

ある科学者の言葉を引用します。少し長いです。

知識や生きる目的の探求は議論とよりよい理解の目的で三つの大きな区分に分けられるほどの広いスペクトルになっている。この区分は次のように定義される。

(1)肉体あるいは物質の科学で人間の肉体や彼が住んでいる物理空間の自然の必要性と要求を処理する分野だ。この中には、生活・安楽・安全等に必要な物質を際限なく作り出す研究はもとより、物理・化学・天文学等の主要なものがこの分野に入っている。

(2)人間関係や、その関係がよりうまく、生産的に、しかも耐えていけるような方法を処理する社会科学である。この中には社会・政治・精神分析学それに経済学の非物質的な部分などが入っている。

(3)精神科学で、人間と君たちが神といっているすべての自然にあまねく浸透し、制御する偉大なる創造の力と無限の英知との間の関係を処理する分野だ。

宇宙における科学のすべて、真実の探求と理解のすべては、この三つの分野に入るんだ。もちろん、この三つの分野の間には明確な分離線は引けない。お互いにラップしているからだが、しかし、それらを支配する基本的な法則は全く同じものなんだ。

宇宙において文明が完全にしかも成功して発展するならば、進歩のこの三つの支流に同程度の努力と勤勉さがなされなければならない。しかしながら、まず精神科学と社会科学が出てくる。その二つの基礎がなければ物質科学の発達はありえないんだ。 (青色と強調は管理人による)

(1)が物質科学で、(2)が社会科学、(3)が精神科学です。

右リンク先の「3.時間を含まない真のエネルギーについて」で考察したとおり、自然科学の守備範囲は

五感でわかるスケール

赤い括弧で括った範囲だと考えられます。同時に人間に備わった五感で分かる範囲でもあります。その基礎は赤い矢印の部分にあります。 つまり、「陽子・中性子・電子」で構成される「物質」です。一方で、素粒子は「物質」の破片に過ぎません。

五感を持つ人間であるが故に、人間の為の科学だから、「素粒子物理学」ではなくて「物質科学」だということになります。

ある科学者は、人類が理解すべきとして三つの科学を挙げました。そして「それらを支配する基本的な法則は全く同じもの」であること、その内二つ(精神科学と社会科学)が最初に出てくると述べています。

管理人には、精神科学と社会科学、物質科学の三つが縄文哲学の象徴であるミクサタカラの「タマ、カガミ、ツルギ」に重なります。 数千年前、縄文の人たちは既に精神科学と社会科学を身につけていたと確信します。  翻って現代の私たちは己のことに無知です。 タマ(精神科学)とカガミ(社会科学)の基礎がないからツルギ(物質科学)が発達しないということです。 生命維持の欲求であるシヰ、欲しい欲しいのシヰの暴走を許している訳です。人類、自滅まっしぐら。

 

過去に書いたことながら、表の極大と極小を無理矢理ビッグバンにより統一しようと四苦八苦している様子は

zo_kame_hebi

自らの尻尾を飲み込む蛇に似ています。

 

ブログランキングの応援と広告のクリックをお願いします。 にほんブログ村 科学ブログへ  学問・科学ランキング  
カテゴリー: 解説 | タグ: , , , | コメントする

自作CNC+LDによる加工

こちらの影絵を段ボールに焼いてみました。線画なので時間は3分弱でした。

CIMG2504

Inkscape に取り込み、二値にしてオブジェクトにパスを通して、Inkscape Laser Tool Plug-InにてG-Codeを作成。

farGrbl Controller にて出力しました。

 

cb75010055同じくCB750を

CIMG2487

焼いてみました。Inkscape Plug-Inの Raster 2 Laser GCode generatorによるデータですから、こちらは5時間くらいでした。このソフト、走査が一方向からです。往復焼き付けならば半分くらいの時間で済むはず。 最後のナナハン、写真と同じ青白に乗ってました。いわゆる教習車で乗りやすかった。

以前、製作した ipad 用アクリルスタンド

CIMG1520

CIMG1521

に文字を焼いてみました。

CIMG2494

灰色がかったアクリルなので概ねOKでした。透明だと焼き付けられないかと思います。試してません。

CIMG2503

 

ブログランキングの応援と広告のクリックをお願いします。 にほんブログ村 科学ブログへ  学問・科学ランキング  
カテゴリー: 未分類 | タグ: | コメントする

愛や慈悲や知恵がある前にまず”理解”がなければならない。・・・・誰が何を理解すればよいのか?

このところいろいろ考えているのですけれど、なかなか文章にまとめられなくてもがいています。

昨年10月に理解した「縄文哲学≒宇宙哲学」により、目的が何であり、手段はどうすればよいかが分かりました。 しかしながらミクサタカラである「タマ(精神科学)、カガミ(社会科学)、ツルギ(物質科学)」について、3つを等しく考え取り組まねばならないためになかなか先へ進むことができません。

ある科学者は次のように述べています。

どんな愛や慈悲や知恵がある前にます”理解”がなければならないんだ。

君の人類と文明に最も必要なものはかんたんで、人と人との間、国と国との間、すべての人々自然を制御している偉大なる力英知の間の基本的な”理解”なんだ。”理解”が君の人類が生き残るための鍵だ。もし人々の間に理解がなかったら、政府間の協定、協約や保証などにおける価値は全く少ないことになる。 (下線及び強調と色は管理人による)

この文章は、当初「世界中の人々の間において、相互理解が必要だ」くらいに理解していました。ところが、

  1. 縄文哲学と宇宙哲学がとても似通っていること。
  2. 3つの科学(精神科学・社会科学・物質科学)がミクサタカラ(タマ・カガミ・ツルギ)に等しいこと。
  3. 弧理論の考え方が3つの科学の構成に合致していること。(紡錘図形が図32ネガ3つの科学の構成を説明しているということ。)

の理由により、上記の

  • 「全人類と自然」を制御している偉大な力
  • その英知

に関する「理解」とは、上記の1,2,3だろうと考えたのです。

wm2502_1_34こちらから拝借

G・アダムスキーが残した宇宙哲学は、1950年代のアメリカはカリフォルニアでのことです。縄文哲学は、17世紀頃日本の江戸時代に写本されたヲシテ文献によります。wikiによれば、原書は人皇12代ヲシロワケ(景行天皇)57年だとされます。 ヲシテ文献が真書であるならば、その内容は2000年~5000年以上、距離にして8000kmも離れた場所で起こされた2つがこれほどに似通っている確率はゼロに等しいです。

裏を返せば、これほどに似通っているということは、2つの哲学には「普遍的な何か」を含んでいるからと考えるのが自然だと思います。 すると、

我々人類が生き残る鍵は、すべての人々が上記1,2,3を「理解」することに他ならない。

ということです。過去記事に書きましたように

神器49

三種の神器をどこの誰が所有しているかなど、どうでもよいことです。ミクサタカラは、全ての人々に必要な縄文哲学を示しており、三種の神器はこれを象徴しているに過ぎません。

なぜ縄文哲学を学ばねばならないか? 明確な理由があります。過去記事「エリートキツネと闘牛士」に記したように、一つの行動原理を何世代にも渡ってとり続けると「生まれながらに(その)行動原理をとる」ようになります。 これまでの考察により分かってきたとおり、我々は何世代も「お金」に拘る生活を送ってきました。「既に」我々の何十パーセントかの人たちは「生まれながらに」「金銭に貪欲」であるかも知れません。

タマ+シヰ=魂の「シヰ」は、欲しい欲しい、強いるの「シヰ」であり、生命維持の欲求です。シヰがなければ生きていけません。しかしながら、お金に拘るシヰの暴走により社会が混乱を極めていることは誰も否定できません。 エリートキツネには飼い主がいます。しかし、人には飼い主はいません。

人が人であるからこそ、自らの意志でシヰのままにある自己を抑えることができると信じます。

これがある科学者が述べた人類が生き残るための鍵だと確信します。そのために、縄文哲学その他を学ぶべきなのです。

この主張は、宗教や主義主張あるいは国家や政治信条とはまったく関係ありません。宇宙人やUFOあるいはフリーエネルギーなど、どうでもいいことです。 これまで戦争放棄や人類愛を説いても何も変わらなかったことを思い出してください。 このまま行けば、「貪欲なシヰ」の持ち主たちは、すべてを破壊し尽くすことでしょう。

ブログランキングの応援と広告のクリックをお願いします。 にほんブログ村 科学ブログへ  学問・科学ランキング  
カテゴリー: 解説 | タグ: , | コメントする

自作CNC TTLレーザードライバの出力が安定しない

先日作りました自作CNC+1000mw青色LD用の

CIMG2444

TTL定電流ドライバをテストしました。 原点の設定はやりやすかった。

cb750_0001_BW_preview

このようなモノクロのデータからG-Codeを用意してやってみました。

CIMG2484

材料は段ボールです。左下から右上にかけてスキャンするようになっています。 走査の速度を若干速く設定しています(F300:㎜/min)  結果、レーザー光出力の変動が大きすぎて使い物になりませんでした。不定電流ドライバです。 初めはうまく焼けているのに段々弱くなっています。

参考にした回路から省略したのが悪いのか、ドライバのトランジスタの温度変化のせいか、それ以外なのか? 何が原因か分かりません。安定しなければ前のドライバにもどすしかありません。今回用意したデータは二値です。二値のデータなら前のドライバモジュールでもできるでしょう。

使用したソフト Inkscape + Raster 2 Laser GCode generator extension

 

ブログランキングの応援と広告のクリックをお願いします。 にほんブログ村 科学ブログへ  学問・科学ランキング  
カテゴリー: 未分類 | コメントする

パワーリストボールの回転はなぜ加速するのか

先日、動画サイトで見た「パワーリストボール」に大変驚きました。

.

動画1

健康維持のために運動しておりましてkatochann33さんの動画を参考にさせていただいております。その一環で動画1を見たのですけれど、パワーボールパワーリストボール、ダイナビー、ローラーリストボール、リストトレーナー、パワースピナー)の動作に驚きました。 ここではパワーリストボールと呼びます。

パワーリストボールについて、かなり前から存在は知っておりました。1970年代に開発されたようで、正式には「ジャイロスコピック エクササイズ ツール」というそうです。こちらを参考に。 ボールの回転は、何らかの動力があるか自然に停止するまでの間に用いる器具だと勝手に思っていました。 ところが、手首の運動とともにボールの回転が加速するのだと分かり、早速購入した次第です。いろいろ考えた結果をまとめたのが

.

動画2

です。

ジャイロ効果(gyroscopic precession)と歳差運動は、理解しておりましたし、経験的にも知っておりました。ところがジャイロ効果により回転が加速するという発想はまったくありませんでした。

 

ジャイロ効果について、

ジャイロ効果の説明図1

回転する円板が何らかの原因でA点に力が加わると90度遅れてB点に力が働きます。円板の全体にジャイロ効果は働きます。 一般に回転する円板とそれを支える回転軸は一体です。ですから点Aに力が働いた結果、回転軸はBの方向へ力が働きます。   ジャイロ効果の結果、回転軸には常に力が働きますので、

歳差運動の説明図2

のように、回転軸がミソすり運動をします。これが歳差運動です。

パワーリストボールを分解してみますと

CIMG2463写真1

青いボール白いリング回転軸が固定された黄色い玉が入っています。 青いボールにはミゾが切ってあり、白いリングはミゾに沿って動くことができます。 従って、黄色い玉の回転軸はミゾに沿ってのみ動くことができます。

動画2で見たように、スローで観察しますと、パワーリストボール内における黄色い玉の歳差運動は、

90度近い歳差運動図3

のように、ほぼ90度まで傾いています。

パワーリストボールの取扱説明書

CIMG2460写真1

とスローモーションの手首の動きと併せて考えますとミゾと白いリングは

wh_ring

写真2

のように動いているようです。この動きは黄色い玉の回転軸を強制的に回転させることになりますので、黄色い玉の回転軸は写真2の赤い棒のような動きをしているはずです。(回転軸が写真の赤い棒より遅れがあるか、はたまた早めに動いているかは、観察では判断できませんでした。) これが図3の状態です。 強制的にミソすり運動を起こさせるには、ミゾと白いリングの間に適当な摩擦が必要です。試しにミシン油を少量つけてみたところ、回転の加速が難しくなりました。手首をうまく使ってもほとんど回らなくなりました。真似しない方がよいです。


2017/09/20以下 削除 回転加速の仕組みを下段に追記します。

 

何が不思議かといいますと、黄色い玉は、(加工精度の問題はあれども)軸対称であり重心は回転軸上にあるとともに玉の中心付近にあるはずです。 物体に回転モーメントを与えるためには、重心位置から離れた位置に力を加える必要があります。 パワーリストボールはこの考えに当てはまりません

身近にある電子機器の内部にあるモーターや自転車・自家用車などの機械類は全部、本当に全部「重心位置から離れた位置に力を加える」仕組みを持っています。 パワーリストボールは、管理人が知る中でほとんど唯一の例外です。

固定されたものが無い宇宙(3次元物理空間)において、如何にして回転するのかが最大の問題です。 当然、「回す」ではなくて「回る」でなければなりません

 

これまで学んだ力学にはジャイロ効果も歳差運動もありましたけれど、ジャイロ効果を逆手にとって回転軸のみ固定された回転体に回転の加速を与えるという発想はありませんでした。 例えば

Jet_heli写真3 こちらから拝借

ヘリコプターの姿勢制御はジャイロ効果等を考慮していることは理解していても、まさかヘリを横倒しにして極端なミソすり運動をさせて、同期させればヘリのローターの回転数を上げられるかも知れないという発想は絶対にありませんでした。

動画2において、言葉では説明できても「ジャイロ効果」が具体的に「回転を加速する」ことのイメージができないと示しました。(管理人のみかも知れませんが。) 本当に不思議です。

 

ここまでが前提です。

電気と磁気は直交して現れます。電磁気現象は直交してを生じます。 特に単極誘導モーターは

homo motor02図4

電流の方向と直交してを生じます。(力が回路に生じるか接点に生じているかは別として。) 特段の機構を持たずに回転力を生じます。 ほとんど唯一「回す」ではなくて「回る」現象です。

そして今回、パワーリストボールは「特段の機構を持たずに回転力を生じる」と気付きました。これもいわば「回す」ではなくて「回る」だと考えられます。 やはり気になるのは図1で示したジャイロ効果が90度遅れて生じる(直交している)ということです。 回転を加速するカギが回転軸にあることも重要です。 回転を加速するという事実は大きいです。

管理人は、単極誘導もジャイロ効果も3次元物理空間の基本的性質として「似通った何か」を感じます。

弧理論の考え方において、

回転軸はE軸に重なる図5

回転体においては、E軸は回転軸(Z軸)方向に重なるということを考慮すれば尚更です。 何を言いたいかと言いますと、弧理論で想定している「E軸」にアクセスするにはどうすればよいか?ということに尽きます。 その点、単極誘導もジャイロ効果も回転軸(Z軸)方向に何か関連した現象だからです。

まとめますと、管理人が求めているのは、

E軸にアクセスするには、Z軸とXY平面内の回転運動の間の関係を「ほにゃらら」すればよい。

という何かです。 そのカギが90度に他なりません。 ある科学者は言いました。

望ましい結果を生み出すためにエネルギーの流出を見るような方法を講じさえすればよい

注:ただし、ある科学者は、エネルギーという言葉を2つの意味に使い分けていますので注意が必要です。 時間を含まない真のエネルギー値(真E)と時間を含むエネルギー(運動)です。

 

余談ながら、ベルのジェットレンジャーはかっこいいです。昔2,3度乗ったことがあります。

KH4M写真4 こちらから拝借

上のKH4には1時間近く乗せてもらったことがあります。パイロットが離陸の瞬間、ヘリの姿勢を安定させるためにローターの回転に同期させて操縦桿をクイッと動かしたのを見たときは驚きました。未だに忘れません。

削除 ここまで


2017/09/20 追記

コメントをいただいたことでパワーリストボールの回転が加速する仕組みは分かりましたが、放置してきました。 ここに記事を修正し、追記します。

まず、パワーリストボールを手首の振りを用いることによって、コマ(黄色いボール)の歳差運動をより強くするところまでは、記事の通りです。 パワーリストボールの回転軸と白いスライドリングを観察すると

写真5

のような構造をしています。 青い部分がパワーリストボールの外周に切られたミゾです。 白いリングは青いミゾにはまるようにできていて、ミゾをスライドします。 大事なのは白いリングの厚みよりコマの軸の直径が僅かに大きいことです。

その際の回転加速の仕組みは次の通りです。

図6

パワーリストボールを手首の振りを用いることによって、コマの歳差運動をより強くすると

  1. コマの回転軸はボールの青いミゾに押しつけられる
  2. 白いリングが青いミゾに沿ってスライドする
  3. コマの回転軸は青いミゾに押しつけられて、転がる

ことで、コマの回転が加速します。 また、コマのもう一方の回転軸も同様に、軸の反対面が青いミゾに押しつけられることになりますから、軸の回転加速の方向と同方向になります。 なお、コマは歳差運動から「立ち上がろうと」することによって「リングはミゾに押しつけられ」ますので、結果「スライドし、転がる」ことになります。

結果的に、強制的に歳差運動を強めることとコマ(黄色いボール)の回転加速とは、直接の関係はないということです。 ミゾに摩擦が必要なのは回転軸が青いミゾを滑らないで転がることが必要だからと云う理由になります。

軸の直径とコマの直径・質量、ミゾとの摩擦係数など、幾つかの微妙な関係の上にパワーリストボールの回転加速の仕組みは成り立っているということです。

余談ですが、削除した上記記事の考え方は「弧理論の考え方」におけるフリーエネルギーの仕組みと関係あるように感じます。未だ仕組みは分かりませんけれど、普通に人の持つ感覚によって観察される現象の内にヒントが隠れているような気がします。でなければ、次の段階へ行ける訳がありません。自然科学、特に物理学における時間の問題は致命的であることが分かっています。

 

ブログランキングの応援と広告のクリックをお願いします。 にほんブログ村 科学ブログへ  学問・科学ランキング  
カテゴリー: 未分類, 雑感 | タグ: , , , , , | 4件のコメント

動画「パワーリストボールはどのように回転を加速するのか」を掲載しました

動画サイトに

動画1 パワーリストボールはどのように回転を加速するのか

を掲載しました。

CIMG2468

パワーリストボールとは上腕から前腕を鍛え手首や握力を強くする健康器具です。 記事は別途記します。

 

ブログランキングの応援と広告のクリックをお願いします。 にほんブログ村 科学ブログへ  学問・科学ランキング  
カテゴリー: 解説 | タグ: , , | コメントする

自作CNC TTLレーザードライバーの製作

PWM出力できるレーザーダイオード・ドライバがなんとかできました。

CIMG2443

これで原点の設定がやりやすくなります。 グレースケールの焼き付けはまだやっていません。

TTL_LD_driver_sc製作した回路は、以前の回路図から少し変更しています。VR1は多回転半固定抵抗です。R8とC7は適当です。LD保護用ですから、なくてよいかも知れません。 前回の記事の

CIMG2432テスト後、回路を上図に決定した上でPCBEにて

LD_pcb作図。 CNCにて

CIMG2442切削、穴開け、切り出し、ハンダ付け・テスト後ケースに入れて

CIMG2444CNCの左脇に取り付けました。

CIMG2447

ステッピングモータの電源にDC24V出力のACアダプターを用いていますので、24V→5Vの作成に

CIMG2433

降圧型DC-DCコンバータモジュールを使っています。それ以外にクーリングファン用に12VをLM317にて作成しています。 ダミー負荷にセメント抵抗を用いて1.5A程度まで流せることを確認しました。現状、LD両端で4.15V約450mAを流していますのでQ1にヒートシンクは不要です。

4.15×0.45=1.86 変換効率がわかりませんので0.6を採用すると1.86×0.6=1.12W なのですが、カタログ値では1A流せるそう?ほんとに1A流してよいのだろうか?いまだに意味が分かりません。 あと、電流値が少し不安定で、原因はよくわかりません。クレースケールの焼き付けはムリかも知れません。少し様子見です。

ブログランキングの応援と広告のクリックをお願いします。 にほんブログ村 科学ブログへ  学問・科学ランキング  
カテゴリー: 未分類 | コメントする

自作CNC TTLレーザードライブ回路の試験

端材MDF板で作ったCNCには1000mw青色LDを取り付けることができます。

CIMG2359

木や皮革に絵や文字を焼き付けられますが、LDドライブ用の定電流電源にはこちらLED用定電流モジュールを使っていますので、PWM制御ができません。一応説明書には500hz以下ならPWM駆動できる旨が書かれています。しかし、Arduino によるPWM出力の周波数は7.8khzですからこの電源モジュールは応答しません。 Arduino uno のインタプリタのPWMはSコマンドにより0~1000で出力0%~100%までを制御するようになっています。 確かめたところ、S600位までは、LDは発光せず、そこから急に強く発光するようになりました。

インタプリタのPWM周波数をソースから変更することも考えたのですが、ソフトが苦手というよりできませんので、LDドライブ用の電源作ることにしました。 何よりインタプリタのバージョンが変わるたびに修正が必要になります。

ネットでLDドライバ回路を探したところ

ttl-diode-driverというのがありました。 図はちょっと見にくいです。 説明にhighpower laserdiode analog blinking とあります。左上のIC2 LM317にて定電流駆動用の基準電圧を作ります。左下のフォトカプラOK1 PC817を介して制御信号を受けます。OPアンプLM358Nにて信号と基準電圧を合わせてOPアンプに入力します。もう一方のOPアンプ入力はドライブ用トランジスタTIP31エミッタからとってきます。非反転で増幅した信号を同じくTIP31から分圧した電圧と合わせてTIP31のベースに入れます。 エミッタからGNDへつなぐ抵抗R16 0.82Ωは5Wが指定されています。

この回路の特徴として、3つの半固定抵抗でdiode current 、idle current 、cut-off current を調整できます。逆接続防止のダイオードが入っているのは分かるのですけれど、左上LDに並列でC1 47uFのコンデンサが入っていることの意味が不明でした。 他の似たような回路を調べてみたところ以下のようでした。 LDの特性上、電流オンの際に大きな電流が流れるので、LDにダメージを与える恐れがあります。それを防止する為並列に入れるようでした。 ただ、LD直近に入れるならばよいけれど、電源モジュール側に入れた場合において、コンデンサに電荷が溜まっていることがあり、LDを接続する際に、コンデンサから電流が流れてLDを破壊することがあるとのことでした。電源モジュール側にこのコンデンサを入れるならば、並列に放電用の抵抗を入れればよいようです。

不要な、idle current 、cut-off current 回路を除き、大電流防止のコンデンサを考慮して書いたのが以下の

レーザードライバ回路テスト回路です。OPアンプのもう1回路は、使いませんので、参考図と同じ処理をしています。

そして、ブレッドボードに組んで試験した様子が次の

CIMG2432写真です。

バイク用の12V電球をPWMで点灯試験しています。LM317の半固定抵抗で駆動電流の制限をかけています。Grbl Controller からS500を入れると暗く点灯します。写真はS1000(100%)の時に約500mA流れるよう調整したときのものです。 最終的には5Vで駆動するようにするつもりですけれど、写真では12Vにつないでいます。また、トランジスタTIP31Cのエミッタには抵抗を入れていません。参考回路図では、cut-off current のための分電圧が必要だから入れているように思います。テスト回路図にはR11として入れてます。というか分電圧は不要ですから、この抵抗はいらないような気がしてきました。 それと基準電圧用の半固定抵抗の調整が微妙です。電流がちょっと不安定です。 多回転サーメットトリマにした方がよいかも知れません。5VでLDを駆動するのはこのままで大丈夫かも知れません。

オン時の大電流防止用コンデンサの効果を確認をした上で、7.8khzに応答するか確かめる手順で行こうと思います。 ドのつく素人なもので、誤り等ご指摘いただけたらありがたいです。   メモ :テスト回路において、LM317基準電圧2.7V、 LM358N 3ピン0~2.7V、 TIP31C ベース電圧0~3.7V、 電球の電圧と電流12V約800mA(ベース電圧3.7V時)

そんなことより、

LD driver7こんなのをポチッとすればよいだけのことですが。 こういうの日本では売ってないのですよ。単体で。

 

ブログランキングの応援と広告のクリックをお願いします。 にほんブログ村 科学ブログへ  学問・科学ランキング  
カテゴリー: 未分類 | 11件のコメント