縄文哲学によれば、カミとは、「繋がり・齎もたらし・生じさせる」でした。 これを宇宙の仕組み（アウワ）と繋げますと
「ア」と「ワ」は、つながり、「ウ」をもたらし、「ウ」よりヒトを生じさせる。だから「ヒトハ アノモノ」であり、「ヒトハ ウナリ」。
でした。幾何図形で示すと
図１ 右
となります。 ただし、最後の「ヒトハ ウナリ（人は原子で出来ている）」の部分は、管理人による補足です。
岡潔は講演「情と日本人」の 【 ８】 大宇宙の本体は情であるにおいて、「情」について、次のように述べています。
自分がそうであるように、他も皆そうである。人類がそうであるように、生物も皆そうである。大宇宙は一つの物ではなく、その本体は情だと思う。情の中には時間も空間もない。だから人の本体も大宇宙の本体にも時間も空間もない。そういうものだと思うんです。
宇宙は物ではなくて、その本体は「情」であると云います。図１右でいえば、（ア）もしくは（ワ）だと考えます。肉体で出来た「ヒトハアノモノ」です。そして、物としての宇宙は（ウ）です。（ウ）は、弧理論の考え方では
図２
に示す原子模型に相当します。
ところで、先日の記事、日本教「日本人には神様はない」、「何者にもなり得ない」との意味において、物質である原子で出来た肉体を持つ人を次のように例えました。
紙媒体に設計されたアセンブラやコンパイラは、電算機ハードがあって初めて機能する。
岡潔の云う「日本人は情の人である」を適用しますと、
大宇宙の本体である「情」は、物である人があって初めて機能する
ということです。 物とは原子の寄り集まりです。原子は図２であり、図１右の（ウ）です。 どうも、大宇宙の本体であるという「情」は、図１右の（ア）もしくは（ワ）であろうと思われます。もしくは「情」は（ア）か（ワ）より来るのかも知れません。
ところで、上記の過去記事において、宇宙物理学者が「宇宙の外」や「多元宇宙」を思考するのは無意味だと書きました。 その理由として、スパコンにて地球をシミュレートできるが本当の地球とは異なるのと同じだということです。 ごく合理的な結論だと思います。 これは、
.
動画１
「神の数式」も同じです。 完璧？な数式ができあがったとしても、大宇宙そのものとは異なります。
「情」の働きによって、人は思考できます。思考の産物である「神の数式」は、「情」そのものを記述（実現）できようはずがありません。どう考えても違います。 私たちにできるのは、「カミ」の仕組みを理解し実践することだけです。 そこに神は存在しません。アメノミヲヤを除いては。
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あなたはスペースブラザーズですか？
研究９年目になる日本人です。生まれてからずっと目に見えないことに本質があると感じてきました。
Ｇ・アダムスキーやダニエル・フライが遺した資料、ヲシ文献にある哲学、一部聖書や日月神示に示されたこと、それと数学者岡潔が述べた事などの内に同じ考え方が含まれていると気付いたのは、流れからして当然だったかも知れません。
岡潔の云うとおりならば、第２の心を感じられる日本人ならば私の考え方に幾らかの人は、すぐに同意はしなくても、そういうのは有りだと考えてくださる方は居るように思います。
殊更スペースブラザーズを特別としなくても日本人には同じ考え方を持つ方は多いかと思います。つまりは、自然は存在ではなく、投影による映像だと考えることによって、自然は「自然科学が示す世界」と全く異なる世界かも知れないことに気付く人は多いだろうと思います。
ただし、西洋人には全く通じませんので、社会科学（想念の横の経路）の未分化な部分に基づく「神や精霊・天国」といった言葉で説明せざるを得ないと考えます。岡潔はギリシャ哲学などいろいろ調べたが第２の心はほとんどなかったと述べています。日本人にも通じない人が大勢居るのは残念です。Ｇ・アダムスキーが「ヴードゥーやこっくりさんはいけない」と云ったのと、日月神示にある「気が天にかへらずに横にそれることあるぞ。その横の気の世界を幽界と申す」と示してたのは同じ意味だと解釈します。ですからいつまでも「神や精霊・天国」という説明ではダメだと考えます。分かり易く云えば「考え方が不健康」というのは確かにあると思います。神や天国や地獄･悪魔が良い悪いではありません。社会科学が未発達だということです。特にお金と時間に関する社会科学は酷い状態です。人にはロシアの養殖キツネのように飼い主はいません。自ら気付く以外にありません。エリートキツネでサイト内検索してください。