本当に 国際金融資本家 の嫌がること

このところ、歴史家の林千勝氏の活動はすごいと思います。人類の抱える問題の根本は何処にあるのかを求めて、歴史を遡って研究しています。特徴は、できる限り一次資料を掘り起こして、解析して、その中心に 国際金融資本家 がいると指摘していることです。

写真1

林氏の述べていることを一言で言うと次図です。

図1 出展:↓【今、世界はどうなっている?】林千勝×水島総 第1回「民族無き世界を目指す2つのグローバリズム~ロスチャイルド家とカール・マルクスの繋がり」[桜R3/4/17] ↓

動画1

図1を見て思い出すのが牛と闘牛士の関係です。人々が牛で国際金融資本家が闘牛士です。牛は闘牛士が持つマント(ムターレという。)に向かっています。闘牛士の持つマントは赤色のみです。

写真2 出展:意外と知らない知識「闘牛の牛は『赤』に反応しているわけではない」

国際金融資本家が持つのは、「主義、主張、思想、信条、宗教、お金etc」と様々なのマントです。

管理人の研究対象である3つの科学(精神科学、弧理論による社会科学、物質科学)の内、最近の話題は物質科学に移りつつあります。前の2つは大体のところ、煮詰まった感があります。 最近の記事において、管理人が書きたいと思った題材が精神科学と弧理論による社会科学であった場合、ほとんどが過去に書いた記事の新たな解説になります。ですから、過去記事を参照することが多くなりました。今回の記事も同様、過去記事の参照が多くなります。

 

林千勝氏のことを知ったのは最近ですが、闘牛士の例え話はかなり前です。

共産主義・社会主義勢力と資本主義・自由主義勢力の覇権争いであると言うのは、です。皆、本当の事とは何かを少しずつ知りつつあります。ところが、大多数の人たちは本当の事に興味がありません。

いつも引用するある科学者の言葉には、幾つも惹かれるものがあります。

数百世代の間、地球人は” 平和 ・平和”と叫んできましたが平和はありませんでした。彼らの最も知的で教育を受けた男女の多くは、平和のための研究に自分たちの一生をささげてきました。そのことは、全く馬鹿らしいと思われるとしても、数百万の人々が、周期的に起こる戦争において、”すべての戦争を終わらせるために”戦って死んでいきました。彼らはどんな直接的な試みによっても平和は決して達成されはしないという単純な事実をまだ理解できていないようです。たとえ、どこを探せばいいかをだれかが知っているとしても、掘ってゆけば得られるような金でもなく、まだすぐ手に入る宝物でもありえません。『 平和 は単に、人と人、人種と人種、国と国、それに全ての人々の間の完全な理解と、カミとして地球人に知られている、あまねく広がる力と英知の副産物として自動的に得られるものです。』そのような理解が存在しているときには、平和を探すとか平和のために働く必要はありません。平和は自動的に存在します。しかし、これが理解されるまでは、どんな努力も成功はなしえません。
完全な理解は依然として地球人の達しているレベルを超えている一方、理解いのいくつかの位相は、私たちの達してるレベルをも依然として超えていますので、人が平和を見つけることができるということは、それが理解できるレベルに達しているときだけのことなのです。

何もスピリチュアルなことを述べているのではありません。もっと具体的です。

では、何をどう理解すればよいのでしょうか。管理人の研究において、「文明発達の分岐点まで降りて、そこから再び昇り始めめればよい。」という点について、2つの科学(精神科学と弧理論による社会科学)の核はわかっています。

また、すでに自然科学の発達において、どこがどう間違っているのかもわかっています。つまりは、自然科学の延長上に人類の未来はないということです。自然科学には確固たる基礎がないからです。

最近は、ヲシテ哲学と呼んだ方が適切なように感じます。

図2 人類の発達を樹木に例える(10進数の社会システムに12進数による社会システムは接ぎ木できない)

よくわからないのは、本当の支配者は誰で、何人くらいで、何処にいるのか?です。”300人委員会?ビルダーバーグ会議?”など幾つもあげられていますけれど、どうもこれらの組織は”使い捨て”のようです。

用が終われば、形骸化するだけです。彼らの何が権力の源かを考えると、どうも”情報”が源泉らしいことがわかってきました。お金でも戦力でもありません。

すべての源泉は情報です。情報とは何なんでしょう?情報を蓄えるにはわずかばかりのエネルギーが必要です。情報は(実験室レベルで)エネルギーに変換できるようです。

 

それで、林千勝氏によれば現在グローバル勢力の目的は完成しつつあるようです。

勝者など居ないことは確かです。現在の構図は変わらないままです。

上の記事は少し古いです。

科学者は運動時間に置き換えました。その上で「時間を光速度に置き換えた」のが相対性理論です。しかし、相対性理論は光速度をモノサシにして、時間・空間を規定しました。(空間にある物質の運動→時間→光速度→【時間・空間】)ですから、これは明らかに循環です。うまくいっているようで、何も説明していないに等しいです。というか、自然科学の全体は量ではない時間をパラメーターとした循環に過ぎません。(右のアナログ時計をご覧ください。)

図3

20世紀初め、多分、アインシュタインの論文は何百とある凡庸な論文の一つでした。その中から飛びきり抜きん出た理論だとして脚光を浴びたのは、何処かの誰かに都合がよかったからだと推測します。電磁気学の発達の過程において、電磁気現象の内に金融資本家たちにとって不都合な現象が含まれていたからに違いありません。

図4 物理学者たちは、彼らが研究した電磁気現象から電磁気学を作り上げる過程(マクスウェルからヘヴィサイドを経てローレンツに至る)で単極誘導の現象をほぼ抹殺した

アインシュタインは完成した電磁気学を学び、電磁気学の内にある矛盾から相対性理論を想起したようです。

国際金融資本家たちの中においてJ・P・モルガンの立ち位置は、どうなのか知りませんけれど、明らかにあちら側です。

写真3 出展:JohnPierpontMorgan-slider2

 

これまでの考察で見え隠れしていますが、結論です。

冒頭のある科学者の言葉です。「世界中の人々に完全な理解があれば、自動的に平和は来る」と述べています。では、完全な理解とは何かです。それは林千勝氏の活動であるのは必須です。国際金融資本家が何をどうしてきたかを知るのは大切です。しかしながら、十分ではありません。

発達過程にある自然科学のパトロン科学者たちに何を要求したのかが大事です。金儲けのために、如何に無駄に資源を大量消費させるかに腐心してきたのです。

最近では、何もないところから金儲けを企んでいます。二酸化炭素排出権は地球温暖化を理由としています。しかし、温暖化の明確なデータがないので気候変動と言い換えたました。どうにも変な脱炭素社会など笑止です。人は炭素でできています。彼らは言葉遊びをします。言い換えると社会全体が抽象化してきているということです。

林千勝氏の活動は、我々に本当の歴史の経過を示してくれます。一方で、歴史を自然科学の発達の観点から視るに、国際金融資本家は金儲けの道具として都合のよいように自然科学を歪めてしまいました。目指すべきは図1に示される(マネー主義・共産主義・新自由主義)の三角形の取り壊しではありません。

完全な理解=情報の共有」です。自然科学で”亡き者”として隠された単極誘導と重力の関係などを明らかにして、その上で、「12進数による社会システム」を目指すべきだと考えます。フリーエネルギーだとか重力制御などは付随するものでしかありません。これまで多くの(フリーエネルギー)関係者が不審死しています。 当面は、12進数が実質的に有効・実利的であることの証明を目指すべきかと考えます。

我々の算数はいくつかの重要な関係で君たちのものと違っているからなんだ。我々の先祖は君たちと同様に最初に計算法を学んだときに十本の指を使ったんだ。

我々が君たちがやっているのと同じ十進法を基礎とした計算システムを開発したのはおきまりの結果だった。長い習慣から、その後数世代の間このシステムが使用され続けたが、十二進法を基礎としたシステムがもっとかんたんで有用で、本質的により可分性があるとわかったんだ。知ってのとおり十二は、二、三、四、六で割り切れるが十は二と五でしか割れないんだ。

結局、我々の人類はどうあっても昔の習慣を破ろうと決定し、十二進法による数体系を法律としてきめた。数世代の間は数学的混乱の時代だった。これは、新しいものを受け入れることによって得られる利益をわかっていながらも、古い計算の仕方を放棄するのを拒否したり能力不足だったりすることに起因したものであった。結局、十進法による数学の教科書を廃止し、その後の出版を禁止することが必要になった。

仮に、12進数が”かんたんで有用で、本質的により可分性があるとわかった”ならば、図1に示す三角形など微塵もなくなることがおわかりいただけるでしょう。しかしながら、同時に我々の持つ資産・負債、預貯金、科学の基準たる度量衡を含むありとあらゆる物と事に対するモノサシがなくなることになります。人類史上、最大で最強・最高、かつ最低の変革(破壊)です。今までに誰も経験したことのないお話です。

ある科学者は、冒頭申し上げた2つの基礎科学(精神科学と弧理論による社会科学)がなければ、地球の文明は終わると断言しています。そして、科学の崩壊の前に起きる事を次のように述べています。

物質科学の進歩を止めることなどできやしない。それは進んだりもどったりはするにしてもだ。もどるとすると、それを支えている要素は退化のプログラムによってまず弱くなってきてそして崩壊することになる。

現文明は退化プログラム(文明のアポトーシス)の過程にあると確信しています。

本当のことを皆が知ることになれば、金融資本家自らの立場がなくなることのみならず、世界の秩序が崩壊することを彼らもわかっているはずです。時折、ご紹介する高野誠鮮氏もどこかで、「(革新的な科学技術を持つ立場であったなら)私も公開しない。」と述べていました。

きちんとした基礎を築いて、希望を示しながら、退化プログラムにより崩壊へ導くならば、とんでもない無秩序を避けられるのではないかと感じます。

彼らも、自身が裸の王様であることを重々承知のことと思います。

図5

段々と世代が重なるにつれて、エリートキツネの例のごとく、人々の内にお金に執着する人の比率が高くなっていると感じます。

因みに、宇宙の仕組みと素数の関係が議論されてきました。当サイトでは原子のエネルギー準位と関係するのは12進数の素数列だと考えています。何故なら、自然は別の次元軸(E軸)からの投影による映像(M軸)だと考えるからです。3次元空間(M軸)に直交するE軸との複素空間だと考えるからです。

ご興味のある方はサイト内の記事を右検索窓で「12進数 や12進法」にて検索しお読みください。”ゼータ関数”でも記事があります。また、最近では空間とは何かとして、境界空間”の仮説と模型を出しています。

 

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Φ について

2010年より研究しています。
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本当に 国際金融資本家 の嫌がること への2件のフィードバック

  1. N のコメント:

    お久しぶりです。以前研究会でお世話になりました。中川です。
    最近、自身の考え方を改めざるを得ない出来事が多々ありました。
    フリエネの開発をしたいと思って、Φさんに教えを乞いていましたが、
    ただの生き急ぎだということにようやく気付けました。
    お付き合いくださってありがとうございます。

    “「12進数による社会システム」を目指すべきだと考えます。フリーエネルギーだとか重力制御などは付随するものでしかありません”

    今回の記事で印象に残った一文です。
    ブログの更新を追うことが最近できていなかったので
    また改めて弧理論を一から学ばせていただきます。
    実際は”本当のこと”に興味がなかった気がします。
    ですが、少し進んだ気がします。
    研究の進展、陰ながら応援しております。

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