ある科学者は、地球の科学について、基本的には悪いところはないと言うが、基礎がないと言います。岡潔が 自然科学 を問題視したのと同じです。科学に基礎がなければ、いずれ地球の文明は終わると言います。
その基礎として、ある科学者は3つの科学について説明しました。
図1 3つの科学(精神科学、社会科学、物質科学)
2つの科学(精神科学と弧理論による社会科学)という基礎があって、その上に物質科学の発達があります。これまでに精神科学と弧理論による社会科学の概要はわかっています。物質科学はこれからです。
そして、2つの基礎科学がなければ、地球の文明は終わると断言しています。そして、科学の崩壊の前に起きる事を次のように述べています。
物質科学の進歩を止めることなどできやしない。それは進んだりもどったりはするにしてもだ。もどるとすると、それを支えている要素は退化のプログラムによってまず弱くなってきてそして崩壊することになる。
下線は管理人による。文明が終わることについてです。
世に数多くある予言には、人類滅亡のシナリオが多いです。シナリオの多くは、全面戦争、天変地異や疫病、汚染や資源の枯渇などがあります。 ある科学者の言葉は、冷戦や天変地異とは異なるシナリオを語っています。
科学を支えている要素は退化プログラムによって弱くなり崩壊すると述べています。
先日の記事で”科学を支えている要素が弱くなる”ということの意味がわかってきました。 つまり、現在の文明の基礎たる 自然科学 は予期しない部分から瓦解するようです。 経緯がわかる過去記事です。
- 2014年5月10日 核抑止力という言葉遊び
- 2014年5月13日 エリートキツネと闘牛士
- 2014年5月28日 戦争の動機をなくす
- 2015年3月18日 お金 時間 エネルギー 数学
- 2020年8月14日 平和 は全人類の間の完全な理解により自動的に得られる
- 2020年11月17日 人類は、いつ 平和 を見つけることができるレベルに達するのか
本題です。先日の記事「2021年12月22日 力は合成できる 物理学の問題点 」にて、次の疑問を提示しました。
重力の加速度と遠心力による加速度は差し引きできます。だったら重力は遠心力ですか?
答えはNoです。いいえ、重力は遠心力ではありません。では、なぜ同じでないまったく異なる原因からの加速度が差し引きできるのでしょうか。これを相対性理論で説明できますでしょうか。
gif1 バケツに入れた鉛の玉 重力の加速度より遠心力による加速度が大きければ、鉛玉は落ちない
たぶん、”退化のプログラムによって弱くなってくる”というのが、こう言った何でもない疑問に自然科学は気づかなかったし、答えられないところではないかと思います。
2010年に研究を始め、2011年11月からブログにて、考察を出し始めました。そして、2015年の5月に日本ブログ村とブログランキングに登録しました。ブログ開始以来、記事は740本を超えています。そして、最近登録カテゴリで上位に入ってきました。図2 科学部門、自然科学部門で上位
当サイトを読まれる方は(たぶん)アマチュアの方だろうと思っています。管理人も理系ではありますが、素人です。しかし、この退化プログラムというのは専門家にしかわからないようなものであっては多くの人に気づかれないはずです。
”わけることによりわかる”とする還元主義には終端があります。行き着く先は抽象です。専門家は、頭がいいから抽象化に耐えられるのでしかなく、本当は簡単な誰にでもわかる部分が大事なのだと感じます。それこそ、基礎がないから瓦解し崩壊するのだろうと思います。
自然科学にはいろいろ問題があります。直近、2年くらいの記事を遡って検討いただければ、おわかりいただけるかと思います。
- 量ではない角度から作った時間は量ではない。
- 数学を含む言葉で言える時点で時の過去である。
- 言葉は互いに規定し合って成り立つ循環・ネットワークで、かつ外のない内である。
- 人の感覚でわかるのは物と事である。
- 物には量があり、事には質がある。
- 自然科学には物の量と事の質の区別がない。
- 自然科学の前提である空間は自明ではない。
- 自然は心があるために映写される映像である。
- 映像は別の次元軸から投影される。
- 別の次元軸をE軸という。
- 映像をM軸(物質的自然、物質空間、物理空間、宇宙)という。
- 人は言葉でわかっているのではない。
- 宇宙の中心はE軸上に2種類ある。
- 心は大宇宙の中心(E軸上)にある。
- 中心をアとワという。
- 人の感覚でわかるのはアとワである。
- アとワの境界面が空間であるという仮説を出した。
- 境界面がM軸である。
- M軸をウという。
- ウとは渦のこと。
- 渦は物質を示す。
- 境界空間は、岡潔が言った「(空間は)量的質的に無い」という条件を満たす。
アとワはつながり、ウをもたらし、ウよりヒトを生じさせる。ヒトハアノモノ。
写真1 出展:ヒトハアノモノ 日本ヲシテ研究所 池田満氏
ヒトとは、「ヒ、フ、ミ、ヨ、イ、ム、ナナ、ヤ、コ、ト」のヒトであり、ヒトとは成長する存在です。
ウ(渦:物質)がなければ、境界である空間もありません。
図2 宇宙の中心は、アとワの2つあるからウ(渦:物質空間)ができる
ウの元となったネガフィルムです。
写真1 文字だとされる図形は未だ意味が判明していません。
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