この何年か自然科学の問題点を検討してきました。自然科学は2つの手段で組み立てられています。
- 還元主義:わけることによりわかる。わかるの語源はわける。
- 唯物主義 :五感でわからないものは無いとしか思えない。
顕微鏡や天体望遠鏡などあらゆる方法を使ってわかる範囲を次表で示します。
表1
岡潔は心が2つあるとして、これを第1の心と第2の心としました。
- 第1の心:意識を通し言葉で言える。理解、物の理。
- 第2の心:意識を通さず言葉で言えないが、しかし、何となくその趣が直にわかる。
自然科学は第1の心によります。その手法が還元主義と 唯物主義 です。還元主義によって、表1についてわかるのは、極大は宇宙の大規模構造でした。極小の領域は量子の”場”でした。参考→2020年9月15日「宇宙 は外のない内であり、総量は保存しない。」、2020年9月28日『空間 とは境界であり、そのまま「場」である。』
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