先月末に歌手のASKAが覚醒剤を使用した疑いで逮捕された話題を昼のワイドショーにて流していました。ASKA容疑者に逮捕状 自宅前から中継
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動画1
今日のワイドショーでは、ダルクの職員からのコメントともに、過去に覚醒剤使用から更生した方からのコメントで「一生止め続けます」と紹介されていました。
ダルク(DARC)というのは、全国ダルク – 全国薬物依存症者家族連合会のことです。 覚醒剤使用で逮捕されるなどした後、病院で治療後にダルクに入所して社会復帰を目指ます自助施設です。
管理人は10年ほど前に某所ダルクを訪問したことがあります。確かキリスト教系の施設だった記憶があります。 訪問先の代表者の方から施設の概要について説明を受けました。 入所者の日課は細かく決められており、断酒の会と同じくミーティングが重要になります。 同じ体験をした者どうし、互いに反省を口にし二度と繰り返さないという意志を確認するためです。 ある程度安定してきたら、施設から仕事に通うようです。更に更生が認められた場合、自宅からということになります。 訪問したダルクの体表者の方もかつて覚醒剤経験者でした。
代表者から説明の後、質疑になり、云われたのは「私たちは、一生止め続けねばならない」ということでした。 どうも、覚醒剤等の薬物は、使用すると脳に化学的な変化を起こさせるようです。丁度アルツハイマー型認知症は、原因物質が脳に蓄積することにより発症するらしいことに似ていると感じました。アルツハイマー型認知症の生化学
その質疑の際に、出た言葉で印象的だったのが「一度覚醒剤を使ったら三途の川の向こう岸に渡ったようなものです。二度とこちら側に戻ってくることはできません。だから一生止め続けるしかないのです。」というものでした。 やっぱり脳が変性したら元には戻らないでしょう。
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「変化」と「原因」の間の
「因果関係」を特定するのは
非常に難しいです。
人間の周りの環境には
余りにも多くの要素が
取り巻いていますから。
確かに、覚せい剤の場合は
「変化」と「原因(覚せい剤)」の間の
「因果関係」が存在する可能性が
非常に高いですがね。