倉庫を整理したら古い農機具、道具が出てきましたので写真を撮った上で廃棄しました。
足踏み式脱穀機。ドラムの向こう側に幌を付けた状態で使います。
写真1
銘板に『最新式 全国農具共進会 最高賞杯受領 一人用 実用新案登録 登録商標 改良ロット付 チヨダ式 新国光号 株式会社 埼玉県 木屋製作所 川越市』とあります。
写真2
写真3
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手前のバーを踏みながらドラムに穂をあてがって脱穀します。大豆の脱穀にも使います。通称、”ガーコン”と呼んでました。
下の写真は、練炭を自宅で作れる優れものです。
写真4
台の上に3つのパーツを載せて使います。台には先のとがった棒が付いています。枠と穴の開いた押さえ器具でできています。
写真5
現在、市販されている練炭は着火剤が付いています。
写真6 出展:練炭
自作の場合、材料に消し炭を使ったようです。ただ”つなぎ”に何か必要だと思いますけれど、当時何を使っていたのかわかりません。wikiではピッチやベントナイトを使ってあるようです。
次は、藁で編んだ雪ぐつです。
写真7
面白いことに、ちゃんと左右の別があります。器用なものです。
次は草鞋わらじです。
写真8
草鞋も専用の道具を使って編みます。
次は、”ホリ”と呼ぶ道具です。
写真9
一反、約1000平米もある田を一つ一つこれで起こして、その後、鍬で砕いてならす作業が必要です。ホリは「堀る」からきているように思います。
他には、ムシロを編むときに使う道具や綿繰りした糸を巻き取る道具もありました。今回は処分しませんでしたが、唐箕(とうみ)もまだ保管してます。
写真10 出展:選別と俵つめ
今はもうないですけれど、昔、米選機や足踏み式の縄編み機がありました。記録まで。
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