ジェット気流と単極誘導モーターの類似性

以前、食酢を使った単極誘導モーターの動画で、地球の西から東へ吹くジェット気流が単極誘導モーターと同じではないかという仮説を示しました。

 

ジェット気流は地球の自転方向に吹く

ジェット気流は地球の自転方向に吹く

図1

ジェット気流は、年間を通じて地球の自転の方向へ吹いており、どうみても真逆ですから「太陽からの熱による大気の動き」で説明できないと考えた結果です。

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動画1 (2013年4月17日)

仮説として、(1)エネルギー源は太陽からのプラズマがもたらす(+)あるいは(-)の電荷である。 (2)地球の極から入ったプラズマは、何らかの経路を辿って地球から放出されるか、反対の電荷と結合して中和し、地球に物質としてとどまるかする。(3)その過程で、プラズマが大気を通過する際に単極誘導モーターを形成してジェット気流となる。(4)そしてジェット気流は地球の自転を促す。

ジェット気流が自転の原因であるという仮説で、上記が当時考えた仮説の流れです。

その後、一連の実験により判明した単極誘導モーターの性質として、単極誘導モーターに生じる力は

  1. 磁石からの距離に逆比例する。
  2. 磁石の磁束密度に比例するとともに、磁石の質量に比例する。
  3. 電解質あるいは水銀等と接する電極との間に生じる。
  4. 磁石が原因で3.は生じるけれど、力学的に磁石は無関係である。

ことがわかりました。何度も示しましたが1.はvlcsnap-2014-10-02-10h02m13s141

写真1

の様な装置において、磁石自体を接点から離すと力は小さくなるというものです。 2.は

CIMGblog0346写真2

の3つの磁石を用いた写真1の実験で比較すると

グラフ3 実験6の振動幅の図2

の様に、重いアルニコ磁石の方が磁束密度の高いネオジム磁石より強いことがわかりました。  3.については、

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動画2

の様に水銀の回転による反作用を外側の電極が受けていることでわかります。  また、4.は、

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動画3

水銀(比重13.5)に浮かべたネオジム磁石(比重7.4)が水銀の回転に伴って同方向へ回転することから「単極誘導モーターに生じる力から磁石が孤立している」ことがわかります。

また、単極誘導モーターに生じる力の反作用を調べていくと、「反作用は、常に外側の電極が受けている」ということがわかりました。(二重反転、三重反転でも外側の電極が受けているようです。後日、示す予定です。)


動画1 の仮説を示した当時はわからなかった上記4.を考慮すると

太陽から地球の極に到達した太陽風(プラズマ)が、単極誘導モーターとしてジェット気流を起こすとき、原因である地球は力学的に孤立しているから、ジェット気流により地球の自転が促されている

という仮説は合理的であるということになります。 動画1の実験をした2013年4月より類似性は増したといえそうです。

ただ、上記「反作用は、常に外側の電極が受けている」という実験的事実と整合しません。管理人が行った実験ではいずれも外側に電極を設けています。しかし、地球周囲に電極はなく宇宙空間しかありません。ここが最大の謎です。

余談です。

この消えた反作用の謎は、そのままフリーエネルギーの原理と直結しているというのが管理人の直観です。 突拍子もないことですが、弧理論(Ark Theory)の考え方によると、原子から惑星・恒星。銀河系に至るすべての物質は宇宙の大規模構造を構成する暗黒物質と暗黒エネルギーとの相互作用によって(回転)運動すると考えられます。

ss372320d写真3

イメージとして例えると

tomoeRight図3

の「巴」の渦巻きの様になります。ただし

宇宙において通常の物質は5%弱で、暗黒物質が26.8%、暗黒エネルギーが68.3%だそうですから、物質のみが渦を形作っている様になります。具体的な機構がわかればいいのですが。

自由電子モデル図4

きわめてシンプルなE-M平面のモデルにすべてがあります。

 

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Φ について

2010年より研究しています。
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