研究は、主に考察によります。散歩に出たときや入浴中などリラックスしたときにアイディアが浮かぶことが多いです。 中でも睡眠からさめたときが非常によいです。
夢とは、「睡眠中あたかも現実の経験であるかのように感じる、一連の観念や心像のこと」とあります。 神経生理学に於ける夢の理解あたりに詳しく書かれています。
管理人は、普段から十分な睡眠をとるようにしています。前夜まで、あるテーマについて考察していたとします。普段は、(1)睡眠(2)夢を見る(3)目がさめて考える訳です。散歩中などより(3)でいろいろ考えつくことが多いです。で、翌朝には、当該テーマについて、何らかのアイディアが浮かんでいるということが多くあります。
睡眠中にみる夢は、主に視覚ですが他には、
- モノクロ映像
- カラー映像
- 打撃音(拳銃の音を小さくしたようなもの)
- 水の潺(せせらぎ)
- 音楽(ジングル)
- 虫の音
- 意味不明の言語らしき音
があります。3.以降は、聴覚ということです。ただし実際に耳に3.~7.に相当する音の刺激があったわけではありません。 寝室にこのような音の発生源はありませんから。
(1)睡眠の間に(2)夢が挟まるのですけれど、(3)考える間にも1.~7.が知覚されます。(1)睡眠と(3)考えることの境界が曖昧であることもままあります。つまり、考え中に夢が挟まりますし、睡眠に移行することもあります。境界が曖昧なのです。夢を見ているときに「これは夢を見ているのだ」と自覚することがあります。
ここまでで述べたいことは、考察により得られること(アイディア等)=「シル:知る」であるとともに、上記3.~の知覚が関係するらしいということです。特に3.打撃に似た知覚がそれらしいです。
「シル知る」は「streaming」だけではない「zip」形式があるようだに記したのは、この3.です。
本題です。
先日、睡眠中に夢を見ました。ある夢(視覚)に対応する「匂い」を感じました。この匂いはあまりよい匂いではありませんでした。 すぐに「これは夢だ」と自覚し、もう一度、夢とは関係なく「匂いを嗅いだ」のです。(このとき半分覚醒しています。これは考察時の曖昧な状態に近いです。) 今度は「いい匂い」でした。石けんやシャンプーあるいはボディソープの匂いではありませんし、まわりにそのようなものはありません。 また、枕やカバーにそのような匂いはありませんから、「夢の中において嗅覚の知覚があった」と判断しました。
この夢の中における嗅覚が、「シル:知る」に対応するのかどうか、今のところ明らかではありません。
勿論のこと上記3.の知覚は、
図1
に示す経路①に相当すると考えます。経路②にあたる強い知覚も別に在るからですけれど、強い知覚に重要な意味をもつものは、ほぼありません。
ついでに云えば、経路②に相当するのは、
図2
に示す、「ヒトラーの”あいつ”」や「神や仏の降臨」、あるいは「悪魔崇拝」と同じものだと考えられます。 G・アダムスキーがやってはいけないと否定した「ブードゥー教やこっくりさん」と同じです。 強くて明瞭な想念は、シヰに働きかけるのであって、人の欲望や願望に従った形での想念だと思います。 重ねて云えば、そこに「神や悪魔」あるいは「善と悪」「天国と地獄」はなくて、心と想念の仕組みがあるだけです。強くてはっきりしたお告げの類はあまりよくありません。岡潔の「情 知 意」の仕組みをよく考えることが大切です。
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