2011年11月に公開されて話題になったTHRIVEは、P&G社の御曹司F・ギャンブルによって製作されたといいます。
ビデオの評価はさまざまですけれど、前半ではトーラスについて説明しています。 F・ギャンブル氏は、宇宙の基本的構造にトーラスが含まれており、生命はトーラスに基づく構造を持っていること、石油や原子力に代わるニューエネルギーにもトーラスが深く関わっていると説明しています。
管理者が2012年6月に当サイトに掲載し、2012年12月の第2版「弧電磁気論から見た第3起電力のエネルギー源について(考察)」にあげた図25(pdf版ではp49)の破線で書き入れた図は、トーラスに似ていますがまったく異なるものです。
図25の真ん中と右側に書かれた破線による図形は断面を示しています。 弧理論によれば、下図のFに示す電子の挙動、運動Pによって、E軸上の実体(図のC)が円弧を描きます。 角度θがゼロになると実体はM軸と交点を作ります。
この交点C’’が、M軸上(3次元空間)に現れたとき力場を形成します。この力場の形状はトーラスの外周半径を無限大にしたレンズ状をしています。(下図)
知られるように、トーラスは渦状をしています。 渦の発散はゼロですから、それ自身閉じており開放系である宇宙の構造とエネルギーのやりとりはありません。
一方で、超効率インバーター「デゴイチ」のコイルに加えられたパルスによって、正の方向の磁場が生じると考えられます。 同時に上図右のようなレンズ状の力場が生じ、円弧が無限遠に消失することで、電子(考察ではF3’としている)はこの力場に引かれることになります。 コイルにおいて、この力場は上下同時には現れませんので、上半分または下半分の「皿状」の力場が生じることになります。 トーラスと比較すると、形状や機能まったく異なります。 言うなればTHRIVEのトーラスは弧理論から見たら、半分ほどの正解ということになりそうです。
因みに、レンズ状の力場の中心に来るのは(原子核、永久磁石、コイル、地球などの惑星、太陽などの恒星、銀河系など)を想定しています。 管理者が行った単極誘導モーターの実験も、実体が描く円弧の作用を想定しての実験でしたから、一見まったく関連がないように見える超効率インバーター「デゴイチ」とファラデーの単極誘導モーターには関係があると言えます。
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