ドーナツ型磁石の内側での渦について調べた動画を掲載

2月13日に行った実験の動画を動画サイトに掲載しました。

動画 1  単極誘導モーターの実験(ドーナツ型磁石の内側での渦について)2015/02/13

実験は食酢を用いた単極誘導モーターについて、渦のでき方を調べたものです。 中心においた軸電極を(-)とし、リング型の磁石を(+)電極とします。食酢を満たして設定DC30V最大3Aとしました。 食酢は反時計方向に回り渦を作りました。

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動画1の実験はリング型磁石を電極としていますけれど、先般動画サイトに掲載した

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動画 2  単極誘導モーターの力学的特性

においては、磁石の外側に別の電極を置き、外側での渦のでき方を調べたものでした。 できた渦は反時計方向でした。

一方で、これまで掲載しておりませんけれど

vlcsnap-2015-03-13-10h19m18s106写真1

1月30日に行った実験で写真1のように水銀による同軸二重反転型の単極誘導モーターができていました。 写真1ではわかりにくいですが、(軸)電極を(-)に、(内)銅板には何もつないでいません。(外)電極を(+)として(内)銅板で水銀を2つに仕切っています。 実験の結果、内側水銀は時計方向に、外側の水銀は反時計方向に回っており、水銀に浮かせたリング型のネオジム磁石は水銀の渦に従って時計方向に回りました。

写真1の実験をよく観察すると、どうも磁石内側にできている渦の回転方向が時計方向ではないように見受けられましたので、動画1の実験を行ったのです。


 

正直「力学的な点:作用と反作用」では今も頭が混乱しています。(同軸三重反転ですから)  また経験上、単極誘導の現象は「磁力線あるいは磁場は不要」であると感じています。 力場という考え方になじまないのです。

単極誘導モーターに生じる力は、”磁石近傍に生じる※1”けれど、導体や金属水銀どうしに力(作用と反作用)が生じるのであって、磁石そのものは力学的に無関係です。これを磁石が持つ力場と言えるのでしょうか? 単極誘導により起電流が生じる現象も磁石は力学的に無関係だと思います。

※1補足  単極誘導モーターに生じる力は磁石からの距離に逆比例するようです。これを確かめる動画を別途掲載します。

 

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Φ について

2010年より研究しています。
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