昨日の記事にあげた電磁誘導の現象では、力学的に作用・反作用が成り立っているはずだと記しました。 ちょっと調べてみたけれど誰も検証していないようなので、実験してみました。
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動画1 (電磁誘導における作用と反作用)
管理人は実験が嫌いなのですけれど、結果が予めわかっている実験は安心できます。当初、ネオジム磁石の往復運動一回でコイルが少しは動くと予想していましたけれど、まったく動かないので撮影できないかと思いました。 ネオジム磁石とコイルの動きを同期させればコイルが反作用を受けていることが理解できるので良しとしました。
磁石の運動(力の作用) => 吊されたコイルの運動(力の反作用) + 電磁誘導の起電力 という関係だと理解しています。
動画1の場合、コイルの自重により反作用を受けており、磁石の往復運動に同期することでコイルの振幅が大きくなりました。そして、一部が電磁誘導の起電力となっています。 この現象では、力学的作用反作用は成り立っていることになります。運動の第3法則あるはニュートンの第3法則というようです。
電気磁気学において、なぜ力学的な検証をしていないのか不思議です。皆当たり前すぎて誰もやらないのでしょうね。
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