過去記事に漢字伝来以前に文字があったことを書きました。正しくは漢字渡来以前ということの様です。 漢字渡来以前の日本に文字があったならば、古文書等の記録があるはずです。 調べたところ古史古伝として幾つか存在しました。 「上記(うえつふみ)」「竹内文献」「カタカムナ」などです。 幾つもある古文書の中で、ヲシテ文献は、池田満氏によって非常に深く研究されております。
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動画1 【ヲシテ文献】 漢字渡来以前の日本を探る【ch桜】6-5
池田氏は、2:50あたりから縄文哲学における魂について語っています。
目次
- 魂 (タマ+シイ) タマ=大宇宙の中心にある宇宙の根源から来る”心の主体”
- シイ=”欲しい、欲しい”の“シイ”であって、強いるの”シイ”、つまり、生命維持の欲求
- 魂(タマシイ)に地球の物質が集まって人体になる。命が終わると「タマ」は大宇宙の中心に帰って行き、「シイ」は地球に残る。
- 1.宇宙の仕組みとしての想念は、主に以下の2つよりなる。
- 2.縄文哲学(宇宙哲学) :統合的な想念 生まれ生きることを嬉しいという世界観
- 3.シャーマニズム (神頼み)→考えることの放棄 :分析的であるが故に分裂的(思考停止へ至る) 己以外を排除、あるいは踏み台にする世界観 統合失調
- ですから、漢字「神」の相手は、神様でも悪魔でも、何でもよいのです。 この「神頼み」と縄文哲学に象徴される縄文文明とのせめぎ合いこそが、図1の意味なのです。我々に与えられているのは、選択の自由のみなのです。善悪ではありません。
- その形代(かたしろ)は、現代の偶像であるお金:貨幣・通貨であることに間違いありません。 ごく少数の人たちを除いて、地球人類ほぼ全員が通貨を形代としたシャーマンなのです。
- 問題は、シャーマニズム(神頼み)の形代に偶像たるお金を持ち込んだのが誰かということです。
魂 (タマ+シイ) タマ=大宇宙の中心にある宇宙の根源から来る”心の主体”
シイ=”欲しい、欲しい”の“シイ”であって、強いるの”シイ”、つまり、生命維持の欲求
魂(タマシイ)に地球の物質が集まって人体になる。命が終わると「タマ」は大宇宙の中心に帰って行き、「シイ」は地球に残る。
と述べています。この魂(タマ+シイ)の説明が、他の文献とは比較にならないほどに深いのです。私の研究対象である紡錘図形の解析から得られた「弧理論の考え方」にほぼ等しいのです。そこで
池田満著 『ホツマツタヱ』を読み解く と
並びに ホツマ縄文日本のたから
の2冊を参考に考察したことを記します。
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これまでの研究により、次の結論を得ています。物質科学である弧理論の考え方を追っていくと、
- G・アダムスキーによる宇宙哲学(因とマインド{感覚器官の心+ソウルマインド})
- 縄文哲学の魂(タマ+シイ)
- 聖書の「在りて在りたる者(I am who I am.)」の「在る」と(相関がある)、さらには
- 日月神示の○(結果)とゝ(原因)
などとほぼ等しいか相関があると考えられます。
1~4の説明: 1.の因(宇宙の意識)からソウルマインドは来る。 2.のタマは大宇宙の中心から来て、生命維持欲求であるシイと結びつく。タマシイに物質が集まって人となる。 3.の「在る」は「いつからいつまで」と「どこに」が無いという特徴は1&2に同じ。 4.の○(結果)は、1.の感覚器官の心、2.のシイに近い。また、ゝ(原因)は1.の因、2.のタマに近い。
弧理論の考え方は、
時間[T]を含まない真のエネルギーを持つE軸上の実体が、我々の存在するM軸に投影されることによって、物体(質量m)が位置をもって現れる。実体が持つ真のエネルギー値は、質量mに等しい。 弧理論の考え方は、無始無終かつ無辺で3.に示す「在る」に等しいです。 実体が(因)であり、タマの源泉、原因であると考えられます。 物質が(結果)です。シイに物質が集まって「感覚器官の心」を持つ人体ができます。
以上、弧理論の考え方を含めて、5つがほぼ等しいか相関があるということです。過去記事をキーワード(聖書や時間)などで検索ください。 これら5つの特徴をよく表している模型として
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動画2
万華鏡を挙げています。 鏡の組み合わせが(因)であり、覗く画像が(結果)に相当します。
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文献:「ホツマ縄文日本のたから」p13にある表を参考に作成したものが
です。 横軸が歴代アマカミの歴数です。 初代クニトコタチ(国之常立神:くにのとこたちのかみ)を1.として、ホツマツタエに登場するアマカミに番号をふったものです。そして、13番目が記紀での人皇初代タケヒト(神武天皇)ということですから、番号を1からふり直しています。 本来は、西暦に置き換えることは出来ないのですけれど、わかりやすい様にwikiを参考に西暦を入れています。 神武天皇が西暦でBC660であり、12代ヲシロワケ(景行天皇)がAD71とされています。(上古天皇の在位年と西暦対照表の一覧より)
縦軸は、池田氏がヲシテ文献の一つであるホツマツタエを詳しく解析された結果、文献に出てくる事象の頻度と事象の重要性を考慮して(縄文文化、シャーマニズム)の程度を比重として表したものです。 8アマテルカミの頃より次第に戦争が増加しています。(軍事曲線は省略)
図2において、気付くのは、「縄文文化が、戦争が発生するとともに次第に低下し、シャーマニズムが台頭している」ことです。 縄文文化とシャーマニズムが反比例しています。 恐らく、現在でもこの状況は変わっていないと思われます。
注意:日本ヲシテ研究所®の池田満氏は、ヲシテ文献の研究には、「ヲシテ」文字を直接読み書きでき、習熟することが必須であるとされます。
これまでの研究により、宇宙の仕組みとしてのテレパシー(想念)には、ブードゥーなどの呪術も含まれるらしいことが分かっています。オカルトの存在がこの宇宙において(無)であるならば、わざわざ否定する必要はありません。無いものを想像することはできませんから。 しかし、オカルトは現実として行われています。先の記事に記したようにボヘミアン・グローブたちは、悪魔崇拝の儀式をしています。(世界の要人たちの悪魔儀礼Bohemian Groveを暴く) 信じられなくてもよいのです。存在するのですから、調べるべきということです。
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動画3 ボヘミアン・グローブの正体
どうも、神(悪魔)崇拝は、シャーマニズムそのものです。 池田満氏によれば、シャーマニズムとは『神頼み』とのことです。
整理しますと、縄文哲学の(魂=タマ+シイ)とG・アダムスキーによる宇宙哲学(因とマインド)は同じものです。そして、私たちのマインドと宇宙の意識(因)は、テレパシー(想念の仕組み)により結ばれています。
結果として、宇宙哲学においては、ブードゥーなどの呪術もシャーマニズムとして、想念の仕組みに含まれると考えられます。
想念の仕組みと縄文哲学(または宇宙哲学)並びにシャーマニズムの関係を示すと
1.宇宙の仕組みとしての想念は、主に以下の2つよりなる。
2.縄文哲学(宇宙哲学) :統合的な想念 生まれ生きることを嬉しいという世界観
3.シャーマニズム (神頼み)→考えることの放棄 :分析的であるが故に分裂的(思考停止へ至る) 己以外を排除、あるいは踏み台にする世界観 統合失調
となります。
2.の統合的な想念をもってしか、1.の仕組みに気付くことはないと思われます。「生まれ、生きて尽きる」を繰り返すことによりタマ+シイは、新しい経験を積み重ねます。シイは地上において経験を続けますが、欲シイ欲シイの「シイ」が強すぎると転生のサイクルがうまく行かなくなるようです。(文明の崩壊=我欲による分裂から自壊に至る)
3.は、分析的であるが故に物質科学の進歩において2.に先んじることができ、戦争などでの優位性を発揮できます。転生の考えに思い至らず、宇宙の真の姿に気付くことが困難になります。行き着くところは、分裂的・破壊的な想念・苦悶と混乱です。
ここに、2.と3.の間には、善悪の区分はありません。いわば想念の仕組みに於けるチャンネルの違いがあるということです。
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極小の世界である素粒子や宇宙の地平線を観測できる様に発達した現代において、分析的な思考ではこれ以上先に進めなくなります。 何故なら数学者岡潔がいうように、極小の素粒子も極大である膨張する宇宙も「人の五感でわかるものでない」からです。全人類の富を素粒子加速機の建設に使えば突き止められるというのは、事実上「ウソ」でしょう。 素粒子・宇宙を説明する究極の理論が幾つもあるというのも無意味です。破綻しています。その原因が「運動/時間」にあることは、過去に考察済みです。
図3 五感で分かる範囲は、赤い括弧の内側
シャーマニズムの「神頼み」において、その願いには、
象徴としての形代(かたしろ)があります。 神社での無病息災祈願では、形代に息を吹きかけることによって、自身の病を形代に預ける訳です。安全祈願祭が終わった後、形代は川に流すしきたりがあります。現在は川を汚すので行われることはないようです。
また、人を呪うには
丑の刻参りのわら人形があります。売られているなんてびっくりです。
ここで現代のシャーマンがボヘミアン・グローブたちだと気付きます。そのシャーマンたちが祈祷する相手は神(悪魔)です。 漢字である「神」の成り立ちは
神 → 〒(祭壇)+音符の申(しん) です。
意味は、稲妻(申:カミナリ電気)のように不可知な自然の力に対して、〒祭壇である机を前にする、ということです。
ですから、漢字「神」の相手は、神様でも悪魔でも、何でもよいのです。 この「神頼み」と縄文哲学に象徴される縄文文明とのせめぎ合いこそが、図1の意味なのです。我々に与えられているのは、選択の自由のみなのです。善悪ではありません。
現代のシャーマンは、ボヘミアン・グローブか、青い血の一族か、その姻戚関係にある金融資本家なのかはわかりません。(どうもヒクソスの末裔らしいことがわかりました。後日、記事にする予定です。)
その形代(かたしろ)は、現代の偶像であるお金:貨幣・通貨であることに間違いありません。 ごく少数の人たちを除いて、地球人類ほぼ全員が通貨を形代としたシャーマンなのです。
図5
シャーマニズム自体は、更に古くから世界各地に存在すると考えられます。
問題は、シャーマニズム(神頼み)の形代に偶像たるお金を持ち込んだのが誰かということです。
欲シイ欲シイのシイが、形代であるお金を媒介として極大化しつつあるのが現代なのです。
過去記事、
写真4
エリートキツネと闘牛士にあるように、何世代もお金に執着することを繰り返す中、生まれながらにお金に執着する世代の人口に占める割合が増加しています。
これは、脳の古い皮質に焼き付けられますので、「我よし」を自らの意志で止めることが出来なくなります。 結果、タマ+シイのシイは、執着により転生がうまく行かなくなると考えられます。つまり、自らの文明を自らが破壊するのです。自らの暴走を自らが止められないのです。これは科学的な実験事実です。
今ならまだ、引き返せると思います。 闘牛士(金融資本家?ヒクソスの末裔?)のマントの色に誤魔化されることなく、上記の仕組みを受け入れることが出来るならば、人類の寿命も延びると信じています。 もし仮に人類が生き残ることができたならば、後世の人たちは我々の時代を「シャーマンの時代」と呼ぶかも知れません。
追記 気味悪い神(悪魔)崇拝の儀式について、分析しているサイトは他にないと思われます。 繰り返します。いかなる宗教も「神頼み」はダメです。ヒクソスの罠です。
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