発散トーラスは、井出治氏によるエーテル・エンジン並びに超効率インバータートランスの機構について考察して得た結果です。この発散トーラスと 磁気単極 子を比較したことは今まで一度もありませんでした。この発散トーラスは、 磁気単極 に似ています。
発散トーラスは、4種類あります。
図1 発散トーラスの種類
- 右手系の右回転 → 真のエネルギー値はマイナス向き
- 右手系の左回転 → 真のエネルギー値はプラス向き
- 左手系の右回転 → 真のエネルギー値はプラス向き
- 左手系の左回転 → 真のエネルギー値はマイナス向き
前提として、「自然は別の次元軸からの投影による映像」であることです。我々の空間に直交する次元軸(以下、E軸という。)があり、E軸上の何か(以下、実体という。)が投影されることにより物質が現れます。以下、M軸(物質的自然、物理空間、物質面)といいます。また、M軸の模型として境界空間の模型を作っています。空間とは何かをE軸-M軸の関係から説明する仮説です。(サイト内の記事を”境界空間”で検索)
図2 物質と運動は一つの実体の異なる面に過ぎない
3次元空間と直交するE軸は、4つの3次元空間に分解できます。
図3
運動する物質に対してE軸がどの方向かを特定できるのは図3の左端だけです。つまり、XY平面内で回転運動する場合のみ回転軸(Z軸)方向にE軸は重なります。だから、図1の様に、右手・左手と回転方向によりZ軸に重なるE軸でのプラスマイナスが決まります。
そして、井出治氏によるエーテル・エンジン並びに超効率インバータートランスにパルスを印加した場合、E軸-M軸での位相が反時計方向に270度回って、M軸に投影される形状を決定して得られたのが発散トーラスです。この思考過程はとても複雑で、人に説明できません。
発散トーラスの基本形は、双極です。注:E軸上の実体と物質は”対”を成しています。だから双極です。 しかし、M軸に現れる際には、物質はM軸上で次元を失います。つまり、観測できなくなります。そして、発散トーラスは(基本)双極だけれども、片方の極が位置を持ちません。だから、単極のように振る舞います。
図2について「物質と運動は一つの実体の異なる面に過ぎない。」と言う表現を言い換えます。人の感覚でわかるのは物と事です。
- 物と事(運動)は一つの実体の異なる面に過ぎない。
で、発散トーラスは運動の一形態ですから、双極の片方の極が位置を持たない単極ですけれども、発散トーラスは物ではなくて事(運動)です。電場のように対象となる物(電子)がありません。単なる力の場です。その形状は次図です。
図4 発散トーラスの例(右手系の左回転はプラス)
磁石で例えます。仮に上の極をS極とするとS極はプラスで位置を持ち、湧出出ています。力線は反時計方向に渦を描きながらN極(マイナス)に向かいますが、N極は位置を持ちません。N極は発散しているという意味です。言い換えるとN極は無限遠にあり、それがE軸につながっていると考えられなくもないです。(補足:無限とか無限遠とか無限大という表現が好きではありません。第1の心の限界に気づけなくなるからです。無限は”有限ではない”くらいの意味しかありません。第1の心は”外のない内”。)
通常、渦ありは発散はゼロですし、発散ありならば渦なしです。ですが発散トーラスは渦ありで発散ありです。そして、単極の振る舞いをします。また、最大の特徴として、発散トーラスは、距離の七乗に逆比例する力であることです。図1と図4に示す発散トーラスの内、2つを組み合わせて双極ができます。これを磁場に似て双極ですから、楕円磁場と言います。ただし、磁気双極と紛らわしいので、楕円双極と名付けています。
この楕円双極は、プラスの向きの発散トーラスとマイナス向きの発散トーラスを組み合わせたものですから、距離の七乗に逆比例する力が相殺することによって、極弱い(距離の二乗に比例する)力となっているようです。これがどうも単極誘導の現象として現れているようです。(まだ、確信はありませんし、この機構はよくわかっていません。)つまりは、単極誘導は複数の発散トーラスの組み合わせによる差分だということです。例え現象が微弱であっても、背景(E軸)に途轍もない真のエネルギー値にかかる傾斜(運動の元:投影角:回転運動)があるということです。これが前回、ご紹介したトム・ビーデン博士の述べた「ヘビサイドが発見した回転性電磁エネルギー流」の正体です。本質的に井出治氏による第3起電力仮説と同じ源であるという理解です。
いずれにしても、電子も電子の運動の一種である光子も、電子の運動に伴って周囲に出来る磁場もE軸からの投影によるによる仕組みの結果だと考えています。
ここまで来て、発散トーラスはある物に似ていると気づきます。それは磁気単極です。wikiによるタキオン粒子と同じかどうかわかりませんけれども、ずっと以前からよく似ているなと感じていました。井出氏のトランスにパルスを印加した場合、ごく短い時間、バランスが崩れて発散トーラスが生じるようです。発散トーラスはE軸-M軸の位相からして、コイルにある電子をして正の方向へ引っ張る力ですから、これをもって井出氏の仮説である第3起電力と言えるのではと考えます。
発散トーラスは「双極だが片方の極が位置を持たない」と理解されると飲み込みやすいです。
このような、お話は管理人の中では、過去の研究です。実際の所、陽子と中性子と電子の相互作用(原子)を古典力学的に解析しようと続けています。何故なら、自然はE軸からの投影による映像(M軸)だからです。多種の素粒子群は物ではなくて事(運動)の一種に過ぎません。E軸-M軸での投影角が浅ければ、いくらでも素粒子の種類は増えます。
大事なのは基本粒子(陽子・中性子・電子)がE軸からどのように投影された結果であるかの疑問に答えることです。物理学の(枝の)最先端とは無縁だとご理解ください。量子力学と相対性理論は、大木の低い位置にあるひとつの枝だと認識しています。その先には(複雑なだけで)何もありません。過度に精密で複雑であることが優れていることだと思われる方は先へ進まれればよいことです。
”研究者になるよりもいかさま師になる方がやさしい。しかしそれはもうかるということではない”
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