これまでの考察により、ある程度 フリーエネルギー の原理に関する用語が出そろったのでメモします。 なお、 フリーエネルギー と重力制御とは密接な関係にありますので、関係する用語を区別無く掲載します。
1.G・アダムスキーは、キーワードとして次の言葉で説明している。・・・・ 静電気、ヴァンデ・グラーフ静電発生装置(ヴァンデグラフ起電機)
2.ある科学者・・・・楕円磁場、ディファエンシャル(差動)・アキュムレーター
3.トム・ベアデン・・・・手紙(10.オリバー・ヘヴィサイドが発見したという回転性電磁エネルギー流)
4.管理人・・・・発散トーラス(弧理論による仮説。)、二重反転型(三重反転型)単極誘導モーター
以下は、ざっくりとした解説です。他にも気になる語がありますが、省略します。
発散トーラスは、井出治氏によるトランスにある第3起電力(正の起電力仮説)を「電磁気現象が別の次元軸を考慮した際の位相変換による」と考えた場合での第3起電力の原因となる力の場。(距離の7乗に逆比例する力の場)(弧理論による仮説)
正と負、2種類の発散トーラスを組み合わせてできるのが楕円磁場。磁場と云っても電場磁場の磁場とは異なる。強いて云えば、ベクトル・ポテンシャルに似ている。電磁気現象の原因とでも云える力の場。物質空間は緊張状態にある。差分を観測できる。
発散トーラスは、陽子・中性子間に働く※1とする力の場。中性子・電子間に働く※2とする力の場の仮説。正と負の発散トーラスの差し引き(差分)が楕円磁場である。楕円磁場を言い換えると接線方向への斥力である。原子(陽子・中性子・電子)による回転運動は、発散トーラスを組み合わせた楕円磁場による。 どうもある科学者が云った楕円磁場とは、G・アダムスキーの云った静電気と同じものの様だ。(現在地球では同じ概念を持つ物がない。近いのがベクトル・ポテンシャル。) 例えば電子は、観測により粒子であり波動であることがわかっているが、別の次元軸からの投影による映像であると考えるならば、離散的・確率的に起きるという記述(量子力学)は不要。別の次元軸からの投影により物質は回転運動するという仕組みが優先する。また、素粒子群は物質未満の破片に過ぎず別の次元軸にある実体の数(6種×2)に比例する。
G・アダムスキーは、重力制御を(静電気:楕円磁場)に置きかえて、静電気としての推進力をヴァンデ・グラーフ静電発生装置に例えた。(UFOcontactee130 p18)
楕円磁場は、原子の回転運動の原因と考えられる。そして、中性子・電子間※2の差分(楕円磁場)が原子外部に現れたのが単極誘導の現象ではないかと考える。
管理人はかつてウィムズハースト式誘導気起電機と同じ原理のディロッドJrを作りました。
写真1
埃を払ってブラシを取り付ければ現在も稼働します。ブラシにはICを静電気から守る導電スポンジが最適です。
管理人は、2013年~2015年頃にかけて主にファラデーの単極誘導モーターにかかる(力学的性質を調べる)実験を行いました。
写真2 水銀による同軸二重反転モーター
その結果、水銀を用いた同軸二重反転モーターや三重反転モーターを作りました。この装置は大抵の機械装置と異なり、回転させる機構を持ちません。つまり、大抵の機械装置が「回す」装置であるのに対して、これは「回る」装置です。例え微弱であっても背景にトム・ベアデンが指摘した「回転性電磁エネルギー流」の元と思われる「距離の7乗に逆比例する力の場」があると考えます。バランスを崩せば基底となっている力の場が表面化(現象化)すると考えてきました。
図1 中央の箱がDifferential Accumulator
ある科学者が云った、重力制御に関する発言の意味は既にわかっています。フリーエネルギーに関する発言の意味が不明です。また、ディファエンシャル(差動)・アキュムレーターに関する発言の意味も不明です。
ここで、差動の意味がわかりました。つまり、単極誘導の現象は非常に強いが互いに打ち消しあう発散トーラスの差分が磁石の周囲に表れたのだから、この偏りを大きくすればよいと考えてきたけれども違いました。本当は生じた起電力を静電誘導発電のごとく、蓄積すればよいということです。
現時点で、この仕組みを単極誘導(モーター)に組み込むことはできていませんが、発散トーラスの形状を考慮して回転軸に非対称な経路(回路)を構成すれば起電力の蓄積は可能かと考えます。そうすれば、静電誘導起電機のように級数的に大きくすることができるはずです。重要なことは、物質の本質(回転運動:楕円磁場により回らざるを得ない仕組み)にかかる力の場を外部に取り出すという発想です。単なる静電誘導起電機とは異なります。この部分の発想はまだありません。言い換えれば、原子の電子の回転運動にかかる部分を外部に取り出す仕組みがまだわかりません。楕円磁場の本質がわかったのは5月頃でした。
原子は互いに回らざるを得ません。
図2
質量の違いによって、原子核の周囲を電子が回るという形で原子を構成しているようです。楕円磁場を”=”の記号で表すならば、原子は「陽子=中性子=電子」という組み合わせで回転運動しているようです。陽子・中性子間の楕円磁場は発散トーラスの種類(右手左手系)によって4区分(2種類)の引力(つまり核力)になるようです。「右右→強、右左→弱、左右→弱、左左→強」の4区分です。
余談です。
どうも異星人は、2段階ほど飛ばした結果のみを伝えているようです。G・アダムスキーの静電気やある科学者の楕円磁場は1950年代のお話しでした。外村彰氏によるベクトル・ポテンシャルの実験は2000年頃です。電磁気現象がより基礎的な現象を元に成り立っていることを知らねば「重力は静電気による」とか楕円磁場というあり得ない話しを以て説明するしか方法がなかったということです。
数学者岡潔も似た方法を使います。「(自然科学者は)運動は時間に比例して起こると決めてかかって、そういう時間はあると決めてかかって、時間はわかると思っている。」、「時間という計量的な物は無い」や「数は量のかげ」、あるいは「自然数の1は決してわからない」などと云います。岡潔の言葉について、文系の人も理系の人もそれぞれの読み方をしますけれど、岡潔は結果(答え)のみを云っているので「簡単な語を用いた言葉は明瞭なのだけれども、読んでもよくわからない」か、あるは「読んで(文系的・理系的に)わかったつもり」になっているだけか、どちらかだと感じます。
岡潔を読むためには、岡潔の言葉にいたる過程を考えて補わなければ「読んだ」とは云えません。そのためには、書籍をたくさん読んでもダメです。管理人は、岡潔が云った時間に関する数ページの言葉から「時間とは何か」を4年ほども考え続けました。「量ではない角度から作った時間は物理量ではない。」と一言で言い表せるようになるのに4年かかったということです。3年ほど前からの「時間についての記事」を読んで比べていただければ、考察の過程がわかります。皆、教科書での勉強や読書の仕方に慣れすぎです。
冒頭、3.トム・ベアデンの手紙を読むと電磁気学の成立過程に問題があることがわかります。その歪みは現在の物理学や天文学、あるいは政治、経済、産業に大きな影響を与えていることがわかります。
図3
このままでは、自然界の力の統一は不可能です。
図4
内部にエネルギー源を搭載することなく、使う材料も少なく機構も簡単な装置ができるはずです。物質的自然は循環であり、別の次元軸を考慮しなければ説明することができない開放系(外のない内)です。別の次元軸からの投影による映像だと考えるとフリーエネルギーは可能です。「(自然科学として)そんなことはあり得ない」と考えている方も何が何だかわからないままフリーエネルギー装置を考案している方も、どちらも間違っています。
量子力学、相対性理論、電磁気学以前に遡って、ヘヴィサイドが発見したという回転性電磁エネルギー流をベクトル・ポテンシャルのレベルで考えるところから始めねば解決しないと考えます。上に述べたように回転運動が本質です。トム・ベアデンが云うスカラー・ポテンシャル(スカラー波)では考察が広がりませんでした。 ニコラ・テスラは次の言葉を遺しています。2017年6月14日の記事『ニコラ・テスラは、宇宙の本質が「回転運動」にあると考えていたようだ』を参照ください。
「われわれは終わりのない空間を、想像もつかない速度で渦を巻いて回転している。すべては回転し、運動している。すべてはエネルギーである。このエネルギーを直接、手にする方法があるにちがいない」
にもかかわらず、死後に残された資料には「回転運動」にかかる資料が皆無です。”資料が無い”からこそ、そこに焦点を当てるべきだと考えます。マイケル・ファラデーが発見した単極誘導の現象は、無いものとして扱われています。そこに焦点を当てるべきです。
追記10/1 イメージとしてはケルビン発電機です。このような仕組みを単極誘導に作り込むことを考えています。
図5 出典:ケルビン発電機
原子は、E軸上の実体が描く弧(Ark)の投影によってできた発散トーラスを組み合わせた楕円磁場によって回転運動しなければならない構造をしています。単極誘導に(何らかの)差動積算の構造を作ることによって起電力を増大する目論見です。ただこれだけだと微弱すぎて増大は望めません。E軸上の実体が描く弧にフィードバックする何かが必要ではないかと考えています。
追記10/2 ケルビン発電機の(-)はマイナスの電荷を持つ電子が過剰である状態を云います。(+)はというと、電子が不足する状態です。しかし、物質(原子)の本来対称であるべき(+)はプラスの電荷を持つ陽子です。原子の構造が判明する前に作られた電磁気学では仕方ないのですけれど、電磁気学の成立過程において削られたのはこれらの部分だと思われます。以前から電磁気学は、6分の1~8分の1に削られたはずと考えています。管理人は、電磁気現象の原因を次のように考えています。説明は正確性に欠けます。
物質の磁性は、殻電子のペアからはずれた軌道電子によります。電磁誘導は物質周囲の電子と軌道電子が作る磁場との相互作用です。単極誘導も同じと説明されてきましたが、いろいろと矛盾があることは周知です。
図6
ここから単極誘導についての仮説です。
殻電子は中性子との間にできる楕円磁場(ポテンシャル?)により回らざるを得ないと考えます。これを仮に(中性子・電子の楕円磁場)※3とします。 陽子と中性子も(陽子・中性子の楕円磁場)※4により回らざるを得ません。 単極誘導は、(中性子・電子の楕円磁場)※3が巨視的に周囲に及び周囲を運動する電子との相互作用だと考えます。電磁誘導が原子の構造に起因して巨視的に表れる現象であるのと同様に中性子・電子が作る楕円磁場※3が巨視的に表れると考えます。電磁気学のは、このような考慮はありませんけれど、こういうことがあっても良さそうです。
同じく陽子・中性子が作る楕円磁場※4が巨視的に表れると考えます。水素の原子核が持つ磁気的性質を用いたのが核磁気共鳴です。これ以外に知られていないようです。 ここで陽子・中性子が作る楕円磁場※4が巨視的に表れて周囲を運動する陽子(+)と相互作用をすると考えます。
EMAモーター(Gray motor)の資料に有名な「装置の結露」に関して、コイルが冷却することによるとのみ解釈されていますけれど、それ以外の可能性があります。
写真3 出典:Free Energy Gray Motor Photos
EMAモーターの4号機(EMA4)にあるブロックダイヤグラムです。
図7 出典:Edwin Gray – Spark tube 2
一部引用後、機械翻訳を載せます。
Block Diagram of the EMA4 shows how energy is transmitted from the four 6-Volts batteries (power supply) to the various stages of the engine and returned. Both the Air Pump (A) and the alternator (B) are optional equipment. The Air Pump prevents Condensation around the drum and provides added assurance of air in some environments.
EMA4のブロック図は、4つの6ボルトバッテリー(電源)からエンジンのさまざまな段階にエネルギーがどのように伝達され、戻されるかを示しています。 エアポンプ(A)とオルタネーター(B)は両方ともオプションの機器です。 エアポンプは、ドラム周囲の結露を防ぎ、一部の環境で空気の追加保証を提供します。
下線は管理人による。 エアーポンプは、結露防止以外の目的があるということです。これに陽子が関係しているのではないかということです。可能性として放電ギャップの部分で水が生成されているかも知れません。目的ははっきりしませんけれど、磁石周囲を運動する電子以外の物質、例えば陽子も装置に関係するのかもと考えます。
このような考察は、別のところからもあります。 地球の自転に関してです。 キーワードを示します。
地球の自転、単極誘導モーター、太陽風、ジェット気流、オーロラ、マントル対流
図8 ジェット気流
図9 オーロラ
図10 マントル対流
冒頭のUFO contcteeのp15にあるとおり チャーチワードがマントル対流について言及しています。一部引用します。
それに似た、ヒントとなる書物があった。それはジェームズ・チャーチワードという人物が書いた、今から一万二千年前に太平洋に沈んだというムー大陸の宇宙科学について書かれたものである。その書物が正しいかどうかわからないが、調べてみる価値はある。
その書物によると次のようになる。
①重力と呼ばれている磁気は、地球上の人その他の物に働く。②また、その磁気は地球内部の2つの層の回転速度のずれによって生ずる摩擦に起因する。③その磁気は単なる磁石の磁気ではないが、電磁気である。
②が重要です。冒頭述べたように管理人が実験で作った二重反転型の単極誘導モーターは、回す機構がありません。「回転速度にずによって、云々・・・」という重力理論のおおよそはわかっています。地球の自転は、この仕組みによって(地表は)自発的に回っているのであり、その副次的作用としてジェット気流やオーロラが生じるのではないかと考えます。そして重力も生じるということです。でなきゃ、地球の自転方向にジェット気流が生じる理由を思いつきません。この時点並びに重力の仕組みに太陽風(荷電粒子)が関係しているのではないかと考えます。
③の「磁気ではないが電磁気である」というのは興味深いです。ベクトル・ポテンシャルを思い出します。それと、チャーチワードという人物について、ガイアの法則I千賀一生著ヒカルランドのp261から引用します。
「チャーチワードは、実在の人物ではない。英知の一端を引き継ぐある一派が、その知識の一部を提示するのが目的であの本は書かれたのだ」
p262とp263には面白いことが書かれています。嘘か本当かわかりませんが、「寛容であり懐疑的な姿勢を絶対失ってはならない」です。
いずれにしても、19世紀に完成した電磁気学は修正されるはずです。
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