単極誘導の現象は宇宙の根幹に深く関係している

このところ、解説するネタは少ないのですけれど、本日は一つ記します。

世の中に回転する機構を持つ装置は幾種類も見られます。いずれも今日の生活を維持するになくてはならないモノです。

motor456l電動直流モーターを始め、ロータリーエンジン に レシプロエンジン

rotoregneng01ジェットエンジンなど、

jetengn12-5-4これらの装置は、磁石の引力や斥力気体の膨張や圧縮という直線的運動を回転運動に変換しています。 いずれの装置も必ず運動を回転に変換するための外部機構を備えています。

その他にはサイクロトロンがあります。

fig01_cycl_hサイクロトロンは電子の回転を扱う装置ですけれど回転を維持するために外部機構を持っています。

また、サイクロトロンによく似た装置にマグネトロンがあります。

magntrw454マグネトロンは、直流電圧をかけるだけで電子が回転運動を起こします。サイクロトロンのような外部機構がありませんので、非常にシンプルです。 ただ、サイクロトロンもマグネトロンも「磁場中の電子の回転運動」である点では同じだといえます。

 

ところで、ファラデーの単極誘導の現象については、

tankyoku12

「回転させるだけで電流が生じる発電機になり」、「電流を流すだけで回転運動が生じるモーターになる」ものです。 シンプルさにおいては、マグネトロンと同じだといえます。

ただし、管理人による単極誘導モーターの各実験の結果、単極誘導モーターは「電子と磁石を構成する原子(核)との相互作用」であって、磁場中における電子の振る舞いを使うマグネトロンとは根本的に異なるモノです。

 注:管理人は、単極誘導発電機 と 単極誘導モーターが反対の現象で「全く同一」だと判断していません。 いわば{発電機の現象}≠-{モーターの現象}かも知れないということです。 まだ、はっきりしていません。

 

昔、読んだ手塚治虫の漫画に「火の鳥」があります。うろ覚えですが、銀河の外には他の銀河があり、それが集まった外に、さらに銀河の集まりがあって、無限に続く。 原子も一つの宇宙のようなモノで、もっと小さいモノが宇宙を形成してるというお話を火の鳥が登場人物に解説していたようです。  読んだ当時、極微小の世界と極大の宇宙がつながって連続していると感じた記憶があります。  極微小の世界から極大の宇宙まで「渦や回転」が支配しているという直観は、シンプルで誰もが持つものだと感じています。

そして、極微小の世界と極大の宇宙の中間に位置する我々が「五感でわかる」現象として単極誘導の現象が存在するのだと直観しています。

雷の研究で知られるベンジャミン・フランクリンあるいはファラデーが「電気の研究がどんな役に立つのか」聞かれたとき「生まれたばかりの赤ん坊が何の役に立つのか?」あるいは「20年も経てば、あなた方は電気に税金をかけるようになるでしょう」と答えたという逸話は後世の作り話だとされています。

マイケル・ファラデー自身も単極誘導の原理が解明できなかったということです。 今日でも単極誘導の現象は微弱すぎて「役に立たない」と思われています。 しかし、単極誘導モーターの原理が「磁石の周囲に存在する自由電子と磁石を構成する原子(核)の相互作用」だとするならば、単極誘導は物質を構成する原子の結合の不均衡がわずかに外部に出てきている現象だと解釈できます。 この認識は、原子力の概念を一変させるものです。

2011年3.11の原発事故以来、放射能の封じ込めに莫大な経費をかけてきたことは周知のことです。 意外と簡単に放射能を無効化・無能化する技術が手に入る可能性があるという感じがしています。 (勿論、管理人は放射能の半減期は絶対に変えられないと学んだ一人です。)

宇宙の根幹に「渦や回転運動」が関係していて、単極誘導の現象がそれであると思っています。

 

新しい単極誘導モーターの実験を行っており、一昨日までに撮影を終えました。 現在レポートを作成中なのですが、PCの調子が悪く、作業がはかどりません。サイトに掲載するのはもう少し先になりそうです。

 

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Φ について

2010年より研究しています。
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単極誘導の現象は宇宙の根幹に深く関係している への4件のフィードバック

  1. 中島勝行 のコメント:

    中島と申します。
    単極誘導に関する数々の疑念は
    「円筒磁石によって作られる磁界は、円筒が回転しても空間に固定されている」
    と考えれば解決で無いでしょうか?

    • Φ のコメント:

      中島様ありがとうございます。磁界が空間の何に固定されているのでしょうか。ご存じの通り、絶対静止があるのかないのかは大きな問題です。本(電場・磁場:青野修著:共立出版)のp48「単極誘導」には「磁力線は磁石にくっついて一緒に回転するのではなく、空間に固定されていることがわかる。」と記されています。一方で、こちらの本(磁力線の運動に対する疑問:今井功共著:続間違いだらけの物理概念p138:パリティ編集委員会編:丸善)には、「磁力線が動くのか動かないのか」について、次の項で「磁力線の速度は定義できない」とされています。物理の参考書でさえ記述がわかれます。ネットにはこの件で様々な論考があります。磁場や電場による力の伝搬が遠隔作用なのか近接作用なのかは大きな問題です。こちらhttp://quasimoto.exblog.jp/20565437/ に少し記述があります。1800年代後半の頃電磁波の伝搬が何で起きるか(エーテルの有無)が議論され、実験の結果「エーテルは存在しない」と結論が出され近接作用を基本とした素粒子物理学へとつながったようです。実験の歴史的経緯は(七つの科学事件ファイル)に詳しいです。調べると結構怪しい歴史が出てきます。そして、管理人は「エーテルは存在する」のではないかと考えています。考えるほどにわからなくなる要素を単極誘導は持っていると思います。それだからこそ単極誘導の取り扱い(徹底的な無視)に疑問を持っています。百ン十年前にカタの付いたハズの問題をなぜ続けるのかの理由になるかと思います。

  2. 熊谷 雄一 のコメント:

    注:管理人は、単極誘導発電機 と 単極誘導モーターが反対の現象で「全く同一」だと・・・
    現状を正直に述べてくださり、ありがとうございます。
    単極モーターの実験と並行して、単極発電の実験をしていただけるなら、両者は同一であることを理解できると思います。複雑難解な理論を創り出さなくても、小学生に教えられる現象ではないでしょうか。例えば、2極直流モーターの場合、回転する電機子には入力している直流電圧にほぼ近い電圧が逆向きに発生しているため、一定の回転数になるよう入力電流が適度に抑えられ、これが直流モーターならではの効率に寄与するものとなります。ですから、単極誘導モーターの場合も、数十mV程度であれ、回転数に見合った電圧が発生しているのではと思われますが、どうでしょう。回転しているときのブラシ間の電圧を測定していただくことは可能でしょうか。その電圧には単極誘導電圧のほかにブラシの接触電圧も加わると思いますが、傾向を知ることは可能とおもいます。

    • Φ のコメント:

      コメントありがとうございます。発電機とモーターは「同一現象の異なる面」だという常識は理解しています。発電機もモーターも式V=-∫∂B/∂t・dS+∫(ν×B)・dLに従っているだろうことも認識しています。 単極誘導による起電力はGMにて計りました。確かに回転数に比例しています。https://www.youtube.com/watch?v=YNQtT_agTLc ただ、装置のノイズがとても大きくて単極誘導による起電力の定性的な性質を確かめることが困難です。ですから、モーターの方で研究しています。ブラシは導電繊維を用いました。回転数の制御はPICによるPWMです。ノイズ出放題です。こちらhttps://www.youtube.com/watch?v=vW5pEq7ZuEM&list=PL2pWqclOdz0W-j8PPp0GoLFC_wlK1l8uF によれば、およそ9mV程度は出ているようです。オシロのノイズが凄いです。 しかし、実のところ起電力が回路に生じているのか、導体円板に生じて(帯電)しているのかもわかっていません。(磁力線の運動に対する疑問:今井功共著:続間違いだらけの物理概念p138:パリティ編集委員会編:丸善)  手元にある電気磁気学(約370ページ)の本に単極誘導の記述はたったの半ページです。1800年代中頃には「式で説明がついた」ことは理解しています。ネットで検索をかけても90%以上が実験1 https://www.youtube.com/watch?v=16cPq_oL5us と同じ形式のものです。説得力はありませんけれど、単極誘導の扱いについて「何かが不自然」なのです。トム・ベアデンの手紙 http://www.peopleknow.org/ds08pro/ARPA_Bearden_Response.pdf によれば、1800年代のある時期に古典電磁気学が意図的に歪められたようです。管理人は、1800年代のいつ頃か電磁気学から意図的に削除された部分が単極誘導の現象にかかる何かなのではないかと疑っています。(すみませんURLをコピペしてご覧ください。) 

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