2年あまり単極誘導の現象について実験研究を行ってきました。 特に1月から3月にかけては集中的に実験しました。 4月・5月と実験の結果を基に考察を続けてきましたけれど、一応結論を出しました。
数学者岡潔は講演「自然科学は間違っている」において、「時間が問題だ」と述べました。 自然科学者は「運動は時間に比例して起きる」と決めてかかって「時間がある」としています。
運動とは、2つ以上の物体の相互作用です。
物体(ア)と(イ)に「作用と反作用」が生じます。
学校で習った振り子の等時性は、振り子の振幅の大小にかかわらず、振り子の「1周期にかかる時間が等しい」というものです。しかし、ここには「運動が時間に比例して起きる」という暗黙の了解が存在するに過ぎず、自然科学者は{運動/時間}の関係を決定したことはありません。 実際の所、「運動は時間から求め、時間は運動から求めている」に過ぎません。
ある人に、このことを話したところ、「哲学的な問題か?」と言われました。 そのときは咄嗟のこと曖昧に返事をしました。 岡潔の講演は、ほとんど哲学的な問題だととらえられているかも知れません。
管理人が行った実験の内、特徴的なものを挙げます。
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動画1 単極誘導モーターの力学的特性について(2015年2月5日)
動画1では、リング状の容器に満たした水銀は、反時計方向に回転します。細い線で吊り下げた磁石は電源のオンとオフの際に揺れますが、磁石が水銀の渦の反作用を受けているようには見えません。
また、
では、 水銀を満たした容器の上に細い線で吊り下げた磁石(水銀に接していない)は、反作用を受けているように見えませんでした。因みに、写真2の実験では水銀は時計方向に回転しました。 写真2の実験は動画としては公開していません。
動画1も写真2の実験も、磁石が反作用を受けていないことを証明するには少し説得力に欠けていると感じていました。 しかし
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動画2 (2015年3月2日)
では、水銀に浮かべた磁石が水銀の渦流に押されて回転していることが確認できます。また、
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動画3(2015年2月16日)
として
があります。水銀に浮かべたリング状磁石の中心にマイナス電極を設けます。外側に上から吊したリング状の電極をプラス電極とします。電流を流すと吊したプラス電極は、瞬間、反時計方向に振られ、少しおいて水銀が時計方向に回転します。最後に浮かべた磁石が水銀の渦流に乗って時計方向に回りました。 つまり、水銀による単極誘導モーターに生じる力の反作用は外側に吊したリング状電極が受けているのです。
このように単極誘導の現象は、運動が「発電は起電流」として、「モーターは力」として起きますけれど、その運動(作用と反作用)に磁石は関係ありません。しかし、現象の原因は明らかに磁石です。
自然科学の一分野である物理学の古典電磁気学において、単極誘導の現象は
で表されます。 式には明記されませんけれど、古典力学の概念(作用反作用)がそのまま含まれていることは誰もが認めることです。 つまり、単極誘導の現象は、「磁石」と「近傍にある回転する導体の間」に起きる「相互作用」であって、媒介するのが「磁場」であり「磁力線・磁束線」あるいは「磁束密度」だと説明されているのです。
自然科学は宇宙のすべて、森羅万象を説明する学問と考えられています。上記実験の結果は、自然科学の一分野である古典力学の想定する範囲外です。一つでも例外があればダメです。 つまり、自然科学は終わったのです。
管理人は「エネルギー、運動(作用反作用)、時間、お金」について考察を続けてきました。ある情報によれば、地球の科学者は、「エネルギーの量を正しく求める方法を知らない」とのことです。たぶん本当のことです。(注:真のエネルギー値は時間[T]を含みません。) 自然科学者たちに道を見誤らせた原因は、(10進法による)お金:通貨にあったとの気持ちが強くなっています。情報の絶対優位者たる両替屋(金融資本家)たちは、とっくの昔から知っていたと思います。(注:スピリチュアル情報は基本見なのですが、これだけは信用できそうです。理由は機会があれば書きます。)
2014年1月10日の記事に「学者にとってフリーエネルギーより単極誘導の方がきつい」と書きました。記事を書いた当時と、実験が進んだ現在では若干、考え方が変わってきていますけれど、大筋では今でも同じ気持ちです。
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