世界に 戦争 や紛争が絶えない理由は簡単です。誰もが還元主義で勘案しているからです。
還元主義は、「わけることによりわかる」とする考え方です。現在の科学と教育は、わけることでわかるとしています。何かを幾つかにわけることで、「わかった」とする考え方です。
これまでに述べてきましたとおり、社会は細分化し抽象化の一途を辿っています。既に、わけることによって、どちらが得するかを即断することは出来なくなっています。
この還元主義の対象に出来る物と事は、言葉で言えねばなりません。実際のところ、人は余りに過度な抽象に耐えかねています。ほとんどの人はスマホや電子マネーの仕組みについて知りません。(かく言う管理人も詳しくはわかりません。)
しかし、人は物と事を言葉でわかっているのではありません。理知的だと自認する人も実のところ、言葉でわかっているのではないことを知りません。人には心が2つあるからです。「わかる」には2つあるのです。
人に心が2つあることを知らない者同士が、損得勘定で争えば泥沼になるとわかります。それが現在の状況です。
彼らは、思考に繰り返しやネストがあって、際限がないことに気付いていません。これは言葉(言語)の本質です。
- ネスト(nest)・・・・ある構造の内部に同じ構造が含まれる状態。入れ子
実のところ、思想や信条、主義主張など本質ではありません。如来の仕組みがあるだけです。ですから、意味は時に反転しますし、立場は相対的です。
- 右は左の如し、左は右の如し (主義主張)
- 男は女の如し、女は男の如し (LGBT)
- 白人は黒人の如し、黒人は白人の如し (BLM)
- 善は悪の如し、悪は善の如し (悪魔は天使の姿を借りてやって来る)
- 真は偽の如し、偽は真の如し (オウム真理教)
~主義など、そう信じているに過ぎないのです。保守もリベラルも如来の仕組みの内です。
複雑で抽象的なことを、素早く理解することが進歩だとの考えは間違いです。科学も教育も方向が間違っています。本当の進歩は、全然異なる方向です。
因みに、アナログ携帯電話の仕組みは、(記憶では)パーソナル無線に似ています。
追記8/1 皆が信じ込んでいるから成り立っているのが、お金と時間です。存在しないお金と時間は、まさに戦争や紛争の原因です。
世界三大投資家 ジョージ・ソロスの思想と生い立ち|茂木誠
有名な投資家は時間を使うのに長けています。すべてはタイミングです。管理人はうまくできません。才能が無いことがわかっています。
それと、動画で解説の通り、自由主義や選挙、あるいは司法もお金で買えるというのは事実です。この記事から言えるのは、ユダヤ人は半分賢いです。「わけることによりわかる」という意味では天才的です。しかし、それ以上ではありません。
- 何故、人に心が2つあるとわからないのか。簡単なことなのに。
追記 これまで考えていたことの通りを述べられている動画です。
始まりから嘘だった!史上最悪のバカげた学問 その名は「経済学」[三橋TV第735回]三橋貴明・高家望愛
かつて、子が経済学部を受験しようとしたときやめるように言った記憶があります。
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