1995年応用物理学ジャーナルに掲載された、「特殊な磁場構造を持つ共振回路における異常電圧誘起現象」と、2000年にNASAラングレー研究所・第5回磁気浮上技術国際会議での発表「非線形起電力存在の可能性について」には、詳しいデータが載せられています。
一方で、2011年3月メリーランド州立大学・SPESIFでの論文「正の起電力と過渡現象の重畳作用により駆動された超効率インバータ(No.38)」では、データが不足しているように感じられます。
こちらのブログでは、インタビュー記事が載せられていて、氏を認めた研究者が4人も似たような形で亡くなっています。 また、どこかの記事で、上記の論文1本で博士号が取得できるほどだと、述べられていますけれど、取得されているようではありません。 権威のある立場の人が推薦してくれたり、研究成果で権威のある立場になったりすると身に危険が迫るようです。
一方で、1995年の論文では、「異常電圧誘起」という表現であり、2000年の論文では、「非線形起電力」という、曖昧な表現なのに、2011年の論文でははっきり「超効率」と表現されています。 これも、どこかの記事で氏が、1995年では、「超効率」と書けなかったけれど、「今(2011年)では書けるような時代になった。」と述べられていた記憶があります。
何年か前、ある企業で、研究職に就いている技術者(身内)に、「海水から希少金属を経済的に抽出する技術を開発するなどについては、警戒しろ。」と伝えました。 彼が、その研究に携わることは、無いとは思いますけれど、関係はありました。 以前、実際に妨害された記事を読んだからです。 日本が資源国になることを望まない人たちが居ることを知って、技術者であっても自身の立ち位置を理解しておく方が、何かあったときに適切に対応できると考えたのです。
つまり、氏のような立場であれば、権威から遠いことが必要で、核心に迫るほど、内容は伏せた状態にならざると得ないということが、あるように思います。 他の技術者から一瞥で、詐欺だと判断されようとも、自身の安全には代えられません。それでも、時代とともに公の場で「超効率」という言葉を使っても許されるようになっていることも事実のようです。
ドイツの政治家ゲッベルスの言葉に「嘘も百回言えば真実になる」とあります。 確かに、TVなどで、色を着けて伝えたり、意図して伝えなかったり、皆の頭の中で考えられると困ることは、嘲笑の対象にすることで、皆に嘘を言い続けることができます。 ( 極めつけは、ミヒャエル・エンデのモモにあるように「時間泥棒」を仕掛けることです。「お金」と「時間」は密接な関係にあります。 )
例えばビリヤードの台に嘘(逆さダルマ)をぎっしり並べたとします。 密集して並べられた嘘(逆さダルマ)は、容易には、ひっくり返りませんけれど、やがては本当(正立ダルマ)に戻ってしまうので、新たな嘘(逆さダルマ)を造り続けねばなりません。少しでも手を休めれば本当のことがどんどん出てきます。でも、実際、新たな嘘のネタは、やがて尽きてしまうでしょう。 本当(真実)のことは、宣伝なんかしなくても、目立たなくても、ずっと残ります。やがては、気づくときが来るのだと思います。
ブログランキングの応援と広告のクリックをお願いします。