憲政史家 倉山満「歴史書に書かれてあることよりも、書いてないことの方が大事」 ・・・・ 科学も同じかも知れない

動画サイトに興味深い動画がありましたので、メモしておきます。

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動画1 #10-1

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動画2 #10-2

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動画3 #10-3

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動画4 #10-4

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動画5 #10-5

以降の動画に興味をお持ちの方は、動画サイトでご覧ください。

 

倉山満氏(動画2より)は、歴史書を読むときの注意を次のように述べています。(引用1)

1.書かれてあることよりも、書いてないことのほうが大事

2.絶対評価は誰でもできるが、相対評価は難しい

歴史書に何が書いてあるかを読みますけれど、他の歴史書に書いてあって、こちらには書いてないのは何故か。この歴史書は何を目的としているのかを確かめるには、書いてないことを探ることが大事だと述べています。また、歴史書に書かれていることを評価することはできるけれど、他の資料との比較した上で、相対評価することは難しいとも述べています。

 

以下の文章は、管理人によるとても穿った見方です。

管理人は、研究を続ける上で、巷、重要と言われるニコラ・テスラ(1856年~1943年)をあまり取り上げませんでした。 特許資料やコロラドスプリングス・ノートを見ても興味を持てませんでした。取り上げない理由は、管理人の研究主題である単極誘導に関してニコラ・テスラが取り扱っていないからでした。 で、上記の動画を見て、改めて資料を探してみたところ次のとおりでした。

手持ちの「特許資料とColoradoSpringsNotes」の図をざっと眺めたところ、単極誘導に関する資料はほとんど見られませんでした。

一方で、ニコラ・テスラは次のような言葉を残しています。(引用2:フリーエネルギー[研究序説]p42、多湖敬彦著、徳間書店、1996年)

 十八年以上の間、私はヘルツ波の理論に関する学位論文、科学レポート、記事を読んで多くの知識を吸収しようとした。しかし、それらからいつもフィクション作品のような印象しか得られなかった。

天才ニコラ・テスラが18年もの間学び続けた結果、ヘルツ波(横波)に関する理論が「フィクション作品のようだ」と感じていたということです。 と同時にニコラ・テスラは次のように述べています。

われわれは終わりのない空間を、想像もつかない速度で渦を巻いて回転している。すべては回転し、運動している。すべてはエネルギーである。このエネルギーを直接、手にする方法があるにちがいない。(引用3 同書、p48)

ニコラ・テスラは、

nikolaEM002写真1

回転磁界による誘導モーターを発明しましたが、誘導モーターの回転が「エネルギーを手にする方法」であるとは思えません。では、テスラの言う「渦を巻いて回転している」現象とは何なのでしょうか。

現代において有名なフリーエネルギー研究者であるトム・ベアデンは、ニコラ・テスラの研究者でもあります。 管理人は2年ほど前に、トム・ベアデンの研究資料だとされる「Tom_Bearden_files」というzipファイルをネットで入手しました。 このファイルは238Mbに圧縮され、中には211個のpdfとword文書、html による文書があります。もちろんコロラドスプリングス・ノートも含まれています。

トム・ベアデンはいわゆるテスラ波と呼ばれる縦波電磁波をもってフリーエネルギーを実現しようとしていることで有名ですが、このトム・ベアデンファイルにも単極誘導に関する資料はほとんど含まれていませんでした。 つまり、ニコラ・テスラによる残された資料には単極誘導に関する資料は、存在しないと見てよいわけです。

ところで、ニコラ・テスラの研究所は何度か火災で焼失して大きな実験が出来なくなったようです。また、引用2の本によれば彼の死後すぐに、FBIをはじめとする機関が捜索にきてほとんどの資料を持ち去ったとされます。

ニコラ・テスラが引用3と述べたのならば、本質的に回転運動を示す「単極誘導」について研究していたと考えるのは外れていないと思います。にもかかわらず残された資料に含まれていないというのは不自然なことだと考えます。逆に言えば「残された資料に利用価値はないかも知れない」のです。

詰まるところ、歴史書同様、科学の発達も論文もレポートも「勝者による都合の良い記録」なのかも知れません。 ニコラ・テスラは何を残して、何を残せなかったのでしょうか。

 

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Φ について

2010年より研究しています。
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憲政史家 倉山満「歴史書に書かれてあることよりも、書いてないことの方が大事」 ・・・・ 科学も同じかも知れない への2件のフィードバック

  1. トロポサイト のコメント:

    実はテスラの単極誘導の特許があるんですよ!
    米国406958号です。
    https://www.google.co.jp/patents/US406968?dq=406968&hl=en&sa=X&ved=0CB0Q6AEwAGoVChMIvpmwoJvixwIVRCSUCh3ypw0E
    これに関する議論もネットであります。

    またテスラのCIAの公開資料があり、tesla vaultで読めますが、
    テスラの著書がコレクターアイテムになっているとかかいてあり、(現代ではネットで出回っていると思われる)
    テスラの伝記の本を丸々一冊引用してはなにか企んでいるようです。
    完全に秘密にはできなかった様子ですが、
    真空管から光ビームを出すおそらくDeath Layなどまだまったく不明なテクノロジーの記述があります。

    • Φ のコメント:

      ありがとうございます。Colorado Springs Notesにはない資料ですね。後ほど読んでみます。特許はテスラの若い頃のものですから、「回転運動に核心がある」という感想を持つようになる前だと思われます。ですから、特許に何かが含まれているように感じません。図面からの感想です。「2軸にすることにより、起電圧を倍にできる」以上のメリットがあるのでしょうか。
      >CIAの公開資料があり、tesla vaultで読めます
      大きな資料ですね。落としておきました。他にもいろいろ引っかかります。後で見ます。 Death Layで引くと怪しい図が出てきますね。印象操作の可能性があります。ありがとうございます。
      これまでの研究の結果得た感触です。「宇宙の本質は回転運動にある。(五感でわかる)本質的な回転運動は単極誘導である。弱いがしかし本質的である単極誘導こそ、研究する価値がある。」故清家新一氏は電場を回転させようとしました。LCRで回転させるより、直流の印加で回転するのはもっと簡単です。現象が弱いのはそれなりの理由があるはず。

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