改めて「自然科学は終わった」と感じる理由

2015年5月9日の記事で、自然科学は終わったと記しました。 研究開始当初からの疑問に対して、漸進的に研究が進むにつれ、次第に分かってきたことを改めて記します。

1.人の肉体に備わった五感で分かるのは、「運動」だけである。    熱も光も音も匂いもすべては、物や波の運動である。この運動を5つの感覚器官は感じ取れる。

2.極小あるいは極大領域に至るにつれて、次第に五感で捉えられなくなる。    物理現象を「五感で分かること」と定義するならば、物理現象には、極小と極大の両はしに終端がある。 自ずと限界がある。 五感で分からないものは「無いとしか思えない」のが唯物主義であり、自然科学はこの範囲を対象としている。五感で分かるもの

五感でわかるスケール

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地球は単極誘導モーターに似ている

かなり前に地球の自転はなぜ維持されるのか(地球は単極モーターである)ジェット気流と単極誘導モーターの類似性について記しました。  これまで各種実験を行った結果から単極誘導モーターに生じる力に磁石は関係ない(磁石は力学的に孤立している)ことや、電極が反作用を受けていることなどが分かりました。 そして、前回の記事に書いたように、単極誘導モーターの力学特性はかなり詳しく分かってきました。 改めて地球の構造を含めて地球が単極誘導モーターに似ていると感じる点を書きます。

地球の内部構造は、

地球内部構造

図1  出典:はくさん資料室 地殻、マントルより

のようだろうと考えられています。

管理人が作った二重反転型の単極誘導モーター

同軸二重反転単極誘導モータ図2(追記有り)  説明は前回記事を参照ください。

と比較します。

エネルギー源は、太陽から来る電気を帯びた陽子や電子などの荷電粒子と考えます。いわゆる太陽風です。

図3 出典:オーロラが放つ電磁波をVLFレシーバーで受信すると聴こえる音より

太陽からの電荷を持った粒子(太陽風)は、地球の磁気圏に捉えられ地球の極付近に流入します。

ただ、地球内部の磁気構造は、はっきりしません。ネット上には、

横真上

横方向から                   上方向から

図4 出典:磁気異常のメモ~はじめのいっぽ~より

のようなものがありました。管理人による仮説では、「単極誘導の現象は、磁石の原子の方向が揃っていることにより起きるのであって、磁力が強いかどうかは関係ない」はずと考えます。  しかし、地球内部を構成する物質の原子がどの程度「方向が揃っている」かどうかを判断する材料はありません。 ここで、地球の持つ磁場のある程度が地殻にて閉じているならば、単極誘導モーターとしての条件を満たしているのではないかと考えます。 つまり

地球内部の内核、外核、マントル  は、水銀A に対応し、

地球の外殻、大気層  は 水銀B に対応すると考えます。

マントルと外殻の間に図2に示す仕切り板があると考える訳です。

地球の極付近から流入した荷電粒子は、地球内部を通過して、寒帯及び亜熱帯の付近を宇宙へ抜け去る、または、何らかの(反対の)荷電粒子と「対」となって電気的に「中性」になるならば、大気圏上層部が外電極の役目を果たすのではないかと考えます。(例えば陽子と電子→水素原子)

ここで、地球を北極方向から見て、マントルは東から西に回り外殻と大気層は西から東に回る

この大気上層部の空気が西から東へ吹く。これが

ジェット気流は地球の自転方向に吹く

ジェット気流は地球の自転方向に吹く

図5

ジェット気流ということになります。

前回記事に示した様に、外側電極は水銀Aと水銀Bに生じる力の反作用にかかる「差分」だけを受けます

いま仮にマントルの対流が東から西回りに「10」であったとします。外殻と大気層の流れが西から東回りに「11」であったとします。外側電極はこの場合、大気層の外側、成層圏、あるいは宇宙空間ですから、固定の電極ではありません。その差分を受けることができないということになります。  反時計方向を(+)と定義すると、マントルが(-10)で、外殻と大気層が(+11)で、固定されていない外電極(宇宙空間あるいは成層圏外側)が差分である(+1)です。この差分(+1)を受ける仕組みがありません。

ここで、差分(+1)はどこで消費されるかということです。これが図3に示されるオーロラではないかと考えます。差分は、どこへも行き場がありません。一般的に余分なエネルギーが生じた場合、熱や振動として現れますが、光として放出されることがあります。

まだ、荒唐無稽の域をでませんけれど、「何も固定された点がない空間で回転運動が起きうる」ことの私案です。 ジェット気流が地球の自転方向と同じであること。 また、風を帆に受けて進むヨットに「反作用」がないように感じるのは、以上のような理由によると考えると合点がいきます。  こういう考え方を進めていくことにより、フリーエネルギーの仕組みに到達するはずです。

2016年10月5日 追記

同軸反転型単極誘導モーターにおいて、仕切り板を「仕切りと電極」に分けて考えるの記事により図2の考えを撤回します。ただし、考察の過程を残す意味で記事はそのまま置きます。ご了承ください。

 

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二重反転型単極誘導モーターにみる「運動の相対性」について

運動の相対性については、誰しも「完全」に理解していると思い込んでいます。ところが現実の行動は異なるのではないかと感じます。 地動説は誰でも理解しているのに、太陽が東から昇ることに慣れきっていて、実験を計画するとき、知らず知らずの内に「天動説」側での実験しかしていないようです。  そこで、管理人がこれまで行った単極誘導モーターの実験を元に「運動の相対性」について考えます。

(1) 水銀を用いた二重反転型単極誘導モーターにかかる作用と反作用について

.

動画1

の実験3(2015年1月30日実施、動画の1:25~)は、

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「2015/09/29単極誘導モーターを吊す実験」を動画サイトに掲載

昨年9月に実験した、水銀を用いた単極誘導モーターを吊す実験の様子を動画サイトに掲載しました。

.

動画1

鉄製の容器の中央にネオジム磁石を置いて(-)極とします。容器の外側にΦ1㎜の銅線を3回巻いて(+)電極とします。(+)電極を用いて容器(単極誘導モーター)を吊り下げます。 給電はハンダ吸い取り線を用いました。 電源の設定値はDC0.6Vで、電流最大値30Aとしました。 容器の端に銅線の切れ端を接着しましたので、容器の捻れを目盛りで読めます。 容器の底に白色の塗料を塗っていますので、電気的に絶縁しています。 続きを読む

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単極誘導モーターの特徴について

ちょっと面白いことに気付きました。先般からのコメントのやりとりの中で、「回りに何もない空間に2個の物体AとBがあるとき、AあるいはBのどちらが運動エネルギーを持っているかを決める方法はない。」unndou図1

enundou図2   説明は右リンク「自然科学から弧理論へ」の中段「8.運動の相対性とエネルギーの相対性」にあります。

「これが運動の相対性だ。」と記しました。 そして、宇宙空間に居なくても地上で運動の相対性を直接見られるのが単極誘導の現象だ」と記しました。

このことについては、各種単極誘導に関する実験の結果、何となく気付いていたことでした。 そのことを上記コメントにてほぼ意識したのですけれど、本日漸く理解することができました。 本記事では書きませんけれど、まとめ次第掲載しようと思います。

この過程が岡潔の云う「情 知 意」なのだと思いますし、「シラス・ウシハク」の「シラス」の元の言葉である「シル:知る」であるように感じます。 でも時間がかかります。

 

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睡眠中に見る「夢」における嗅覚

研究は、主に考察によります。散歩に出たときや入浴中などリラックスしたときにアイディアが浮かぶことが多いです。 中でも睡眠からさめたときが非常によいです。

とは、「睡眠中あたかも現実の経験であるかのように感じる、一連の観念や心像のこと」とあります。 神経生理学に於ける夢の理解あたりに詳しく書かれています。

管理人は、普段から十分な睡眠をとるようにしています。前夜まで、あるテーマについて考察していたとします。普段は、(1)睡眠(2)夢を見る(3)目がさめて考える訳です。散歩中などより(3)でいろいろ考えつくことが多いです。で、翌朝には、当該テーマについて、何らかのアイディアが浮かんでいるということが多くあります。

睡眠中にみる夢は、主に視覚ですが他には、 続きを読む

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水銀を用いた単極誘導モーターを吊り下げる実験

管理人の予想と異なる実験結果もある訳でして、実施済みの実験で発表することなく、失念していた実験をここに掲載します。(もしかして掲載済みかもしれません。)

実験実施日2015年9月30日

目的 水銀を用いた単極誘導モーターに生じる力(渦)にかかる反トルクを本体(筐体)が受けるかどうかを確認する。

概要 水銀を用いた単極誘導モーターを架線により吊り下げる。本体に供給する電線は網線を用いる。網線にて吊り下げることにより、本体が水銀の渦と反対方向に力を受ければ吊り下げた網線を捻ることになる。この捻れを目盛りにより測る。

CIMG1940写真1

実験装置全体 網線は、ハンダ吸い取り線。本体は鉄製。網線の一本で本体を吊り下げる。もう一本の網線はたるませてある。 続きを読む

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アイデンティティを変えてはいけない

アイデンティティ(identity)とは、goo辞書によると

自己が環境や時間の変化にかかわらず、連続する同一のものであること。主体性。自己同一性。「―の喪失」

本人にまちがいないこと。また、身分証明。

とあります。難しくてよくわかりません。もう一つ三省堂ワードワイズ・ウェブによれば

「あるものがそれとして存在すること」、またそうした認識をさします。「同一性」「一致」のことです。

自己同一性という言葉も難しいです。 日本語に訳して適切な言葉がありませんので、ここではアイデンティティとします。

アイデンティティとは何かを考えると、おおよそ「自分が何者なのか?何処の誰なのか?その出自を認識する」ことというような意味になりそうです。

ここのところ、東洋史家・学術博士の宮脇淳子氏による 続きを読む

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「情 知 意」の働きと「想念」の関係について

前々回の記事「岡潔の「情」と「もののあはれ(物の哀れ)」 ・・・・ミヤビ(アワレエダとナサケエダ)とは何か?」の続きです。

前々回は、「もののあわれ」を参考に縄文哲学のミヤビの内のアワレヱダがどのようなものか考察しました。単なる思いつきに過ぎませんけれど、ナサケヱダのみではうまく説明できないため、多少強引に結びつけました。しかし、縄文哲学を考えたその時代の人々は、凄いことを考えていたのだと感心します。

物を見て五感でわかる。「分けることによりわかる。」ということは、既にして言葉で云える事柄ですから、「意」の段階に過ぎません。 物の理ことわりに何の疑問も抱かないというのは、自分を含めて困ったことです。「五感で分かる」ことの意味は、 続きを読む

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このあたりが「胸突き八丁」のようだ

雑感です。確か過去に「この研究は、将棋と同じで筋が悪ければ”詰む”。でなければ続く。」と書きました。(以下の文章が管理人の妄想だと結論づける前に、考察「時間とは何か」をお読みください。自然科学ではダメだとわかると思います。 参考、右リンク先1.時間とは何か2.五感でわかるもの3.時間を含まない真のエネルギーについて、をご覧ください。)

研究に入った2010年から、既に6年が経過し7年目に入っています。いくつかの山はありましたけれど、大きかったのは昨年10月に気付いた事柄です。

  1.  G・アダムスキーによる2つのマインド
  2.  ヲシテ文献から読み取れる縄文哲学のタマ+シヰ
  3.  数学者岡潔による第1の心と第2の心

これら3つが同じものを示しているということとともに、一番大きかったのは、G・アダムスキーが遺した

図32ネガ図1

紡錘図形の解釈から得られた 続きを読む

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