水素 原子は特別 (なぜ中性子は存在するか)

弧理論にとって、 水素 原子は特別の存在です。元素の周期表の中で中性子を持たない唯一の元素です。(同位体は除く。)

図1 出典:元素周期表

裏返して言えば、中性子はなぜ存在するのかが疑問なのです。

研究を始めた2010年よりずっと、G・アダムスキーの遺したネガフィルムにある紡錘図形について考えてきました。

写真1

紡錘図形は弧理論による原子模型です。抜き出して補助線を入れると次です。

図2 2カ所の原点が大宇宙の中心

図3 原点が中性子、右側が電子、左側が陽子と考える。直交はない。

E-M軸の原点が中性子で、とりあえず右が電子で左を陽子としています。円弧の原点である2カ所がアとワであり、2カ所が大宇宙の中心です。そして、M軸がウ(渦)であり、物質です。全体の定義はヲシテ文献からきた”カミ”に等しいです。カミとは以下です。

「ア」と「ワ」は、つながり、「ウ」をもたらし、「ウ」よりヒトを生じさせる。だから「ヒトハ アノモノ」であり、「ヒトハ ウナリ」。

2016年11月8日の記事 『縄文哲学の「カミ」と弧(Ark)の関係について

全体を示したのが次です。

図4

我々のいる自然に直交するE軸上に大宇宙の中心が2つあるということですが、図2をよく見ると直交した部分は1カ所もありません。その原因として、はM軸に対して微妙にずれています。アとワはわずかに非対称だと言うことです。現状の分析ではアとワの違いはこれだけだと考えられます。もし仮に完全対称であったならば、陽子と電子のみの宇宙であったろうと考えられます。これでは、別の次元軸(E軸)にあるアから来るタマ+シヰがあっても、記憶システムを伴う処理系としての身体が存在しない宇宙では生命は存在できません。

言えば、中性子はずれがあるから存在すると言えます。なぜ非対称なのかがわからないです。非対称の理由と中性子の関係がわかれば、原子の理由もわかってくるし、核力等、各ポテンシャルの説明も可能だと考えます。つまり、図1に示した原子の周期表が説明できるはずと考えます。物質の物性(結晶・アモルファス・固体、液体、気体の別etc)の理由もわかってくるはずです。

弧理論の考え方によれば、観測可能な宇宙の総量と割合は特定できるが、総量は保存しません。また、井出治氏によるトランスの解析により発見した発散トーラスとその組み合わせによる楕円双極(楕円磁場)ポテンシャルによれば、物質は運動せざるを得ませんので、その原因たる「E軸上の実体をうまく操作できればM軸内に余剰を運動Pとして取り出すことが可能」だと考えます。何せ物質とその運動Pは実体の異なる面に過ぎませんので、物質がある限り運動Pを取り出せるはずです。

そのカギを握るのが 水素 原子だと考えます。かつ、本質的な回転運動(ウ:渦)である単極誘導の現象が関係します。そして、その仕組みからして回転軸にE軸が重なりますので、浮揚ディスクやEMAモーター、あるいはNマシンなどもZ軸方向に非対称であるはずです。いずれの回転体も運動にある差分のみが観測にかかっているのであって、わずかに非対称であるが故に、外部に出てきているのだと考えます。それがトム・ベアデンが指摘していた「ヘビサイドが発見した回転性電磁エネルギー流」だろうということです。(Tom Bearden’s Response to ARPA-Eビールデン博士のエネルギー先端研究局への返答)にある”10.”を参照ください。これだとあらゆるポテンシャルの原因が説明できます。そして、それを説明するのが昨年出した弧理論による境界空間という仮説です。これで空間とは何かの説明が可能です。サイト内を「境界空間 or トム・ベアデンetc.」など気になる語で検索、参照ください。

 

大事な事を忘れるところでした。2012年~2014年頃まで主に単極誘導モーターにかかる力学的特性について実験研究しました。(右欄に動画のリンク)その結果、単極誘導の現象は恐らく、原子力の一種だと感じました。

図5 単極誘導は磁石内の原子核周囲を運動する電子との相互作用か?ヘビサイドの発見(回転性電磁エネルギー流)は単極誘導に絡んでいた?だから、単極誘導は電磁気学において邪魔とされた。

どうも、フリーエネルギー装置全般にいえることは、空気中の 水素(イオン?) を必要としてるらしいことです。(例えば、太陽風:Hイオンとジェット気流とオーロラ、地球の自転の関係は単極誘導と関連する?)空気中の陽子と電子が結合することにより、最終的に水を作り出しているのではないかと推測しています。EMAモーターには空気を循環する為のポンプがあります。ブラシに放電を用いているのですが、この電極に関連して空気を吹き付けているようです。

結露の原因は、コイルの冷却として注目されますが、結露は併せて水を作り出した結果ではないかと疑っています。つまりは、常温核融合に近いです。これで意味不明なポンプの役割がわかります。z軸方向に非対称であることでE軸上の”真のエネルギー勾配”をz軸方向に作り出すことができます。つまりは、差分(運動)を大きく出来ます。その余剰分について、原子の結合と関連するのではないかという考えです。そして、余剰分(差分)をz軸の一端から取り出している(feedback cold electricity)ということです。これが回転軸から出ている太いケーブルの意味です。

図6 出典:【カルト】 フリーエネルギーの王様「EMAモーター」

上図、リンク先の文に注釈。

送風について開発者のグレイさんは言います.
「空気を加湿して、火花放電の条件を良くするためです.また空気中の酸素を利用してもいます」

必要なのは酸素だけではなくて水素(イオン)ではないかということです。

 

以下、水素に関連する過去記事です。直近の記事ほど、より詳しいです。上記(単極誘導、Z軸に非対称、水素と常温核融合)を想起しながらお読みください。

負のエネルギー の解釈の間違い Alexey Chekurkov(アレクセイ・チェカーコフ)の浮揚ディスク 投稿日: 2019年7月22日

EVGRAYの EMAモーター は、単極誘導の現象を併用している可能性がある
投稿日: 2017年4月14日

火花放電の謎  単極誘導にこそ問題の本質があるのではないか?
投稿日: 2017年4月4日

地球が同軸反転型の単極誘導モーターならば、外側電極(宇宙空間)は反作用を受けなくても自発的な自転は可能である 投稿日: 2017年2月22日

地球は単極誘導モーターに似ている 投稿日: 2016年8月22日

T.T. Brownのメモ と N-マシン 投稿日: 2015年9月24日

単極誘導の現象は宇宙の根幹に深く関係している 投稿日: 2014年8月14日

バーグのモーターは単極誘導モーターの部品だった 投稿日: 2014年6月26日

EMAモーター エーテルエンジン Nマシン 投稿日: 2015年6月24日

単極誘導モーターに直流成分は不要なのか? 投稿日: 2014年6月14日

フリーエネルギー装置と重力制御にはほとんど差はないようです。差分を蓄積する装置(differential accumulator)が必要なだけの違いのようです。

なぜアとワは少しだけ異なるのだろうか。 結局のところ、なぜ中性子は存在し、どのような役割を担っているのか、サッパリわかりません。足跡の解析から何となく感じるのは惑星間航行に必要な技術が関係しているようです。惑星間航行は、単純に地球から斥力を受けるだけではダメですから。(機械翻訳:Interplanetary navigation cannot be done simply by receiving repulsive force from the earth.)

研究12年目です。

 

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量子力学とピカソの絵

永らく弧理論の考え方から 量子力学 について考えていると、ピカソの絵を思い出します。弧理論は4次元で考えます。 量子力学 は3次元で考えます

パブロ・ピカソと言えば、例えば次のような肖像画が有名です。

写真1

この絵の特徴について解説先から一部引用します。

ともかく、知覚、錯覚、図像主題を気にせずに、顔に注意を向けよう。なかなか視線が定まらない。顔がどう見えるか。大雑把に言うと、三つの分かれる。

(1) 横顔と正面やや右からの顔が合わさった顔
(2) 二人の顔、右半分の顔の向こう側から横顔がのぞいている。
(3) 一人の顔(ドラ・マールの肖像)

「横顔と正面やや右からの顔が合わさった顔」であり、「二人の顔、右半分の顔の向こう側から横顔がのぞいている。」というものです。

簡単に言えば、本来、3次元である女性の顔を正面の顔横顔が同時に2次元平面に描かれています。

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アイヌ のおばあさんの話

遠い昔、学生の頃に聞いた アイヌ のおばあさんについての話です。当時、ある会の方達と交流があり、その内の男性が小学生の時に経験したことについて話したことを未だに覚えています。

その男性は、北海道出身で小学生の頃、同級生に アイヌ の方がいて、同級生のおばあさんは教育を受けられなくて、数は10本の指で足りるほどしか数えられなかったとのことでした。それより多い数は”たくさん”という表現だったそうです。また、体毛が濃くて女性でも背中に生えていたそうです。

差別が酷かったということの話ではなくて、何となくそういう人もいるのだなという感じで覚えていました。

 

2015年頃に数学者岡潔の言葉から「人には心が2つある」との理解が進みました。散々書いてきたことですが、もう一度書きます。

  1. 第1の心。ヲシテ文献でいうシヰであり、生命維持の欲求。この”わかる”の語源である”わける”ことによりわかる。還元主義。意識を通し言葉で言える。
  2. 第2の心。ヲシテ文献でいうタマであり、心の本体。この”わかる”は、映像として何となく”わかる”のであって、意識を通さず言葉で言えないが、それが何であるか”わかる”。

言葉は互いに規定し合うことにより成り立つ循環です。ネットワークであり、外のない内です。

図1 言葉は互いに規定し合うことにより成り立つ循環・ネットワーク、外のない内

ですから、人は物や事を”わけることによりわかっているのではない”ということです。ですから、第1の心(タマシヰのシヰ)によりわかっているのではありません。岡潔が云うように第2の心(タマシヰのタマ)がなければ一切は存在しません

 

アイヌのおばあさんは、教育を受けられなくて10までくらいの数しか数えられませんでしたが、よく考えたら自身も同じでした。

日頃、幾つかのサプリメントを飲むのですが、2個か3個出す必要があるサプリはほぼ何も考えずに出せます。しかし、例えば6個出す必要があるサプリは、意識して数えねば出せないようです。

少なくとも管理人はそうですし、家族にしても同じだそうです。パッと見て何個かわかるのは3個ぐらいまでです。つまり、アイヌのおばあさんは知識・教育という面(シヰの働きを訓練したという意味)では私たちと異なってはいても、心の本体である第2の心(タマ)は同じだということです。

 

大事なのは教育によって伸ばすべきは知識だけではなく、タマの働きだということです。意識を通さないが、パッとわかるという面が重要と感じます。それが具体です。私たちは常日頃、具体の内に生きています。現代はあまりにも抽象に偏っています。第1の心(シヰ:生命維持の欲求)が肥大化しすぎています。2つの心がうまく統合される必要があると強く感じます。

図2 弧理論による社会科学。2つの心が乖離すると病む。

「間違った思想の洪水」とはこのような状況を言うようです。岡潔「このままだと人類は滅んでしまう。」

 

現代でも人身売買(子どもの誘拐等)が行われています。奴隷制度があると言うことです。生命維持の欲求の主体被害者です。篠原常一郎氏・坂東忠信氏「ガーガーおばさんは人型の何かを喰っている。」

 

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3Dプリンタ 2号機 Anet A8 Orbiter direct drive extruder with BL-T

以前、中華部品を集めて適当に作った3Dプリンタは、精度が出ない代物でした。

参考2017年8月17日「自作CNCに3Dプリンターはどうだろう」、2019年5月8日「自作 3Dプリンター 中華部品の寄せ集め

  1. 印刷エリア20cm*20cm
  2. ダイレクト方式
  3. ノズル0.5ミリ
  4. 1層目0.4ミリ 2層目以降は0.3ミリ

ダイレクト方式でしたからホットエンドが重くてz軸の調整に苦労しました。また、Y軸のベースをアルミ板で自作したためかz軸(高さ)が安定しませんでした。

 

何とか、ノズル0.4ミリで積層を0.2ミリとしたいので2号機を作りました。今回は、3Dプリンタの部品を自前で印刷できますので、いろいろ検討した結果、Anet A8というタイプのアルミフレーム(2040)仕様にしました。次にリンク先のコピーになります。

AM8 – Metal Frame for Anet A8

部品等は、主にAliexpressから取り寄せました。2040アルミフレームは丸鋸で切断します。白のフィラメントを使いました。

写真1

電源とRAMS1.4ボードは背面側です。液晶表示は配線の関係で上部に付けました。フィラメントホルダーは上部に付けました。

 

この時点では、従前のダイレクト方式のXキャリッジですが、調べる内に面白い物をみつけました。

動画1

Orbiter というもので、これをダイレクトに使います。これは優れもので、遊星ギヤを使いますので、一回り小さいステッピングモーターを使えてトルクがあります。遊星ギヤは高回転には向きませんので、このような使い方に適しています。動画1の関連資料(“The Orbiter” 140g direct dual drive Extruder with up to 10 kg pushing force)などを適当に引用しつつ目的の.stlファイルを合成します。これらをまとめてTinkercadにまとめます。

写真2

で、参考に「 Anet A8 Orbiter direct drive extruder with BL-T 」として、Sketchfabに貼り付けました。

1号機で各部品を印刷しまして、できあがったのが以下です。

 

重さを量ります。355gありました。いいろ取り付けたので重いです。

ついでに、Orbiter extruderのみでは142gでした。

 

 

できあがったXキャリッジを付け替えます。

ベースを取り付け、ホットエンドを付けます。

ホットエンド用ファンとBL-TouchとOrbiter extruderを取り付けます。

 

次に、印刷物用のファンとダクトを付けた上で、配線をとりまとめて出来上がりです。

これから調整になりますが、大きな不具合から押さえていくことになります。今のところz軸の振動が大きいです。

因みに、機械駆動系の電源は24Vにしました。両側に取り付けたブロアは印刷物を冷やすブロアですが、これ共鳴します。うるさいです。2つのモーターとダクトの長さがあうのか、キーンという共鳴音がします。(印刷し直すのが面倒です。)ダクトの長さを2ミリほど長くすることで回避できます。このブロア2台は重くなるし大げさな気がします。単純に見た目を対称にしたかっただけですw。

ところで、以前作ったLaser Engraverのユニットをこれに付けようか、それとも1号機を改造して専用にしようか検討しています。2016年5月31日「自作CNC TTLレーザードライブ回路の試験

 

追記 3/17 電源をDC24Vにしたので、ホットベッドの端子は直接半田付けです。コネクタでは火災になりかねません。また、ホットベッド加熱用のFET(RAMPSボード)が心配になりました。そこで、間にソリッドステートリレー(SSR-25 DD)を入れました。

BL-Touchの調整は以下を参考にしています。

 

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「 信仰によらない宗教 」というより、科学である。

1月に気(キ)付いた「 信仰によらない宗教 」という呼び名がしっくりこなくて考えていました。参考2021年1月12日「岡潔が求めていたのは 宗教 だった

大宇宙の中心である「ア」と「ワ」について、在ることは確かですが、何かと問われると決してわからないのであり、そのアとワから出でたる2つの心とアとワがつながってもたらされる「ウ」よりヒトを生じさせるのです。これを「カミの仕組み」といいます。ここで、ウとはウズ(渦)であり、物質です。つまり、ヒトは2つの心(タマとシヰ)に物質がくっついて出来ているのです。

図1

とはワではないし、とはアではない何かです。互いに規定し合うことにより成り立ち、決してわかりようがない根源です。なぜこんなことになるかというと言葉自体が互いに規定し合うことにより成り立つ循環だからです。因みにシヰ(岡潔の第1の心)は、意識を通し言葉で言えますので、シヰは循環に過ぎません。だからこそ、決してわからないのです。

このような在ることはわかっていても、わけることによりわかる事はない何かについて、認めざるを得ないという存在をもって、信仰という訳にはいきません。ある意味、超越的存在ではあっても、それをして人の生きる営みを宗教というには違和感があるのです。

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勉強と 研究

記事や動画の作成は滞っていますが、 研究 は続けています。直近の成果としては、求めていた3つの科学:ミクサタカラのうち、精神科学についてです。弧理論による精神科学は、いわば信仰によらない宗教とでもいえるものであったという発見です。2021年1月12日の記事「岡潔が求めていたのは 宗教 だった

 

管理人は勉強ができません。高校くらいまでの理科や物理は面白いと思ったこともありますけれど、大学からは計算が主でサッパリ興味が湧きませんでした。電磁気学や力学(熱力学や統計力学)、あるいは計算機の基礎である情報理論などは比較的面白いですが、量子力学や相対論など何だか興味が持てませんでした。相対性理論は少しも相対的ではなく、クオークて何だそれという感じでした。

よく考えてみると、以前から常に自分で考えて自分の視点で物事を観るという癖が付いていまして、勉強として丸呑みにすることが出来ない性分だったのだと、今になって感じます。では、 研究 はというと”わからない”ものに対して”わかろう”とすることですから、まず自分の考えに合った研究対象を見つけて取り組む必要があります。すると、興味がある事、即ち自分の考えに合致した研究を行うようになります。

研究は12年目に入ります。現時点で振り返ると、勉強で丸呑みしていならば、自然科学の問題点に気付くことはなかったはずです。ですから、G・アダムスキーの資料もダニエル・フライの資料も久保田八郎氏の資料も、続く清家新一氏の資料も決して丸呑みしていませんでした。どこか距離を置いて観てきました。ですから、数学者岡潔の講演録も距離を置いて”自分に合った”部分しか読んでいません。仏教思想についても同じです。

G・アダムスキー、ダニエル・フライ、久保田八郎氏、清家新一氏、井出治氏、岡潔、ヲシテ文献のいずれも鵜呑みにしていません。

しかし、切っ掛けは、G・アダムスキーでした。G・アダムスキーは押し並べて以下の2つのことを与えています。(意訳です。)

  1. 人が「わかる」のは五感(視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚)によるとされるが、実は触覚は「tauchとfeel」にわけられる。人の心の核心はfeelにある。
  2. feelを磨くには想念観察が必要である。その姿勢を一言で言えば「弛緩と関心」である。

日常生活に忙しいので、そう簡単に想念観察などできませんけれど、研究生活に入ってから急速に研究に生かすことができるようになった実感があります。

管理人は2015年頃に数学者岡潔とヲシテ文献の存在を知りましたが、学生の頃に岡潔の言葉を読んだとしても何もわかりはしなかったはずです。 それは、私的には2015年頃だからよかったのです。

つまり、岡潔が勧めた「わからないものに関心を集め続ける」やがて、「努力感を感じない精神統一に至り、”情的”にわかる」。そして、「”情的”にわかるものを”知”的に言い表そうとすることにより文化は出来てくる。」と言いました。いわゆる「聞こゆるを聞き、見ゆるを聞く」ということです。これが「情知意」の順に働くということの意味です。参考「【4】 禅の非思量」、「【27】 西洋人の創造」、 2019年7月13日の記事『数学者岡潔 の云う「 聞こゆるを聞き、見ゆるを聞く 」ことの難しさ』、2019年9月4日 「自然科学者は 心の仕組み と働きに無知

 

詰まるところ、岡潔の勧める「わからないものに関心を集め続け、聞こゆるを聞き、見ゆるを聞く」という態度はG・アダムスキーの「弛緩と関心」におなじです。2015年頃、岡潔とヲシテ文献の存在を知った頃には、このような「岡潔的思考」が身についていたということです。だから、自身の関心がある部分について、徹底的に考え続けることが出来るとともに「わけることによらずわかることができる」のです。これは 研究 そのものです。決して、勉強という丸呑みの延長上にはありません。

岡潔のことを知っている人は大勢います。しかしながら、岡潔が何を考えて言葉を発したかをわかっている人は皆無だと感じます。特に、「自然数の1は決してわからない。」や「数は量のかげ」です。

 

余談です。だからこそ、岡潔が何故云わなかったのか気付くことがあります。人の五感でわかるのはです。物には量があります。正確には「数は(物の)量のかげ」です。事には質があります。だから岡潔はなぜ、併せて「数は(事の)質のかげ」と言わなかったのか不思議なのです。情報とは何かというヒントがありそうです。「事」とは物の運動Pです。情報は物の運動Pと深い関係があります。時間は物の量ではなくて、事の質に過ぎません。時間という計量的なものはありませんし、時間は運動から作ります。参考「【5】 情の特色」もっと言えば、時間は角度から作ります。角度は量ではありません。事の質です。

  1. 物と事は一つの実体の異なる面。
  2. 物質と運動Pは一つの実体の異なる面。
  3. 時の現在と過去は一つの実体の異なる面。
  4. タマ(第2の心)とシヰ(第1の心)は一つの実体の異なる面。
  5. 具体と抽象は一つの実体の異なる面らしい。

タマは時の現在がわかります。これは静止画がわかるということです。シヰは時の過去がわかります。これは動画がわかるということです。ですから、シヰには静止画を記憶(情報)する仕組みが必要です。情報とは時の過去です。その一つが時間です。時間は運動Pの記憶に基づいて人が抱く観念です。また、時間もお金も抽象です。タマ(第2の心)でわかる具体とシヰ(第1の心)でわかる抽象が乖離すると人は病みます。これが弧理論による社会科学の根幹です。2つの心が乖離するのはダメです。地球の文明は2つの心が乖離する方(すべての抽象化)へ向かっています。岡潔が危惧した「間違った思想の洪水により人類が滅んでしまう。」と述べた事の意味がわかります。参考「【1】 このままでは人類は滅びる

 

実のところ、このような「弛緩と関心」という方法(手法?技法?)を身につけることは極めて困難です。自身、何十年もかかっています。併せて静かな環境が必須です。勉強が出来るからと言って、研究が出来る訳ではないということです。「岡潔的思考」という言葉を使った記事が1件だけヒットします。参考まで。2019年7月22日「負のエネルギー の解釈の間違い Alexey Chekurkov(アレクセイ・チェカーコフ)の浮揚ディスク

はっきりしませんが、多くの研究者の方々は数学による研究が最大の成果を生むと考えているようです。数学は人を過度に抽象化へ導きます。その考えは多分間違っています。人はもっと時の現在に敏感であるべきと感じます。だからといって、数学を否定していません。むしろ、12進数が自然を知るに最適な数学システムであると証明したいと考えています。

 

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ハイゼンベルク、ロバートソンの 不確定性原理 と相対性理論のE=mc^2は同じ?

研究を始めて12年目に入りました。その間、ある科学者の言葉について散々考えてきました。彼は平易な言葉を使いながら大変深い内容を含んでいます。例えば、アインシュタインの相対性理論について、次のように述べています。

君たちの科学の急速な進歩に対する根本的な障害の一つは、科学者たちが物質とエネルギーのかんたんな同一性をまだ十分に把握していないことだ。地球の最大の思索家の一人であるアルバート・アインシュタイン教授はずっと以前に物質とエネルギーの同一性を量的に表した数式を発表した。この式は数学的には全く正しいのだけれども、誤った結論に達している。つまり、物質はエネルギーに転換するし、その逆にもなるというが、本当は物質もエネルギーも一つの実体の異なる側面に過ぎない。

二つの次元を持つ幾何的な平面を考えてみたまえ。この面が君の視線に対して直角をなすとき、君はそれを平面と感じる。これはその実体の物質面をあらわす。次に君がその面を九十度ほど回転させると、その面は君の視界から消えて一次元のみとなる。これはその実体のエネルギー面だ。君はその面をとり変えたわけではない。ただ観点を変えただけだ。技術的に言えば関係位置を変えたのだ。一定の物体に含まれていると思われるエネルギーの量は、一定の観測者にとって質量エネルギー軸を中心にそれがどれくらい回転したかにかかっているのだ。別な関係位置から同じ物体を見ている別な観測者は、まったく異なる量のエネルギーを見るだろう。

下線は管理人による。注)ある科学者は時間を含むエネルギー[MLT-2]と別の次元軸上でのエネルギー(真のエネルギーE)を区別しています。時間[T]は量ではありません。

図1 別の次元軸を真のエネルギー値を持つE軸と呼び、時間を含むエネルギーを運動Pと呼ぶ。

簡単に書けば、彼は数式E=mcについて、空間(物質的自然:ここではM軸と呼ぶ。)は別の次元軸からの投影による映像である旨を述べています。物質は観測者に対して運動すると次第に質量が見えなくなる(次元を失う)ことを意味しています。物質がエネルギー(運動)に転換したのではありません。下線を読み替えると次になります。

物質は運動Pに転換するし、その逆にもなるというが、本当は物質も運動Pも一つの実体の異なる側面に過ぎない。

相対性理論の前提である光速度不変の原理を言うためには、光速度がわからねばなりません。光速度がわかるためには、その前に時間がわからねばなりません。参考(相対論物理学者に捧ぐ その4)また、時間は運動から作るので、自然科学の全体は循環になっているのでした。

図2 自然科学は循環「空間にある物質の運動→時間→光速度に置き換え→(時間・空間)を定義→空間内にある物質の運動」

人の感覚でわかるのはです。物には量があり、事には質があります。は物の量のかげです。また、数は事の質のかげでもあります。つまり、時間は事の一種である運動Pから作るので時間は量ではありません。ついでながら、事の質の内に、角度があります。時計という物の運動による角度から時間を作りますので、時間は10進数による12の倍数になります。

 

ここまではわかっていたのですが、最近、気になりだしたのがハイゼンベルクの 不確定性原理 です。参考「量子力学Ⅰ/不確定性原理

うまく説明できませんけれど、ある科学者の言葉の下線の部分をそのまま置き換えると次になります。

ΔxはΔpに転換するし、その逆にもなるというが、本当はΔxもΔpも一つの実体の異なる側面に過ぎない。

そのままでは意味不明ながら、E=mcについて、質量mと時間を含むエネルギーはトレードオフ?の関係にあります。また、不確定性原理について、ΔxとΔpもトレードオフ?の関係にあります。いずれも似通った関係にあることに気付きます。

いずれも、空間が映像だと考えると納得できる部分があります。

空間が別の次元軸からの投影による映像であるならば、映像が動画として見えるためには、空間での現象は離散的にならざるを得ません。また、映像であるが故に、2つの値が同時に決定できないのです。それは巨視的な世界であっても、微視的な量子力学の領域においても似た性質を持つはずです。(現時点ではかなり曖昧な表現です。)

不確定性原理も相対性理論における光速度不変の原理も、そもそも”原理”などどいうものではなくて、映像である空間の性質に過ぎないと考えます。

 

当サイトでは空間とは何かについて、別の次元軸が原因とする境界空間モデルを出しています。境界空間は、量的質的にありませんが、(別の次元軸方向への凸凹による)ポテンシャルはあるという模型です。そして、境界空間では近接作用はあり得なくて、遠隔作用になります。ご参考まで。

gif1 2種類の液体の境界面は量的質的に存在しないが人の五感でわかる。境界面を空間に拡張したのが境界空間仮説。

以下は別の次元軸が存在する傍証だと考えます。

  1. 不確定性原理
  2. 間違いではあるが上記の通り相対性理論も
  3. 電磁気現象におけるポテンシャル
  4. 核力におけるポテンシャル
  5. 重力のポテンシャル
  6. 重力レンズ効果(一般相対性理論によらない)

 

ある科学者の云った「アルバート・アインシュタイン教授の数式は数学的には正しいのだけれども、誤った結論に達した。」というのは、とても深い意味があるとわかってきました。

 

ついでながら、空間が映像の投影面(ex.液晶画面)ならば、画素(ドット)は原子(陽子・中性子・電子)に相当します。の一種の”波”である素粒子群(孤立波)と”量子と場の理論”は画素未満の存在とその理論に過ぎません。

例えばオレンジで言えば以下です。

写真1

映像→オレンジ(物質)で、3原色による画素は原子(陽子・中性子・電子)に相当します。

写真2 写真1の部分を拡大。画素と隣の画素の間に相関はないし、画素にオレンジの本質はない

画素と映像であるオレンジとは無関係です。ですから、画素に相当する原子の配列とオレンジの間には関係がありません。原因はオレンジを映し出す空間にあり、空間の原因は別の次元軸(真のエネルギー値を持つ実体が存在するE軸)にあります。

原子未満の素粒子群を場の量子論で記述してもオレンジとは何の関係もないのは当然です。当代一流の物理学者もこの点をわかっていないようです。何度も書いてきたように、写真1が何であるかを人は(数学を含む)言葉でわかっているのでは無いからです。

このことは如何なる数学を用いた理論でも同じです。”AIがあるではないか”と言われても同じです。AIに多くの柑橘類の画像を学習させた上で、写真1をして「下駄」と回答させてもよいです。それが「오렌지」でもよいのですから、「これは下駄である。」と学習させても何ら問題はありません。何なら我が子に小さい頃から間違った単語を覚えさせることは可能であるのと同じです。人は物や事を言葉でわかっているのでは(決して)ありません。

以上、わかりにくい例えで申し訳ないです。

 

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人類に 自浄能力 はあるか

このたびのアメリカ大統領選挙を見ていると、果たして人類に 自浄能力 はあるのだろうかと疑問を持ちます。

ずっと以前から、CIAやFBIは怪しかった上に、民主主義の根幹である三権分立による統治は単なる幻であったことが明白になりました。激戦州の司法・立法・行政のいずれも機能せず、連邦の三権も腰砕けでした。残るは米軍だけという期待もありましたが、当たり前の事ながら、米軍は憲法に定められた通りに動くだけです。

しかし、地球上で最強の武力を持つアメリカ軍は、同時に最高機密も持っているようです。その目的は国家の安全保障です。国家の安全保障を最優先にするはずです。

つまり、時の政権や議会あるいは最高裁のいかなる命令にも”安全保障”の前には、従う理由とはならないのではないかと考えます。ましてや、米軍は地球上で最強ですから、地球の安全保障を考慮しているに違いありません。

では、米軍に人類ための 自浄能力 を期待できるかというと、そうはいかないのではないかと感じます。彼らの目的ではないからです。

 

高野誠鮮氏の対談本によれば、アメリカ空軍からの情報として、地球には3種類の異なったエイリアンが、もう既に地球にやって来ている上に、ひよっとすると、4つの異なったグループが来ているとのことです。つまりは、米軍はエイリアンやUFO問題について、国家の安全保障問題と捉えているということです。これでは、何処からの如何なる命令であっても従うことはできません。2018年4月26日 『高野誠鮮 氏「寛容で懐疑的な態度は絶対失ってはいけない」と書いてあります。

果たして、私たちはアメリカ大統領選挙後のこれから「寛容で懐疑的な態度を失わず」に対応することができるのでしょうか。いつも引用するある科学者の伝える話を掲載します。「地球は救われるべきか否か」からで、これは1950年頃の話しです。

五つの主要国家が原子核からのエネルギーの無制御の解放という仕事を始めました。そのうち二つの国家はこれに成功し、他もまもなく成功するでしょう。成功した最初の国家は、すぐに大量破壊の武器として、この新しい能力を使用しました。もしも次の大戦がおこり、これらの武器が使用されるならば、その結果は達成された全技術の破壊であり、社会秩序の喪失であり、惑星全体の大多数の人々の死であるということが私たちの社会研究グループには明白でした。社会奉仕委員会のメンバーの中で、この文明は救われるべきか否か、また救われるだけの価値が本当にあるか否かについて長い論争がありました。何人かは、私たちは単にその状況を無視し、自然にその方向を任せるべきだと提案しました。とにかく、国家と人々が自分たち自身を破壊しようと決めたのだから、自分たちの目的を果たすまで、彼らに思うとおりさせるのがおそらく適当だろうとも指摘されました。他のメンバーが、この人種はすでに宇宙に出て行く用意をしており、自分自身を破壊する前に、独力で無制限の宇宙旅行を達成したとするならば、恐ろしいほどのエゴとゆがんだ哲学をもって宇宙旅行をするわずかの生き残りが、おそらく、他の人種と連邦のメンバーにとって本当の恐怖となるだろうということを思い出させました。惑星自身が完全に浄化されるまで私たちがこの惑星を検疫、隔離してもよいとさえ示唆されました。

下線は管理人による。1945年8月アメリカは日本に対して2発の原爆を使用しました。そして、「もし次の大戦がおこり、これらの武器が使用されるならば、その結果は全破壊であり、地球上の大多数の人々の死である」と予想されています。地球人が望むとおり、全破壊を達成するまで思うとおりにさせようとの指摘もあったようです。彼らの恐怖を考えると、私たちが自滅後に地球をほかから隔離してもよいとさえ考えていたようです。

それほど、人類は存続する価値がないのでしょうか。私たち人類は 自浄能力 があることを示せるのでしょうか?

因みに、ジャーナリストの篠原常一郎氏は、ある動画で「米軍と中国軍は互いにシミュレーションを行って、そのたびに人類の90%、9割は死滅するという結果になっている。だから、両軍はいわゆる武器を使うハードの戦争はできない結論に至っている。」という旨のことを話していました。

 

この話は、これまでの考察による次のことを前提としています。

  1. G・アダムスキーのコンタクトによる資料
  2. ダニエル・フライによるコンタクトによる資料
  3. ヲシテ文献に示される資料
  4. 数学者岡潔が示した2つの心に関する件

以上の4つの資料には互いに関連と共通性があり、4.は3.の部分であり、1.と3.の核心は同じであるということ。2.に示される資料は弧理論の発想の根幹であり、2.により示される内容は1.の資料の部分で、主に物質科学について述べています。そして、上記の引用文は2.によります。つまりは、互いの資料は関連し、あるいは共通の理念をもって、一つの方向を示しています。これらの資料は互いを補強し合って信頼性を高めている内容だということです。だから普遍性があるということです。場所も年代も人種もまったく異なる資料からほぼ同一と認められる内容が示されています。

 

異星人やUFO、あるいはフリーエネルギーなどの話は眉唾や陰謀論などと揶揄されてきましたが、「寛容で懐疑的な態度を失わず」に一つ一つ丁寧に検討すれば、人類の行く末の決め手になる情報が得られると確信します。はっきり書けば、自然科学には問題があり、限界があります。2つの心の乖離は非常に危険です。米軍を含むあらゆる公的機関に期待できない以上、次なる文明の種を上記の資料に見つけることができなければ必ず自滅します。もし、当サイトで述べていることが本当ならば、派手に宣伝などせずとも必ずそのようになっていくでしょう。それが普遍性というものだと思います。そうならなければ自滅に向かうはずです。

 

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「わかる」物や事を慎重に取り除いていったら 精神科学 が残る

昨年までに3つの科学:ミクサタカラの内、タマ: 精神科学 とカガミ:弧理論による社会科学の根幹は「わかった」と書いてきました。残りはツルギ:物質科学だけだと考えてきました。

しかし、前回の記事で突然、岡潔が求めていたのは信仰によらない宗教だと気(キ)付きました。本当に意外でした。岡潔は、慎重に、慎重に考えた結果を簡潔な言葉で軽く述べています。明らかに説明不足です。

これまでについて、考えてみれば慎重にわかっている物や事を取り除いていくという考察でした。例えば、第1の心です。第1の心は、ヲシテ文献のタマシヰの内、シヰに相当します。シヰは岡潔による私わたくしという心です。即ち、生命維持の欲求です。第1の心の特性は、言葉で言えるということです。言葉は互いに規定し合うことにより成り立つ循環であり、ネットワークで、外のない内です。

で、第1の心(シヰ)を取り除くと第2の心が残ります。これがヲシテ文献のタマです。タマは心の本体であり、岡潔の云う「情の働きによる心」です。情は大宇宙の中心であり、わかつべからざる全体であるといいます。2つの心は、ヲシテ文献のタマシヰに同じです。では、この2つの心は、どこから来るのかが問題です。

岡潔の2つの言葉が考察の出発点になります。

  1. 本当に実在しているのは心だけである。自然は心があるために映写される映像に過ぎない。
  2. 空間は量的に質的にありません。

弧理論の核心は、物質的自然は別の次元軸からの投影による映像だという仮説です。その仕組みから「境界空間」という仮説を出しました。そのためには、別の次元軸上に中心が2つ存在するはずだとの結論に至りました。ヲシテ文献では、2つの中心を「ア」と「ワ」といいます。そして、アとワは(境界)空間をもたらし、ヒトを生じさせます。これがヲシテ文献のカミの定義です。

「ア」と「ワ」はつながり、「ウ」をもたらし、「ウ」よりヒトを生じさせる。ヒトハアノモノ。

ウとはウズ(渦)のウであり、銀河系、恒星系であり、原子の渦(物質)です。肝心なのは、「ア」とはワではない何かであり、「ワ」とはアではない何かです。つまり、「ア」も「ワ」も互いに規定し合うことにより成り立つ何かであって、それが何か決してわからないのです。 続きを読む

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岡潔が求めていたのは 宗教 だった

確かに神仏の信仰は、人に心の安寧をもたらします。しかし、宗教は人類のあらゆるもめ事の原因でもあります。そこで信仰とは何か、宗教とは何かについて調べました。注:回りくどい説明ですが、ご辛抱ください。

「信仰」は、goo辞書から引用します。

  1.  神仏などを信じてあがめること。また、ある宗教を信じて、その教えを自分のよりどころとすること。「信仰が厚い」「守護神として信仰する」
  2. 特定の対象を絶対のものと信じて疑わないこと。「古典的理論への信仰」「ブランド信仰」

信仰とは、(ある宗教を)信じて、自分のよりどころとすることです。あるいは、特定の対象を絶対のものと信じて疑わないこととあります。つまりは、原因と理由はともあれ、妄信するということです。人は信じたいものを信じるということです。「鰯いわしの頭も信心から」ということです。 そのような信仰には思考停止が伴います。そこに理解も物の理ことわりもありません。

 

次に「宗教」についてgoo辞書から引用します。

《religion》神・仏などの超越的存在や、聖なるものにかかわる人間の営み。古代から現代に至るまで、世界各地にさまざまな形態のものがみられる。

神・仏などの超越的存在にかかわる人の営みとあります。つまり、原因と理由にかかわらず、人が無条件で信じる超越的存在にかかる人の営みです。まとめると、超越的存在について、妄信に基づく人の営みが宗教です。ですから、世にごまんと宗教があるのです。

 

これは実に馬鹿げています。天才たる岡潔が求めていたのがこのような何かであるはずがありません続きを読む

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