近頃、 電磁気学 について考えています。2012年から約3年間、主にマイケルファラデーが作った単極モーターについて、生じる力の力学特性について実験しました。
かなり忘れていますので、資料を見ながら思い出しています。直近の記事をお読みください。
- 2022年9月2日 筑波大学の論文『ファインマンも解けなかった問題を解明 ~ファラデーの電磁誘導の法則とローレンツ力はなぜ同じ起電力を与えるのか~』への疑問
- 2022年9月7日 電磁誘導と単極誘導は空間的に対称である 電磁気学 は間違っている
- 2022年9月9日 磁石 は単原子と同じ振る舞いをしている
単極誘導の現象は、次のように説明されます。起電力Vは次の式に従うとされます。
単極誘導を説明するに次のような図によることが多いです。
図1
あるいは、次図。
図2
図で示された回路(流路、経路)ABLにかかる起電力Vは、磁束密度Bと回転にかかる角速度ωに比例するとされます。この回路をよぎる磁束に疑問があります。図は、どこをどのようによぎることを意味するのか不明です。
図1,図2の誘導(発電)回路に電流を流すと単極モーターになります。誘導(発電)の現象よりモーター(電動機)の現象の方が確かめやすいため、単極モーターについて確かめました。
20種類くらいの実験を行って気づいたことがあります。
- 磁石は力学的に無関係
- 単極モーターに生じる力は接点で生じているらしい
- 電流を流す経路は、図に示される回転軸を通らなくてもよい
- 回路をよぎる磁束を最小にしても、力は生じる
この結果から、考えたのが次図です。 続きを読む
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