あるアイディアと「2つの静電気エンジン」

単極誘導の実験を始めてから2年あまり経ち3年目に入っています。 主に本年1月~3月にかけて行った実験について考察を続けてきました。

ここ何回か「磁石に水銀が乗り上げる現象」

vlcsnap-20150130写真1

について説明してきたのですが、昨年来の実験の目的は単極誘導モーターの力学的特性(作用と反作用)についてでしたので、「乗り上げ」の現象は想定外でした。

で、単極誘導モーターの作用と反作用について考察してきたのですけれど、一昨日、「あるアイディア」が浮かびました。  このアイディアによる実験がうまくいったとしても、これが何になるのか、物理的にはこれがどういう意味を持つのか頭の中でしっくり整理できない状況です。 今はまだ、このアイディアを実験装置に落とし込むことが出来ていませんし、アイディアそのものが不完全であると感じますので、もう少し時間が必要です。

ところで、2014年6月26日に「バーグのモーターは単極誘導モーターの部品だった」と書きました。

bergsmotor写真2

記事を書いた時点でバシル・バン・デン・バーグの作ったモーターは、単独では意味が無くて「単極誘導モーターの部品」だと判断したのですが、その後の実験でもほぼ確かだろうと考えています。

写真のモーターについて、管理人が約3年前に自分なりに解析した結果、「磁石の磁力線を弱める意図を持って配置されている」ことがわかりました。また、管理人による単極誘導モーターの各種実験の結果、単極誘導モーターに生じる力は「磁場あるいは磁力線・磁束密度に関係しない」ようだとわかりました。 写真2と当方の実験結果を併せて考えると、単極誘導モーターに必要なのは「磁石の原子(磁区)の向きが揃っていて、かつ磁石として機能しないこと(磁性体を吸着しないこと)」ということになります。 磁石を構成する原子の向きさえ揃っていれば、単極誘導モーターとして機能するでしょう。

考えてみますと

ad04写真3

スカウトシップが地表にあるとき、船体が地上の砂鉄・金属を大量に持ち上げるのはかなり困ったことです。また、原子の向きを必要に応じてスイッチしなければなりませんので、実用上必要な研究だということです。

ところで、ジョージ・アダムスキーはバシル・バン・デン・バーグの研究について、側近に語ったところによると「バーグは2つの静電気エンジンを作った」ということでした。

一つは写真1に示した「水銀が磁石に乗り上げる現象」をいうようです。もう一つは「このアイディア」にあるようです。 前者は割と早い時期に実験で「現象が何を意味するか」確認できる見込みです。後者は、もう少し時間をかけて装置に落とし込んで試してみることになりそうです。

いつも引用するある科学者は

 地球の技術者が貨物または乗客の輸送用の乗り物を作る場合、彼らは推力として乗り物自体の中にエネルギー発生装置を備える必要があると考えている。しかし 地球人の祖先は数千年間船に乗ってあらゆる場所へ旅行した。この船というやつは内部にエネルギー源をもたないので、全く大気の運動エネルギーによって動か されるんだ。これは頼りになるエネルギー源ではないのだが、結構うまくいったものだから、自然界では多くのタイプのエネルギー発生源がいつも利用できるの だということを地球人に気づかせたはずだ。だから望ましい結果を生み出すためにエネルギーの流出を見るような方法を講じさえすればよいのだ。

と述べました。  管理人は、地球のジェット気流が単極誘導の現象の表れかも知れないという仮説で研究を続けてきました。 しかし、今はまだ今回のアイディアが「エネルギーの流出を見るような方法」に通じるのかどうかわかりません。

.

動画1

かつ、管理人が見いだした発散トーラス

clip_img166図1

との関係もわかりません。 さらに、弧理論の考え方によれば宇宙の根源的エネルギー源が「暗黒物質」と「暗黒エネルギー」にあると思われますけれど、このアイディアとの接点も見いだせません。

バーグが研究していた1960年代には、「暗黒物質」も「暗黒エネルギー」も知られていませんでしたから、バーグの研究が完璧だったとは思えません。 でも、管理人が行っている研究をバーグは1950~1960年代に行っていたことは確かです。

少し近づいたと思ったら、また頂上が遠のいてしまいました。 道のりは遠いとの思いが募りますし、研究の方向が2つに分かれていることにも困惑します。

 

Follow me!

ブログランキングの応援と広告のクリックをお願いします。 にほんブログ村 科学ブログへ  学問・科学ランキング  

Φ について

2010年より研究しています。
カテゴリー: 解説 タグ: , , , , , , , , , , パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA