いつも引用するある科学者の言う「E軸上の実体」とは、どうも” 渦 ”であるらしいことがわかりました。
先日、電磁重力理論を取り上げて考察しました。考察の結果、どうもE軸上での回転運動( 渦 )により、E軸の境界面(即ち”境界空間”)が歪み、その結果、境界面内において、物質が引力を受けることになります。それが重力のようです。このような考えが成り立つには、次の前提があります。
- 岡潔が山崎弁栄上人の言葉として紹介した「自然は心があるために映写される映像に過ぎない」のとおり、自然は映像である。
- 岡潔は、自然が映像であるとほぼ認めたが、映像の仕組みを考えていなかった。
- ある科学者が言う通り「物質空間は別の次元軸(E軸)にある実体の投影」を1.と組み合わせて考える。
- つまり、自然は別の次元軸上(E軸)にある心が在るために映写される映像(M軸:物質軸、物質空間、空間、あるいは宇宙)と考える。
- その上で、弧理論においては「宇宙(M軸)の中心はE軸上に2つ」ある。
- 2つの中心から出ている二種類の”何か”の接する境界に空間(M軸、宇宙)ができる。これが弧理論による境界空間の仮説。
注)二種類の”何か”を弧理論ではヲシテ文献にちなんで”ア”及び”ワ”と呼んでいます。岡潔は「自然数の1は決してわからない」と言いました。(【6】数学の使えない世界)0~9を使う10進数ではなく、0と1を使う2進数で考えると「1は0でない数、0は1でない数」となって、1は決してわかりません。つまり、”ア”とは ワでない何かであり、”ワ”とは アではない何かです。つまり、E軸上にある2つに中心であるアとワは決してわからないのです。
境界空間仮説を説明する模型が次です。
写真1 灯油と水は存在するが、境界面は存在しない
我々の感覚でわかるのは灯油と水です。境界はわかりますが、存在しません。写真1の模型の次元を一つ上げると境界空間の仮説になります。(山崎弁栄上人が言った通り、本当に実在するのは心だけということです。心がE軸上にある”何か”がわかるから空間があり得るのです。)
ですから空間あるいは宇宙は、岡潔が言ったように「空間は(物の)量的、(事の)質的にありません。」 空間は人の感覚でわかりますが、量的質的に存在しないのです。これが境界空間の仮説です。
さて、我々の居る空間が境界面と同じ性質であるとするとき、 渦 がある場合を考えます。
写真2 逆さの渦の模型
渦(回転運動)は、E軸方向への凹凸になり、境界面である我々の空間の歪は直接に観測できませんが、ポテンシャルはあります。これが重力です。
境界空間の仮説において、引力と斥力を生じることを示す模型が次です。
動画1 引力と斥力
動画の1円玉とアルミフォイルの役割を果たすのが”渦”です。この渦は空間が持つ本質的な回転運動であると考えます。
余談です。この模型において、1円玉の重さと比べると生じる斥力や引力はとても弱いです。模型での引力や斥力は表面張力によるわけですから、境界空間の仮説においても重力はE軸方向への凹凸による表面張力に似ていることがわかります。
この 渦 がある科学者が言うところの”実体”ではないかと考えます。
渦の考え方は弧理論の前身である弧電磁気論から来ています。弧電磁気論においては電磁気現象がE軸上の実体の挙動から来ていると考えます。
図1 物質の質量と運動Pは一つの実体の異なる面に過ぎない
物質である電子の電荷と運動する電子が周囲に持つ磁場とはE軸上の実体が持つ真のエネルギー値の異なる面だとの考えです。E軸上の実体がM軸に投影される際に、位相の変換がなされるとの考え方が弧電磁気論の基本的なところです。
電気磁気現象はE-M軸での位相問題ということです。
この位相問題を一般化して考えると 渦 になります。その考えを示したのが次図です。
図2 投影される際に力は接線方向に力が生じる→E-M間で位相変換があると考える
うまく説明できませんが、3次元のM軸にE軸を加えて4次元を分解すると4つの3次元空間になります。4つの3次元空間での位相変換が起きることにより電磁気現象として現れると考えます。
図3 電磁気現象はE軸とM軸間で位相が90度ずれることにより現れる
この考え方を井出治氏による超効率インバーターの挙動に適用して出てきたのが発散トーラスでした。
図4 発散トーラスは双極だが、片方の極が位置を持たない
発散トーラスには4種類あります。
図5 右手系の右回転は下向き 右手系左回転なら上向き 左手系の右回転なら上向き 左手系左回転なら下向き
2つの発散トーラスを組み合わせてできるのが楕円双極(磁場)です。今のところ楕円双極はベクトルポテンシャルに近いかあるいは同じだとの考えを持っています。それと楕円双極を本質的な回転運動により制御することにより重力制御は可能だとの考えを持っています。ただし、まだ研究途上でして、あまりよくわかっていません。
例えば、次の動画です。図3のとおり、xy平面内での回転運動に対して直交するz軸方向に真のエネルギー値を持つE軸が重なります。z軸方向に回転する円盤の構造をz軸方向に非対称にすればE軸にアクセスできることになります。
動画2 Взлёт и посадка диска ( ответы на вопросы )
Alexey Chekurkovの浮揚ディスクは反転構造を持っています。z軸方向に非対称な構造を意図的に作っているかと思われます。浮揚ディスクにはE軸上の真のエネルギー値から物理学上のエネルギーを引き出す機能はありません。しかし、重力制御の技術とフリーエネルギーの技術の関係は極近いと感じます。浮揚ディスクについては過去記事を参照ください。
以下、省略します。
因みに相対性理論は間違っています。量ではない時間を用いた循環です。過去記事を参照ください。参考。2021年11月16日 日本学術会議 会員有志による「 特殊相対論 入門」メモ
図6 時間は空間にある物質の運動から作る 時間を光速度に置き換える 光速度を基準に時間・空間を定義する 自然科学の全体は時間を用いた循環に過ぎない
また、図1において、示した運動Pには次があります。物と事(運動P)は一つの実体の異なる面にすぎません。
- 時間(過行く運動Pの記憶に基づいて人が抱く観念。時の過去。時の現在を含まない)
- 物理学上定義されるエネルギー
- 熱、温度、圧力
- 波
- 波動(時間を含めた表現)
- 孤立波(ソリトン)→素粒子
時間は量ではありません。でき事の質です。素粒子は物ではなく事です。以上を図示します。
図7 自然科学は、図の両端で(相対性理論と場の量子論)を適用できない
こうやって、これまでの研究をまとめてみますと、全体としてかなり整合がとれているなと感じます。宇宙の中心がアとワの2つあって、投影されることにより、宇宙の大規模構造(泡:アワ)になっているとか、ヲシテ文献に示されるフトマニの「アウワ」のウが渦のウと合致するというのは出来すぎだと感じますけれども、よくできています。
図8 フトマニ図 中心の文字がアウワ(特殊文字)
また、G・アダムスキーの遺したネガフィルムの紡錘図形に補助線を入れた図とフトマニの「アウワ」が合致するのも出来すぎです。
写真3 G・アダムスキーのネガフィルム
図9 弧電磁気論で用いた図(ネガフィルムにある紡錘図形に補助線を入れた)
さらに拡張した弧理論による図です。
図10 アとワがE軸上の中心 境界にウ(渦:紡錘図形)ができる これがM軸(物質空間、宇宙)
ついでながら図10はヲシテ文献にある「ヒトハ アノモノ」に合致します。
ここで、ウ(渦)が弧理論による原子模型です。
図11 未解明な部分が多い
いやぁホントによくできてます。
ところで、2016年3月1日 の記事「五つ玉のそろばんは、12進数の計算に使える」がよく読まれています。自然が別の次元軸からの投影による映像であるなばら、当然のことE軸からM軸への投影角が重要になってきます。科学が現在のパラメータである時間から投影角にうつっていくならば、12進法による数学システムは最重要の課題になると確信しています。凡そすべての物理学体系や教科書から法律、電算システムまでを12進法に変えるにはとてつもない障壁があり、また既存のシステム関係者からの熾烈な抵抗が予想されます。特に金融関係者です。12進法の計算による素数は宇宙の理解に役立つはずです。(E軸からの投影角について。なぜ、液体、気体、結晶やアモルファスがあるのかの本質的な理解が可能のはずです。)
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