LGBTQに関して幾つか記事を書きました。その根拠に 多様性 があります。しかし、現実は行きすぎた多様性の押しつけがあります。言うならば、多様性主義です。
一見、反対しにくい多様性ですが、一体、何処の誰が考え出したのでしょうか。そして、その理屈がどのように出てくるのか考えます。
物と事の現れ方
ヒトがわかるのは、物と事です。以下、箇条書きにします。
- 物がわかる。これが現在(中今とも言う。)
- 事がわかる。動きがわかる。(物が動いてからしかわからない。つまり、「事がわかる」は過去の記憶。)
- 物と事がわかり、母音と子音に割り当てる。(これが言葉)
- 言葉で言える=過去
- 言葉によって、物と事に意味づけ出来る。
- そうして、価値がわかる。
- 最後に、意識してわかる。(思想、信条、主義、主張)
ここで、弧理論による物と事の関係です。
- 物と事は一つの実体の異なる面
- 物と事は互いに規定し合う繰り返し、循環
- 物と事は必ず対になる
図で示します。
図1 物と事の関係
図2 時の流れ(現在と過去)
2つの図と上に示した物と事の関係を頭に入れて考えてください。
物と事は、繰り返しですから、意味づけと価値はすぐに反転します。ある人にとっては、善でも他の人には悪と感じます。これは意味と価値の相対性を示しています。
この相対性を仏教では如来と言います。
- 善は悪の如し、悪は善の如し
- 右は左の如し、左は右の如し
そう言った、言葉の仕組みの上に、意識があります。意識を通してわかるのは、物事の意味と価値です。
- 思想、信条、主義、主張は言葉で言える。
ところが、肝心の信条や主義、あるいは主張の意味や価値は、すぐに反転します。この性質は、物と事の性質から来ます。よくは知りませんが、極右と極左は、主義主張は異なりますが、両方とも過激で破壊的です。ハマスもイスラエル政府も同じ正義を主張します。
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