2つ実験を行いましたけれど、思惑通り行かなかったです。 管理人が求めていることは、理解が容易なことなのでしょうけれど、実験的には一筋縄では行かないことかも知れません。 諦めず実験を注意深く観察するしかないようです。
「単極誘導の現象は磁石が原因だけれど、力学的に無関係」という、衝撃的だけれど簡単なことに気づきませんでした。 多くの人が見てきたのに気づかなかったという事実は、数学という道具がこういった実験にあまり役立たないことの証のように感じます。
タイトルは、これまでホームページや拙ブログで述べてきたことですけれど、うまく言い表せなかったので再度記します。 「永久機関やフリーエネルギーはあり得ない」と主張される方は、「エネルギー保存の法則」があるからダメだと言われます。 このエネルギー保存の法則は、「これまでに例外がなかった」という経験則です。
まず、運動は相対的です。これを否定する人はいないと信じます。ある物体の運動は、ある観測者にとってエネルギーが存在することに等しいです。持って回った言い方ですが、物体の運動はエネルギーの一形態であるわけです。 物体とともに運動する観測者に対して、物体は静止しており、物体とともに運動する観測者に対して物体は運動エネルギーを持っていません。当たり前です。
運動(エネルギー)は観測者の数だけ存在する訳です。 宇宙には膨大な数の恒星、惑星が存在します。それぞれが運動しており、星の数(観測者の数に等しい)だけ運動(エネルギー)が存在することは紛れもない事実です。(これを否定する人はいないと信じます。)
ですから、
地球上に固定した素粒子加速器は、「特定の観測者」にとっての値に過ぎません。 観測者の数を限定して、限定した観測者にとってのエネルギー総量を計算すると、総量が一定値になるのは理解できます。 同時に、すべての観測者にとっての、かつ宇宙全体での(運動)エネルギー総和に意味はありません。運動が相対的なものだからです。
エネルギー保存の法則を信じている人たちが「運動の相対性」を認めつつ、「総和が保存する」と認めているのは、ダブルスタンダードだということです。
こう考えると宇宙定数に「すべての運動(エネルギー)を入れない」のは不思議なことです。 数学者岡潔は「自然科学者は原始人的無知だ」という意味のことを述べました。 管理人には、自然科学者は「ときに基本的で非常に大事なことをまったく無視する」人たちに思えます。 主張を曲げずに火炙りの刑に処せられたジョルダーノ・ブルーノが生きた時代は今も続いています。 この意味でも「自然科学は間違っている」といえるでしょう。
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