先日、製作した「二層型の浮沈子」について、動画サイトに掲載しました。
.
動画1 二層型の浮沈子を作ってみた
二層型の浮沈子を作ってみたでの記事について、補足で説明をします。
浮沈子の作成の目的は、弧理論の考え方による原子模型の説明です。原子模型の略図は、G・アダムスキーが残した
図1
の様なものでした。 弧理論の考え方によれば、横軸がM軸で縦軸がE軸です。 ただし、E-M軸平面のE軸は「エネルギー軸」を意味しますが、物理学でいうところのエネルギー[ML^2T^(-2)]ではありません。 何故なら時間[T]は存在しないからです。(右リンク先の1.時間とは何かを参照ください。) 従って弧理論では、縦軸を「真のエネルギー値」としています。ただ現在の所、真のエネルギー値をどのような物理量として扱えばよいのか定義できていません。 余談ながら弧理論の考え方によるE-M軸平面は、ゼータ関数にとても似ています。
二層型の浮沈子は、図1を模しています。水面を境として上半分が灯油、下半分が色を付けた水です。 水と灯油の境界線が図1のM軸に当たります。 浮沈子は、水と灯油に挟まれていますから、図1のM軸上に在る「物質(原子)」に相当します。 紡錘図形の「円弧」を成す円の中心が「E軸上の実体」にあたります。 灯油、水、浮沈子の比重は、
水>浮沈子>灯油
の順ですから、浮沈子は水と灯油の間に浮かぶ事になります。 ですから、浮沈子は水と灯油から弾かれている、阻害されている。 あるいは、浮沈子は水と灯油から斥力を受けていると表現できます。 図1に戻すと、物質はE軸上、2種類の実体から斥力を受けているといえます。
これが、縄文哲学に出てくる
図2
大宇宙の構造であるアウワ、アとワに似ています。
図3
図4
の様な、つまりアワ(泡)の構造です。
突然ですが、ここで垂直軸型の風車を
写真1 こちらより拝借
想起します。 この風車は、360度 どの方向から吹く風(の運動)も一定方向の回転に変えます。
今、動画1にある水と灯油の間に浮かぶ浮沈子が写真1のような縦型の風車だと考えます。 そして
図5
の様に水と灯油が互いに反対方向に流れを作っているとします。ただし、2つの対抗する流れは互いに干渉しないものとします。 模型にするならば水と灯油の境界に風車を入れる穴を開けたアクリル板を入れればよいと考えます。 灯油・水の互いからの斥力(浮力)の方向と流れの方向が直交しているのは、目をつぶってください。 図1でのE軸上の実体からの物質(原子)への斥力は垂直ですけれど、模型にするには仕方ありません。
互いの流れ(斥力)が反対方向で、かつ互いに干渉しないとしても、垂直型の風車は一定方向に回転します。風車の構造上当然のことです。 この風車の構造こそが図1に示す紡錘図形のことです。ですから紡錘図形、即ち原子が回転する構造を持っていることが説明できます。(紡錘図形の回転の仕組みは、まだよくわかりません。)
更に、この回転の構造はE軸方向に凹凸の構造を持ちます。以前、動画サイトに掲載したように
.
動画2
この原子模型は、境界面(M軸)において引力とともに斥力も持つことになります、原子の回転構造を制御できれば、系の真のエネルギー値を任意の値にできるし、斥力も生み出すことが可能だということを意味します。
現代の文明において、本質的に「回る」現象を利用した機器は皆無です。「回す」のではなくて「回る」現象に注目すべきである理由がここにあります。 ある科学者の言葉をここに置きます。
地球の技術者が貨物または乗客の輸送用の乗物を作る場合、彼らは推力として乗物自体の中にエネルギー発生装置を備える必要があると考えている。しかし地球人の祖先は数千年間船に乗って地球のあらゆる場所へ旅行した。この船というやつは内部にエネルギー源をもたないので、全く大気の運動エネルギーによって動かされるんだ。これは頼りになるエネルギー源ではないのだが、結構うまくいったものだから、自然界では多くのタイプのエネルギー源がいつも利用できるのだということを地球人に気付かせたはずだ。だから望ましい結果を生み出すためにエネルギーの流出を見るような方法を講じさえすればよいのだ。
.
動画3
思い出すに、故清家新一先生は、3回対称に配置した球形コンデンサーにて電場を回転させようと考えられました。本質的に回転する運動ではなかったのです。回そうとされました。円形加速器に投入されるエネルギーのほぼ全てが無駄になっています。
ブログランキングの応援と広告のクリックをお願いします。