Fosi Audio BT20Aを購入したのでメモします。
自室で映画を観るにプロジェクターとスクリーンを使っています。音は以前ご紹介したELEGIANT Bluetooth 2チャンネル パワーアンプと自作キットのスピーカを使っています。2018年1月9日 「テレビ用 Bluetooth2チャンネルパワーアンプ にホワイトノイズ 早速分解した」
写真1 スクリーンとスピーカー
最近、プロジェクターの設置がいちいち面倒なので天井に吊りさげました。
写真2 プロジェクター+Fire TV Stick +HDMI音声分離器
アンプは電源を入れっぱなしなのですが、これが壊れました。何故かリセットを繰り返します。いつまでも”Bluetooth mode”の案内を繰り返します。これではダメなのでBluetoothのついたアンプ「 Fosi Audio BT20A 」を購入しました。選んだ理由は、同じものを避けたかっただけです。
評価は高かったのですが、後から調べたらコストカットのために音が悪いです。そこで、Bluetoothを使わずに、HDMIから音声を分離して、RCAケーブルでアンプまで持って行く形にしました。多少、音はよくなったのですが、ゲインが高すぎる感じです。
使われているチップを調べたら2つ(以上)問題があるようです。(参考 B級オーディオFAN)
- ゲインが高すぎる。(tpa3116 Noise Fixで検索するといろいろ出てきます。)
- PVCC DECOUPLING回路が省略されている。
改造できるかどうか微妙ですが、メモしておきます。
- tpa3116d2 datasheet P14
- tpa3116d2の回路図(【 TPA3116D2 】インダクタの発熱について 2 ~LCフィルターのコンデンサーが原因か?)
図2 出典:上記tpa3116d2 datasheetのP14
Fosi Audio BT20Aアンプの写真です。
Fosi Audio BT20Aアンプには、2個のtpa3116d2が使われています。PVCC DECOUPLING回路の追加は4つ必要かも知れません。(よくわからない。)
datasheetのP14に示されるGAINを決めるR1とR2は、上の写真のR2とR7に相当しそうです。また、PVCC DECOUPLINGの回路はチップの右上の部分(pin31,pin32とGND間、pin17,pin18,pin19とGND間)に追加することになりそうです。チップは2つありますから、4カ所の追加? ヒートシンクが邪魔になります。
ただし、入力のカットオフ周波数を変える必要があり、AC-Coupling Capacitorsも変える必要があります。p14の下に記載があります。
歳だから耳はダメダメです。それでも自分なりに基準があって、「ボリュームを上げてもうるさく感じない音がよい音で、長い時間聴いても疲れないのがよい音」だと思います。それにしてもMASTER / SLAVE MODEて何なんでしょう。
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