紡錘図形については、数年の間考えてきました。最初の頃からを含めるとン十年になります。
図1
未だにはっきりしませんけれど、分かったことは次の通りです。
- 平面の縦軸はエネルギー軸(E軸)である。
- 平面の横軸は、我々が存在する3次元物理空間を一次元で表した質量軸(M軸)である。
- E軸は、物理学でいうところのエネルギー[ML^2T^(-2)]ではない。
- 自然科学で扱う物理量としての時間[T]は存在しない。右リンク先時間とは何かを参照。
- 人の五感で分かるのは運動Pだけである。3.のエネルギーは時間を含むので使えない。
- 逆に云えば、物理現象とは「人の五感で分かること」である。
- E軸上に在る我々にとっての物理現象の元となるものを「E軸上の実体」と呼び、E軸上の実体が持つ値を「真のエネルギー」と呼ぶ。
- E軸上の実体がM軸に投影されることにより物体(質量と位置を持つ)となる。
- 物質はエネルギー[ML^2T^(-2)]に転換するし逆にもなるというが本当は一つの実体の異なる側面に過ぎない。質量と運動Pは、一つの実体の異なる側面ということになる。
- 図1のE-M軸平面にある右上の弧は、電子がある条件で作る「距離の7乗に逆比例する力」を表す。
- 図1は、原子模型である。
- 図1による原子の真のエネルギーレベルは、上下左右にある「4つの弧」により決まる値である。
他にも細々したことがありますけれど、概ねを記しました。12.に示した物質を構成する原子の持つ真のエネルギーレベルは、4つの弧(Ark)による合算値だと考えられます。
物理学では、物質が持つ質量が原因で空間が歪み、その結果が重力であると説明されています。
図2
弧理論の考え方では、図1に示す4つの弧により決まる真のエネルギーレベルと他の物質が持つ真のエネルギーレベルとの差によって
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動画1
引かれるか反発されるかが決まります。
前提はここまで。
故清家新一氏は、反重力と云わず「逆重力」と云いました。その根拠として
図3
物質には4種類の固有のエネルギー状態があるとしていました。 これまでの研究の結果、すべては相対的であるということを理解し、時間は存在しないと理解しています。図3に示すエネルギーは時間を含むエネルギーを示しています。では、清家氏の考えた負のエネルギー状態とは何だったのでしょうか。
負のエネルギーとは、「通常のエネルギーとは逆の負の符号を持つ仮説上のエネルギーである。」とあります。wikiでのエネルギーは時間を含むエネルギーです。
ここまで考えるとよく分からなくなってきます。単純に「すべては相対的である」との考えに則り、図3の考えを捨てても良いのかも知れません。 いつも引用するある科学者は、ついぞ「負のエネルギー」という表現を用いていません。 彼は「実体が持つ真のエネルギー」と「物体の質量」並びに「運動P」のことだけを述べています。 時間を考えるから因果律だとかの話になるわけです。真のエネルギーレベルに対応した「質量と運動P」についてだけ考えればよいように思えてきました。
ある科学者は重力の制御について、2カ所で言及しています。
図4を参考に。
一定の物体に含まれていると思われるエネルギー(*1)の量は、一定の観測者にとって質量エネルギー軸(*2)を中心にどれくらい回転したかにかかっているのだ。別な関係位置から同じ物体を見ている別な観測者は、全く異なる量のエネルギー(*1)を見るだろう。
わずかばかりの原子エネルギー(*1)を解放するだけではあきたらず---これは今地球の科学者がやっていることなんだがね---彼らはエネルギー軸(*2)を中心に全質量を回転させることを知った。 注:括弧は管理人による。
括弧にある*1は、時間を含むエネルギー、つまり運動Pを云います。*2は、時間を含まないエネルギーつまり、真のエネルギーを示しています。
一つ目の引用は、運動の相対性を説明しています。観測者の立場が変われば、同じ物体でも異なる運動Pを持っているというのは、当たり前です。
二つ目の引用は、E軸を中心に全質量を回転させることにより、物体が持つ真のエネルギーレベルを変えられることを述べています。これについてはもっと深い研究が必要です。反重力独楽のように簡単ではありません。ついでながら物質の全質量のほとんどが陽子と中性子です。
こう考えますと、負のエネルギーは存在せず、在るのは真のエネルギーレベルと各々の比較だということになります。 物体の持つ真のエネルギーレベルを制御できれば、動画1(模型)に示すように物体間に働く引力と斥力を制御できそうです。エネルギーを絶対値で考えることが変です。管理人は負のエネルギーという考えを捨てます。
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