素粒子 は基本粒子の影に過ぎない

自然科学の物理学に於いて、  素粒子  は、物質の最も小さな構成要素だとされます。2019年4月10日の記事「素粒子物理学はどれくらい抽象か」に於いて、「時間は物理量ではない。だから、 素粒子 物理学は具体ではなくて、抽象に過ぎない」ということを書きました。

この「素粒子物理学は抽象である」という考えは、かなり前から持っていました。では、素粒子加速器にて観測されるいわゆる”素粒子群は、一体何なのか?”と問われるとうまく答えられませんでした。

以下は、これまでに何度も書いてきた万華鏡の映像を例え話として「素粒子物理学者たちが観測している素粒子群は、基本粒子(陽子・中性子・電子)の影に過ぎない」ということを説明します。

 

下図は、2016年5月24日の記事『「量子もつれ」について』で用いた万華鏡の映像です。因みに当サイト内を”万華鏡”で検索すると21件の記事がヒットします。

図1

この万華鏡の映像は、黄色い○印を中心にした対称図形です。今、赤いAの図に注目します。その繰り返しとして、少し離れた位置にA’ が確認できます。更に左側には薄く赤い図形を確認できます。これをA’’とします。周囲には、さらに暗いA’’’があるはずです。

これを例えとして、図形Aが基本粒子であり、A’ あるいはA’ ’は、基本粒子Aの影に過ぎないことがわかります。この考え方を延長すると「 素粒子 群は3種類の基本粒子の整数倍だけ現れて、整数倍の群に整理できる」ことが理解できます。 力の粒子は、まは別の話です。

図2 出典:失念

拙い例え話ですが、このような考え方は「数学者岡潔が紹介した山崎弁栄上人の話」に合致します。

山崎弁栄上人いわく、「自然は心があるために映写されている映像に過ぎない」とのことです。 【3】 西洋の唯物主義 【5】自然は映像 を参照ください。  これまでの考察により、『物質的自然(弧理論で云うM軸)は、別の次元軸(E軸)からの投影による映像』だと考える以外に人の五感でわかる物や事を合理的に理解する方法が無いとわかっています。

素粒子の質量(GeV/c)には、時間が含まれていますので、正しくないです。

余談です。そういえば、過去に時間が物理量ならば、「宇宙絶対時があるはずだ」と書いた記憶があります。時間が物理量であるならば、時間は一意であるはずです。誰が何処でどのようにしても同じにならなければなりません。例えば、机の大きさです。真値はわかりませんけれども、最確値はあります。誰が机の大きさを測っても必ず同じ大きさ(真値)に近いはずです。

このように、時間が物理量であるならば、魚の鱗や耳石あるいは、樹木の年輪などに似た宇宙の始まりを示す絶対時がわかる現象があるはずです。 (そのような物は無いと確信しますが)月の裏側でも日本でも同じ時間でなければなりません。  しかし、協定世界時に9時間を足したのが日本の標準時です。これだと時間は一意ではないです。だから時間は物理量ではありません。(岡潔「時間という計量的なものは無い」) 【5】 情の特色 を参照ください。時間は運動(による角度)から作りますが角度は量ではありません。

人が物や事を五感でわかるということの本質に関わるとても大切な話です。この辺りが弧理論による3つの科学(精神科学・社会科学・物質科学)における、精神科学と物質科学の接点です。

 

追記5/29 自然科学は上記の万華鏡の映像を見えるがままに解析したものに相当します。知ってのとおり万華鏡は、見えるままがその構造や仕組みではありません。どういう訳か現象が確率的に起きるという点では万華鏡とも似ています。

弧理論は、自然科学を包摂しています。例えどんなに奇妙に思えても(自然科学)より大きな仕組みの内にあるはずです。でなければ小手先の仮説で次へ進める訳がありません。 物質的自然が循環である以上、微細な構造に循環が入り込んでいるという考えは、至極当然のことと思えます。

 

実は、正負2種類の発散トーラスを組み合わせた楕円磁場の解釈がこれまでの考察より進みました。(注:磁場とはいっても、電場・磁場とは異なるものです。) これにて原子の構造のおおよそがわかります。(弧理論ではヘリウム原子はわかるけど、水素分子が謎です。) ただ幾つもの疑問があり、かつ仕組みの根幹にこれまでの常識では考えられない部分があります。今のところ自身が受け入れられずにいます。

トム・ベアデンが手紙で指摘した「ヘヴィサイドが発見した回転性電磁エネルギー流」と同じ構造をしていることがわかりました。さらに、その先にフリーエネルギーの仕組みがあるらしいことがわかってきました。

図3 発散トーラスを組み合わせた楕円磁場(上図)にかかる解釈を一部変更しなければならない

手紙から該当部分を一部引用します。

ヘビサイドは比較的小さな発散性ポインティング成分に加え,あらゆる電池や発電機の端子から放出される巨大な回転性電磁気エネルギー流を発見しました。このヘビサイド回転成分の大きさは,比較的弱いが発散性であるポインティング・エネルギー流成分よりも 1 兆倍以上も大きいのです! 任意の座標系(特殊相対論の状況)において,回転の発散はゼロです。そのため,通常このヘビサイド成分 – 発電機のシャフトを回す単位時間当たりの機械的エネルギー入力の 1 兆倍以上 – は,何かと相互作用を起こすことも,また外部回路に発散していくこともありません。代わりに,それはただ空間に向かってうなり続け,浪費されます

下線は管理人による。2種の発散トーラスを組み合わせて楕円磁場を作ると発散はゼロになります。これが新しい解釈です。(解説図は省略します。まだうまく説明できるモデルができてません。) この楕円磁場により”ただ空間に向かってうなり続け,浪費”される構造が原子の内部にあるのです。当時は原子の構造がまだわかっていませんでした。 発散トーラスは、井出治氏によるトランス(超効率インバーター)にかかる正の起電力仮説を弧理論の考え方を適用することにより見いだした「距離の7乗に逆比例する力の場」をいいます。途轍もなく強力だが到達距離は極端に小さい力の場です。

単極誘導の現象はその(原子の構造からくる)差分であるらしいです。マイケル・ファラデーが発見した単極誘導は、微弱ですけど物質の成り立ちに関係するとても重要な現象である可能性が高いです。それと現代に於いて、電場・磁場より本質的な現象だとされるベクトル・ポテンシャルは、楕円磁場が作る差分である可能性があります。

これまでの考察によれば、電磁気学の成立する1800年代中盤頃に起きたことと関係します。当時の物理学者たちが金融資本家より命じられて修正し、削除しようとしたのはマイケル・ファラデーの単極誘導だろうと思います。たぶんそうです。

写真1

図4 ヘヴィサイドが発見し、ルードウッィヒ・ローレンツが消したのだろうか?現代科学史最大の闇

いつも引用するある科学者がわざわざ特定の個人名(アインシュタイン)を引き合いに出してエネルギーの本質について語ったことにとても違和感がありました。歴史的経緯がその違和感の原因であったと感じます。ある科学者が云ったエネルギーの本質にかかる部分を引用します。

君たちの科学の急速な進歩に対する根本的な障害の一つは、科学者たちが物質とエネルギーのかんたんな同一性をまだ十分に把握していないことだ。地球の最大の思索家の一人であるアルバート・アインシュタイン教授はずっと以前に物質とエネルギーの同一性を量的に表した数式を発表した。この式は数学的には全く正しいのだけれども、誤った結論に達している。つまり、物質はエネルギーに転換するし、その逆にもなるというが、本当は物質もエネルギーも一つの実体の異なる側面に過ぎない。

数式とは、E=mcのことです。ある科学者は、アインシュタインの解釈が間違いだといいます。素粒子の質量(Gev/c)が正しくないというのは、ここから来ています。重ねて時間も物理量ではないという点において、二重で間違っています。

研究の肝心な部分でありますから、時間をかけて考察に取り組みます。

 

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クラインの壺 を自作3Dプリンターで印刷

中華部品を集めて自作した3Dプリンターの設定がだいたい煮詰まったので、クラインの壺を印刷しました。 データはネット上のものを使わせていただきました。オリジナルは高さ20cmくらですので、1/2にしています。積層は0.3ミリピッチです。

.stlデータをslic3rに読み込んで大きさを1/2にして、スライスします。

pronterface に読み込んでエラー無く表示できるか確認した上で、SDカードにコピーします。

後は、スタンドアロンで印刷しました。

先日のトラブルシューティングの際にベンチマークでボートを印刷しました。その際にわかったのはオーバーハングと膨張&収縮です。

クラインの壺も印刷から5ミリくらいまでのオーバーハングが一番の問題だと予想していました。だいたい予想の通りでした。 以下、印刷中の写真です。

フィラメントの一部が宙に浮いています。 続きを読む

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「 ローレンツ力 には2つある」ことについて

フリーの物理学者である井口和基氏のブログを時折読みます。最近、以下の記事が気になったのでメモします。

2019年 05月 16日の『思わず買った学研ムー6月号:「UFOの電磁的飛行原理」と「保江邦夫の超常現象事件簿」 があった! 』より一部引用します。

問題の松島仮説では、「ローレンツ力を使う」ということだが、ここで注意しなければならないことは、ローレンツ力には2つあるということである。

実は、マックスウェルとヘヴィサイドのオリジナル方程式には存在したが、現在のマックスウェル方程式からは脱落した項が存在するのである。

電流Jにも2つある。いわゆる直流電流と交流電流である。

ここにも厄介な混乱があるわけだが、電流は荷電密度ρ✕速度v=ρvと書かれる。これが直流電流に対応する。電荷-eの電子が速度vで直線運動すれば、そこにj=-evの負電流が流れる。

しかしながら、電気回路には交流が流れる場合があり、そういう場合の電流は必ずしも電子が流れるのではなく、分極電流が流れる場合がある。分極はDとかかれるが、D=<qx>である。電気分極=電気双極子の平均値である。qは電気双極子の電荷qである。

これが時間変化する場合、dD/dtとなるが、この場合、

dD/dt =<qdx/dt>

となって、やはり電流と同じものになる。これがマックスウェルの変位電流である。

つまり、電流Jにも二種類存在し、

J=j+dD/dt

となるわけだ。

普通のローレンツ力は、定常電流が直流を想定し、

F=qv✕B=J✕B

と書ける場合である。これに対して、マックスウェルおよびヘヴィサイドの時代には、もう一つのローレンツ力が想定された。それが、

F’=B✕dD/dt

である。ヘヴィサイドの論文集や電磁気の本では、ちゃんとこの力の効果を議論している。

上の松島氏の主張は、交流電流を用いた場合、この変位電流による、ローレンツ力が無視できない効果を発揮するということなのである。

ところで、ファラデーとマックスウェルとさらにヘヴィサイドの時代では、まだもう一つ別の未知の項も残されていた

それが、起電力である。起電力にも2種類あって、一つが我々が知る電場E。もう一つが、上の誘電体のローレンツ力が生み出す起電力である。誘電体が速度vで運動すると、その周りに直交する起電力v✕Bが生じるのである。これは電荷に無関係とした。

我々の現在のゲージ場に基づく電磁気学では、ローレンツ力は電荷にのみ働くと仮定する。だから、中性の物体にはローレンツ力は生じないと考える。

したがって、マックスウェルとヘヴィサイドは起電力は

E’ = E – v✕B

同様に、磁場Hの場合にも2つあり、誘電体Dが速度vで運動すると、その周りに直交する方向にD✕vの誘導磁場が生じると考えた。したがって、

H’ = H – D✕v

と書いた。

これをマックスウェル方程式:

curl H’ = curl(H – D✕u) = J = ρv + dD/dt,
curl E’ = curl(E – w✕B) = dB/dt

として解くと、

V = (u+w)/2±√{c^2 + (u-w)^2/4}

ただしcは真空中で静止系での光速度。

つまり、誘電体の磁場中と電場中の運動により、その速度が違う場合、光速度は真空中の光速度より速いものと遅いものに分かれるという結論であった。

20世紀の電磁気では、この両方の項は存在しないことになり、おそらくその項の一つにローレンツ力と名を残すことになったオランダの ローレンツ が消去したと思うが、その結果、光速度は一つのみになったのである。

そこからアインシュタインの特殊相対性理論が生まれたため、ヘヴィサイド以前の思想は歴史の彼方に消えたのである。

下線は管理人による。

元の疑問は、かつて黒月氏に質問した「マクスウェルの原方程式」に関することでした。黒月氏による解説は氏のサイトの次にまとめられています。

  1. 1864年のマクスウェル方程式にある ローレンツ力 には…
    The Lorentz Force in Maxwell Equations at 1864 …
  2. 1864年のマクスウェル原方程式についてOn Maxwell’s Original Equations at 1864

井口氏の解説も黒月氏による解説もよくわからないのですけど、ヘヴィサイドの頃には”物理現象”として認識されていたものに(少なくとも)2つ以上あったということのようです。上記の引用部によれば、「マックスウェルとヘヴィサイドのオリジナル方程式には存在したが、現在のマックスウェル方程式からは脱落した項が存在」したのであって、それが2つの ローレンツ力 であったようです。わかりにくいですけど、井口氏の記事の引用部をまとめると以下のようです。 続きを読む

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自作 3Dプリンター (中華部品)トラブルシューティング

3月末から中華製の部品を集めて 3Dプリンター を作りました。5月上旬にはおおよそ完成していました。

写真1

ただ印刷できなければ3Dプリンターモドキ、”のような何か”に過ぎません。そこで試し印刷をしながらのトラブルシューティングを行いました。その備忘です。

初めての印刷にはフィラメントリールを乗せるスプーラを選びました。以下の写真以外に10回くらい試し印刷しています。

写真2

写真3

写真4

検索するとスプールホルダーは幾つもあります。その内の一つです。試しの段階ですので充填率は40%くらいです。  当たり前ながら大きな不具合から対処します。

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電磁気学 は片肺状態

電磁気学 は主に電子の挙動に関するものです。

図1

その後、20世紀にはいって極性が反対で電気量が等しい陽子が発見されました。単純に考えて電子と同じだけ陽子にかかる 電磁気学 があってしかるべきです。でもありません。知る限り核磁気共鳴くらいしか知りません。 電磁気学 は双発機の片肺の状態にあると考えます。

図2

原子核の発見とともに化学は適正に修正を受けました。しかし、電磁気学はそのままでした。


 

どうも目指すフリーエネルギーの仕組みは、この辺りにありそうです。 具体的には、外村彰氏によるベクトルポテンシャルの話に関連します。 続きを読む

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物質的自然 は映像である

西洋の格言に「神は細部に宿る God is in the details」というのがあります。これは誤解です。

時折、フリーの物理学者である井口和基氏のブログを読みます。「ムー4月号はヴェンターの「人工生命の誕生」:ついに白人は禁断の領域に踏み込んでしまったのか!? 」より一部引用します。

この問題は、西洋世界でも結構古くからある哲学的問題につながるのである。

いわゆるホルンクルスの説である。これは、ライプニッツの時代にも遡る。

生命個体が生殖細胞でできるのなら、その生殖細胞の中には人間個体のすべての情報が入るはずだ。その生殖細胞には生殖細胞の作り出す情報も入っているはずだ。もし生殖細胞に染色体があるなら、その中には人間の全情報も生殖細胞の情報も全部入っているはずだ。その染色体に人間の情報も生殖細胞の情報も入っているなら、その内部のDNAの中には、人間の情報も生殖細胞の情報もDNAの情報も全部入っているはずだ。そのDNA情報の中には、DNAの構成もすべて入っているはずだ。

とまあ、フラクタル的に

内部の中に内部の中に内部の中に、。。。内部の中に。。。

と永遠に続くのではないか?というわけだ。一番右の。。。のその先は、素粒子の中の内部から、その内部にまでずっと続くはずだ、つまり、この宇宙の全情報は、その究極の粒子の内部に入っていなければならない
これが、ライプニッツのモナド論である。

下線は管理人による。ライプニッツのモナド論として紹介されている「この宇宙の全情報は、その究極の粒子の内部に入っていなければならない」というのは、言い方は異なりますが、意味は同じです。これが誤解です。 以下は既出の記事の組み合わせです。

 

(1) 数学者岡潔『 山崎弁栄 上人によると「自然は心があるために映写されている映像にすぎない。」そう云っている。』と述べました。そして、人の「わかる」とは物の理ことわりだとか理解するとか云うがまったく違うと云います。それでは何が「わかる」かというと「何となく、その趣おもむきがわかる」と云います。これが岡潔の云う「情」です。 情について、例えで説明します。

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自作 3Dプリンター 中華部品の寄せ集め

3月末頃から、中華製の3Dプリンタ用部品を集めて自作の 3Dプリンター を作っていました。おおよそができたので備忘のためメモします。  設計図はX軸とZ軸付近の要所を5枚ほどイラストを描きました。全体の図はありません。適当です。

ほぼ完成の状態です。

このときはまだ、オートレベリングに近接センサー(8ミリ)を使うつもりで取り付けています。エクストルーダーの左側、青い筒。 上面に耐熱ガラスを置くと近すぎてダメでした。 次が本当の完成状態です。印刷精度とかを考えると、もう少し背が低くてもよいかと考えます。5センチくらいは低くしてもよいです。

わかりにくいですけど、3Dtouchという接触型のセンサーを取り付けています。

 

当初、参考にしたのは「みら太な日々」さんによる 3Dプリンター の製作記事です。当該サイトにあるようにZ軸にはDINレールを用いる予定でしたが、作ってみたら不具合があってタイミングベルトに変更しました。 続きを読む

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神との契約 は「還元主義:わけることによりわかる」を促す

前回の続きです。前回記事の補足に『「わけることによりわかると思える」連中は、「わかった」のだから、全能感が半端ないのかも知れません。』と書きました。これまでの考察では、我々が存在する物質的自然は、外のない内に在って循環であることがわかっています。(いわゆる開放系です。) 重要なのは、数学を含む言葉も、それに伴う人の思考も循環の内に在るということです。 つまりは、還元主義「わけることによりわかる」により「わかる」、あるいは「わかり切る」ということはあり得ないということです。 「わかる」の本質は、岡潔の云った情じょう「何となくその物の趣おもむきがわかる=心の仕組みと働き」にあります。

おまけに、自然科学は物理量ではない時間を用いた循環になっています。

図1 運動から時間を作り、時間を用いて物質の運動と質量と距離を求める 光速度は時間を用いる

これでは、人の思考が「物や事の」本質に届くはずはありません。

 

人の五感の特性は非線形です。一方でお金は線形です。 2017年1月2日 『人の「五感」とお金と時間』を参照ください。  この不整合が人類文明の発達の行方を決めているようです。次第に抽象へと向かう傾向が強くなっています。 続きを読む

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素粒子物理学 は どれくらい抽象か

昨日の記事において、世界の物や事が抽象へ向かっていると主張しました。

図1 地球上のほとんどの物や事は、複雑化抽象化へ向かっている

素粒子物理学、ことに超弦理論やM理論を「抽象」に分類したことの理由を説明します。

 

(1) 数学者岡潔が指摘した自然科学の問題点は、だいたい以下の通りです。

  1. 物質は五感でわかるものでなければならない。表 五感でわかる範囲
  2. 唯物主義者は、五感でわからないものは無いとしか思えない。
  3. 角度から作る時間について、時間という計量的なものはない。

角度は量ではありませんので、時間は物理量ではありません。

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自作 3Dプリンタ 用(中華部品)

以前自作した、余りものMDFボード製のCNCを3Dプリンタもどきにしようかと、エクストルーダーなどを買ってあったのですけど、精度が出ないし小さな物しかできないということで、別途3Dプリンタを作ろうと計画しました。

写真1

幾つか中華製の部品を購入したのですけど、ダメダメです。

写真2

400ミリ長のリニアレールシャフトサポートネジセットです。スムースに動きません。ゆるゆるやガリガリです。どこが渋いのか、緩いのか組み合わせを替えたりしながら、動かして様子を見てました。そのうち、何かがポロリと落ちました。

写真3

ダメだ、こりゃ・です。安物買いの銭失いです。  見た目は機械装置の部品ですけど、機能しないのではプラモデル以下です。

 

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