E-M軸平面において、E軸にアクセスするにはどうしたらよいか、ずっと考えてきました。 定義上E軸はM軸に直交していますから、
4つの3次元空間に分けられます。 E軸上の実体は、M軸から見ると位置を特定できません。 方向を特定することも出来ません。
ただし、xy平面上で回転する物体に対しては、その回転軸であるz軸にE軸が重なることが分かります。
図1
M軸上の物体は、E軸上の実体の投影であり、ある観測者から見て静止する物体の投影角度は90°であり、運動Pの状態にあれば
図2
投影角度は90°以外となります。つまり、xy平面内で回転する物体が持つ真のエネルギー値はz軸方向に重なるとえいます。
恐らく、それら物体の回転運動において重要なのは「回す」ではなくて、「回る」ということです。宇宙に「回る」現象は原子の構造から惑星・恒星・銀河系までの構造に現れています。 (注:弧理論においては、図1と図2の構造において、投影という操作は必ず整数回であることによって極小の世界での現象が離散値をとることを説明できます。)
本質的に回転運動をする現象としては、ファラデーの単極誘導があげられます。ファラデーの単極誘導モーターは、実験の結果から磁石を構成する原子核と周囲を放射状に移動する電子との相互作用ではないかと考えています。 すると単極誘導は、巨視的な単原子と似た働きをすると考えられます。問題は、回転運動の回転軸方向(z軸)に重なるE軸にどうすればアクセスできるかということです。
詳しくは説明できませんけれど、例えばかつて行った同軸三重反転型の単極誘導モーターで回転に強弱の差を付ければE軸上の実体にアクセスできるだろうと考えました。 この回転に差を付ける「差動」という言葉を思い浮かべることにより気付いたのが、ある科学者が宇宙船の動作原理を説明する部分の会話でした。 ある科学者は次のように述べています。
君は円盤の各部とそのメカニズムを見ているんだ。それを君の心がつかむことができるんだよ。 中央の隔壁の真上にある大きなドラム状の物はディファレンシャル・アキュムレーターだ。これは基本的には蓄電池で、利用し得る多くの自然エネルギー・ディファレンシャルのどれからもチャージできるんだ。”チャージできる”というのは、電位差はアキュムレーターの二つのポール間で生じる。両ポールの材質は君の想像以上に多量の自由電子を帯びている。制御機構がこれらの電子を船体の上部と下部に見える二個のフォース・リングを通じて流れ出させる。動く電子が磁場を作ることは電気力学に精通している君にはわかるだろう。
注:青色強調は管理人による。 船体の見取り図は
図3 こちらより拝借
になります。 また上記引用文の原文は以下の通り。
“You are seeing the parts of the ship and its mechanism which your mind is capable of grasping. The large drum like structure just above the central bulkhead is the differential accumulator. It is essentially a storage battery which is capable of being charged from any of a number of natural energy differentials which may be available. By the word `charged,’ I merely mean that a potential difference is created between two poles of the accumulator. The material of the poles has available free electrons in quantities beyond anything of which you could conceive. The control mechanism allows these electrons to flow through the two force rings which you see at the top and bottom of the craft. You are familiar enough with electrodynamics to know that a moving electron creates a magnetic field. The tremendous surge of electrons through the force rings produces a very strong magnetic field.
原文はこちらより引用
これまで、この文章の意味にはあまり注意してきませんでした。 ディファレンシャル・アキュムレーターの「ディファレンシャル」とは、差異や差別あるいは格差、数学では微分を意味します。また「アキュムレーター」とは、蓄積者、蓄電池、コンピュータでは累算器を意味します。
ディファレンシャル・アキュムレーターをかみ砕いて言えば、差動により「何かを」蓄積する装置というこになります。 これまで、この文が何を意味しているのか皆目分かりませんでしたけれど、それなりに理解できそうに思います。
ただ、ある科学者は、我々が知らないことを我々がわかる言葉に置き換えて話すことがありますから、電子をそのまま電子と受け取らない方がよいように思います。これまでの考察から、この手の宇宙船が「電子」の挙動だけで働いていると考えるのはナイーブなことです。
これまでの考察結果、ある科学者が述べた宇宙船を建造する科学技術は、現代の科学の「延長線上にない」ことは確実です。 現代科学において最も基礎的な物理量であると考えられてきた「時間」が実に曖昧なものであることが分かっています。 それですから、現代科学の伸び代は余りないと考えた方がよさそうです。
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