STさんのコメント(2012/11/05)への返事

STさんのコメント

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再々、迅速なご返事を頂きありがとうございます、恐縮しております。
いきなり、そしていつも不躾な形かとは思いますがどうぞご容赦を…

図6の(b)と(c)は負荷抵抗がそれぞれ50Ωと991Ωの場合で同一スケールとすると約230%と言うのはpeak時を指すというふうに見えます。
87%(50Ω),約230%(991Ω)の電力効率と言う事でしょうか?
効率の場合は一般的に(と言うか例外に電圧の場合はその時の電流値も示すものですが)電力のモノを考えます、この図も一般的なものだとし(だとすると)、 直感的に見た目で1サイクルの間全てで230%になっているとは見えません。波形の絶対値をとって書き直し、それとx軸で仕切られた部分の1サイクル分と 言う形で見てみてもどうにも約2.3倍になっているとは見えないのですが如何ですか?
(c)の波形の立ち上がりの部分の尖頭値が入力の方形波の平坦部分の約2.3倍というふうに見えてしかたがありません。
また(b)と(c)の(擬似?)矩形波の平坦部分の値もさして差が無いように見えます。だとすると(c)の図は負荷抵抗が高くなったために過渡現象としてのスパイク現象が顕著に出るようになったと見るべきでは?
うーん、(c)の波形って確かブロッキング発信機に似てるかと…
あとマルチバイブレータの回路定数を工夫しても同様な波形が実現出来そうですね… 尤もコントローラ自体が原発振として使っているかな?
半素人的に考える程度ですけどどうもやはり「トランスが鍵」なんではないでしょうか? でも余りにクリティカルだと技術的に実現が難しいですね、例え原理として成立して作れた場合もあとあとややこしそう…
そういえば…トランスの巻線比さえ書いてないですが何:何なのかな?
巻線比を1:2にして1サイクル平均でも電圧を2倍、電流も2倍取れれば確かに400%の効率になりますけどその辺の実測結果は出てないし…
兎に角991Ω時の電圧・電流値(平均)が公表されれば文句なしです。
でも400%まで行くにはさらに負荷抵抗が高い必要がありそうで…
実現したとしても技術的に…
直感として約2kΩ、電力1kWで約1.4kV,0.7A…どうみても電子管用が尤も適しそうですね。140Vあたりの商用電圧だと100分の1で10W…
半導体用では降圧トランス? おっと…インバータの巻線比で解決可?
トランスのギャップの問題は解決出来るのか? もし仮に更に高能率を求めるとサブミクロンのオーダーのギャップでないと… となればこれまた難問とか…まぁ色々出て来るでしょうね…(何せ技術屋系なもので…)

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STさんコメントありがとうございます。

「87%(50Ω),約230%(991Ω)の電力効率と言う事でしょうか?」について

図5(b)の④黒丸印の折れ線グラフのことをいっています。図5は、(a)(b)いずれも、電流・電圧をパワーアナライザで計測した入力と出力の比をグラフ化したものです。 ですから、図5の(ア)で示した部分の効率が87%でして、その時の波形が図6の(b)の1区間全体の効率87%ということですし、図5の(イ)で示した部分の効率が103%ということで、そのときの波形が図6の(c)の1区間全体の効率103%だということです。 図6(b)や(c)の波形が問題なのではありません。 繰り返しますと、図6は、トランスに矩形波を入力した時に得られる、波形を示したもので、日常見られる波形を示したものです。日常見られる波形の中にも、部分を見れば、効率が時々変化していると説明している訳です。 結局、普通のトランスだろうが、特別のトランスであろうが、電圧と電流値を同じ時間軸で示したグラフを示してもらわねば、議論できません。

図7がパルス波を印可したときに、パルス波の周期に応じて、雪崩現象が起きて(超効率)が顕著になっていることを示すものですけれど、出力電圧(e)のみです。

STさんが言われるように、電圧・電流値が公表されれば文句はありません。ほしい情報が不足している感は否めません。

ギャップが具体的にどれくらいなのかは、聞いていませんけれど、多分STさんが言われるような、微妙なものではないように思います。 何故なら、LCDバックライト用インバーターに関する「二次巻き線上に発生する進行波と定在波」によれば、波長は何ミリ単位だと考えられるからです。 このインバーターは3~4cmくらい、板ガムを小さくしたような形状ですから、等分に仕切った位置に検出コイルを設けると、検出コイルの間隔は、数ミリになります。

興味をお持ち頂き、ありがとうございます。

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2010年より研究しています。
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STさんのコメント(2012/11/05)への返事 への5件のフィードバック

  1. トロポサイト のコメント:

    テスラコイルを降圧したような回路は
    すでにあります。
    グルジアの
    kapanadze generatorです。
    アースにスパークギャップ、まさしくテスラコイルしてます。
    他の人の成功例もあります。

  2. ST のコメント:

    「お馬鹿な世界」で「破滅の道」ではなく「変革して持続的に」と言うの、私の基幹ポリシーですよ、お金べったり、権力べったり、自然法則をいい加減な「知り方」を振り回して多くの人々を窮地に立たせるような今のシステムは間違いに間違っていると私も思います。だからこそのエコ、ロハスでもあります。フリエネが実現になる以前の段階でもエネルギーの観点からみても同様ではないでしょうか? 今の歪んだ世界を正さない限り私たちには悲惨な結末しか待っていないと思います。
    とりわけ「核での大失敗」で生存不能なんてのは愚の極限だと…

    終わらせるにはどんな方法… 第一歩は「この馬鹿さ加減」を多くの人に知って貰うことでしょう。如何に真実が隠蔽され捻じ曲げられているか、フリエネ問題は言わばその象徴なのかも知れません、残念にも…

    • Φ のコメント:

      STさん、コメントありがとうございます。
      当方も、同じ意見です。
      どこかの、誰かにとって、都合の悪いことについて、嘲笑の対象にされるのは、信念を持ち合わせていない人にとっては、辛いことです。
      当方の内容は、ほとんどの人にとって
      意味不明ですし、こちらも、信念を持ち合わせていないので気は揺らぎます。 段々と、お分かりいただける内容にして行きたいと思っています。

      第3起電力の仮説は、電磁気学について、180年ぶりに、基本的進展を促すものです。 当方の資料は、その背景を構成できないかというトンデモな話しです。おこがましい限りなのですけれど、やはり、背景となるものが、何か必要だと考えています。

  3. ST のコメント:

    通常、回路設計をする時、一般的には電源電圧の2倍を目安に(特に能動素子)耐圧を考えます。
    超効率インバータもその線でしょうけどそうなると図示された波形を眺めているうちに調整が雑で過渡応答が起きても同様になるなぁ、と気づいてまして…
    それならば負荷抵抗(インピーダンス)が高くなればpeakの波高が高くなるのは当然と言えば当然、インダクタンスやキャパシタンスなどが絡んでの共振とかとあいまって高くなるし回路図みたいに単純なものでも起きる事は十分に有り得ます。
    電圧値が電源の2倍なんて逆にうまく「作って」調整し、出力側が高インピーダンスでないとという条件が付いていればどのインバータでもpeak電圧が200%UPなんて雑作も無い事では? って思いました。
    電流値はそれなり、高出力インピーダンスでしか使わない…
    そんな条件ならコッククロフト回路等が普通にCRTでも使われてます。
    でもサイクル平均の電力でも電圧2倍、電流も2倍という設計となると…
    入力にリターンとか考えるとよほど慎重に制御しないと暴走になりますね… 実現出来てもそこがいい加減だと加熱して発火源になる。
    まぁ一番シンプルなのはやっぱりブレーカやヒューズなんですけど…
    しかし特許図は肝心の部分が削られすぎかと、巻線比、電流値、その他諸々… 尤も特許の内容はあくまでも「効率向上」と書いてあります。
    決して400%の効率UPとは書いてありませんので「超効率(400%実現)」版ではなく極限まで言っても100%を実現する回路図かと…
    ただ、トランスとその周辺の分布定数を使って400%(取り出せる電力が)になりうるのなら別なのですが、それとテスラコイルって電力そのものが超効率になるっていう正確な実測データってあるのでしょうか?
    だったらテスラコイルの2次側の巻線比を降圧側に変えればそっちのほうが早いかも… テスラのほうが自作のためのデータが豊富なようですし… 電力が200%超効率くらいでも実験、検証は出来るかと、電圧や電流が40%違えばテスターや電流計(整流後に計測する)、高速整流ダイオードの高性能なデバイスがあれば手作りでも検証出来そうでは?
    それにしても井出先生自身追加検証や改良をしたと言う情報が全く伝わってきませんねぇ… もしかしたら全くやらないで出版とか講演に時間を裂いている一方なのかなぁ… あとは印税だけで行けるという考え?

    • Φ のコメント:

      STさん、コメントありがとうございます。
      言われることは、わかります。当初から、インバーターについて、感じておりますことは、情報が少ない、ということです。 通常の考え方でしたならば、どのような回路で、どのような電圧・電流値であっても、出力/入力が(電力)という意味で、100%を、例え「瞬間」でも超えないハズです。(微視的な領域にではなくマクロの領域で。)
       私は、STさんのような技術者に1995年と2000年の論文を評価して欲しいのです。 当方にとってエーテルエンジンの再現は、不可能です。1995年と2000年の論文について、STさんは、どう評価されますか。 2011年3月の発表には、そのときだけ出されたデータがあるように考えています。そのようなことを考えても仕方のないことですので、1995年と2000年の論文について、ご意見をお聞かせ下さい。
      ご承知の通り、電子回路に、磁気現象を持ち込むことを嫌います。LCD用インバータートランスは、調相結合を積極的に用いた数少ない例だと思います。磁気回路内部で何が起きているのか、実際はよく知られていないのではないでしょうか。第3起電力の仮説も、その一つだと思います。当方の考察において、パルス波によって、逆起電力の逆、つまり、順方向の磁場が生じるという結果になっています。

      「「あとは印税だけで行けるという考え?」」
      それはないです。ご自身、詐欺を働く気でいたなら、40年も研究を続けては、いられません。
      以前、考古学で、旧石器捏造事件がありました。考古学研究家が、次々と発掘していた、旧石器時代の遺物がすべて捏造であったという事件です。この考古学研究家は、「神の手」と呼ばれていたと思います。 そのような詐欺は、次々と新しい発表を出さねばなりません。そのような、馬鹿な真似はダメです。いつか見破られます。得られるものより、失うものの方が大きいです。
      華々しい詐欺師もいますけれど、地道に続けておられる方もいます。 この世界のことについて、私は、あまり知りませんけれど、原子力産業のような利権はないと思います。
      お金を中心に、地位や名誉、権力を得る世界に立っている人たちは、悲しいくらい無能になっています。歴代、自分より無能な人を次に選んでいけば、全体が無能の世界・劣化の連鎖になるのは、必定です。
      もし、STさんが、このようなお馬鹿な世界を終わらせた方がよいと考えるなら、どのような方法がありますか。 他によい方法がありますならお教え下さい。私は、そちらへ方向を変えます。 STさんが、お馬鹿な世界を終わらせなくとも現状でよいとお考えならば、このお話しは、よしにしましょうではありませんか。

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