先に製作した3Dプリンタについてあれこれ試しながら改良を続けています。
当初購入した フィラメント が残り少なくなるとともに、折れるようになりました。 調べたところ湿気が原因のようです。新しく購入しましたけれど、乾燥すれば残りを使い切れるかも知れません。
調べると フィラメント 専用の乾燥機があるようです。『3Dプリント用材料を湿度から守り乾燥も出来るフィラメント用除湿ツール「PrintDry」』 お値段は一桁高いのでビックリです。
キッチン用フードドライヤーで代用できるとのこと。調べる過程で「Rosewill Countertop Portable Electric Food Fruit Dehydrator Machine with Adjustable Thermostat, BPA-Free 5-Tray RHFD-15001」というのを見つけました。これは、上の記事で紹介された除湿ツール「PrintDry」と見た目同じです。これくらいならば作れそうと思いさらに調べたところ野菜果物乾燥機がありました。PrintDryそのものか、ほぼ同じだと思い、早速注文しました。
注文後あれこれ調べたらありました。『フィラメントドライヤー「PrintDry」とドライフルーツメーカー(MA-670-RY)の違い検証』 まったく同じものでした。
で、届いたのが以下です。
本体にスライスした果物を載せるトレー(5枚)があり、蓋をします。本体にはコードとスイッチと温度設定のつまみがあります。タイマーはありません。PrintDryとの違いは、本体の中央、吹き出し口にスプーラーが付いているかどうかだけです。
実際に果物乾燥機を使ってみます。 「本体+トレー1枚+手持ちのアクリル板(0.5ミリ)を曲げて囲う+蓋を乗せる」の状態で、本体内にフィラメントを入れてスイッチオン。
アクリル板は、偶然にも幅20センチくらいの板2枚があって、トレーの縁を取り囲むように曲げて置くだけでよかった。固定してしまうと場所を取ります。終わればはずしてアクリルの材料として保管できます。
自動で切れないので、使ってないタイマーを挟んでます。
ドライフルーツは買ってまで食べませんけれど、バナナ・リンゴ・みかんあたり作ろうと思います。
これで乾燥して残った フィラメント が使えるようになるかはわかりません。 自作3Dプリンタを幾つか改良しました。
造形物に風を送るダクト。
フィラメントを支持する台。
などです。 他には、LCDを見やすい位置に取り付けたり、Z軸(台形ネジ)の支持ベアリングを補強するL型の部品などを印刷して使っています。
全体的に精度がいまいちです。もう少し改良する必要があります。 それとフィラメントを巻いたリールの直径が小さいと巻きはじめの半径が小さいです。つまり、残り少なくなるとフィラメントが小さく巻いた状態になります。これを延ばそうとすると折れるのです。ですから、新しくフィラメントを買うならば、リールの直径の大きなものを選ぶ方がよいように思います。違いがあるかどうかわかりませんけれど。
追記6/20 残り少ないフィラメントを乾燥した上で印刷しました。
フィラメントを3Dプリンターの上に乗せた状態が、最も送り具合がよいです。きつく巻いたフィラメントでも、折れずにうまく取り込んで印刷できました。 これで安心して使えますし、ドライフルーツも楽しめます。。
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