管理人は、ゲージ 場の理論 について、理解できていません。ただゲージ場の理論 は電磁気学から考え出された理論であって、力の伝わり方を近接作用として表したもののようです。 物理学者たちは力の伝わり方を近接作用として理解しようとしたということです。観測できる現象と仕組みが同じとは限らないと云うことは、これまでにお伝えしたとおりです。(例えば万華鏡に似ています。)
力が近接作用あるいは遠隔作用であるかの違いは、力の現れ方に対する考え方の違いによると考えます。 マイケルソン・モーレーの実験に見られるように、物理学の発達は時代の流れに影響を受けてきたことは明らかです。(そのあたりの事情は「七つの科学事件ファイル 科学論争の顛末:化学同人」に詳しいです。)
19世紀後期から何回かの実験によってエーテルの存在は(一応)否定されたのですが、「場」というのもよく理解できません。はっきりいうならば、空間というものが理解できていないからです。
これまでの考察によれば、空間は2つの宇宙の中心「アとワ」から出た実体が投影されることによって現れる映像だと云うことです。
図1 古語であるカミを幾何学的に表現
漢字渡来以前の日本語にある古い言葉である「カミ」とは、「つながり、もたらし、生じさせる」でした。フトマニの「アウワ」と組み合わせることにより、カミとは次になります。
「ア」と「ワ」はつながり、「ウ」をもたらし、「ウ」よりヒトを生じさせる。ヒトは「ア」のもの。ヒトは「ウ」なり。
「ウ」とは、空間であり物質です。岡潔が云った自然科学が対象とする物質的自然です。また弧理論(Ark Theory)で云うM軸(物質空間)のことです。そして、渦(ウズ)の「ウ」でもあるようです。更に宇宙の大規模構造(アワ:泡構造)となっています。
人間が空間を立体として認識できるのは、投影元が「ア」と「ワ」の2つ在るからです。
図2
その空間が投影による映像であるならば、考えられる 場の理論 の背景にある「場」や「エーテル」も映像ではなかろうかと考えるのは当然のことです。 ステファン・マリノフは、絶対静止があると考えたようですけれど、同意しません。身も蓋もないことですが、場もエーテルもあるかも知れないし、ないかも知れません。 量子もつれは近接作用でも遠隔作用でも理解できないことは周知のことです。元を正せば場やエーテルという考えで説明できないということです。 すべては投影による映像だと考えるならば納得のいくところです。 超ひもなどど云わず背後にある投影の仕組みを考えるべきと思います。
真空は何もない空間のことではありません。真空からはみ出したのが物質だと考えられます。真空は2つの中心より出た実体が投影されて均衡がとれた状態のようです。 丁度、二層型の浮沈子における境界面に例えられます。
動画1
で云えば、浮沈子が水と油の境界面に出た状態が「空間に物質が現れた」状態に相当します。当然、境界面には緊張があります。場やエーテルは均衡が取れた結果であって現象の原因ではないと考えます。
電磁気学が金融資本家からの影響を受けているらしいことは、過去記事、「電磁気学 の発達は不自然 化学の発達との比較(トム・ベアデンの手紙を受けて)」に書いたとおりです。ならば、なおさら現代の「ゲージ場の理論」に裏付けされた素粒子物理学は(曲げられた)その先にあると理解する方が自然です。
図3
200種もあるという素粒子を17種に分類したと云っても、一つでも例外が出てきたら台無しです。はっきり云って少しも美しくないです。 すべてがE軸上にある実体の投影による映像だと考えるならば素粒子は破片であって、素粒子の分類に意味が無いことを理解できます。
図4 当サイトではエネルギー[ML2T-2]のことを運動Pと呼ぶ
E軸上の実体は6種類あって、基本粒子(陽子・中性子・電子)を含むすべての素粒子は投影角の違いによって、異なって見えるだけです。
過去に何度も書きましたようにリーマン予想に出てくるゼータ関数の(零点のペアに関する相関を表す式)が原子のエネルギー準位を表す数式と似ているのは偶然でないと感じます。 注:「零点のペアに関する相関を表す式」は、E軸上の実体が持つ真のエネルギー値に対応するとも考えられます。 図5 出典:未征服の最高峰「リーマン予想」 裾野を歩く (3)
これによってある科学者がE=mc2について述べた「物質の質量とエネルギーの同一性についての誤解」が解けるだろうと思います。 素数について考えると云っても12進数による素数である必要があります。 そうすれば真のエネルギー値と投影された映像である物質の質量、運動P(エネルギー[ML2T-2])の3つの間における関係が投影角θあるいは「12進の素数」を介して理解できるようになると考えます。
カミの仕組みがわかったのは、2016年11月のことでした。以前は、支離滅裂でしたけれども、大枠から段階を追って説明できるというのは気持ちの良いものです。それにしても、管理人が「七つの科学事件ファイル 科学論争の顛末:化学同人」の古本を購入した際には千円までの値段だった記憶があります。とんでもない値が付いているのに驚きです。
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