地球製UFO の話はあちこちのサイトや動画にまとめられていることは知っています。どうもそのような話をドヤ顔で云われても、我々にはどうしようもありません。これらの情報から何かを得られるかというと皆無です。ですから、管理人は事の真偽も含めて困惑してきました。
先日、少し興味深いことに気付いたので、代表的な動画を幾つか挙げて気付いたことをメモします。
動画1
動画2
動画3
動画4
現代の宇宙技術の根源は第2次大戦からのナチスの科学者たちにあるというのは理解していました。そして、矢追純一氏によれば、どうも「シュメール文明の頃から、秘密結社の連中はUFOテクノロジーを維持してきた」ということのようです。
そのような話を聞かされても私たちにはどうしようもないことです。(秘密結社の連中が存在するとしても、彼らが技術を広めるつもりが無い以上)我々は自分たちで何とかするしかありません。でも動画からは得るものが何もない状態です。
で、先日次の動画を見て気付いたことがありました。
動画5
苫米地英人氏 は、米軍が宇宙技術(UFO技術)をリバースエンジニアリングして開発したのが三角形の飛行物体TR-3B(アストラ)だと云います。彼が挙げたそのほかの技術は以下です。
- 航空機の飛行技術にプラズマを使う。
- エネルギー源に小型原子炉を積んでいる。
- 民生機器として電子レンジがある。
- 民生機器として光ファイバー技術がある。
UFOの飛行原理に相対性理論を持ち出した時点で間違いなのですが、それは脇に置いて。
1.については、おおよそ次のような経緯だったと考えます。
G・アダムスキー→指導→アグニュー・バンソン研究所→T.T.Brown→ビーフェルド・ブラウン効果→電気重力システム
2015年9月24日の記事「T.T.BrownのメモとN-マシン」から一部引用します。
アダムスキーの写真
について、Thomas Townsend Brownのメモ
58. An Analysis of the Adamski Photograph in the Light of Recent Laboratory Findings.
からT.T.Brownが写真1を分析した図がありましたのでメモします。
図は、1958年1月となっていますのでT.Tブラウンがアグニュー・バンソンの研究所で浮揚実験を行っていた頃のもののようです。
T.Tブラウンの研究に基づいてアグニウ・バンソン・ジュニアが日本で電気的推力発生装置として特許申請をした基礎資料だと思われます。
上記について、管理人が検討した結果、T.Tブラウンは、スカウトシップをどちらかというと電気的な装置と理解していたようです。 T.Tブラウンの研究では、高電圧を印加しても回転力を得ることが出来ません。ローターが回転する為には外部より廻してやる必要があります。
特許資料によれば回転は、電動機などを用いたスターターによるとされます。
アグニュー・バンソンは米国の実業家で、バンソン研究所にて研究していたのがT.T.ブラウンでした。ブラウンの研究内容の一部が特許出願されたもののようです。バンソンはG・アダムスキーの支持者でした。ですから、アダムスキーの指導方針に沿ってバンソンはブラウンの研究を推進しようとしていたようです。注:UFO情報センター発行のSCOUT SHIP紙No4. 1994.12.5を参照しました。注:リンク先のサーバーは10/10現在停止しています。
電気重力システムに関してはToM氏による論文を参考にしています。外部サイト「読者投稿」にある「反重力飛翔体開発の現状(改訂版)pdf」がそれです。氏のpdf論文は現在消されています。各自で検索してください。ご希望でしたらメールにてお送りできます。
2.について。小型原子炉については、2018年8月21日の記事「物質の運動→熱の伝導 単極誘導モーターへの応用について」より一部引用します。
ある科学者が 熱の伝導 に関することで次のように述べています。「浮き葉的余生に」のサイトより一部引用します。
君の国の科学技術者はいまいわゆる原子エネルギーで推進する潜水艦の建造計画に従事している。(注=この記事はかなり昔に発表されたものである)彼らは原子炉を建造してこれをやろうとしている。その原子炉の中ではウランの軽いアイソトープが熱エネルギーと数個の中性子を放ちながら分裂し、これが他の重いウランに吸収されて、またそれが分裂する。かなり複雑だけれども、この方法は地球人がいままでに作り出した方法としては最も有効なエネルギー発生法だ。しかしこの熱エネルギーを宇宙船の推力に変えるために、彼らは原子炉の中に流動体を循環させようとしている。つまり熱変換器の中に流動体を循環させて圧力下に別な流動体を蒸気に変え、この蒸気をタービソの中に通してタービンを回転させ、それによって発電機を廻して電力を得ようというのだ。もし彼らが三〇パーセントの総合的な効果をあげれば、これはたいした技術上の功績ということになるだろう。
だがもし彼らがもっと簡単な言葉で考えることができれば、現在持っている知識でもって核分裂炉のまわりに簡単な熱電対を作って、発生す温度変化を直接に電気エネルギーに変えることができ、少なくとも九四ないし九八パーセントの効果をあげられるだろう。これには可動部分は不要だし、費用も安上がりで、エネルギー出力の単位あたり少ない物量ですむ。だがわれわれの方法にくらべれば、この方法さえも不経済で複雑なように思われる。
下線と強調は管理人による。
原子炉による発電にタービンを回すのでは効率は30%くらいだといいます。 それを機械稼働部分のない熱電対で94~98%の変換効率を実現できると述べています。
「航空機に原子炉を積んでいる」と聞いて歯牙にもかけないのが普通です。ところが、熱電対を用いれば機械的機構を持たずに効率94~98%を達成できるというのですから驚きです。ここで何らかの発想の転換があると考えます。
実際の人工衛星用として原子力電池に用いられる熱電対の効率は数%です。「原子力電池の概要」を参照ください。
図1 出典:原子力電池の概要
3.一般家庭に広く普及している電子レンジは、主に3つの部品からできています。MOT(トランス)、整流器、マグネトロンです。
マグネトロンは、管理人の研究対象である単極誘導に近いものです。これまで何度かマグネトロンについて記事を書いています。検索の上参照ください。マグネトロンの目的が高周波を作るためですのでローレンツ力として理解されています。
管理人の調べたところでは、マイケル・ファラデーが発見した単極誘導の現象は、電磁気学において徹底的に無視され、存在しないこととして扱われてきました。 熱電対を電源に用いるに、効率を飛躍的に向上させるに用いるのが単極誘導なのではないかと考えた訳です。(単に直観です。)4.の光ファイバーは省略します。
2018年8月14日の記事「単極誘導の現象は宇宙の根幹に深く関係している」を参照ください。
2018年9月10日の記事「重力の加速は遠心力と区別できない。重力は回転運動と深い関係にあるはず。相対性理論では納得できない」を参照ください。
「小型原子炉、熱電対、マグネトロン、単極誘導」の関係に注目するわけをご理解いただけるでしょうか。 「最も蔑ろにされてきた単極誘導の現象には何かある」という直観です。もし仮に異星人あるいはシュメール文明の頃から宇宙技術を維持管理してきた連中が実在するとして、彼らの側から見て我々に対してリバースエンジニアリングを許せるのは、上記の1.~4.あたりまでだというのは妥当だと考えます。粗野な我々にそのものズバリを教える訳がありません。
こういった情報については、常に次の態度で臨まねばなりません。→高野誠鮮氏「寛容で懐疑的な態度は絶対失ってはいけない」
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