かねて計画の実験を行ったのですけれど、期待した効果はありませんでした。 装置全体と様子は
写真1
のようになります。 実験装置は、水銀を用いた同軸三重反転型の単極誘導モーターです。
写真2
電極は、中心より番号を付けて、電極0、電極1、電極2、電極3とします。水銀は中心よりA、B、Cとして、水銀Bにリング状ネオジム磁石をS極を上面に浮かべています。直流安定化電源DC1とCD2の2台を使用しました。 DC1は電極0と電極3に接続(電極0をマイナス)、DC2は電極0から電極3へDC1と同方向に接続しました。実験の緒言は省略です。
実験はDC2の接続を各電極の組み合わせ5パターンを試しましたが、電子天秤の指示値に変化ありませんでした。 なお、電子天秤の上皿に高さ約15cmの台を置いて単極誘導モーターを嵩上げしているのは、電子天秤へのネオジム磁石と電流による磁気的影響を避けるためです。給電線はハンダ吸い取り線を用いることにより、計量値への影響をなくしています。
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パワーリストボールの
写真3
回転が加速する仕組みのことを考えると、ある科学者が云うように余分な次元軸であるエネルギー軸が存在すると仮定してもよいように感じるのですけれど、「エネルギー軸を中心全質量を回転」させるにはどうすればよいのでしょうか? パワーリストボールの回転はなぜ加速するのか と 電子の実体が”静止”しようとするが故に電子は運動し続ける を参照ください。
今回の単極誘導モーターにかかるアイディアではダメだったのですけれど、「全質量を回転させる」という仕組みは単極誘導の現象を用いるはずだという思いは変わりません。 今回の実験を行った背景(考え方)は、いずれ説明するかも知れません。本記事では割愛します。それにしても電子の正孔はプラスの電荷に置き換えられるだろうから、正孔の流れから生じる回転を陽子の回転に置き換えられるとして、効果あるはずと考えたのですけれど・・・。残念。
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感想を少し。 自然科学の欠陥というか、具体的に何処がどのように拙いのかかなり明確に分かってきました。(時間とは何か。五感で分かるもの) ではどうするかについて、数学者岡潔は科学の進むべき方向を示していませんでした。 今では宇宙自然について、自然科学的な見方を捨てています。同時に弧理論の考え方を推し進めることにより縄文哲学の核であるミクサタカラ(タマ・カガミ・ツルギ)を揃えられるだろうという想いを強くしています。 格好を付けて云うと「物心一体」です。
かつて当ブログにて、研究を将棋に例えて「筋が悪ければ詰むだけだ。」と書いたことがあります。 最近の(理論に関する)考察は、詰むどころかますます広く深くなっています。 原資料の解釈がほぼ正しいからだという気がします。 3年、4年前の記事よりだんだん具体的な内容になってきています。
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