弧理論によるE=mc^2の解釈と物体の運動

弧理論(Ark Theory)による宇宙は全てが必然的に運動することが示されます。 第3者から見たら相変わらず妄想ですけれど、ここ最近の考察です。 このままでは実験につながらないことが残念です。

ある科学者がアインシュタインのE=mc^2について言うには

物質はエネルギーに転換するし、その逆にもなるというが、本当は物質もエネルギーも一つの実体の異なる面にすぎない。(This formula, while perfectly correct mathematically, leads to the incorrect conclusion, that matter is convertible into energy and vice versa.   The truth is that matter and energy are merely different aspects of the same entity.)

とのことです。

20140421E軸上の実体図1

の様に新しくM軸(3次元物理空間を一次元で表す)に直交するエネルギー軸という次元軸を想定します。 そしてE軸上に存在する実体が我々の3次元物理空間(M軸)に投影されることにより位置と質量mを持つ物体となります。 ここで実体の持つ真のエネルギー値E2が投影された物体の質量mとなります。

 

自然科学では、時空間という考えを持っていますが、弧理論において時間軸は存在しません。時間[T]とは過ぎゆく運動の記録に過ぎません。ですから、過去に起きた運動(つまり時間)を未来に起きる出来事(運動)に適応できるかどうかは確認が必要です。このことを確認した人は恐らくいないでしょう。ですから、自然科学における時間を含む運動は使えません。時空間というモデルを持つ自然科学は恐らく近似です。

図1はE軸上の実体がM軸に対して位置を持っているように見えますが、意味はありません。つまり、図1はM軸上の観測者から見たものです。 M軸上に存在する我々は、E軸がどこに存在するかを特定することはできません。(注:ただし回転運動するときのみE軸が回転軸方向に重なると考えられます。)

20140516直交するE軸図2 (例えばxy平面で物体が回転運動する場合、Z軸方向にE軸が重なる)

 

ここでE軸上の実体に視点を移します。すると

20150820M軸は湾曲-コピー図3

の様に、M軸が湾曲したように見えます。 観測者(ア)に対して近傍に位置する物体(イ)が静止状態にあるとします。ことのき(ア)から見た投影角度は概ね90度になります。観測者から見て静止状態とは投影角度が90度を指します。 次に、(ア)から相当の距離にある物体(ウ)を見ますと、投影角度θは鋭角です。つまり、ある観測者から相当の距離にある物体は全て速度を持っていることを示します。このときの運動をと表します。(注:今のところ、時間[T]を含まないで運動を表すことができないでいます。)

弧理論ではE軸上の実体は、図2に示す実体A、B、Cの他に

20151005M軸は湾曲1図4

の様に、G、H、Iがあります。図2と比較すると湾曲が逆になります。 この3種類の実体は

20151005E軸上の9つの実体図5

の様にエネルギーレベルE1を持っています。 実体H、G、Iを併せて6種類あります。(注:事実上直接観測できないクオーク6種と同じ数です。)  投影角度90度、つまり観測者に対して静止状態で安定なのはD(陽子)、E(中性子)、F(電子)の3種類です。 合計9種類が全ての基本です。その他の素粒子は、投影角度が鋭角の静止し得ない寿命の短いものとなります。

図1、3、4並びに図5を合わせると

 

20151005紡錘図形

図6

の様になります。我々のいるM軸上、ある原子を観測者としたとき、6種類ある実体は直接観測できないが投影角度が鋭角な状態を実現しているようです。

よく知られていますように、物質も宇宙空間もその隙間はとても大きくて、「相当の距離」に該当します。つまり、原子の大きさから見てその他の物体は全て運動をもっているということです。 また、惑星から相当の距離にある全ての恒星・惑星・銀河系、あるいは暗黒物質/暗黒エネルギーは運動しているということです。

原子から見て相当の距離にある他の原子や素粒子、あるいはある惑星から見た遠くにある恒星や銀河系が常に運動している理由を弧理論は与えます。

管理人には、原子の大きさに於けるこの状態が物理学でいう自由エネルギーのように思えますし、天文学での宇宙の膨張がこの理由によるように思えます。

このような理由で、自然科学は観測者に対して静止に近い状態にしか適用できないと考えます。つまり、観測者から見て微視的な、あるいは巨視的な物性を時間[T]を含む運動系として記述する自然科学は現象を正しく捉えられないということです。 時間を含むエネルギーも近似になります。

 

余談です。 図1において、E軸からM軸への最初の投影を1回目とカウントすると複数の物体どうしの運動によりE軸上の実体へ影響が及ぶと考え、これを2回目とカウントします。同様に実体どうしの作用が再度M軸に投影されます。これを3回目とカウントします。

20140421積分7回図7

のように1回目の投影から見て②がカウント3ですので、以下④はカウント5となります。 こうして、微視的な現象は最初の投影から数えて1,3,5、7の様に整数で運動が現れます。 微視的には、現象(運動)が離散的にかつ3,5,7のように現れます。 このような構造が運動つまり原子のエネルギーが離散的かつ素数と関係する原因ではないかと考えています。

素空間や素時間など、分析的に探求しても統合的な見解を得ることは難しいと感じます。 やはり宇宙は万華鏡のような構造をしているようです。

 

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Φ について

2010年より研究しています。
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