弧理論 (Ark Theory)の意味するところ → 「異星人の持つ哲学」=「古代縄文人の哲学」

弧理論 (Ark Theory)は、拙著:弧電磁気論(2011年)より発展し展開して得たものです。その 弧理論 の結論として最近認識したことを述べます。 前置き(経緯)が長いです。

(1) 弧電磁気論を著すこととなった切っ掛けは、G・アダムスキーが遺したネガフィルムに映っていた紡錘図形です。

図1 赤枠の部分が電磁気現象を示している

着想を元に2010年から研究を始め2011年に弧電磁気論を自費にて出しました。別の次元軸が物質空間の元であり、別の次元軸上の実体が投影されることによって宇宙の大規模構造が現れることとともに惑星と永久宇宙船の関係(惑星間航行の原理)などを示しました。

(2) 2013年頃、弧電磁気論の発想を適用することで井出治氏による超効率インバーターのエネルギー源について考察しました。 成果を「第3起電力のエネルギー源について(考察)」として寄稿しました。(明窓出版) このとき、「距離の7乗に逆比例する力の場=発散トーラス」の考え方に至りました。 その後に名称を 弧理論 (Ark Theory)に変更。

(3) 2013年頃~2015年頃まで、主にファラデーの単極誘導モーターについて実験を行いました。

(4) 2015年頃~2017年頃まで、日本人の日本人たる由縁(特性:良いところと悪いところ)は何処にあるかという疑問を抱いて次のように調べました。

  1. 日本人は、何でも飲み込むのに、似ても似つかぬものにしてしまう。真似ているようで、真似ではない。何故か。
  2. 山本七平・小室直樹による日本教がよく言い得ている。しかし、大本ではない。
  3. 蘇我氏と聖徳太子の時代に大がかりな焚書があったこと。この辺りが怪しい。
  4. 焚書の対象に漢字以前にあったとされる古代文書が含まれていた可能性があること。
  5. 古代文書の幾つかについて調べた。竹内文書、「ホツマツタヱなどのヲシテ文献」ほか。
  6. 中でもヲシテ文献は明らかに日本語の基礎であり、縄文哲学という至高のタカラが含まれていることを認識。
  7. 並行して数学者岡潔による「自然科学の誤った点」について学ぶ。文明の基礎からやり直すべきと認識。
  8. 2016年10月ヲシテ文献に示される縄文哲学の核心「カミの仕組みに気付く。
  9. G・アダムスキーが遺した紡錘図形は、宇宙の構造を示しながらフリーエネルギー及び重力制御を可能にする仕組みを示していると同時に、縄文哲学の核である「カミの仕組み」に等しいと判明した。

(5) 改めて、紡錘図形の意味するところを説明します。

図2

上図に示す紡錘図形の全体で云えることは、

  1. 宇宙の仕組みを示している。自然は恐らく精神的自然と物質的自然をいう。
  2. 上図は、縄文哲学の核心である「カミの仕組み」と同じである。
  3. 人の心は、タマ+シヰの構造をしている。タマは大宇宙の中心「ア」より来て、物質「ウ」をまとったシヰと結びついてタマシヰを持ったヒトとなる。
  4. 人の活動は、3つの分野に分けられる。
  5. 3つの分野とは、精神科学・社会科学・物質科学である。
  6. 3つの科学は、ミクサタカラ(タマ、カガミ、ツルギ)に等しい。また契約の箱の中身にも通じる。真のタカラは、金銀財宝などではない。
  7. 上図右に示す「想念の縦の経路」は、岡潔の云う「第2の心」、「横の経路」は「第1の心」に等しい。人の心の発露は「情・知・意」だとする岡潔の言葉に矛盾しない。
  8. 同じく、クニトコタチさんによるトコヨクニ(ヒノモト)建国の理念である「ノヲシテ」「ノヲシテ」に等しい。

紡錘図形の全体「重なり合う2つの円」とは、カミということです。カミの仕組みにおいて最も大事なことは、「ヒトのタマシヰ」や「精神活動」あるいは「物や事」の全てを継ぎ目無く含んでいるということです。

次の文章は、カミについて書き下したものです。

「ア」と「ワ」はつながり、「ウ」をもたらし、「ウ」よりヒトを生じさせる。ヒトは「ア」のもの、ヒトは「ウ」なり。

「ア」と「ワ」は、宇宙の中心であり、M軸上のすべては「ア」と「ワ」からの投影による映像です。しかも斥力として働きます。それ故、宇宙の大規模構造は「アワ:泡」構造をしていますし、「ウ」は渦、つまり回転を意味します。それ故、物質は回転し渦を作ります。 ヒトにとってM軸は「外のない内」です。余分な次元軸がある故に、「外のない内:開放系」であるM軸において真のエネルギーの流入、即ちフリーエネルギーの実現が可能なのです。自然科学という孤立系では、フリーエネルギーも重力制御もあり得ません。ことに相対論は罪が深い。

因みに、「ア・ウ・ワ」は、ヲシテ文献フトマニにおけるフトマニ図の3文字のことです。

図3

(6) 度々引用してきたある科学者とは、ダニエル・フライがコンタクトした異星人アランのことです。彼は、我々地球の科学者たちがエネルギーの定義が誤っていることを指摘して修正を促しました。また、重力の本質について簡潔に述べています。 彼の言葉の示唆するところは、「別の次元軸」を考えれば、フリーエネルギーや重力制御が可能になるということでした。

それのみならず、我々が持つ核分裂や核融合の技術をして「僅かばかりのエネルギーの解放」と述べています。 対する彼らの「エネルギー軸を中心に全質量を回転させる」技術が核分裂より遙かに大きなものだと示唆しています。 この技術は、恐らくトム・ベアデンが述べた「ヘビサイドが発見したというポインティング・エネルギー流成分よりも 1 兆倍以上も大きな回転性電磁気エネルギー流」即ち管理人による発散トーラスの組み合わせた楕円磁場を発展させたものと同じものだと推測されます。(この辺は未詳にて説明が難しいです。)


長い前置きですけれど、ここから本題です。

SPACE PEOPLEというサイトに興味深い文章がありました。「与えられた宇宙文字の本当の目的」という文章です。 元ネタは、G・アダムスキー:久保田八郎訳になる「空飛ぶ円盤の真相」(高文社)ということで早速購入しました。 p75とp77から一部引用します。

写真1

さて、この象形文字が私に与えられたおもな理由の一つは、地球人が欲しがっていることを宇宙人が知っていたという〝具体的な証拠〟を与えるためであった。

宇宙の兄弟たちは次の事実を認めている。すなわち地球の古代文明の歴史やその文明の哲学のなかには、彼らの遊星上で知られていて、そこに住む人々によって保たれている歴史や哲学と一致するものがあって、それが例の象形文字のなかに述べられているというのだ。
それで、ずっと以前に私に与えられたあの象形文字の完全な説明をすることは現在でも私にはできないけれども、その文字はおそらく目的を果たしたであろう。宇宙人たちは満足の意を表わしている。

強調と下線は管理人による。「私」とはG・アダムスキーのことです。

象形文字とは、G・アダムスキーが遺したネガフィルムに映っていた宇宙文字と呼ばれるものです。

写真2

引用文から読み取れることは以下です。

  1. 地球人が欲しがっていることとは、言わずと知れた「重力制御」の技術のことです。
  2. これまでの考察により、紡錘図形の意味を理解すればフリーエネルギー重力制御の技術は入手可能だということです。そのことを「宇宙人が知っていた」ということです。前回記事「楕円磁場による 重力理論」を参照ください。
  3. 地球の古代文明の歴史やその文明の哲学」とは、縄文哲学に間違いありません。
  4. 何故なら、紡錘図形に補助線を入れた全体の構造が縄文哲学のカミの仕組みに等しいからです。
  5. 彼らの遊星上で知られていて、そこに住む人々によって保たれている歴史や哲学」と古代の縄文哲学とは一致するということです。

宇宙人あるいは異星人の目的は、そう遠くない未来に達成されるだろうことがわかります。 彼らの目論見がおおよそ見えてきたということです。 我々が正しい道筋で研究を続けることによって、他でもない宇宙人や異星人と呼ばれる人たちの存在を証明することになるということです。UFOの目撃や写真、ある種の金属破片など彼らの存在の証明には無意味です。

研究を始めた頃に、リンク先の文章をどこかで読んだ記憶があります。けれども、G・アダムスキー曰く、異星人たちが予め「彼らの哲学=古代の(縄文)哲学」だと指摘していたことを記憶していませんでした。 管理人が研究を続けてきた結果、彼らの見込みの通りとなったわけです。

それにしても、まさか紡錘図形彼らの哲学及び縄文時代の人たちによる哲学の両方が含まれているなどとは想像していませんでした。 一方で、これまで宇宙文字(象形文字)は、スカウトシップの構造だとか原理が書かれているなどどして、文字を回転したり、組み合わせたりした人たちがいました。 このことは管理人には珍妙なことに思えました。何故なら象形文字を解く手がかりがまったく見当たらないからです。ですから、これまで象形文字について、考えたことはほぼありませんでした。(研究を始めたころに1ヶ月ほどで止めました。)  正しい研究の手順はこうだったのです。

  1. 紡錘図形に補助線を入れる。
  2. 紡錘図形は、何らかの物理現象を説明しているだろう。
  3. どうも地球の科学は歪だ。統合失調を煩っている。回答は紡錘図形にあるかも。
  4. 別の次元軸を考えると解けそうだ。
  5. 紡錘図形は、宇宙の構造を示している。
  6. 同時に人の精神、心の仕組みも含んでいるようだ。
  7. 人の心の成り立ちは、古代縄文時代の哲学にある。
  8. 彼ら異星人たちの哲学と 古代縄文時代の哲学と同じだ。
  9. 2つの哲学は紡錘図形、宇宙の構造に含まれていると気付く。
  10. 象形文字は、縄文哲学を参考にすれば読めるはず。

となります。 実に興味深いです。本当にしっくりきます。


ここで、一つの疑問です。

  • G・アダムスキーが伝えた宇宙哲学は、どういう位置にあるのだろうか?

G・アダムスキーが説いた宇宙哲学は、主にキリスト教圏にある西洋人に向けた解説です。ですから聖書を引き合いに神(GOD)を用いた説明にせざるを得ません。 これでは、日本人には不十分です。カミの仕組みは宗教ではないですし、(地球上の)宗教は社会科学の一部に過ぎません。

  • 縄文哲学 >> 宇宙哲学

しかし、G・アダムスキーによる宇宙哲学は、縄文哲学に矛盾しません。縄文哲学は岡潔の「情・知・意」やG・アダムスキーの宇宙哲学より深く詳しいです。

  • 彼ら異星人の哲学≒縄文哲学 >> 宇宙哲学

なのです。ですから間違いではありません。「一致するものがある」との表現ですからイコールではなくて「≒」近いという理解でよいと思います。


ここで象形文字の意味を理解する手がかりについて。

ヲシテ文字は、表音文字ですが、同時に表意文字でもあります。

図4 出典:日本ヲシテ研究所

ヨソヤコヱ(48音)でありながら、文字の構成に意味があります。おそらく写真1の象形文字も発音は不明ながら表意であるはずです。

写真3

例えば、赤枠の部分は図2を簡略化したものではないかと推測します。

図5

読みは不明ながら、意味として「カミ」あたりが適当かと思われます。彼らは極端な省略をします。何もかも視覚情報に詰め込みます。一旦理解すれば、一目見て思い出すことができる優れた手法です。

これまで象形文字について、我々はまったく見当違いなことをしてきました。 そのほかの文字の意味は、おおよそ次の通りだと推測します。

カミの仕組みの内にヒトが持つべき2つの科学「精神科学・社会科学(タマとカガミ)」を説き、カミの仕組みの内に整合性をもって生きるべきであって、そうすれば「物質科学(ツルギ)」もついてくるということです。

まさしく「ヒトハノモノ」であり「ミクサタカラハ ミナノモノ」です。

補足。参考まで。下の「ア」は図2そのままです。日月神示を遡るとここに辿り着きます。ですから、ある程度参考になります。 

まだまだ不十分ながら駆け足でここまできました。(研究9年目) そろそろ実験にたどり着ければよいのですが。

今現在、地球上に精神科学はほとんど存在しませんので、逆に説明は簡単です。しかし、社会科学(の素材となる材料)は地球上に散乱しています。無秩序に散らかっていますので、社会科学とは何かを説明するのは難しいです。

 

追記2018/12/11 縄文時代の哲学であるヲシテ哲学については、2016年11月22日の記事「縄文哲学と宇宙哲学は統合と云うより”同一”ということ」に説明しています。その前にも次の記事がありました。「縄文哲学と宇宙哲学の融合について」ご参考に。下図は、記事にあるものです。

ヲシテ文献の原文は失われていますが、その精神は受け継がれています。写本から推察するしかないのですが、その原本に記されていたであろう哲学が、異星人が維持していたものと同じだったということです。

 

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Φ について

2010年より研究しています。
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