いつも使う
表1
において、人の五感で分かる「範囲」=距離を比較してみます。 単位はメートル(m)です。
人の大きさは概ね、 人~10^0 です。
表の左方向で基準とするのは
写真1 出典はこちら APS/Alan Stonebraker
水素原子の半径で、ボーア半径として定義されています。
ボーア半径 0.529×10^-10 です。
表1の右方向で基準とするのは、太陽系の中の木星です。(木星を選ぶに、特に意味はありません。)
図1 出典はこちら
木星の軌道半径 5.2au (au:天文単位=149 597 870 700m) です。
おおよそ、7.8×10^11 となります。 大きさの順に並べると
極小領域10^-20 < 原子半径10^-10 < 人10^0 < 太陽系半径10^11 < 極大領域10^21
となります。 3次元空間はスカスカの空間であることがわかります。
極小領域あるいは極大領域は、「人」を基準に見ると、いずれも光の速さに近い運動をしていることになります。 表1は「人10^0」を中心に「左右対称」とでもいえる構造になっていることに気付きます。
弧理論の図形
図2
でいえば、観測者から見て「極小あるいは極大」の現象は、常に運動Pを持っているということです。
言い換えますと、 観測者の視点から極小・極大の現象は、
図3
左(イ)の様に常に運動Pを持っていると解釈出来ます。実体のM軸への投影角θが90度以外は運動Pを持っていることになります。
見方を変えれば、観測者(人)の大きさから見て「極小あるいは極大」の現象は、いずれもM軸が湾曲しているのと同じだと考えられるということです。
ある科学者は次のように述べています。
物質はエネルギーに転換するし、その逆にもなるというが、本当は物質もエネルギーも一つの実体の異なる面に過ぎない。
二つの次元を持つ幾何学的な平面を考えてみたまえ。この面が君の視線に対して直角をなすとき、君はそれを平面と感じる。これはその実体の物質面を表す。次に君がその面を九十度ほど回転させると、その面は君の視線から消えて一次元のみとなるこれはその実体のエネルギー面だ。君はその面をとり替えたわけではない。ただ観点を変えただけだ。技術的に言えば関係位置を替えたのだ。一定の物体に含まれていると思われるエネルギーの量は、一定の観測者にとって質量エネルギー軸を中心にそれがどれくらい回転したかにかかっているのだ。別な関係位置から同じ物体を見ている別な観測者は、全く異なる量のエネルギーを見るだろう。
(強調と青色は管理人による)
図4 引用文を図化
図3左を見て思うのは、極小の世界は、身近な『人の世界に「隣りあわせ」で存在する』ということです。 これまで、ある科学者のいう「E-M軸を中心に回転させる」ということしか念頭にありませんでした。 原子の世界には、「五感で分かる世界」と比べて「非常に高い(時間を含まない)エネルギー(運動P)」が存在する、ということです。
ここで発想を替えて、極小の現象を「五感で分かる」ものに変えることができれば「関係位置を替える」ことが実現するはずと思います。
磁石は磁区毎の小さな磁石です。磁石の原子は磁区毎に向きが揃っています。故にきれいな磁力線が生じます。 しかし、個々の原子の運動はばらばらで、その結果としてマクロな磁石の温度他の物性が決定します。 この個々の磁石原子の回転を統一的に制御できれば、「原子の運動=マクロな磁石の特性」として、ある科学者のいう「異なる量のエネルギーを見る」ことができるはずと考えます。 (まるでマクスウェルの悪魔です。)
管理人は、これまでの実験による経験から「単極誘導の現象は周囲の電子と磁石を構成する原子核との相互作用である」という仮説を持っています。ここに単極誘導の現象を用いることによって、磁石を構成する殻電子もしくは原子核の回転を制御できるのでは?と直観します。 具体的な実験に落とすことはできていませんけれど、核磁気共鳴のイメージに近いです。 超巨大な単原子が実現できたら面白い。これがいわゆるUFOとして観察されるものです。
それにしても、写真1と図1は、よく似ています。自然(宇宙)の本質は、回すではなくて「回る」だと感じます。
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