予てより、業者さんに加工を依頼していた銅ブロック(ペルチェ素子を使った 単極誘導モーター 実験用)ができてきましたので、写真を撮りました。
写真1
30ミリ角の銅ブロック4個を「田」の字に配置、中央にΦ20ミリの穴を開けたものです。4個ひとまとめに固定して、エンドミルにて削り落としたようです。 銅ブロックの断面は20×30ミリになります。
実験に使うペルチェ素子は20×30ミリで、実寸3.7ミリ厚ですから銅ブロックで挟めば、丁度です。
写真2
銅ブロック4個の間にペルチェ素子4枚を使います。
写真3 左端にあるのがアルニコ磁石、右端の線の先端が熱電対
中央の穴に、アルニコ磁石(20ミリ×150ミリ)を通します。ペルチェ素子の内1枚の表と裏に熱電対を貼り付ける予定です。温度計測用の熱電対は線を含めて1.2ミリ厚ですので、1.5ミリ厚の銅板を20×30ミリに切ってペルチェ素子が入る隙間を作ります。銅板を入れて密着する予定です。
ペルチェ素子の規格をメモします。
- 外形寸法:横:20mm(L)/奥:30mm(W)/厚さ:5.4mm(H)/ケーブル長さ:14cm
- サーモカップル数:47/温度差:67℃
- 最大電流:3A/最大電圧:5.6V/最大吸熱:10.5W/抵抗:1.44Ω/重量:11g
- ※電流を流すと発熱側が高温になりますので必ず放熱してください。素子内部の半田が溶け破損する場合がございます。
銅ブロックのどの面から放熱させるかを考慮せねばなりませんし、アルニコ磁石に熱が伝わらない工夫が必要です。放熱は不十分です。規格以下の使い方になりますから予備実験が必要です。
実験の手順。
- アルニコ磁石が無いときのペルチェ素子の表と裏の温度差を測定。
- アルニコ磁石をS極を上向きに入れたときのペルチェ素子の表と裏の温度差を測定。
- アルニコ磁石をN極を上向きに入れたときのペルチェ素子の表と裏の温度差を測定。
1、2、3の時のいずれも温度差に変化がなければ、ペルチェ素子に単極誘導モーターとしての効果が無いことになります。 温度差が例えば、2.>3.>1.であったり、3.>2.>1.であれば、効果有りとなります。 2.=3.>1.になるかも知れません。その他かも知れません。
いずれにしても熱電対温度計は校正していない商品ですから、そんなにすっきりいかないだろうと考えます。 気がせきますけれど、効果有りとなれば1個のアルニコ磁石に対して、2連あるいは3連にする事を考えます。3連の場合は、熱対流の渦の方向を1個だけ反転するなのど場合も確かめることになります。
弧理論の考え方によれば、E軸は運動に直交します。真のエネルギー値は、E軸上の実体が持ちます。 通常、任意に運動する物体の運動方向に直交するE軸の方向について、M軸上にある我々からは特定できません。4つめの次元軸であるE軸を考慮すると、4つの3次元に分解できます。
図1
唯一の例外は、xy平面内で回転運動する物体の回転軸(z軸)方向にE軸は重なります。 z軸方向に「真のエネルギー」による勾配を作るのがこの実験の目標です。
上記、実験装置の2連あるいは3連において、印加する電力の強弱(あるいは回転方向の違い)によって「z軸すなわちアルニコ磁石の極の方向に真のエネルギーの勾配ができるのではないか」というのが仮説です。
これまでの考察を鑑みるに、別の次元軸は存在するはずです。でなければ、いろいろ状況が合わないです。
ブログランキングの応援と広告のクリックをお願いします。