本当は実験を行うのがよいのでしょうけれど、全体の理解を放置しては先へ進めませんので、考察を続けます。 弧電磁気論を書いていた当時よりかなり理解は深まっています。
昨日の記事で
自由電子(単極F)がM軸に投影される際の実体について述べました。 これまで、弧理論による原子模型の基本形は
図2 (弧電磁異論p27図13より)
のとおりでした。陽子(単極D)のみを取り出すと
のとおり、M軸より下のエネルギーレベルE1に実体である単極Gがあり、単極Iと「対」を形成するとしていました。双極G-Iには斥力が働くので単極Iも単極Iが投影されたI’も遠方に位置するとしていましたけれど、「量子もつれ」を説明するためにはE軸上の実体は投影されるまで座標を持たないと定義し直しました。すると
右のように、E軸から見るとM軸は湾曲しているという解釈になります。 昨日の記事と同様に図3を表すと陽子は
のように表されます。 陽子のモデルを我々のいる3次元物理空間(M軸)として表すと
となります。電子(単極F)の場合とまったく同じですので説明は省略します。
次に図2の基本形から中性子(単極E)にかかる部分を抜き出すと
のようになります。中性子(単極E)は、E軸上の実体である単極Bと単極Hによりできています。それぞれのエネルギーレベルはE2及びE1であり、M軸に投影されることでプラスマイナス・ゼロの電荷を持つことになります。 実体である単極Bは単極Aと対を形成し双極A-Bをなし、斥力が働いています。もう一つの実体である単極Hは単極Iと対を形成し、双極H-Iをなし、斥力が働いています。 このモデルを電子モデルと陽子モデル同様に描くと
となります。 図8に陽子のモデル図5と電子のモデル図1を重ねますと
弧理論による中性子を含む原子模型となります。 図9では中性子を原点において、陽子と電子を少し離して描きました。(理由はまだよくわかっていません) 現在のところ陽子・中性子・電子間に働く力以外、つまりE軸上の実体との相互に働く引力と斥力の組み合わせがわかっていません。 陽子(単極D)と電子(単極F)は電気力として引力が働いていることは知られています。その他考えられる相互作用は幾つもあり、管理人はかなりの期間に渡って検討してきましたけれど、よくわかっていない状態です。
陽子や中性子あるいは電子の元になるE軸上の実体が描く「円弧」について、図ではフリーハンドで描いています。この円弧はどのような曲線を描くことになるのか不明です。 右リンク先にある超効率インバーター「デゴイチ」の第3起電力仮説を弧理論により説明した「第3起電力のエネルギー源について(考察)」によれば、電子(単極F)は
のように「M軸とエネルギーレベルE2との差を「1」とすると半径7の円弧を描いてM軸に現れました。恐らく、図1や図5、図8、図9が描く円弧は参考図10と同様半径7ではないかと推測しています。すると物質(原子)が図9のA’やI’から受ける斥力も「距離の7乗に逆比例する力」なのではないかということになります。
陽子と他の単極との相互作用並びに電子と他の単極との相互作用が理解できれば、恐らく
に近い紡錘図形になると思われます。そのときは、各々の単極間の相互作用が反映されることにより、陽子・中性子・電子がE軸となす角度は「直角」とはならないと思われます。つまり、M軸内に於いて、原子を構成する要素である陽子・中性子・電子は互いに「静止しない」「回転する」構造をもつと思われます。
これまでの検討結果をまとめて、宇宙の大規模構造
と併せて原子の構造を表すと
となります。ここで中性子(単極E)はA’からとI’の両方から斥力を受けていますので記載していません。 注意深く見ると図11を原子の側から見ると図12のように2つに分割できることがわかります。
以上のまとめ 宇宙の大規模構造は泡状を呈しているといいます。上記の通り、物質を構成する陽子・中性子・電子は暗黒物質や暗黒エネルギーから斥力を受けており、近づくことが出来ないだろうという考察結果となりました。 また、図11のように原子は構成から考えて静止できないし、必然的に回転するものだと考えられます。 (注:右リンクの「中性子を含まない原子模型とファラデーの単極誘導の考察」を参照下さい)
いろいろ不備な点や不明なことがありますけれど、これらを理解しなければ先へ進めないと感じます。ご理解下さい。
宇宙がビッグバンにより一点から始まったとするならば、どうして回転トルクが生じるのか理解できません。管理人は、相対論は誤りだという立場です。 コンピュータによるシミュレーションも管理人には、結果(現実)をなぞっているいるようにしか見えません。(力学構造と初期値を現実にあわせているように見えます)
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