2015年1月から3月頃にかけて主に水銀を用いた単極誘導モーターの実験を行ったのですけれど、岡潔の言葉やヲシテ文献に示されている縄文哲学を学ぶために、実験や考察から遠ざかっていました。 昨年、8月9月と10月に管理人が発明?した同軸反転型の単極誘導モーターについて、「反作用のない回転運動」が実現できそうなことに気付いたことを書きました。 過去記事を参照ください。8/19二重反転型単極誘導モーターにみる「運動の相対性」、9/29本当は凄く簡単なのではないか?、10/5同軸反転型単極誘導モーターにおいて仕切り板を「仕切りと電極」に分けて考える
いろいろ考えた末に、先日追加で実験を行いました。
写真1
の様に、(+)電極を吊り下げて外側の電極との間に電流を流します。これは単極誘導モーターに生じる力の反作用を調べる実験です。 これまでの実験結果をまとめた上で、不足する部分を今回の実験で補いました。 この実験と過去に行った幾つかの実験をまとめたのが
.
動画1
です。 水銀を用いた同軸三重反転の単極誘導モーターに生じる力と反作用をまとめたのが
図1
です。 ここで、重要なのは、各電極が水銀を貯めた容器に固定されていることです。通常、観測者と容器はテーブルなどを通して力学的に繋がっています。 水銀A、B、Cに生じる力は電極(ア)(イ)(ウ)(エ)が受けています。これらの力の作用と反作用は、容器を通じて合成されます。
過去記事にも書きましたように、これまでの実験の経験から踏まえて容器に固定された電極(イ)と(ウ)を無くせばよいのではないかというのが管理人のアイディアでした。 そこで、水銀の替わりに
図2 金属リングを用いた三重反転型単極誘導モーター
のような、三重の金属リングにすればよいことに気付きました。 電流の通り道は、電極(ア)から金属リングAの内側~金属リングAの外側から金属リングBの内側、さらに~~金属リングCの外側と電極(エ)となります。
すると、金属リングAの反作用は、金属リングBが受ける事になります。容器には伝わりません。金属リングBの反作用は、金属リングCが受ける事になります。これも容器に伝わりません。そして、金属リングCの反作用は電極(エ)が受けます。 容器が受ける反作用は金属リングCにかかる分だけになります。 この場合、大事なのは金属リングAと金属リングBの反作用は金属リングCに相殺の上伝わるということです。電極(エ)が受ける反作用は金属リングCの分だけです。電極(エ)が受ける反作用の内訳は、観測者には分かりません。
観測者に対して容器は静止して力学的に繋がっています。このとき観測者から見て金属リングAと金属リングBは、反作用のない回転運動に見えるはずです。
管理人による思考に落ちがなければそうなります。
これまで、人類が造ったありとあらゆる機械装置は、力の作用と反作用は合成になります。管理人が知る限りすべてが合成です。古典力学においても反作用が相殺するという考え方を習った記憶がありません。
写真2 三訂版の「力学」
(因みに管理人の教科書は原島鮮著の改訂版の「力学」です。)
実際に図2に示した同軸三重反転なり、
図3
同軸二重反転型の単極誘導モーターは、技術的にもかかる費用の点においても実現は困難だと思われます。今のところ製作しようとは考えていません。仮に図2や図3の装置が実現できたとしてもエネルギー保存の法則は成り立ちます。 思考はその上を行くべきだと考えています。
いつも引用するある科学者の言葉を参考までに掲載します。
地球の技術者が貨物または乗客の輸送用の乗物を作る場合、彼らは推力として乗物自体の中にエネルギー発生装置を備える必要があると考えている。しかし地球人の祖先は数千年間船に乗って地球のあらゆる場所へ旅行した。この船というやつは内部にエネルギー源を持たないので、全く大気のエネルギーによって動かされるんだ。これは頼りになるエネルギー源ではないのだが、結構うまくいったものだから、自然界では多くのタイプのエネルギー発生源がいつも利用できるのだということを地球人に気付かせたはずだ。だから望ましい結果を生み出すためにエネルギーの流出を見るような方法を講じさえすればよい。
大気のエネルギーによって動かされる船は、どこかで反作用が相殺される仕組みになっているだろうことを感じます。地球は同軸反転型の単極誘導モーターではないかというのが管理人の意見です。過去に関係する記事があります。「ジェット気流」をサイト内検索の上、参照ください。
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地球ゴマ 復活してました。
ttp://www.tigergyroscope.co.jp/media.html
オークションの中古でも高くて手が出ません。 パワーリストボールの回転が加速する理由が未だよく分かりません。ボールのオモリに磁石を用いたパワーリストボールを作りたい。単極誘導パワーリストボール。