弧理論の考え方を説明する模型のためのアイディアとして
浮沈子を作ってみました。 作り方はこちらを参考にしました。 お弁当に入れる醤油入れに少し水を入れ外側に糸はんだを巻いてオモリにしたものです。
次いで
二層型にしました。 ペットボトルの水に緑色の食紅を溶かして色を付けます。3分の1ほどの色水を捨てて灯油を足します。 灯油の比重は大凡0.8程度ですので、比重を比べますと
水(緑)1.0 > 浮沈子0.9? > 灯油0.8
となります。ですから、浮沈子は水と灯油の間に浮いて留まります。 勿論、ペットボトルの側面を押さえると浮沈子は沈みました。
弧理論の考え方によれば、原子はE-M軸平面において
図1
のような紡錘図形をしています。 円弧の中心にあるのが陽子中性子電子です。 電子1個を取り出しますと
図2
のようになります。 これが観測者に対して運動Pを持っているときは
図3
のように投影角θをもって投影されます。 弧理論においては、E軸上の実体はM軸より上に3個、下に3個の計6種類から出来ています。 実体はM軸上で「位置」を持たないのですが、わかりやすい様に代表して書きますと
図4
のようになります。(注:図4の場合は左回転を表し、これは原子を意味します。この辺はまだよくわかりません。)
問題は、図1のM軸を境に上半分と下半分は異なる実体があるということです。 弧理論において宇宙は
図5
の右のような構造になっています。 宇宙は知られていますように
95%を占める暗黒物質と暗黒エネルギー並びに5%の物質から出来ています。
物質は図4のエネルギーレベルE1の実体(単極I)とエネルギーレベルE2の実体(単極A)から「斥力」を受けています。つまり図5右のように単極Aと単極Iからの斥力により、物質は膜状の構造を形成します。 これが
図6
宇宙の大規模構造である「ア」と「ワ」になります。泡(アワ)構造です。
ここからが弧理論の考え方にけおる肝心要な部分です。
2種類の「斥力」は、どうも互いに干渉しないようです。物質(原子)が受ける斥力は常時2種類の異なる力を受け続けており、互いに干渉しないのです。 例えていえば
帆船やヨットの風が
- 2種類あって
- 異なる方向へ吹いており
- しかも互いに干渉しない
というものです。 ですから原子はヨットの帆が2枚あるようなものです。うまくすればいつでもどこへでも行けます。
ついでながら
潮の満ち引きによって出来る鳴門の渦潮を思い出します。 それと
富士山も渦潮とは、対になります。 2層の流れに乗って凹凸を制御するという意味では、凸も凹も同じだと言えます。
実際に作れるかどうかは別にして、模型として考えてみます。
そうめん流し器の水流が上下2層に分かれており、2層が互いに反対方向に流れているというものをイメージしています。 この2層の流れの間に冒頭ご紹介した浮沈子が滞留し、この浮沈子が2層の流れから風車のように力を受けて回転するというイメージです。 浮沈子を使わなくて、器に固定した回転軸を設けても構いません。
はっきりは分かりませんけれど、図1の右回転が原子の構造で、
図7
左回転が恒星・惑星が持つ重力のようです。 弧理論によれば、原子の構造(極めて短い距離での相互作用)と大規模構造を形作る相互作用が同時に成り立っています。 これは極めて魅力的です。
因みに、2層の流れによる回転を制御できれば、2層から受ける浮力を制御できそうです。
.
動画1
のように引力と斥力を回転により制御できるということです。また、
.
動画2
のように2層の比率を回転により制御できれば、所謂フリーエネルギーの装置として利用が可能になりそうです。 宇宙の根源的エネルギー源は2種類の実体からの斥力によるというのが弧理論の骨子です。 (この場合のエネルギーは、[ML^2T^(-2)]ではなく、時間を含まないエネルギーであることに注意。)
どうも水と油による2層構造の模型が構造的に困難なことと、浮沈子が水流を受けて回転するという構造が難しいことで、構想倒れになりそうです。
なお、弧理論の考え方は概略でして、詳細はまだ分かっていないことをご了承ください。 単極AとIのどちらが暗黒物質あるいは暗黒エネルギーなのか?単極A(I)は極性が反転するのか?M軸より下とは何か?負のエネルギー状態とは何か?反物質との違いは?原子の構造はどのような引力斥力の組み合わせでできているのか?ゼータ関数との関連は?等々です。 逆に分かっているのは、弧理論では
- 積分を伴う回転投影の仕組みから現象が離散値をとる(投影は必ず整数回、実数回はありえない)
- E-Mの間に投影が複数回起きる(物質と実体は相互に影響し合っている)
- 従ってM軸上の現象は、どこかで素数と関係している(真のE値、投影角θ、運動P{離散値}) 12進との関係はここからくる
- 投影角θが小さい不安定な(素)粒子はいくらでも存在しうること
- 素粒子は万華鏡(の端)に見るように対称性をもってフェードアウトすること
- 極微極大の物理現象のいずれも、五感で分かる範囲を越える部分に意味はないこと(5.の言い換え)
- 投影角がゼロに近いとき質量を観測により決定できないこと(ゼロのばあいは波として観測される)
- 実体はM軸において位置を持たないから、投影によりできた物質である我々が存在すること自体が宇宙の内であること(我々にとって宇宙の外はあり得ない)
- 投影の仕組み自体からみて、初めも終わりも宇宙の端もないこと
などです。
最後に、この投影の仕組み自体に「想念」や「タマ」あるいは「シヰ」の構造を許容するらしいのですから驚きです。 シル:知るは、分かるを超える。でも今のところ検証のしようがありません。
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